JPH054501A - 車両用ホイール - Google Patents
車両用ホイールInfo
- Publication number
- JPH054501A JPH054501A JP3347991A JP3347991A JPH054501A JP H054501 A JPH054501 A JP H054501A JP 3347991 A JP3347991 A JP 3347991A JP 3347991 A JP3347991 A JP 3347991A JP H054501 A JPH054501 A JP H054501A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- bar code
- wheel
- information
- projections
- Prior art date
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- Granted
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 リムの表面の周方向に、少なくとも全周の三
分の一以上の長さのバーコードを形成したもの。 【効果】 車両用ホイールの固有の情報(例えばリム
径、リム幅またはボルト孔のピッチ等)をバーコードに
より判読することができる。
分の一以上の長さのバーコードを形成したもの。 【効果】 車両用ホイールの固有の情報(例えばリム
径、リム幅またはボルト孔のピッチ等)をバーコードに
より判読することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用ホイールに関
し、例えば鋳造された車両用ホイール(以下単に鋳造ホ
イールという)の後処理工程に使用されるものである。
し、例えば鋳造された車両用ホイール(以下単に鋳造ホ
イールという)の後処理工程に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】鋳造ホイールの後処理工程における堰折
り、押湯切断、熱処理および仕上げ等は、鋳造ホイール
の大きさ(例えばリム径やリム幅)によって作業が異な
るものである。
り、押湯切断、熱処理および仕上げ等は、鋳造ホイール
の大きさ(例えばリム径やリム幅)によって作業が異な
るものである。
【0003】このため、従来においては、多品種の鋳造
ホイールの前記後処理を行う場合には、当該ラインにお
ける前記処理条件を代えるか、または、相応の処理条件
を備えたラインを複数設置することにより行っていた。
ホイールの前記後処理を行う場合には、当該ラインにお
ける前記処理条件を代えるか、または、相応の処理条件
を備えたラインを複数設置することにより行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、鋳造ホイールの品種によって当該ラインの処理
条件を変更することは手間がかかるため、処理能率の向
上を妨げることになり、また、鋳造ホイールの品種ごと
に相応の処理条件を備えたラインを設置することは、設
置スペースを多大に必要とするとともに、設置費用が高
額化するという各々の不都合を有した。
ように、鋳造ホイールの品種によって当該ラインの処理
条件を変更することは手間がかかるため、処理能率の向
上を妨げることになり、また、鋳造ホイールの品種ごと
に相応の処理条件を備えたラインを設置することは、設
置スペースを多大に必要とするとともに、設置費用が高
額化するという各々の不都合を有した。
【0005】この発明の課題はかかる不都合を解消する
ことである。
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためにされたもので、リムの表面の周方向に、
少なくとも全周の三分の一以上の長さの凸条または凹条
のバーコードを形成した車両用ホイールである。
解決するためにされたもので、リムの表面の周方向に、
少なくとも全周の三分の一以上の長さの凸条または凹条
のバーコードを形成した車両用ホイールである。
【0007】
【作用】この発明に係る車両用ホイールは、上記のよう
に構成されているため、その車両用ホイールのリム径や
リム幅等の情報を、例えば、その車両用ホイールの鋳造
と同時にその凸条または凹条のバーコードを鋳造成形す
れば、当該鋳造ホイールが後工程のラインを流れる際
に、後処理作業の前で、前記バーコードを読み取ること
によって、当該鋳造ホイールの情報を判断し、相応の処
理ができるものである。
に構成されているため、その車両用ホイールのリム径や
リム幅等の情報を、例えば、その車両用ホイールの鋳造
と同時にその凸条または凹条のバーコードを鋳造成形す
れば、当該鋳造ホイールが後工程のラインを流れる際
に、後処理作業の前で、前記バーコードを読み取ること
によって、当該鋳造ホイールの情報を判断し、相応の処
理ができるものである。
【0008】なお、リムの表面に形成した凸条または凹
条のバーコードの長さが、全周に形成したあれば、バー
コードの読み取りが容易になる。さらに、このバーコー
ドを他の表面とともに旋盤により切削する場合は、連続
切削となるため、バイトの寿命を延ばすことができるも
のである。
条のバーコードの長さが、全周に形成したあれば、バー
コードの読み取りが容易になる。さらに、このバーコー
ドを他の表面とともに旋盤により切削する場合は、連続
切削となるため、バイトの寿命を延ばすことができるも
のである。
【0009】
【実施例】図1において、Wは鋳造ホイール、1はこの
鋳造ホイールWのディスク部である。このディスク部1
には車軸孔11が形成されている。2はリム部であり、
ディスク部1の外周縁に一体成形されている。また、前
記リム部2の外表面の周方向に、複数の凸条3が平行に
全周にわたって鋳出し形成されている。この複数の凸条
3はバーコードを構成し、当該鋳造ホイールWの情報
(リム径やリム幅等)を表している(図2参照のこ
と)。なお、この情報は、相応のディテクタ(光線、電
磁波等を応用したもの)によって読み取ることができ
る。この鋳造ホイールWは、仕上げ工程において、旋盤
により仮想線の形状に切削されるため、前記バーコード
となる凸条3は、車両用ホイールの最終製品としては残
らないものである。
鋳造ホイールWのディスク部である。このディスク部1
には車軸孔11が形成されている。2はリム部であり、
ディスク部1の外周縁に一体成形されている。また、前
記リム部2の外表面の周方向に、複数の凸条3が平行に
全周にわたって鋳出し形成されている。この複数の凸条
3はバーコードを構成し、当該鋳造ホイールWの情報
(リム径やリム幅等)を表している(図2参照のこ
と)。なお、この情報は、相応のディテクタ(光線、電
磁波等を応用したもの)によって読み取ることができ
る。この鋳造ホイールWは、仕上げ工程において、旋盤
により仮想線の形状に切削されるため、前記バーコード
となる凸条3は、車両用ホイールの最終製品としては残
らないものである。
【0010】
【発明の効果】この発明の車両用ホイールは、リムの表
面の周方向に、少なくとも全周の三分の一以上の長さの
凸条または凹条のバーコードを形成したため、そのバー
コードを当該車両用ホイールの固有の情報(例えばリム
径、リム幅またはボルト孔のピッチ等)を、当該車両用
ホイールが後工程のラインを流れる際に、後処理作業の
前で前記バーコードを読み取ることによって、相応の処
理を行うことができる。
面の周方向に、少なくとも全周の三分の一以上の長さの
凸条または凹条のバーコードを形成したため、そのバー
コードを当該車両用ホイールの固有の情報(例えばリム
径、リム幅またはボルト孔のピッチ等)を、当該車両用
ホイールが後工程のラインを流れる際に、後処理作業の
前で前記バーコードを読み取ることによって、相応の処
理を行うことができる。
【0011】また、その凸条または凹条のバーコードの
長さを少なくとも全周の三分の一以上とすることによ
り、車両用ホイールを次工程へ搬送中に回転されて、バ
ーコードの位置がずれた場合でも、バーコードの読み取
り精度の低下を防止することができるものである。
長さを少なくとも全周の三分の一以上とすることによ
り、車両用ホイールを次工程へ搬送中に回転されて、バ
ーコードの位置がずれた場合でも、バーコードの読み取
り精度の低下を防止することができるものである。
【0012】なお、そのバーコードの長さを、全周に形
成しておけば、当該車両用ホイールのリムを臨むことが
できる全ての位置から、バーコードの読み取りができ、
バーコードの読み取りのための当該車両用ホイールの方
向を、制御する必要がなくなるものである。
成しておけば、当該車両用ホイールのリムを臨むことが
できる全ての位置から、バーコードの読み取りができ、
バーコードの読み取りのための当該車両用ホイールの方
向を、制御する必要がなくなるものである。
【図1】本発明の車両用ホイール実施例の正面図であ
る。
る。
【図2】図1におけるII矢視部分図である。
W 鋳造ホイール
2 リム部
3 凸条(バーコード)
Claims (3)
- 【請求項1】 リムの表面の周方向に、少なくとも全周
の三分の一以上の長さの凸条または凹条のバーコードを
形成したことを特徴とする車両用ホイール。 - 【請求項2】 そのバーコードを全周に形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用ホイー
ル。 - 【請求項3】 そのバーコードを鋳造形成したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の車両
用ホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03033479A JP3086966B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 車両用ホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03033479A JP3086966B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 車両用ホイール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054501A true JPH054501A (ja) | 1993-01-14 |
JP3086966B2 JP3086966B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=12387688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03033479A Expired - Fee Related JP3086966B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 車両用ホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086966B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04132566U (ja) * | 1991-05-29 | 1992-12-08 | 株式会社明電舎 | アルミホイルの型式判別装置 |
EP1638728A2 (en) * | 2003-06-09 | 2006-03-29 | SMYTH, Larry C. | Method is for marking a vehicle wheel for subsequent identification and tracking |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP03033479A patent/JP3086966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04132566U (ja) * | 1991-05-29 | 1992-12-08 | 株式会社明電舎 | アルミホイルの型式判別装置 |
EP1638728A2 (en) * | 2003-06-09 | 2006-03-29 | SMYTH, Larry C. | Method is for marking a vehicle wheel for subsequent identification and tracking |
EP1638728A4 (en) * | 2003-06-09 | 2008-10-29 | Larry C Smyth | METHOD FOR MARKING A VEHICLE WHEEL FOR SUBSEQUENT IDENTIFICATION AND TRACING |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3086966B2 (ja) | 2000-09-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |