JPH0544687A - フアン - Google Patents

フアン

Info

Publication number
JPH0544687A
JPH0544687A JP20573691A JP20573691A JPH0544687A JP H0544687 A JPH0544687 A JP H0544687A JP 20573691 A JP20573691 A JP 20573691A JP 20573691 A JP20573691 A JP 20573691A JP H0544687 A JPH0544687 A JP H0544687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
blade wheel
impeller
casing
rotary impeller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20573691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Kuwajima
耕太郎 桑島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20573691A priority Critical patent/JPH0544687A/ja
Publication of JPH0544687A publication Critical patent/JPH0544687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のファンは、送風用羽根1aがスポー
ク状にリム1bに一体に結合されこのリム1bに磁極を
N,S,N,S…と交互に異ならせて永久磁石2が等間
隔で全周にわたり配置された回転羽根車1と、箱状で回
転羽根車1の回転中心と同心に通風窓3aが設けられる
とともに、箱の内部に回転羽根車1のリム1bを三方か
ら囲み且つその内周面に等間隔でリム1b外周面と微小
な間隙をおいてベアリング5が配置されたガイド体4が
設けられたケーシング3と、このケーシング3内のガイ
ド体4の周壁内に巻き軸を羽根車1の半径方向に向けて
等間隔で数個配置され回転羽根車1を回転させる方向に
次々と磁界を変化させられるコイル6とを具備して成
る。 【効果】 コイルの磁界を次々と変化させると回転羽根
車が浮上して回転し、ベアリングと非接触になり摩擦音
は発生しない。羽根車とケーシングの隙が小さいので風
切音も小さい。羽根車の前後に物が無いため送風効率が
高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用に用いられる送
風用,冷却用等のファンに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、産業用に用いられているファン
は、すべてが駆動用モータを羽根の回転中心に置く方式
である。
【0003】この方式では、駆動用モータの回転軸が羽
根の回転中心となるため、モータが邪魔で効率良く送風
できないばかりでなく、羽根がケースと当たらないよう
に空ける隙間のために風切り音の発生が防げない。ま
た、モータ軸に用いられているベアリングの摩擦音の発
生も防げない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のファンでの送風
効率の低いことおよび風切り音やベアリングの摩擦音が
小さくないといった欠点を解消したファンを実現するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のファンは、複数
の送風用羽根がスポーク状に短円筒状のリムに一体に結
合されて車に構成され前記リムに外方へ向いた磁極を
N,S,N,S…と交互に異ならせて永久磁石が円周方
向に等間隔で全周にわたり配置された回転羽根車と、こ
の回転羽根車が納まる箱状でこの羽根車の回転中心と同
心に送風用羽根より径がやや大きい通風窓が箱の対向2
面に設けられるとともに箱の内部にこの回転羽根車のリ
ムを両側面,外周の三方から全周にわたって近接して同
心的に囲み且つその内周面に等間隔で前記リム外周面と
微小な間隙をおいてベアリングが配置されたガイド体が
設けられたケーシングと、このケーシング内のガイド体
の周壁内に巻き軸を前記回転羽根車の半径方向に向けて
円周方向に等間隔で数個配置され回転羽根車を回転させ
る方向に次々と磁界を変化させられるコイルとを具備し
て構成される。
【0006】
【作用】本発明のファンにおいては、静止状態では回転
羽根車は自重で下側にあるベアリングとリム外周面が点
接触している。ケーシングに配置された数個のコイル
は、回転羽根車のリム外周に等間隔で配置された永久磁
石との間にリニアモータを形成している。回転羽根車を
回転させるには、コイルの磁界を羽根車を回転させる方
向に次々と変化させればよい。そして磁界を変化させる
速さにより回転羽根車の回転速度が決まり、送風量も決
まる。
【0007】回転羽根車が回転を始めると、リニアモー
タにより回転羽根車は浮上し、ベアリングと回転羽根車
は非接触となり摩擦音は発生しない。回転羽根車の前後
に空気の流れに抵抗する物が無いため送風効率が向上す
る。また、回転羽根車とケージングとの間の隙間が微小
なため、風切り音が減少する。
【0008】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基いて本発明を
詳細に説明する。
【0009】図1に本発明一実施例のファンを示す。図
1(a)は正面図であり、図1(b)は側面図である。
【0010】図1(a),(b)に示すように、回転羽
根車1は、複数(この例では4枚)の送風用羽根1aが
スポーク状に短円筒状のリム1bに一体に結合されて車
に構成され、そのリム1bには、外方へ向いた磁極を
N,S,N,S…と交互に異ならせて永久磁石2が円周
方向に等間隔で全周にわたり配置されている。回転羽根
車1は、プラスチックで作られ、永久磁石2はリム1b
の外周面に埋込まれている。
【0011】ケーシング3は、回転羽根車1が納まる箱
状で、回転羽根車1の回転中心と同心に送風用羽根1a
よりも径がやや大きい通風窓3aが箱の対向2面に設け
られるとともに、回転羽根車1のリム1bを両側面,外
周の三方から全周にわたって近接して同心的に囲み且つ
その内周面に等間隔でリム1b外周面と微小な間隙を保
ってベアリング5が配置されたガイド体4が設けられて
いる。ケーシング3,ガイド体4は、プラスチックで作
られている。ベアリング5は、リム1bの外周面に回転
ローラが外接するように配置された構造でもよいし、リ
ム1bの外周面に回転ボールが点接触するように配置さ
れた構造でもよい。
【0012】ケーシング3内のガイド体4の周壁内に
は、巻き軸を前記回転羽根車1の半径方向に向けたコイ
ル6が、ガイド体4の円周方向に等間隔で数個配置され
ている。各コイル6は巻き方向が同一であり、回転羽根
車1を回転させる方向に次々とコイルに流す電流の方向
を変えることで磁界を変化させられる。
【0013】上記のように構成された本発明一実施例の
ファンにおいては、静止状態では回転羽根車1は自重で
下側にあるベアリング5とリム1b外周面が点接触して
いる。ケーシング3に配置された数個のコイル6は、回
転羽根車1のリム1bの外周部分に等間隔で配置された
永久磁石2との間にリニアモータを形成している。
【0014】回転羽根車1を回転させるには、コイル6
の磁界を羽根車1を回転させる方向に次々と変化させれ
ばよい。そして、磁界を変化させる速さにより回転羽根
車1の回転速度が決まり、送風量も決まる。
【0015】回転羽根車1が回転を始めると、リニアモ
ータにより回転羽根車1は浮上し、ベアリング5と回転
羽根車1のリム1bは非接触となり、摩擦音は発生しな
い。回転羽根車1の前後に空気の流れに抵抗する物が無
いため送風効率が向上する。また、回転羽根車1とケー
シング3,ガイド体4との間の隙間が微小なため、風切
り音が減少する。
【0016】本発明一実施例のファンは、駆動用モータ
の回転軸に羽根を取り付けた従来のファンに比べて、送
風効率が向上するとともに、風切り音やベアリングの摩
擦音が低減され、高効率・低騒音のファンを実現するも
のである。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数の送風用羽根がスポーク状に短円筒状のリムに一体に
結合されて車に構成され前記リムに外方へ向いた磁極を
N,S,N,S…と交互に異ならせて永久磁石が円周方
向に等間隔で全周にわたり配置された回転羽根車と、こ
の回転羽根車が納まる箱状で羽根車の回転中心と同心に
送風用羽根より径がやや大きい通風窓が箱の対向2面に
設けられるとともに箱の内部にこの回転羽根車のリムを
両側面,外周の三方から全周にわたり近接して同心的に
囲み且つその内周面に等間隔で前記リム外周面と微小な
間隙をおいてベアリングが配置されたガイド体が設けら
れたケーシングと、このケーシング内のガイド体の周壁
内に巻き軸を前記回転羽根車の半径方向に向けて円周方
向に等間隔で数個配置され回転羽根車を回転させる方向
に次々と磁界を変化させられるコイルとを具備したファ
ンを実現したことにより、コイルの磁界を羽根車を回転
させる方向に次々と変化させることで、静止時に下側の
ベアリングと接触していた回転羽根車がリニアモータに
より回転して浮上し、ベアリングと非接触となり摩擦音
は発生しない。また、回転羽根車とケーシング間の隙間
が微小なため風切り音も減少する。さらに、回転羽根車
の前後に空気の流れに抵抗する物が無いため送風効率が
向上する等の効果が得られ、高効率・低騒音のファンを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のファンを示し、図1(a)は
正面から見た概略図であり、図1(b)は側面から見た
概略図である。
【符号の説明】
1…回転羽根車 1a…送風用羽根 1b…リム 2…永久磁石 3…ケーシング 3a…通風窓 4…ガイド体 5…ベアリング 6…コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送風用羽根がスポーク状に短円筒
    状のリムに一体に結合されて車に構成され前記リムに外
    方へ向いた磁極をN,S,N,S…と交互に異ならせて
    永久磁石が円周方向に等間隔で全周にわたり配置された
    回転羽根車と、この回転羽根車が納まる箱状でこの羽根
    車の回転中心と同心に送風用羽根より径がやや大きい通
    風窓が箱の対向2面に設けられるとともに箱の内部にこ
    の回転羽根車のリムを両側面,外周の三方から全周にわ
    たって近接して同心的に囲み且つその内周面に等間隔で
    前記リム外周面と微小な間隙をおいてベアリングが配置
    されたガイド体が設けられたケーシングと、このケーシ
    ング内のガイド体の周壁内に巻き軸を前記回転羽根車の
    半径方向に向けて円周方向に等間隔で数個配置され回転
    羽根車を回転させる方向に次々と磁界を変化させられる
    コイルとを具備したファン。
JP20573691A 1991-08-16 1991-08-16 フアン Pending JPH0544687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20573691A JPH0544687A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 フアン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20573691A JPH0544687A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 フアン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544687A true JPH0544687A (ja) 1993-02-23

Family

ID=16511815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20573691A Pending JPH0544687A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 フアン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0544687A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030000004A (ko) * 2001-06-22 2003-01-03 현대자동차주식회사 냉각팬의 밸런스 유지장치
CN104976063A (zh) * 2015-04-21 2015-10-14 李德生 风场聚能空心环外传发电系统
CN104976061A (zh) * 2015-04-21 2015-10-14 李德生 散热电机高效发电系统
CN104976064A (zh) * 2015-04-21 2015-10-14 李德生 高效负压增速风力发电系统
CN104979951A (zh) * 2015-04-23 2015-10-14 李德生 节能空心环轴式吸排电机
CN105240293A (zh) * 2015-10-17 2016-01-13 李德生 高效吸排空心环无轴电机风扇
CN105526196A (zh) * 2015-12-03 2016-04-27 苏州永和诚风机工业有限公司 消音风机
CN108233616A (zh) * 2018-01-31 2018-06-29 湖北环电磁装备工程技术有限公司 一种无框式永磁同步电机直驱的鼓风机旋转装置
CN108462314A (zh) * 2018-01-31 2018-08-28 湖北环电磁装备工程技术有限公司 一种无框组合式永磁同步直线电机直驱的鼓风机旋转装置
CN108716470A (zh) * 2018-08-03 2018-10-30 合肥联宝信息技术有限公司 一种散热模组及电子设备
CN110594175A (zh) * 2019-10-25 2019-12-20 深圳市高斯轨道交通有限公司 一种无轴风扇
KR102103446B1 (ko) * 2019-02-12 2020-04-22 박근배 자기부상 회전팬을 이용한 유체 이송장치

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030000004A (ko) * 2001-06-22 2003-01-03 현대자동차주식회사 냉각팬의 밸런스 유지장치
CN104976063A (zh) * 2015-04-21 2015-10-14 李德生 风场聚能空心环外传发电系统
CN104976061A (zh) * 2015-04-21 2015-10-14 李德生 散热电机高效发电系统
CN104976064A (zh) * 2015-04-21 2015-10-14 李德生 高效负压增速风力发电系统
CN104979951A (zh) * 2015-04-23 2015-10-14 李德生 节能空心环轴式吸排电机
CN105240293A (zh) * 2015-10-17 2016-01-13 李德生 高效吸排空心环无轴电机风扇
CN105526196A (zh) * 2015-12-03 2016-04-27 苏州永和诚风机工业有限公司 消音风机
CN108233616A (zh) * 2018-01-31 2018-06-29 湖北环电磁装备工程技术有限公司 一种无框式永磁同步电机直驱的鼓风机旋转装置
CN108462314A (zh) * 2018-01-31 2018-08-28 湖北环电磁装备工程技术有限公司 一种无框组合式永磁同步直线电机直驱的鼓风机旋转装置
CN108716470A (zh) * 2018-08-03 2018-10-30 合肥联宝信息技术有限公司 一种散热模组及电子设备
KR102103446B1 (ko) * 2019-02-12 2020-04-22 박근배 자기부상 회전팬을 이용한 유체 이송장치
CN110594175A (zh) * 2019-10-25 2019-12-20 深圳市高斯轨道交通有限公司 一种无轴风扇

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0544687A (ja) フアン
CN101188373A (zh) 风扇电动机
JP2016205274A (ja) 双方向軸流ファン装置
US10511204B2 (en) Cooling fan structure with rotational cylindrical fan blades
SE9700256L (sv) Vakuumpump av höghastighetstyp
US2829287A (en) Ventilating electric unit
US2482847A (en) Blower wheel
EP0938089A3 (en) Hard disk drive device
GB2102216A (en) Noise reducing motor fan drive
JP2000018246A5 (ja)
JPH047380Y2 (ja)
JPH04183998A (ja) 軸流ファン
JPH08191554A (ja) 冷却ファン付き外転ロータ型直流電動機
JPS5836208Y2 (ja) 多翼形フアン付回転電機
CN201601538U (zh) 马达
JP7146534B2 (ja) 軸流ファン
CN219611545U (zh) 一种自行散热的无刷电机
KR930005975Y1 (ko) 선풍기용 구동장치
JPH0747980Y2 (ja) クロスフローファンの駆動用電動機
JPH01110898A (ja) 軸流ファン
JP2002242882A (ja) 軸流ファン
FR2297336A1 (fr) Ensemble de ventilation pour tour de refrigeration
JPH03194198A (ja) 軸流ファン
KR100892112B1 (ko) 마그네트리스 모터
JPS5993994A (ja) 送風機