JPH0544640Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544640Y2 JPH0544640Y2 JP1067388U JP1067388U JPH0544640Y2 JP H0544640 Y2 JPH0544640 Y2 JP H0544640Y2 JP 1067388 U JP1067388 U JP 1067388U JP 1067388 U JP1067388 U JP 1067388U JP H0544640 Y2 JPH0544640 Y2 JP H0544640Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expander
- gas
- heater
- pressure
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 29
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、ガス払出時の動力回収装置に関す
る。
る。
[従来の技術]
燃料ガスをガスホルダーに供給、貯蔵して、消
費設備に払出す場合は、受入ラインのコンプレツ
サーで昇圧してガスホルダーに送り、払出ライン
に膨張機または、膨張弁(減圧弁ともいう)によ
り使用圧に下げて消費設備に送ることが一般的に
行われている。
費設備に払出す場合は、受入ラインのコンプレツ
サーで昇圧してガスホルダーに送り、払出ライン
に膨張機または、膨張弁(減圧弁ともいう)によ
り使用圧に下げて消費設備に送ることが一般的に
行われている。
[考案が解決しようとする課題]
しかしながら、ガスをガスホルダーに9Kg/cm2
程度の高圧で貯蔵する場合は、ガス払出しのとき
膨張機を通してガス圧力を使用圧力まで下げる
と、ガス温度が−45℃に下がる。このため、ガス
中の水分が凍結して配管および、バルブ等におい
て詰まりが発生するという問題がある。また、従
来のように膨張機をガスの減圧のみに使用するの
では、ガスが保有するエネルギーを無駄に捨てて
しまうという問題がある。
程度の高圧で貯蔵する場合は、ガス払出しのとき
膨張機を通してガス圧力を使用圧力まで下げる
と、ガス温度が−45℃に下がる。このため、ガス
中の水分が凍結して配管および、バルブ等におい
て詰まりが発生するという問題がある。また、従
来のように膨張機をガスの減圧のみに使用するの
では、ガスが保有するエネルギーを無駄に捨てて
しまうという問題がある。
[課題を解決するための手段および作用]
この考案は、以上のような問題点を解決しよう
とするもので、ガスの受入ラインと払出ライン
が、別ラインになつているガス受け払い貯蔵設備
の払出ラインに設けた膨張機と、膨張機の前に設
けた加熱器と、膨張機の回転軸に接続した発電機
とからなる動力回収装置である。
とするもので、ガスの受入ラインと払出ライン
が、別ラインになつているガス受け払い貯蔵設備
の払出ラインに設けた膨張機と、膨張機の前に設
けた加熱器と、膨張機の回転軸に接続した発電機
とからなる動力回収装置である。
膨張機に入る手前で、ガスを加熱器により加熱
することができるから、ガスは膨張機を通つた後
もガス中の水分が凍結しない温度にすることがで
きる。また、膨張機の回転軸に発電機を接続して
あるから、ガスが保有するエネルギーを電力とし
て回収することができる。
することができるから、ガスは膨張機を通つた後
もガス中の水分が凍結しない温度にすることがで
きる。また、膨張機の回転軸に発電機を接続して
あるから、ガスが保有するエネルギーを電力とし
て回収することができる。
[実施例]
本考案の実施例を図面に基ずいて以下に説明す
る。第1図において、2は受入ラインに設けたコ
ンプレツサー、5はガスホルダー、8は払出ライ
ンに設けられた加熱器、9は同じく払出ラインに
設けた膨張機で、10は該膨張機の回転軸に接続
された発電機である。受入ガスは配管1を通つて
コンプレツサー2により昇圧されて配管3およ
び、弁4を経由してガスホルダー5に貯蔵され
る。払出時は、弁6を開とし払出す。ガスは配管
7を通つて加熱器8に入り、90〜100℃に加熱さ
れ膨張機9に送られる。膨張機9で膨張したガス
は、断熱膨張により降温して0〜10℃になる。膨
張機の回転軸には発電機10が接続されているか
ら、発電機10は膨張機により回転させられ、発
電する。すなわち、ガスの保有するエネルギー
(圧力および、加熱器によつて得られた熱エネル
ギー)は電力として回収されることになる。膨張
機9を通つたガスは配管11を通つて消費設備に
送られる。膨張機は、ガスの保有するエネルギー
を効率よく回転に変えることのできるものであれ
ばよい。例えば、遠心タービン、軸流タービン等
が上げられる。従来設備では、膨張機をでた後の
温度が−45℃の低温となるため、配管等に低温対
策が必要であつたが、この考案は、膨張機の前段
階に加熱器を設けて、ガスを加熱するようにした
から、膨張機をでたガス温度を0℃以上に維持す
ることができる。
る。第1図において、2は受入ラインに設けたコ
ンプレツサー、5はガスホルダー、8は払出ライ
ンに設けられた加熱器、9は同じく払出ラインに
設けた膨張機で、10は該膨張機の回転軸に接続
された発電機である。受入ガスは配管1を通つて
コンプレツサー2により昇圧されて配管3およ
び、弁4を経由してガスホルダー5に貯蔵され
る。払出時は、弁6を開とし払出す。ガスは配管
7を通つて加熱器8に入り、90〜100℃に加熱さ
れ膨張機9に送られる。膨張機9で膨張したガス
は、断熱膨張により降温して0〜10℃になる。膨
張機の回転軸には発電機10が接続されているか
ら、発電機10は膨張機により回転させられ、発
電する。すなわち、ガスの保有するエネルギー
(圧力および、加熱器によつて得られた熱エネル
ギー)は電力として回収されることになる。膨張
機9を通つたガスは配管11を通つて消費設備に
送られる。膨張機は、ガスの保有するエネルギー
を効率よく回転に変えることのできるものであれ
ばよい。例えば、遠心タービン、軸流タービン等
が上げられる。従来設備では、膨張機をでた後の
温度が−45℃の低温となるため、配管等に低温対
策が必要であつたが、この考案は、膨張機の前段
階に加熱器を設けて、ガスを加熱するようにした
から、膨張機をでたガス温度を0℃以上に維持す
ることができる。
[考案の効果]
考案は、膨張機の前に加熱器を設け、そして膨
張機の回転軸に発電機を接続してあるから、ガス
の保有する圧力および、加熱器の加熱エネルギー
を電力として回収することができ、また、膨張機
後のガス温度を0℃以上にすることが出来るか
ら、配管および、機器類の凍結による詰まり等の
トラブルを防止できるという効果が得られる。
張機の回転軸に発電機を接続してあるから、ガス
の保有する圧力および、加熱器の加熱エネルギー
を電力として回収することができ、また、膨張機
後のガス温度を0℃以上にすることが出来るか
ら、配管および、機器類の凍結による詰まり等の
トラブルを防止できるという効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例のガス払出時の動力
回収装置を示す系統図である。 2……コンプレツサー、5……ガスホルダー、
8……加熱器、9……膨張機、10……発電機。
回収装置を示す系統図である。 2……コンプレツサー、5……ガスホルダー、
8……加熱器、9……膨張機、10……発電機。
Claims (1)
- ガス受入ラインと払出ラインが、別ラインにな
つているガス受け払い貯蔵設備の払出ラインに設
けた膨張機と、膨張機の前に設けた加熱器と、膨
張機の回転軸に接続した発電機とからなるガス払
出時の動力回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1067388U JPH0544640Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1067388U JPH0544640Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115100U JPH01115100U (ja) | 1989-08-02 |
JPH0544640Y2 true JPH0544640Y2 (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=31218542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1067388U Expired - Lifetime JPH0544640Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544640Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10513527A (ja) * | 1995-02-03 | 1998-12-22 | ウェルチ・ウェルチ・アンド・スワンソン | 天然ガスパイプラインの過剰圧力を使用して動力を発生する装置及び方法 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP1067388U patent/JPH0544640Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10513527A (ja) * | 1995-02-03 | 1998-12-22 | ウェルチ・ウェルチ・アンド・スワンソン | 天然ガスパイプラインの過剰圧力を使用して動力を発生する装置及び方法 |
JP4651752B2 (ja) * | 1995-02-03 | 2011-03-16 | インディペンデント ナチュラル リソーシーズ, インコーポレイテッド | 天然ガスパイプラインの過剰圧力を使用して動力を発生する装置及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01115100U (ja) | 1989-08-02 |
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