JPH054524U - 太陽電池モジユール - Google Patents

太陽電池モジユール

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Publication number
JPH054524U
JPH054524U JP051190U JP5119091U JPH054524U JP H054524 U JPH054524 U JP H054524U JP 051190 U JP051190 U JP 051190U JP 5119091 U JP5119091 U JP 5119091U JP H054524 U JPH054524 U JP H054524U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell module
case
module
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP051190U
Other languages
English (en)
Inventor
裕史 小倉
Original Assignee
シヤープ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by シヤープ株式会社 filed Critical シヤープ株式会社
Priority to JP051190U priority Critical patent/JPH054524U/ja
Publication of JPH054524U publication Critical patent/JPH054524U/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池モジュールの入射光面に埃や雪が積
もらないようにして、出力低下を防止すると共に、最大
効率の発電を行なう。 【構成】 光の入射する前面7及びこれに対向する裏面
8とが透明で、且つ垂直なケース9と、ケース9内に水
平方向に配置される、回動自在に軸支した複数の太陽電
池セル列3とを備えてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は太陽電池モジュールに関し、特に道路標識等に使用される太陽電池モ ジュールの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、火力発電、原子力発電による環境汚染が社会問題になるにつれ、太陽光 発電のクリーン性が注目を浴び、その利用分野も徐々にひろがりつつある。特に その独立電源としての特徴を生かしたものとして道路標識への応用があげられる 。郊外や高速道路などでは電源を引くことが困難な場所が多く、また費用がかか ることから太陽電池の利用が適しておりその応用例も多い。例えばLEDを点滅 させるものとして、小型のものでは交差点の中央に埋め込まれる道路鋲や、中央 分離帯の表示灯があり、大型のものでは道路の状況を知らせる文字板や、制限時 速の表示板などがあげられる。
【0003】 図3は、従来例による太陽電池モジュール(スーパーストレートタイプ)の断 面図である。図3に示すように、従来の太陽電池モジュール11は、表面に強化 ガラス12を用い、その下部に透明の樹脂(EVA樹脂)13で封止された太陽 電池セル14が配置されている。裏面は、白色のフィルム15である。その一体 物の周囲をアルミ枠16で挟み込み、そのアルミ枠16を使ってある角度に固定 された架台17に取り付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述のような道路標識等に使用される太陽電池モジュールはその発 電量を最大にするため設置角度をその場所の緯度に合わせるが、そうした場合長 年の設置によりモジュールの表面に埃やゴミが溜まり太陽光を遮るため、太陽電 池の出力が低下するという問題が生じる。また積雪地帯においても同様に、モジ ュール表面に雪が積もることにより全く発電しなくなる場合がある。特に大型の 道路標識に関しては、太陽電池モジュールの出力低下による負荷の動作不良は事 故につながる可能性も大きく、対策が必要とされている。
【0005】 これに対し、従来、埃に関しては一定の期間毎にメンテナンスを行う事により 対処していたが、手間と費用のかかるものであった。積雪に関しては、太陽電池 の出力をある程度犠牲にしてでもモジュールの設置角度を大きくして雪を滑らせ る方法が取られていたが、太陽電池あるいはバッテリーの容量を大きく設定する 必要があり、コストの面から不利なものであった。
【0006】 そこで本考案の目的は、埃や雪が表面に積もることによる出力低下の生じない 高効率の太陽電池モジュールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案による太陽電池モジュールは、少なくとも対 向する垂直の2面が透明であるケースと、該ケース内に水平方向に配置される、 回動自在に軸支した複数の太陽電池セル列とを備えてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】
少なくとも対向する垂直の2面が透明であるケースと、該ケース内に水平方向 に配置される、回動自在に軸支した複数の太陽電池セル列とを備えてなるので、 埃や雪等が太陽電池モジュールに積もることが無く入射光が遮切られないので出 力が低下しない。
【0009】 また、太陽電池モジュールを設置する場所の緯度や季節に合わせて太陽電池セ ル列の傾斜角を変えられるので、最も効率良い発電を行なえる。
【0010】 さらに、裏面も透明であることから光が入射しこの散乱光も発電に利用できる 。
【0011】
【実施例】
本考案の一実施例について、図1及び図2を参照して説明する。
【0012】 図1は本実施例による太陽電池モジュールの斜視図、図2は図1のA−A′線 断面図である。
【0013】 本実施例による太陽電池モジュール1は、図1及び図2に示すように、太陽電 池セル列2を貼り付けた回転基板(サブモジュール、以下サブモジュールと記す )3を複数個縦方向に並列配置している。
【0014】 ここで、太陽電池セル列2は複数の太陽電池セル2′を一列に配列、配線した ものである。
【0015】 また、サブモジュール3は図2に示すように、回転軸4を中心として回動する ように構成されている。この回動は例えば図2の様に、それぞれのサブモジュー ル3の端を2本の角度調整棒5でつなぎ、上下することにより行われる。
【0016】 これにより、後述するように、サブモジュール3は太陽電池モジュール1を設 置する場所の緯度に合わせて傾斜角を変えることができる。
【0017】 また、サブモジュール3の裏面6を反射効率の高い鏡面のアルミ板等で構成す る。
【0018】 以上のようなサブモジュール3を、少なくとも前面7と後面8が透明板(強化 ガラスあるいはアクリル、ポリカーボネイトなどの透明樹脂)で構成されたケー ス9の中に設置する。このケース9の前面7は傾斜させず、太陽電池モジュール 1の設置場所に対して垂直となるようにしている。
【0019】 上述のように本実施例による太陽電池モジュールは、太陽電池モジュール1の 前面7が垂直に立てられた透明板なので、埃、雪の溜まる心配はなく、したがっ て太陽電池の出力低下の恐れはない。また、サブモジュール3の角度をモジュー ル設置場所の緯度に合わせることにより最大の出力を得ることができるので、太 陽電池セルとバッテリーの数量を最大限に設定することが可能であり、システム 全体のコストダウンにつながる。手間はかかるが、季節毎にサブモジュール3の 角度を変えることができるならば、より効率の良い発電ができ、さらにコストダ ウンを図れるのは言うまでもない。
【0020】 また、実施例のモジュールは前述したように裏面8も透明の板で構成されてい るので、太陽からの直接光だけでなく裏面から入射する散乱光も発電に利用でき る。さらに、サブモジュール3の裏面8を鏡面のアルミ板などで構成しているの で、従来は未使用であった散乱光を反射して有効に利用することができる。
【0021】 また、本実施例のモジュールは縦型の形状をしているため、従来の太陽電池モ ジュールに比べて設置面積が非常に少なくてすむという利点も有している。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、少なくとも対向する垂直の2面が透明で あるケースと、該ケース内に水平方向に配置される、回動自在に軸支した複数の 太陽電池セル列とを備えているので、埃、雪等が入射面に積もることが無く、太 陽電池モジュールとしての出力低下を防止できる。
【0023】 また、太陽電池セル列の傾斜角度を太陽電池モジュール設置場所の緯度、季節 に合わせて変えられるので最大出力を得られる。
【0024】 さらに、裏面から入射する散乱光も発電に利用できる。
【0025】 しかも、従来に比べ太陽電池モジュールの設置面積が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による太陽電池モジュールの
斜視図である。
【図2】図1のA−A′線断面図である。
【図3】従来例による太陽電池モジュールの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 太陽電池モジュール 2 太陽電池セル列 4 中心軸 7 ケースの前面 8 ケースの裏面 9 ケース

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも対向する垂直の2面が透明で
    あるケースと、 該ケース内に水平方向に配置される、回動自在に軸支し
    た複数の太陽電池セル列とを備えてなることを特徴とす
    る太陽電池モジュール。
JP051190U 1991-07-03 1991-07-03 太陽電池モジユール Pending JPH054524U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP051190U JPH054524U (ja) 1991-07-03 1991-07-03 太陽電池モジユール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP051190U JPH054524U (ja) 1991-07-03 1991-07-03 太陽電池モジユール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH054524U true JPH054524U (ja) 1993-01-22

Family

ID=12879953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP051190U Pending JPH054524U (ja) 1991-07-03 1991-07-03 太陽電池モジユール

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JP (1) JPH054524U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010114230A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 太陽電池装置及び車両感知装置
JP2013102012A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Shotaro Yamaga 太陽光発電装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573000B2 (ja) * 1972-05-15 1982-01-19
JPH022997B2 (ja) * 1981-10-08 1990-01-22 Nippon Felt Co Ltd
JPH02143470A (ja) * 1988-11-24 1990-06-01 Ngk Insulators Ltd 太陽電池パネル

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