JPH0545006Y2 - - Google Patents

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JPH0545006Y2
JPH0545006Y2 JP1991038268U JP3826891U JPH0545006Y2 JP H0545006 Y2 JPH0545006 Y2 JP H0545006Y2 JP 1991038268 U JP1991038268 U JP 1991038268U JP 3826891 U JP3826891 U JP 3826891U JP H0545006 Y2 JPH0545006 Y2 JP H0545006Y2
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transmittance
shadow mask
mask
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color display
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JP1991038268U
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • HELECTRICITY
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • H01J29/076Shadow masks for colour television tubes characterised by the shape or distribution of beam-passing apertures

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】 本考案は矩形の発光スクリーン
と、細長形の開孔を有するシヤドウマスクとを有
するイン・ライン形カラー表示管に関する。
【0002】
【従来技術】 このようなカラー表示管は、西ド
イツ国公開公報第2717441号に開示されている。
この西ドイツ国特許出願に記載されているシヤド
ウマスクは、シヤドウマスクの中心部から縁部の
方へ行くにしたがつて小さくなる孔を具える。同
一寸法の孔は、丸みのあるコーナを有し且つシヤ
ドウマスクの縁部にほぼ沿つた非円曲線に位置し
ている。シヤドウマスクの孔の寸法、したがつて
マスク透過率のこのような変化の利点は、この西
ドイツ国特許出願によれば、表示スクリーンの形
状に適合する、より一様な輝度変化であり、さら
には色純度の改善である。
【0003】 米国特許第3686525号明細書は、水平
方向に樽状ライン上に且つ垂直方向に糸巻状ライ
ン上に位置する円形孔の行を有するシヤドウマス
クを有するカラー表示管を開示している。この米
国特許明細書によれば、孔の寸法は、マスクの中
心部からの円形変化が得られるような変化を有さ
なければならない。換言すれば“等透過率曲線”
は円である。
【0004】 現今、高輝度を有する画像を表示でき
る表示管を提供することが数多く試みられてい
る。このような表示管は、実際には、多くの周囲
光が存在する環境で用いられている。さらに、こ
のような表示管は、周囲光のより小さな値で一層
鮮明な画像を与える。この鮮明度の増加は、次の
ような理由により得られる。すなわち、画像の同
一輝度を得るため、これまでの普通の陰極電流よ
りもより小さい陰極電流を必要とするのみとな
り、このため電子ビームの直径が減少するからで
ある。このような表示管は、特に、マスク透過率
を大きくすることによつて得ることができる。マ
スク透過率TMは、孔面積と1個の孔当たりのマ
スク表示との間の比として次のように定義され
る。 TM=b・l/X・Y・100% ここに、 b:は細長孔の幅、 l:は細長孔の長さ、 X:は孔の2つの行間の距離、 Y:は行内の2つの孔間の距離である。 マスク透過率の拡大は、シヤドウマスクのすべて
の孔を幅広にすることによつて行われる。しか
し、このことは色純度、すなわち電子ビームのス
ポツト(これらスポツトは、孔の再現である)が
ストライプ状領域と一致する精度に悪い影響を与
える。色純度に影響を与えることなしに、スポツ
トがストライプ状領域上で受けうる変位量は、保
護帯域(guard band)と呼ばれている。保護帯
域は、たとえば製造公差内での管当たりの差によ
つて、あるいは熱の影響によるマスクの変位によ
つて生じるスポツトの変位を補償するのに必要で
ある。
【0005】
【考案の開示】 本考案の目的は、保護帯域が臨
界箇所において影響を受けることなしに、これま
での普通の表示管よりも高輝度のカラー表示管を
提供することにある。
【0006】 本考案の他の目的は、これまでの普通
のものと同じ輝度の画像ではあるが、より大きな
保護帯域を有するカラー表示管を提供することに
ある。
【0007】 本考案カラー表示管は、該シヤドウマ
スクは、その中心において最大の透過率を有し、
周縁に向うに従つて透過率を減じること、 シヤドウマスクの中心を通り、上記の発光スクリ
ーン長縁に平行な中心軸に沿う透過率の変化は、
上記の発光スクリーンの対角線に沿う変化より!?
に大であり、さらに 次の2条件のうちの1を満足すること、 a 上記の中心軸の端部の透過率に対する隅部の
透過率の差は、同心円の際の等透過率線の場合よ
りも、少ないこと、 b 隅部の透過率は、上記の中心軸の端部の透過
率にほぼ等しいこと、 を特徴とする。
【0008】
【実施例】 以下、図面に基づいて、本考案の実
施例および従来技術を詳細に説明する。
【0009】 図1は、本考案カラー表示管の斜視図
である。この表示管は、表示窓2と円錐部3とネ
ツト4とを有するガラス エンベロープ1を具え
ている。エンベロープ1内には、表示窓2の内側
に、3色で発光する非常に多数の3つ組のストラ
イプ状けい光体領域、すなわち、6(赤)と7
(緑)と8(青)の各領域を有する表示スクリー
ン5が設けられている。“イン・ライン(1列配
置)”電子銃装置9を、ネツク4に設ける。この
電子銃装置は、ストライプ状けい光体領域にほぼ
垂直に延在する面内に軸が位置する3個の電子銃
10,11,12を具え、3本の電子ビーム1
3,14,15を発生する。これら3本の電子ビ
ームは、互いに角度をなして表示スクリーン5上
に収束し、偏向コイル装置(図示せず)での偏向
の結果、表示スクリーン5上で1フレームのライ
ンを描く。表示スクリーンの直前に、スロツト状
孔17の多数の行を有する金属板より成るシヤド
ウマスク16を設ける。前記スロツト状孔は、行
内で、橋絡部(ridge)18によつて分離されて
いる。マスク透過率は、次のように定義される。 TM=b・l/X・Y・100% ここに、 l:は孔の長さ、 b:は孔の幅、 X:は、2つの連続する孔の行間のx方向におけ
る距離、 Y:は、行内での2つの連続する孔間のy方向に
おける距離である。
【0010】 細長孔の端部の通常の丸みは、マスク
透過率にはほとんど影響しないので、端部に丸み
がある場合も前記式は依然として有効である。
【0011】 これまでに知られているシヤドウマス
ク管では、前記西ドイツ公開第2717441号公報に
記載されているように、中心部から縁部への透過
率の変化は、円形または方形である。孔を大きく
する、したがつて幅を広くすることによつて、マ
スク透過率を増大させることができる。橋絡部1
8はすでに非常に細いので、橋絡部をこれ以上に
細くすることはできない。このことは、表示スク
リーン5上のスポツトが幅広になり、保護帯域が
減少する結果となる。保護帯域の寸法δを、次の
ように定めることができる。 δ=D−S ここに、 D:はストライプ状けい光体領域の幅であり、 S:はスポツトの幅である。
【0012】 本考案により、円形の透過率変化を与
えるのでなく、y方向にゆつくりと減少させるこ
とによつて、また円形透過率変化に比べてx方向
ではシヤドウマスクの中心部から縁部へ一層急速
に減少させることによつて、臨界箇所(表示スク
リーンの隅部または縁部)において保護帯域が非
常に小さくなることなく、表示部で一層大きな透
過率を有するマスクが得られる。あるいは、臨界
箇所において一層大きな保護帯域を有するマスク
が得られる。
【0013】 図2は、カラー表示管の従来技術のシ
ヤドウマスクの1/4部分を線図的に示す。中心部
Cの透過率は20%である。中心部Cから、水平x
軸30および垂直y軸31が延びている。シヤド
ウマスクの残りの部分(残りの3/4の部分)は、
図示の部分と同じであり、x軸およびy軸に対し
て対称的である。26インチカラー表示管では、こ
の図および以下の図で単位は、x方向およびy方
向で65mmであり、14インチカラー表示管では、こ
れら単位は35mmである。シヤドウマスク上のライ
ン32は、同一の透過率の箇所を接続する(等透
過率曲線)。この場合、これらラインは、中心部
Cの周りで円形である。対角方向には、この図お
よび以下の図では透過率の値を、曲線に属するパ
ーセントで示す。
【0014】 図3は、図2のシヤドウマスクを示す
が、この場合には10%高い透過率を有している。
この透過率は、シヤドウマスクの孔を幅広にする
ことによつて得られる。
【0015】 図4は、本考案カラー表示管のシヤド
ウマスクの1/4部分を線図的に示す。中心部Cに
おけるこのマスク透過率は、22%である。本考案
により、同一の透過率を有する箇所が、電子銃の
面における短い対称軸(x軸30における)およ
びこの対称軸に垂直な長い対称軸(y軸31にお
ける)を有する非円形曲線33上に位置するよう
に、マスクの透過率を変化させることによつて、 a 図2の従来例のものと比べて、表示スクリー
ンの中心部において10%高い輝度を有し(中心部
でのシヤドウマスクの10%高い透過率のため)、
かつ縁部Rでほぼ等しい保護帯域を有するカラー
表示管が得られる。 b 図3の従来例のものと比べて、表示スクリー
ンの中心部においてほぼ同じ輝度を有し(シヤド
ウマスクの22%透過率)、かつ縁部Rで増大した
保護帯域を有するカラー表示管が得られる。 この場合、非円形曲線は、短軸の1.55倍の長軸を
それぞれ有する楕円である。
【0016】 図5の実施例では、非円曲線は同じく
楕円ではあるが、この場合にはそれぞれ短軸の
2.75倍の長軸を有している。
【0017】 図2の従来例のものと比べて、この場
合には表示スクリーンの中心部において10%高い
輝度を有し(中心部でのシヤドウマスクの透過率
が10%高いため)、かつ縁部Rでさらに大きい保
護帯域を有するカラー表示管が得られる。
【0018】 孔の幅に依存する透過率は、実際に
は、保護帯域の測度とみなすことができる。
【0019】 非円形曲線が、真の楕円である必要で
ないことは明らかである。曲線は、急な丸みをも
つた隅部(コーナ)を有する形状の矩形とするこ
とができる。異なる形式の、すなわち孔のピツチ
が少し異なる表示管でも、透過率変化を、これら
の2つの実施例と類似するように選ぶことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案カラー表示管の切欠斜視
図、
【図2】図2は、透過率の円形状変化を有する従
来技術のシヤドウマスクの一部を線図的に示す
図、
【図3】図3は、より大きな透過率を有する図2
と同じく従来例のシヤドウマスクを示す図、
【図4】図4は、本考案カラー表示管の一部、す
なわちシヤドウマスクの部分の第1実施例を線図
的に示す図、
【図5】図5は、図4に類似の第2実施例を示す
図である。
【符号の説明】
1……ガラスエンベロープ 2……表示窓 3……円錐部 4……ネツク 5……表示スクリーン 6,7,8……けい光体領域 9……電子銃装置 10,11,12……電子ビーム 16……シヤドウマスク 18……橋絡部 30……水平軸 31……垂直軸 33……非円形曲線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の発光スクリーンと、細長形
    の開孔を有するシヤドウマスクとを有するイン・
    ライン形カラー表示管であつて、 該シヤドウマスクは、その中心において最大の透
    過率を有し、周縁に向うに従つて透過率を減じる
    こと、 シヤドウマスクの中心を通り、上記の発光スクリ
    ーン長縁に平行な中心軸に沿う透過率の変化は、
    上記の発光スクリーンの対角線に沿う変化より遥
    に大であり、さらに 次の2条件のうちの1を満足すること、 a 上記の中心軸の端部の透過率に対する隅部の
    透過率の差は、同心円の際の等透過率線の場合よ
    りも、少ないこと、 b 隅部の透過率は、上記の中心軸の端部の透過
    率にほぼ等しいこと、 を特徴とするカラー表示管。
JP1991038268U 1980-09-30 1991-04-26 Expired - Lifetime JPH0545006Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

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NL8005409A NL8005409A (nl) 1980-09-30 1980-09-30 Kleurenbeeldbuis.

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Publication Number Publication Date
JPH0499342U JPH0499342U (ja) 1992-08-27
JPH0545006Y2 true JPH0545006Y2 (ja) 1993-11-16

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JP56152252A Pending JPS5788649A (en) 1980-09-30 1981-09-28 Color display tube
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US (1) US4614893A (ja)
EP (1) EP0049011B1 (ja)
JP (2) JPS5788649A (ja)
KR (1) KR830008378A (ja)
CA (1) CA1181463A (ja)
DE (1) DE3168643D1 (ja)
ES (1) ES505819A0 (ja)
NL (1) NL8005409A (ja)

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NL8005409A (nl) 1982-04-16
EP0049011A1 (en) 1982-04-07
CA1181463A (en) 1985-01-22
JPS5788649A (en) 1982-06-02
ES8206914A1 (es) 1982-08-16
US4614893A (en) 1986-09-30
DE3168643D1 (en) 1985-03-14
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