JPH0544999B2 - - Google Patents

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JPH0544999B2
JPH0544999B2 JP60009340A JP934085A JPH0544999B2 JP H0544999 B2 JPH0544999 B2 JP H0544999B2 JP 60009340 A JP60009340 A JP 60009340A JP 934085 A JP934085 A JP 934085A JP H0544999 B2 JPH0544999 B2 JP H0544999B2
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JP
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pressure vessel
annular
liquid metal
core
outlet pipe
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JP60009340A
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Arutoo Robeeru
Jojan Patoritsuku
Peteyuroo Pieeru
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Electricite de France SA
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
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Electricite de France SA
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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    • G21C5/10Means for supporting the complete structure
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C1/00Reactor types
    • G21C1/02Fast fission reactors, i.e. reactors not using a moderator ; Metal cooled reactors; Fast breeders
    • G21C1/03Fast fission reactors, i.e. reactors not using a moderator ; Metal cooled reactors; Fast breeders cooled by a coolant not essentially pressurised, e.g. pool-type reactors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • General Induction Heating (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体金属冷却原子炉、とくに高速中性
子増殖炉型の液体金属冷却原子炉の分野において
炉心の支持および冷却剤供給装置に関する。
〔従来の技術〕
このような一体型原子炉、例えば、フランスの
クレイマルビーユに設営されたスーパーフエニツ
クス炉において、金属容器がその側方中性子保護
構造体によつて囲繞された増殖力のあるそして核
分裂性の物質を収納する核燃料構造体から形成さ
れた実際の炉心と同様に主容器内でかつ炉心を通
して液体金属、一般にはナトリウムを流動し続
け、かつチエーン反応の結果として生じるカロリ
ーをナトリウムから抽出するのに役立つポンプお
よび交換器を含むことは公知である。かかる原子
炉において、炉心は主容器の下方中央部に置か
れ、支持ブロツク上に載置される。
かかる原子炉の炉心の支持ブロツクを構成する
ために、一般には原子炉をとりかこむ主容器に固
着された堅固な床が使用され、前記床は溶接され
た金属シートから形成されかつ円盤状に成形され
る強固な構造である一方、主容器に周部で固着さ
れている。この床は担持部材を介して炉心を支持
し、担持部材は筒状の構造になつている。この様
な担持部材は床上の多数の支持点において支承さ
れ、多数の支持点は床の全面にわたつて均等に分
布される。担持部材の本質的な機能は炉心構造体
を完全に決定された固定位置に支持し、同様に一
次ポンプによつて送給される加圧されたナトリウ
ムを構造体内に分配可能にすることであり、前記
供給および支持は、フランスの原子力委員会によ
つて1975年7月2日に出願されたフランス特許出
願第7520819号明細書に記載された型、またはア
メリカ合衆国の原子力委員会によつて1970年2月
6日に出願されたフランス特許出願第7004277号
明細書に記載された型に見ることが出来る。
また、この公知の構造を分離可能にするような
改良も試みられている。1972年4月14日のフラン
ス特許第7213789号明細書および1973年10月9日
のフランス特許第7336035号明細書にはこのよう
な改良が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、それらの装置の使用において、
上記の技術には、とくに実用型について幾つかの
欠点に悩まされることが見いだされている。すな
わち、それらは製造コスト上昇の主原因となる。
さらに、下方床および重畳された担持部材の同時
存在の結果として生じる金属シートのかなりの重
量はかなりの高さおよび重量増加の原因となり、
このような重量を支えることが出来るように設計
されねばならない支持構造は主容器に対して不利
になる。
本発明の目的は、上述した欠点を除去し前記ベ
アリング部材およびこれを支持する床を、現存の
構造のそれよりも十分に低い垂直寸法、重量を有
する単一の構造体によつて置き換えて炉心構造体
を支持すると同時に液体金属冷却原子炉への冷却
剤を供給するための装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明の目的は特に、液体金属で満たされた主
容器内の中央下部に配設された炉心構造体および
その周囲に配設された側方中性子保護構造体とを
含み、該構造体の基部が上方孔明きプレート上の
液体金属供給開口に植設されたプラグ支持部材に
嵌挿されており、出口パイプを備えた1次ポンプ
および熱交換器が前記主容器の内周部分に沿つて
配設され、それによつて前記液体金属の与圧、循
環および冷却が主容器内でなされる形式の液体金
属冷却原子炉の炉心を支持し同時に冷却剤を供給
するための装置において、前記上方孔明きプレー
トが中央区域とその周囲の環状区域とから構成さ
れる補強構造体を下面に溶接されてハニカム状の
グリツドを形成しており、 前記中央区域の下方に高圧容器が溶接により取
り付けられており、また該環状区域の下方に環状
ケーソンが溶接により取り付けられており、 前記高圧容器が垂直環状壁とこれに連なる湾曲
した底部とから成り、 前記環状ケーソンが円錐壁により形成された外
周面を有し、かつ前記高圧容器を一体的に取り囲
んでおり、 前記出口パイプが前記垂直環状壁を横切つて高
圧容器内に開口しており、1次ポンプから吐出さ
れた高圧液体金属が該高圧容器内に導入され、次
いで前記上方孔明きプレートに穿設された液体金
属供給開口を通つて前記炉心構造体に流通可能と
成つており、 前記環状ケーソンが筒状壁により前記主容器の
底部に支持されており、かつ減圧装置を介して前
記高圧容器に接続されており、 減圧された低圧液体金属を前記上方孔明きプレ
ートの環状区域の液体金属供給開口を通して前記
側方中性子保護構造体に分配するように成したこ
とを特徴とする炉心の支持および冷却剤供給装置
を提供する事によつて達成される。
本発明の第1の実施態様によると、前記減圧装
置が前記高圧容器と前記環状ケーソンとを画成す
る高圧容器の垂直環状壁に配設されており、また
好適には、前記1次ポンプの出口パイプと前記高
圧容器の垂直環状壁とが摺動接続路によつて接続
されており、該摺動接続路が減圧装置を具備して
いる。
さらに好ましくは、前記減圧装置が複数本の遠
隔操作可能な核燃料の炉心構造体に取つて代わる
燃料を含まない制御棒を形成している特別な側方
中性子保護構造体の基部内に配設されており、か
つ該構造体が前記孔明き上方プレートの前記中央
領域に植設されている。
また、もう1つの実施態様によれば、前記出口
パイプが前記環状ケーソンの円錐壁を貫通すると
ともに溶接され、かつ前記高圧容器の垂直環状壁
に対して摺動可能に取り付けられている。そし
て、前記出口パイプが前記高圧容器の垂直環状壁
に溶接され、かつ前記環状ケーソン円錐壁を貫通
するとともに密封ベローズによつて摺動可能に取
り付けられ、前記出口パイプが前記孔明き上方プ
レートに接続されるシートと一体の2つの堅固な
横部ブロツクによつて支持されている。
本発明による支持装置は、公知の解決方法に比
して多数の利点を備え、かつこれらの利点の代表
的なものはとくに以下のとおりである。
すなわち、単一圧力区域で床上に載置される
ベアリング部材を使用する従来の解決方法に比
して、県所な重量利得、 原子炉ブロツクに関しての重量利得 環状ケーソンによる低圧区域の供給、 より良い流体力学的設計すなわちポンプ出口
パイプ径を増大することによる流れの良好な分
布、圧力損の減少、ポンプ出口パイプ数を減じ
る可能性、 ベアリング部材を有するものと比較してより
小さい直径の構造体になる。すなわち床装置が
工場で製造出来るようになつた。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明による炉心支
持および冷却剤を供給するための装置の幾つかの
実施例について説明する。
第1図は液体金属冷却高速中性子炉の主容器1
を断面図で示す。該主容器1の構内において、か
つ主容器には、高温ナトリウム−低温ナトリウム
分離壁39を横断する縦穴38内に置かれた一次
ポンプ2と熱交換器3が主容器周部にそれ自体公
知の方法で据え付けられる。
本発明によると主容器1の底部に取り付けられ
た筒状壁4の上には中央部分が垂直環状壁26と
湾曲底によつて構成される高圧容器7の前記垂直
環状壁とこの壁の外側に同心状に配設された円錐
壁とに依つて環状ケーソン5が画成されている。
なお、この環状ケーソンの環状底部および円錐
壁並びに高圧容器7の垂直環状壁は上記高温ナト
リウム−低温ナトリウム分離壁39と共に連成さ
れている。
これら高圧容器7および環状ケーソン5の上端
部は中央区域36と該区域を取り囲む環状区域3
7に画成された1枚のハニカム構造板がそれぞれ
対応して取り付けられており、さらにこの構造板
の上方に溶接されかつ液体金属供給開口33を多
数穿設した同じくハニカム構造の上方孔明きプレ
ート6が配設されており、これら2枚のハニカム
構造体は共にハニカムグリツドを形成している。
なお上方孔明きプレート6の周縁部は上記高温ナ
トリウム−低温ナトリウム分離壁39対しても溶
接され一体構造となつている。
第1図に示されているように、棒状の側方中性
子保護構造体11の下端部がハニカムグリツドに
取り付けられている。高圧容器7の下方部には原
子炉の運転中考え得る炉心溶融等の重大な事故に
より溶け出した炉心等の破片を集めるのに役立つ
回収装置(リキユペレーター)8が配設される。
上方孔明きプレート6の中央部における液体金
属供給開口33には種々の構造体が多数植設され
るが、その内の炉心構造体9の1つのみが簡単化
するため第1図に示されている。孔明きプレート
6の側方環状区域10には多数の側方中性子保護
構造体11が植設されるが簡略化するため第1図
にその中の1つだけが示してある。これらの側方
中性子保護構造体11はそれ自体公知の方法で炉
心を囲繞しかつ側方に逃げる傾向を持つ中性子を
吸収する。
上方孔明きプレート6の中央部に穿設された液
体金属供給開口33に植設された構造体のいくつ
かは第1図の構造体12のように特別な側方中性
子保護構造体であり、これらの構造体は内部に燃
料を収納することに代えて複数のオリフイス等に
より構成される減圧装置13を収納しており、一
次ポンプ2により昇圧されて高圧容器7内に流入
した液体ナトリウムを減圧して環状ケーソン5内
に放出するのに役立つ。
この目的のため、第4図に詳細に示されている
ように連通導管15が減圧装置13の下方端を、
高圧容器7の垂直環状壁26に穿設された開口1
6を介して環状ケーソン5の内部と接続する。
第4図において、いくつかの矢印Fは特別な構
造体12内での液体金属の流れ方向を示し、そし
BPおよびHPはそれぞれ主容器1内で液体ナト
リウムが一次ポンプ2の作用下で低圧または高圧
にある区域を示す。
本発明による支持装置の働きは明らかに一次ポ
ンプ2の各々が高圧容器7の入口に出口パイプ1
7によつて接続されることを必要とする。出口パ
イプ17は前記高圧容器7に2つの異なる方法で
接続することができる。この場合、選択された接
続モードが原子炉の始動および運転中液体ナトリ
ウムの温度変化によつて起こされる出口パイプ1
7の角度的変移と前後運動を許容しなければなら
ないことは明らかである。
高圧容器7への出口パイプ17の固着のための
第1の解決方法は第1図に示されている。この場
合、出口パイプ17は接続部18で環状ケーソン
5に溶接され、次いで高圧容器7内には高圧容器
の垂直環状壁26の摺動接続路19を通して開口
する。出口パイプ17は運転中の一次ポンプ2の
圧力、液体ナトリウム噴射の偏向および地震発生
時における装置全体に生じる振動とポンプの運動
との相互作用の如きすべての負荷に対して安全に
対処出来るように支持される。また、出口パイプ
17は摺動可能に接続された接合部20によつて
一次ポンプ2に接続される。第6aおよび6b図
に示されている如き分割パツキングまたはラビリ
ンスシール方式のような自由接触の摺動接続路1
9は高圧容器7から低圧の環状ケーソン5への一
定の漏洩流を可能にしており、この事は同時に一
つの減圧装置を構成している。
本発明に依れば、高圧容器7にポンプ出口パイ
プ17を固着するための第2の解決方法は、第2
図および第3図に示されるように、1次ポンプ2
の出口パイプ17の先端部が高圧容器7の垂直環
状壁に穿設された開口に接続点21において溶接
することに依る方法である。この実施態様におい
て、出口パイプ17は前記環状ケーソン5の垂直
環状壁を横切る前後運動を許容する密封ベローズ
22を介して環状ケーソン5内に開口する。出口
パイプ17は2つの堅固な横部構造即ち横部ブロ
ツク23(第3図参照)によつて支持される。横
部ブロツク23は支持構造の上方孔明きプレート
6の水平方向延長部を形成するシート24の上に
配設され、このシート24は横部ブロツク23と
共に支持構造の構成要素を形成する。
本発明のすべての実施態様において、高圧容器
7は炉心14への高圧ナトリウム用分配空間(プ
レナム)として作用し、かつポンプ球体および一
次ポンプによるナトリウム分配用の2本のパイプ
を省略することができる。それは高圧容器7の垂
直環状壁26の高さと環状ケーソン5を横切つて
利用し得る空間とが十分であるために、より大き
な直径の1次ポンプ用出口パイプ17の取付けを
可能にしている。本発明による実際上の構成にお
いては、摺動接続点20によつてポンプ2に接続
される直径約1メートルのエルボー管が出口パイ
プ17として使用される。
第4図は上方孔明きプレート6の取付開口25
内に取り付けられる第1図において符号12で示
した特別な側方中性子保護構造体の基部を拡大断
面に依つて示している。この特別な構造体12は
制御棒を形成しておりかつ鋼、グラフアイト或い
はボロン製の内部が中空の筒状体であり炉心構造
体9から発生する中性子およびガンマ線を吸収し
ている。その基部は取付開口25に植設され高圧
容器7の高圧区域を画成している垂直環状壁26
に穿設された開口16を介して低圧区域を形成し
ている環状ケーソン5に接続する連通導管15の
一端に挿入されている。
側部開口27が連通導管15の壁に穿設され、
高圧容器7の高圧区域に連通導管の内部は晒さ
れ、かつ特別な構造体12の基部にも側部開口2
7に対応した基部開口28が穿設されている。2
つの開口27と28は矢印Fにしたがつて、高圧
容器7の高圧液体ナトリウムが矢印Fにしたがつ
て特別な構造体12の基部29内への流入を可能
にし、特別な構造体12の該基部29からオリフ
イス等によつて構成された減圧装置13を介し
て、小量の液体ナトリウムが環状ケーソン5の低
圧区域に向つて矢印F′の方向に流れることができ
る。
第5図は高圧容器7の垂直環状壁26への減圧
装置13の取付けを一点鎖線で示している。この
減圧装置は高圧容器7の高圧液体金属を減圧て環
状ケーソン5用の低圧液体金属の供給を確保して
いる。このことは同時に、減圧された高圧液体金
属は環状ケーソン5の上端に配設された上方孔明
きプレート6の周部に植設された側方中性子保護
構造体11の内部にも分配されることを意味して
いる。
また、この図面は高圧容器7の上端に位置する
上方孔明きプレート6の液体金属供給開口33に
固着されたプラグ支持部材41に炉心構造体9の
基部31が嵌挿されている状態を示している。
各プラグ支持部材はそれ自体公知の方法で、炉
心構造体9を通つて流れる液体ナトリウムを調節
することが出来るように減圧装置43を高圧容器
側に備えている。
第6a図および第6b図は自由接触の摺動接続
路19の2つの実施態様を拡大して示している。
第1の実施態様において、出口パイプ17の端
部50aは外面に一連の狭い溝52を有し、該溝
52は高圧容器7の垂直環状壁26に溶接された
スリーブ54a内に嵌挿されてラビリンス摺動接
続部を形成している。
第2の実施態様において、出口パイプ17の端
部50bはその外面に幅広の溝53を有し、該溝
53は少なくとも1対の分割パツキング51を収
納しスリーブ54bと分割パツキング摺動接続部
を形成するように当接体55によつて所定位置に
保持されている。
これらの接続は矢印F″で示された漏洩流を許
容し、かつ環状ケーソン5に低圧液体金属を供給
している。この特別な場合において、これらラビ
リンス摺動接続部または分割パツキング摺動接続
部は減圧装置56を形成する事となる。
〔発明の効果〕
本発明の特に顕著な効果のみを挙げると、本発
明はハニカム構造体によつて形成された上方孔明
きプレート上に各種構造体を植設しており、この
プレートの中央部の下側が高圧ゾーンになつてお
り、また高圧容器と環状ケーソンとが前記プレー
トと堅固な一体構造体を形成している事により、
また環状ケーソンを貫通し大きな直径の出口パイ
プが高圧容器に取り付けられて高圧液体金属を供
給している事により、ポンプの数および出口パイ
プの本数を削減しているので炉心ブロツクのみな
らず装置全体の大幅な重量低減を実現している。
したがつて原子炉ブロツクの構造は極めて簡素
化され、各構成部材もユニツト化されているので
事前に工場製作が可能であり、原子炉容器自体の
直径も小さくて済み、製作面およびコストの面で
顕著な効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、液体金属冷却高速中性子炉の軸線に
沿う直径的断面図であつて、本発明による支持装
置を備えた前記液体金属用の主容器の下方部を示
す。第2図は第1図と同一面に沿う断面図であつ
て、出口パイプが高圧容器に溶接される固着方法
に関する一変形例を示す。第3図は。第2図の矢
印A−Aに沿う平断面図であり、ポンプ出口パイ
プを一次ポンプに取着するための装置を示す。第
4図は、減圧装置を備えた特別な側方中性子保護
構造体を上方孔明きプレートに植設した状態を示
す拡大断面図である。第5図は、高圧容器の垂直
環状壁への減圧装置の取付け状態、およびその支
持部分上方孔明きプレートへの炉心構造体基部の
取付け状態を同時に示す断面図である。第6a図
および第6b図は、それぞれ高圧容器と出口パイ
プとの間のラビリンスまたは分割パツキングによ
る自由接触摺動接続路を詳細に示す断面図であ
る。 〔図中の符号〕、1……主容器、2……1次ポ
ンプ、3……熱交換器、4……筒状壁、5……環
状ケーソン、6……上方孔明きプレート、7……
高圧容器、8……回収装置、9……炉心構造体、
10……側部環状区域、11……側方中性子保護
構造体、12……特別な側方中性子保護構造体、
13……減圧装置、14……炉心、15……連通
導管、16……開口、17……出口パイプ、18
……接続部、19……摺動接続路、20……摺動
接続点、21……接合部、22……密封ベロー
ズ、23……横部ブロツク、24……シート、2
5……取付開口、26……垂直環状壁、27……
側部開口、28……基部開口、29……側方中性
子保護構造体の基部、31……炉心構造体の基
部、33……液体金属供給開口、36……中央系
ハニカム構造体、37……環状系ハニカム構造
体、38……縦坑、41……プラグ支持部材、4
3……減圧装置、50a,50b……出口パイプ
端部、51……分割パツキング、52,53……
溝、54a,54b……スリーブ、55……当接
体、56……減圧装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体金属で満たされた主容器1内の中央下部
    に配設された炉心構造体9およびその周囲に配設
    された側方中性子保護構造体11とを含み、該構
    造体の基部31が上方孔明きプレート6上の液体
    金属供給開口33に植設されたプラグ支持部材4
    1に嵌挿されており、出口パイプ17を備えた1
    次ポンプ2および熱交換器3が前記主容器の内周
    部分に沿つて配設され、それによつて前記液体金
    属の与圧、循環および冷却が主容器内でなされる
    形式の液体金属冷却原子炉の炉心を支持し同時に
    冷却剤を供給するための装置において、 前記上方孔開きプレート6が中央区域36とそ
    の周囲の環状区域37とから構成される補強構造
    体を下面に溶接されてハニカム状のグリツドを形
    成しており、 前記中央区域36の下方に高圧容器7が溶接に
    より取り付けられており、また該環状区域の下方
    に環状ケーソン5が溶接により取り付けられてお
    り、 前記高圧容器7が垂直環状壁26とこれに連な
    る湾曲した底部とから成り、 前記環状ケーソン5が円錐壁により形成された
    外周面を有し、かつ前記高圧容器7を一体的に取
    り囲んでおり、 前記出口パイプ17が前記垂直環状壁26を横
    切つて高圧容器内に開口しており、1次ポンプ2
    から吐出された高圧液体金属が該高圧容器内に導
    入され、次いで前記上方孔明きプレート6に穿設
    された液体金属供給開口33を通つて前記炉心構
    造体9に流通可能と成つており、 前記環状ケーソン5が筒状壁4により前記主容
    器1の底部に支持されており、かつ減圧装置13
    を介して前記高圧容器に接続されており、 減圧された低圧液体金属を前記上方孔明きプレ
    ート6の環状区域10の液体金属供給開口33を
    通して前記側方中性子保護構造体11に分配する
    ように成したことを特徴とする炉心の支持および
    冷却剤供給装置。 2 前記減圧装置13が前記高圧容器7と前記環
    状ケーソン5とを画成する高圧容器の垂直環状壁
    26に配設されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の炉心の支持および冷却剤供給装
    置。 3 前記1次ポンプ2の出口パイプ17と前記高
    圧容器7の垂直環状壁26とが摺動接続路19に
    よつて接続されており、該摺動接続路が減圧装置
    56を具備していることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の炉心の支持および冷却剤供給
    装置。 4 前記減圧装置13が複数本の遠隔操作可能な
    核燃料の炉心構造体に取つて代わる燃料を含まな
    い制御棒を形成している特別な側方中性子保護構
    造体12の基部29内に配置されており、かつ該
    構造体が前記孔明き上方プレート6の前記中央領
    域36に植設されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の炉心の支持および冷却剤
    供給装置。 5 前記出口パイプ17が前記環状ケーソン5の
    円錐壁を貫通するとともに溶接され、かつ前記高
    圧容器7の垂直環状壁26に対して摺動可能に取
    り付けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第4項の中のいずれか1項に記載
    の炉心の支持および冷却剤供給装置。 6 前記出口パイプ17が前記高圧容器の垂直環
    状壁26に溶接され、かつ前記環状ケーソンの円
    錐壁を貫通するとともに密封ベローズ22によつ
    て摺動可能に取り付けられ、前記出口パイプ17
    が前記孔明き上方プレート6に接続されるシート
    24と一体の2つの堅固な横部ブロツク23によ
    つて支持されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項および第4項の中のいずれか1項
    に記載の炉心の支持および冷却剤供給装置。
JP60009340A 1984-01-24 1985-01-23 炉心の支持および冷却剤供給装置 Granted JPS60209199A (ja)

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