JPH0544916A - 煙突内面の清掃装置 - Google Patents
煙突内面の清掃装置Info
- Publication number
- JPH0544916A JPH0544916A JP20099291A JP20099291A JPH0544916A JP H0544916 A JPH0544916 A JP H0544916A JP 20099291 A JP20099291 A JP 20099291A JP 20099291 A JP20099291 A JP 20099291A JP H0544916 A JPH0544916 A JP H0544916A
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- Japan
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- cleaning
- elevating
- wire rope
- lifting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 煙突内に搬入出容易で組立が簡単にでき、能
率良く清掃が行える。 【構成】 昇降装置３に上部および下部ワイヤロープ3
5,40 を介して煙突２内を昇降移動自在な昇降体１を設
け、この昇降体１を、内部に封入された成形気体８によ
り煙道断面と相似形断面で成形または収縮可能なバルー
ン部材で構成するとともに、この昇降体１の外周部に、
煙突２内面を清掃可能な洗浄ノズル４，スクレーパー
５，摺動パッド６および清掃ブラシ７を設けた。
率良く清掃が行える。 【構成】 昇降装置３に上部および下部ワイヤロープ3
5,40 を介して煙突２内を昇降移動自在な昇降体１を設
け、この昇降体１を、内部に封入された成形気体８によ
り煙道断面と相似形断面で成形または収縮可能なバルー
ン部材で構成するとともに、この昇降体１の外周部に、
煙突２内面を清掃可能な洗浄ノズル４，スクレーパー
５，摺動パッド６および清掃ブラシ７を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、直状の煙突内面の煤や
ダストを除去する清掃装置に関する。
ダストを除去する清掃装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、直状の煙突内面を清掃する装置と
して、たとえば図８に示すように、煙突頂部から吊り下
げる清掃装置がある。これは、解体した部品を煙突５２
内に搬入して組み立てた清掃装置本体５１を、煙突５２
の頂部からワイヤロープ５３で昇降自在に吊り下げ、清
掃装置本体５１に設けた拡縮固定アーム５４を進展して
清掃装置本体５１を固定した後、清掃モーター５５によ
り回転駆動される清掃ブラシ５６を、移動シリンダー装
置５７により昇降および回転させつつ煙突５２の内面を
所定範囲清掃させ、清掃が終わると拡張固定アーム５４
を収縮し、昇降装置によりワイヤロープ５３を介して次
の清掃位置に昇降移動させるものであった。
して、たとえば図８に示すように、煙突頂部から吊り下
げる清掃装置がある。これは、解体した部品を煙突５２
内に搬入して組み立てた清掃装置本体５１を、煙突５２
の頂部からワイヤロープ５３で昇降自在に吊り下げ、清
掃装置本体５１に設けた拡縮固定アーム５４を進展して
清掃装置本体５１を固定した後、清掃モーター５５によ
り回転駆動される清掃ブラシ５６を、移動シリンダー装
置５７により昇降および回転させつつ煙突５２の内面を
所定範囲清掃させ、清掃が終わると拡張固定アーム５４
を収縮し、昇降装置によりワイヤロープ５３を介して次
の清掃位置に昇降移動させるものであった。
【０００３】また、他の清掃装置として、前記昇降装置
とワイヤロープの代わりに、拡縮自在な支持アームを上
下２組、接近離間可能に設けて、尺取り虫状に昇降する
ものもある。
とワイヤロープの代わりに、拡縮自在な支持アームを上
下２組、接近離間可能に設けて、尺取り虫状に昇降する
ものもある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし各清掃装置に
は、（１）清掃装置本体５１は、分解された部材を煙突
５２内に搬入して煙突内で組み立てるため、狭く作業環
境の悪い場所で、かつ人手による組み立て作業となるた
め、極めて作業性が悪い。（２）所定範囲毎の間欠作業
となり、清掃作業の作業効率が低い。などの問題があっ
た。
は、（１）清掃装置本体５１は、分解された部材を煙突
５２内に搬入して煙突内で組み立てるため、狭く作業環
境の悪い場所で、かつ人手による組み立て作業となるた
め、極めて作業性が悪い。（２）所定範囲毎の間欠作業
となり、清掃作業の作業効率が低い。などの問題があっ
た。
【０００５】本発明は、上記問題点を解決できる煙突内
面の清掃装置を提供することを目的とする。
面の清掃装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の煙突内面の清掃装置は、昇降装置に索体を
介して煙突内を昇降移動自在な昇降体を設け、この昇降
体を、内部に封入された流体により煙道断面と相似形断
面に成形または収縮可能なバルーン部材で構成するとと
もに、この昇降体の外周部に、煙突内面を清掃可能な清
掃具を設けたものである。
めに本発明の煙突内面の清掃装置は、昇降装置に索体を
介して煙突内を昇降移動自在な昇降体を設け、この昇降
体を、内部に封入された流体により煙道断面と相似形断
面に成形または収縮可能なバルーン部材で構成するとと
もに、この昇降体の外周部に、煙突内面を清掃可能な清
掃具を設けたものである。
【０００７】
【作用】上記構成において、煙突内に搬入する時には、
流体を抜いた収縮状態で昇降体を搬入し、煙突内で昇降
体に流体を充填して膨らませるだけで使用状態にするこ
とができ、準備作業を迅速かつ容易に行うことができ
る。そして、昇降装置により、昇降体を昇降して清掃具
を煙突内面に摺接させ内部の煤やダストなどを除去する
ので、昇降体の昇降移動にしたがって、連続的に清掃作
業を行うことができ能率良く作業を行うことができる。
流体を抜いた収縮状態で昇降体を搬入し、煙突内で昇降
体に流体を充填して膨らませるだけで使用状態にするこ
とができ、準備作業を迅速かつ容易に行うことができ
る。そして、昇降装置により、昇降体を昇降して清掃具
を煙突内面に摺接させ内部の煤やダストなどを除去する
ので、昇降体の昇降移動にしたがって、連続的に清掃作
業を行うことができ能率良く作業を行うことができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係る煙突内面の清掃装置の一
実施例を図１〜図７に基づいて説明する。
実施例を図１〜図７に基づいて説明する。
【０００９】この清掃装置は、図１および図７に示すよ
うに、煙突２内を昇降移動自在な昇降体１と、この昇降
体１を煙突２内で昇降移動させるための昇降装置３と、
この昇降体１に設けられて煙突２のライニング内面を清
掃する洗浄ノズル４、スクレーパー５、摺動パッド６お
よび清掃ブラシ７とを具備している。
うに、煙突２内を昇降移動自在な昇降体１と、この昇降
体１を煙突２内で昇降移動させるための昇降装置３と、
この昇降体１に設けられて煙突２のライニング内面を清
掃する洗浄ノズル４、スクレーパー５、摺動パッド６お
よび清掃ブラシ７とを具備している。
【００１０】前記昇降体１は、図１〜図４に示すよう
に、煙突２への搬入，組み立てを容易化するために、軟
質合成樹脂シートまたはキャンバス入りゴム布で中空状
に形成されて、上下鏡板部１ａ，１ｂと胴部１ｃとで煙
突２のライニング内面に一定間隔をあけて遊嵌する円柱
バルーン状に形成され、内部に空気や不活性ガス（窒素
ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス）などの成形気体８
と洗浄水９とが充填封入され、ヘリウムガスの場合は浮
力を持たせることができる。この昇降体１の上鏡板部１
ａには成形気体８を供給排出する開閉コック付給排気口
１１が設けられ、下鏡板部１ｂには洗浄水９を給排出す
る開閉コック付給排水口１２が設けられている。
に、煙突２への搬入，組み立てを容易化するために、軟
質合成樹脂シートまたはキャンバス入りゴム布で中空状
に形成されて、上下鏡板部１ａ，１ｂと胴部１ｃとで煙
突２のライニング内面に一定間隔をあけて遊嵌する円柱
バルーン状に形成され、内部に空気や不活性ガス（窒素
ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス）などの成形気体８
と洗浄水９とが充填封入され、ヘリウムガスの場合は浮
力を持たせることができる。この昇降体１の上鏡板部１
ａには成形気体８を供給排出する開閉コック付給排気口
１１が設けられ、下鏡板部１ｂには洗浄水９を給排出す
る開閉コック付給排水口１２が設けられている。
【００１１】また、昇降体１の上鏡板部１１外周部に
は、一定間隔毎に洗浄ノズル４を有するリング状の洗浄
ヘッダー１３が配設され、この洗浄ヘッダー１３には昇
降体１内に垂下された吸水管１４を介して洗浄水３を吸
い上げる給水ポンプ１５から給水管１６が接続されて給
水されている。１７は吸水管１４に介装された逆止弁で
ある。なお、給水ポンプ１５に代えて調整弁を設け、昇
降体１内の圧力を利用して洗浄水を放出することもでき
る。
は、一定間隔毎に洗浄ノズル４を有するリング状の洗浄
ヘッダー１３が配設され、この洗浄ヘッダー１３には昇
降体１内に垂下された吸水管１４を介して洗浄水３を吸
い上げる給水ポンプ１５から給水管１６が接続されて給
水されている。１７は吸水管１４に介装された逆止弁で
ある。なお、給水ポンプ１５に代えて調整弁を設け、昇
降体１内の圧力を利用して洗浄水を放出することもでき
る。
【００１２】前記スクレーパー５は、胴部１ｃの上部外
周に上下２段にわたって周方向一定間隔毎に掻板２４が
配置され、昇降体１の上昇時に煙突２のライニング内面
にこびり着いている煤などのダストを掻き落とすため
に、先端部が外方上方に向かって傾斜するように取りつ
けられている。すなわち図５，図６に示すように、胴部
１ｃに取り付けられた基板２１に、係止溝２２が形成さ
れたブラケット２３が所定間隔を開けて取り付けられ、
掻板２４の基端部に設けた支持ロッド２５の両端が係合
溝２２に回動自在に嵌合されて取り付けられている。そ
して、支持ロッド２５には係止溝２２に係止されるスト
ッパー２６が取り付けられ、このストッパー２６により
掻板２４が所定角度から下方への回動を規制されてい
る。さらに、この掻板２４は上段と下段では位置ずれし
てライニング内面全周に摺接するように千鳥状に配置さ
れている。また、掻板２４の下部には掛止孔２７を形成
して、この掛止孔２７に操作ロープ２８の一端を繋着し
ておき、操作ロープ２８の他端をシリンダー装置やソレ
ノイドコイルなどの駆動手段（図示せず）に連結し、こ
の操作ロープ２８を介して掻板２４を上方に回動できる
ように構成してあるので、煙突１のライニング内面に突
出された障害物を回避することができる。
周に上下２段にわたって周方向一定間隔毎に掻板２４が
配置され、昇降体１の上昇時に煙突２のライニング内面
にこびり着いている煤などのダストを掻き落とすため
に、先端部が外方上方に向かって傾斜するように取りつ
けられている。すなわち図５，図６に示すように、胴部
１ｃに取り付けられた基板２１に、係止溝２２が形成さ
れたブラケット２３が所定間隔を開けて取り付けられ、
掻板２４の基端部に設けた支持ロッド２５の両端が係合
溝２２に回動自在に嵌合されて取り付けられている。そ
して、支持ロッド２５には係止溝２２に係止されるスト
ッパー２６が取り付けられ、このストッパー２６により
掻板２４が所定角度から下方への回動を規制されてい
る。さらに、この掻板２４は上段と下段では位置ずれし
てライニング内面全周に摺接するように千鳥状に配置さ
れている。また、掻板２４の下部には掛止孔２７を形成
して、この掛止孔２７に操作ロープ２８の一端を繋着し
ておき、操作ロープ２８の他端をシリンダー装置やソレ
ノイドコイルなどの駆動手段（図示せず）に連結し、こ
の操作ロープ２８を介して掻板２４を上方に回動できる
ように構成してあるので、煙突１のライニング内面に突
出された障害物を回避することができる。
【００１３】前記摺動パッド６は、スクレーパー５によ
ってダストを掻き落としたライニング内面を、さらに残
存するダストを除去して滑らかにする為に設けられるも
ので、上下２段で千鳥状に配置され全周に摺接するよう
に構成される。そして使用後の交換を容易にするため、
摺動パッド６は胴部１ｃには係着布（面ファスナー）な
ど取外し可能でかつ接着強度が得られる係着手段により
取り付けられている。
ってダストを掻き落としたライニング内面を、さらに残
存するダストを除去して滑らかにする為に設けられるも
ので、上下２段で千鳥状に配置され全周に摺接するよう
に構成される。そして使用後の交換を容易にするため、
摺動パッド６は胴部１ｃには係着布（面ファスナー）な
ど取外し可能でかつ接着強度が得られる係着手段により
取り付けられている。
【００１４】前記清掃ブラシ７は、胴部１ｃの下部に全
周にわたって放射状に取り付けられ、前記スクレーパー
５および摺動パッド６により除去できなかった残存ダス
トを掻きおとす為に設けられており、胴部１ｃには係着
布（面ファスナー）など取外し可能でかつ接着強度が得
られる係着手段により取り付けられている。
周にわたって放射状に取り付けられ、前記スクレーパー
５および摺動パッド６により除去できなかった残存ダス
トを掻きおとす為に設けられており、胴部１ｃには係着
布（面ファスナー）など取外し可能でかつ接着強度が得
られる係着手段により取り付けられている。
【００１５】前記昇降装置３は、図１，図７に示すよう
に、一端が昇降体１の上部吊索３１に上部フック３２を
介して連結されかつ煙突２上端部に設けられた上部転向
シーブ３３に巻回されて煙突２の外側を下降される上部
ワイヤロープ３５と、この上部ワイヤロープ３５の他端
側を巻き取る上部用ウインチ３４と、一端が昇降体１の
下部規制索３６に第２フック３７を介して連結されて煙
突２下端部に設けられた下部転向シーブ３８に巻回され
た下部ワイヤロープ４０と、この下部ワイヤロープ４０
の他端側を巻き取る下部用ウインチ３９とを具備し、上
部用および下部用ウインチ３４，３９により上部ワイヤ
ロープ３５と下部ワイヤロープ４０の巻き取り速度およ
び繰り出し速度を等しくして駆動することにより、昇降
体１を煙突２内で昇降移動させることができる。
に、一端が昇降体１の上部吊索３１に上部フック３２を
介して連結されかつ煙突２上端部に設けられた上部転向
シーブ３３に巻回されて煙突２の外側を下降される上部
ワイヤロープ３５と、この上部ワイヤロープ３５の他端
側を巻き取る上部用ウインチ３４と、一端が昇降体１の
下部規制索３６に第２フック３７を介して連結されて煙
突２下端部に設けられた下部転向シーブ３８に巻回され
た下部ワイヤロープ４０と、この下部ワイヤロープ４０
の他端側を巻き取る下部用ウインチ３９とを具備し、上
部用および下部用ウインチ３４，３９により上部ワイヤ
ロープ３５と下部ワイヤロープ４０の巻き取り速度およ
び繰り出し速度を等しくして駆動することにより、昇降
体１を煙突２内で昇降移動させることができる。
【００１６】次に、上記構成における清掃方法を説明す
る。 （１）昇降体１を昇降するための昇降装置３を所定位置
に配備する。そして、窄めた状態の昇降体１を下端マン
ホール２ａから煙突２内に搬入する。そして、上部ワイ
ヤロープ３５の上部フック３２を上部吊索３１に掛止す
るとともに、下部ワイヤロープ４０の下部フック３７を
下部規制索３６に掛止し、昇降装置３を駆動して昇降体
１を適度に吊り上げる。
る。 （１）昇降体１を昇降するための昇降装置３を所定位置
に配備する。そして、窄めた状態の昇降体１を下端マン
ホール２ａから煙突２内に搬入する。そして、上部ワイ
ヤロープ３５の上部フック３２を上部吊索３１に掛止す
るとともに、下部ワイヤロープ４０の下部フック３７を
下部規制索３６に掛止し、昇降装置３を駆動して昇降体
１を適度に吊り上げる。
【００１７】（２）給排気口１１から成形気体８を注入
して、昇降体１を所定の大きさに膨らますとともに、給
排水口１２から昇降体１内に洗浄水９を適量給水する。
して、昇降体１を所定の大きさに膨らますとともに、給
排水口１２から昇降体１内に洗浄水９を適量給水する。
【００１８】（３）給水ポンプ１５を作動して洗浄ノズ
ル４から洗浄水を煙突１のライニング内面に噴射させる
とともに、上部用および下部用ウインチ３４，３９を起
動して上部ワイヤロープ３５と下部ワイヤロープ４０の
巻き取りまたは繰り出し、昇降体１を煙突２内で上昇移
動させる。これにより、洗浄水で煤などを洗浄して荒い
落とすとともに煤などの飛散を防止し、次いでスクレー
パー５によってライニング内面に付着した煤や固形ダス
トを掻き落とし、さらに摺動パッド６と清掃ブラシ７で
ライニング内面のダストを除去する。この様にして煙突
２の上端部まで上昇移動させてライニング内面を連続し
て清掃する。
ル４から洗浄水を煙突１のライニング内面に噴射させる
とともに、上部用および下部用ウインチ３４，３９を起
動して上部ワイヤロープ３５と下部ワイヤロープ４０の
巻き取りまたは繰り出し、昇降体１を煙突２内で上昇移
動させる。これにより、洗浄水で煤などを洗浄して荒い
落とすとともに煤などの飛散を防止し、次いでスクレー
パー５によってライニング内面に付着した煤や固形ダス
トを掻き落とし、さらに摺動パッド６と清掃ブラシ７で
ライニング内面のダストを除去する。この様にして煙突
２の上端部まで上昇移動させてライニング内面を連続し
て清掃する。
【００１９】（４）昇降体１が上限まで上昇すると、上
部用および下部用ウインチ３４，３９を逆転させて昇降
体１を下降させ、初期位置に戻す。そして、給排気口１
１から成形気体を排出させて昇降体１を窄ませ、上部ワ
イヤロープ３５と下部ワイヤロープ４０とを外してマン
ホール２ａから昇降体１を搬出する。そして。煤やダス
トの除去物を煙突２内から搬出する。
部用および下部用ウインチ３４，３９を逆転させて昇降
体１を下降させ、初期位置に戻す。そして、給排気口１
１から成形気体を排出させて昇降体１を窄ませ、上部ワ
イヤロープ３５と下部ワイヤロープ４０とを外してマン
ホール２ａから昇降体１を搬出する。そして。煤やダス
トの除去物を煙突２内から搬出する。
【００２０】上記実施例では、昇降体１を煙突２の下部
から上昇させて清掃するように構成したが、煙突２の上
端から下降して清掃することもできる。この場合は、昇
降体１に下からスクレーパー５、摺動パット６、清掃ブ
ラシ７の順に上記実施例とは逆に配置し、スクレーパー
５の掻板は下方外方に傾斜させておく。この時スクレー
パー５により掻き出されたダストは直接落下することに
なり、清掃装置に堆積することはない。
から上昇させて清掃するように構成したが、煙突２の上
端から下降して清掃することもできる。この場合は、昇
降体１に下からスクレーパー５、摺動パット６、清掃ブ
ラシ７の順に上記実施例とは逆に配置し、スクレーパー
５の掻板は下方外方に傾斜させておく。この時スクレー
パー５により掻き出されたダストは直接落下することに
なり、清掃装置に堆積することはない。
【００２１】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、煙
突内に搬入する時には、流体を抜いた収縮状態で昇降体
を搬入し、煙突内で昇降体に流体を充填して膨らませる
だけで使用状態にすることができ、準備作業を迅速かつ
容易に行うことができる。そして、昇降装置により、昇
降体を昇降して清掃具を煙突内面に摺接させ内部の煤や
ダストなどを除去するので、昇降体の昇降移動にしたが
って、連続的に清掃作業を行うことができ能率良く作業
を行うことができる。
突内に搬入する時には、流体を抜いた収縮状態で昇降体
を搬入し、煙突内で昇降体に流体を充填して膨らませる
だけで使用状態にすることができ、準備作業を迅速かつ
容易に行うことができる。そして、昇降装置により、昇
降体を昇降して清掃具を煙突内面に摺接させ内部の煤や
ダストなどを除去するので、昇降体の昇降移動にしたが
って、連続的に清掃作業を行うことができ能率良く作業
を行うことができる。
【図１】本発明に係る清掃装置の昇降体の一実施例を示
した側面断面図である。
した側面断面図である。
【図２】同昇降体の側面図である。
【図３】同昇降体の平面図である。
【図４】同昇降体の平面断面図である。
【図５】同清掃装置のスクレーパーを示す正面図であ
る。
る。
【図６】同清掃装置のスクレーパーを示す側面図であ
る。
る。
【図７】同清掃装置の全体を示す煙突の側面断面図であ
る。
る。
【図８】従来の清掃装置を示す側面図である。
１ 昇降体 ２ 煙突 ３ 昇降装置 ４ 洗浄ノズル ５ スクレーパー ６ 摺動パッド ７ 清掃ブラシ ８ 成形気体 ９ 洗浄水 11 給排気口 12 給排水口 13 洗浄ヘッダー 24 掻板 34 上部用ウインチ 35 上部ワイヤロープ 39 下部用ウインチ 40 下部ワイヤロープ
Claims (1)
- 【請求項１】 昇降装置に索体を介して煙突内を昇降移
動自在な昇降体を設け、この昇降体を、内部に封入され
た流体により煙道断面と相似形断面に成形または収縮可
能なバルーン部材で構成するとともに、この昇降体の外
周部に、煙突内面を清掃可能な清掃具を設けたことを特
徴とする煙突内面の清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20099291A JPH0544916A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 煙突内面の清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20099291A JPH0544916A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 煙突内面の清掃装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544916A true JPH0544916A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16433710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20099291A Pending JPH0544916A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 煙突内面の清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544916A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107228371A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-10-03 | 厦门理工学院 | 一种工业烟道清灰设备及其控制方法 |
| CN107906548A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-04-13 | 福建工程学院 | 烟道自动清灰装置及其工作方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350412A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-03-05 | Nkk Corp | 煙突内部清掃装置 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP20099291A patent/JPH0544916A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350412A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-03-05 | Nkk Corp | 煙突内部清掃装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107228371A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-10-03 | 厦门理工学院 | 一种工业烟道清灰设备及其控制方法 |
| CN107228371B (zh) * | 2017-07-31 | 2023-07-28 | 厦门理工学院 | 一种工业烟道清灰设备及其控制方法 |
| CN107906548A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-04-13 | 福建工程学院 | 烟道自动清灰装置及其工作方法 |
| CN107906548B (zh) * | 2017-12-29 | 2023-08-25 | 福建工程学院 | 烟道自动清灰装置及其工作方法 |
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