JPH0545263Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、洗面化粧台や流し台等の天板に関
する。

（従来技術） 従来この種天板として以下の如きものは知られ
ている。即ち、水槽を有する水平板と、この水平
板の後縁に立設されたバツクガードとを有するも
のは知られている。

（従来技術の欠点） 前記従来天板には以下の如き欠点があつた。即
ち、水平板とバツクガードとが突き合う角部にご
みや水垢が付着し易く、また、それらごみや水垢
の払拭が行ないにくいという欠点があつた。その
欠点を解消するため、水平板とバツクガードとが
突き合う角部を滑らかな湾曲面とすることも考え
られるが、そうすると、湾曲面形成のため水平板
の水平面が少なくなり、天板の物品載置面として
の機能が減縮されるという新たな欠点が生じるこ
ととなる。

（考案の目的） この考案は、天板の物品載置面としての機能を
減縮することなく、水平板とバツクガードとが突
き合う角部にごみや水垢が付着しにくく、且つそ
れらの払拭が行ない易い天板を提供することを目
的とするものである。

（実施例） 以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。

大理石やアクリル系人造大理石等からなる天板
１は、水槽３を有する水平板２と、この水平板２
の後縁に立設された、水平板２と一体又は別体の
バツクガード５とを有している。前記バツクガー
ド５の左右端部を除く下部に、左右方向に長く、
且つ、内面が滑らかな凹溝６が形成されている。

（考案の効果） この考案は、前記した如き構成によつて、以下
の如き効果を奏するものである。

バツクガードの左右端部を除く下部に、左右
方向に長く、且つ、内面が滑らかな凹溝が形成
されていて、水平板とバツクガードとが突き合
う大部分に鋭角の角部がないので、水平板とバ
ツクガードとが突き合う部分に、ごみや水垢が
付着しにくく、また、それらごみや水垢の払拭
が行ない易い。

バツクガードの左右端部には凹溝が形成され
ていないので、凹溝内の水が左右端より天板の
左右側面に垂れ出すこともない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の実施例を示すものであつて、
第１図は一部破砕平面図、第２図は第１図−
線拡大断面図である。 １……天板、２……水平板、３……水槽、５…
…バツクガード、６……凹溝。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 水槽を有する水平板と、この水平板の後縁に
   立設されたバツクガードとを有する天板におい
   て、前記バツクガードの左右端部を除く下部
   に、左右方向に長く、且つ、内面が滑らかな凹
   溝が形成されている天板。 ２ 前記天板が洗面化粧台又は流し台の天板であ
   る請求項１記載の天板。