JPH0544287Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544287Y2 JPH0544287Y2 JP8054188U JP8054188U JPH0544287Y2 JP H0544287 Y2 JPH0544287 Y2 JP H0544287Y2 JP 8054188 U JP8054188 U JP 8054188U JP 8054188 U JP8054188 U JP 8054188U JP H0544287 Y2 JPH0544287 Y2 JP H0544287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- cup body
- protrusion
- cup
- outer frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 15
- 210000003323 beak Anatomy 0.000 claims description 7
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 3
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
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- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
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- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は自動車の車体を補修する際に、その
補修部分を塗るのに足りる必要量宛、車体の塗色
に適合した塗料を調合し、塗装後に余剰分は廃棄
する塗料調合用容器に関する。
補修部分を塗るのに足りる必要量宛、車体の塗色
に適合した塗料を調合し、塗装後に余剰分は廃棄
する塗料調合用容器に関する。
(従来の技術)
このような塗料調合用容器として、環状の下
枠、該下枠から起立する複数本の支柱により支持
された上枠、該下枠と上枠の間を連結する把手を
備えた外枠体と、有底のカツプ形で底の周縁部下
面を前記下枠上に支持され、上縁部外周を前記上
枠の内周で支持されるとともに、上縁部の一側に
外方に張出した注出嘴を一体に備えた使い捨ての
カツプ体とからなるものを本出願人は実公昭56−
12270号公報、実公昭59−4922号公報で提案した。
枠、該下枠から起立する複数本の支柱により支持
された上枠、該下枠と上枠の間を連結する把手を
備えた外枠体と、有底のカツプ形で底の周縁部下
面を前記下枠上に支持され、上縁部外周を前記上
枠の内周で支持されるとともに、上縁部の一側に
外方に張出した注出嘴を一体に備えた使い捨ての
カツプ体とからなるものを本出願人は実公昭56−
12270号公報、実公昭59−4922号公報で提案した。
(考案が解決しようとする課題)
上記従来のものはカツプ体をブロー成形で1個
宛成形し、その際に外枠体の上枠から上に突出す
る延長部を一体に設け、外枠体の内部にカツプ体
を嵌めたのち、外枠体の上枠から上に突出するカ
ツプ体の延長部を下向きに折返すことによりカツ
プを上に抜け外れないように外枠体に固定するこ
とが必要であり、カツプ体の成形に時間を要する
と共に、外枠体の着脱に手数を要する。
宛成形し、その際に外枠体の上枠から上に突出す
る延長部を一体に設け、外枠体の内部にカツプ体
を嵌めたのち、外枠体の上枠から上に突出するカ
ツプ体の延長部を下向きに折返すことによりカツ
プを上に抜け外れないように外枠体に固定するこ
とが必要であり、カツプ体の成形に時間を要する
と共に、外枠体の着脱に手数を要する。
更に、カツプ体はブロー成形で成形するため、
底の内面に金型の合せ目によるパーテイングの突
条が生じ、塗料を攪拌する際に邪魔になる。
底の内面に金型の合せ目によるパーテイングの突
条が生じ、塗料を攪拌する際に邪魔になる。
(課題を解決するための手段)
そこで本考案では、所定の厚さに成形したプラ
スチツクの薄シート体をしぼり加工して一度に複
数のカツプ体を成形できるようにすると共に、そ
の各カツプ体を外枠体内に嵌込み、取出し可能に
固定するようにしたのであつて、カツプ体の上縁
部に外方に張り出す鍔を設け、上記外枠体の上枠
の上面には上向きに突出する突起、前記鍔には上
記突起に係合する孔又は切欠きからなる係合部を
設けたことを特徴とする。
スチツクの薄シート体をしぼり加工して一度に複
数のカツプ体を成形できるようにすると共に、そ
の各カツプ体を外枠体内に嵌込み、取出し可能に
固定するようにしたのであつて、カツプ体の上縁
部に外方に張り出す鍔を設け、上記外枠体の上枠
の上面には上向きに突出する突起、前記鍔には上
記突起に係合する孔又は切欠きからなる係合部を
設けたことを特徴とする。
(実施例)
図示の各実施例において、1は外枠体、10は
カツプ体を示す。
カツプ体を示す。
外枠体1は環状の下枠2、該下枠2から円周方
向にほぼ等間隔で離れて起立する複数本の支柱3
……、この支柱3……の上端により前記下枠2と
ほぼ同心状に支持された上枠4を有するほか、下
枠2と上枠4の間を上下方向に連結する弓形の把
手5を備えている。
向にほぼ等間隔で離れて起立する複数本の支柱3
……、この支柱3……の上端により前記下枠2と
ほぼ同心状に支持された上枠4を有するほか、下
枠2と上枠4の間を上下方向に連結する弓形の把
手5を備えている。
カツプ体10は、前述したように所定の厚さの
プラスチツクシートを複数の型で同時にしぼり加
工しながら打抜き、一回の加工で型と同数宛成形
したもので、夫々上縁部の一側に上に向かつて外
方への張出量を増した注出嘴11が一体に設けて
ある。
プラスチツクシートを複数の型で同時にしぼり加
工しながら打抜き、一回の加工で型と同数宛成形
したもので、夫々上縁部の一側に上に向かつて外
方への張出量を増した注出嘴11が一体に設けて
ある。
そして、カツプ体10を外枠体1内に上から嵌
込んだときに、カツプ体内で調合した塗料を吹付
けガンのタンクに注入するために外枠体をカツプ
体ごと傾けても、外枠体からカツプ体が外に抜け
出るのを防止するため、外枠体の上枠4の上面に
は突起6を突設し、カツプ体10の上縁部には外
方に張り出す鍔12を設け、この鍔12に突起6
を係合する孔又は切欠きからなる係合部13を形
成してある。
込んだときに、カツプ体内で調合した塗料を吹付
けガンのタンクに注入するために外枠体をカツプ
体ごと傾けても、外枠体からカツプ体が外に抜け
出るのを防止するため、外枠体の上枠4の上面に
は突起6を突設し、カツプ体10の上縁部には外
方に張り出す鍔12を設け、この鍔12に突起6
を係合する孔又は切欠きからなる係合部13を形
成してある。
この実施例ではカツプ体の係合部13を有する
鍔12は注出嘴11とは反対の位置に設けてあ
る。又、外枠体はカツプ体を嵌込んだときにその
注出嘴11を外に突出させるために下向きの三角
形の切欠き7を備え、把手5は上記切欠き7とは
反対の位置で上枠4と下枠2に取付けてあり、前
述の突起6は上枠4の上面から上に突出するよう
に把手5の上端に設けてある。
鍔12は注出嘴11とは反対の位置に設けてあ
る。又、外枠体はカツプ体を嵌込んだときにその
注出嘴11を外に突出させるために下向きの三角
形の切欠き7を備え、把手5は上記切欠き7とは
反対の位置で上枠4と下枠2に取付けてあり、前
述の突起6は上枠4の上面から上に突出するよう
に把手5の上端に設けてある。
把手5は下枠2の下端に形成した切欠き2aか
ら下枠が囲む内部に浅く入り、下枠の内周に設け
られた張出部2bにある孔2cに下から上に通る
L形片8を下端部に有し、又、上端には上枠4か
ら外方に突出する突出片4aにある孔4bに下か
ら上に通る低い(高さは突出片2aの厚さに同
じ)直立片9を有し、突起6はこの直立片9の上
面上に設けてある。そして、L形片8の上縁には
該片8を孔2c下から上に通したとき孔2cの上
縁に上から係合する爪8′を設けてあり、又、突
起6には直立片9を孔4bに下から上に通したと
き孔4bの上縁に上から係合する爪9′が設けて
ある。
ら下枠が囲む内部に浅く入り、下枠の内周に設け
られた張出部2bにある孔2cに下から上に通る
L形片8を下端部に有し、又、上端には上枠4か
ら外方に突出する突出片4aにある孔4bに下か
ら上に通る低い(高さは突出片2aの厚さに同
じ)直立片9を有し、突起6はこの直立片9の上
面上に設けてある。そして、L形片8の上縁には
該片8を孔2c下から上に通したとき孔2cの上
縁に上から係合する爪8′を設けてあり、又、突
起6には直立片9を孔4bに下から上に通したと
き孔4bの上縁に上から係合する爪9′が設けて
ある。
従つて、把手5の下端部のL形片8と、上端の
直立片9を夫々少し力を加えて爪8′,9′ごと各
孔2c,4bに下から通し、爪を孔の上に出すこ
とにより把手を組付け、突起6を上枠の上面上に
位置させることができる。
直立片9を夫々少し力を加えて爪8′,9′ごと各
孔2c,4bに下から通し、爪を孔の上に出すこ
とにより把手を組付け、突起6を上枠の上面上に
位置させることができる。
そして、突起6は直立片9よりも幅が狭い下部
6aと、この下部よりも幅広ではあるが直立片9
よりも幅が狭く(直立片と一緒に孔4bに通すた
め)、前記下部の両側から突出する上部6bとか
らなるほぼT形であるため、カツプ体の鍔12の
係合部13は上記突起の下部6aに嵌まるスリツ
トないし、このスリツトを含んだ切欠きであつ
て、係合部13を突起6の下部6bに係合したと
き、係合部は下部6aよりは幅が広い突起の上部
6bで抜け止めされる。
6aと、この下部よりも幅広ではあるが直立片9
よりも幅が狭く(直立片と一緒に孔4bに通すた
め)、前記下部の両側から突出する上部6bとか
らなるほぼT形であるため、カツプ体の鍔12の
係合部13は上記突起の下部6aに嵌まるスリツ
トないし、このスリツトを含んだ切欠きであつ
て、係合部13を突起6の下部6bに係合したと
き、係合部は下部6aよりは幅が広い突起の上部
6bで抜け止めされる。
しかし、突起6と、これに係合する孔ないし切
欠きの係合部13の形状は任意であつて、例えば
突起6は同じ幅で第4図に示すように湾曲した
り、第5図に示すように倒L形になつていたりす
るなど任意である。
欠きの係合部13の形状は任意であつて、例えば
突起6は同じ幅で第4図に示すように湾曲した
り、第5図に示すように倒L形になつていたりす
るなど任意である。
又、鍔12は注出嘴11から反対向きに外方に
張り出すだけでなく、カツプ体の上縁外周全体か
ら外に張り出し、カツプ体の上縁部を補強すると
共に、外枠体の上枠に塗料が付着して汚れるのを
防止してもよい。
張り出すだけでなく、カツプ体の上縁外周全体か
ら外に張り出し、カツプ体の上縁部を補強すると
共に、外枠体の上枠に塗料が付着して汚れるのを
防止してもよい。
更に、外枠体の下枠2の内周にはカツプ体の底
を受止める十字状などの底桟2dを一体に設けて
もよい。
を受止める十字状などの底桟2dを一体に設けて
もよい。
(考案の効果)
こうして本考案によれば外枠体の内部にカツプ
体を嵌込み、カツプ体の鍔に設けてある係合部を
外枠体の上枠の上面から突出する突起に係合する
ことによつてカツプ体を外枠体に対し固定し、外
枠体を傾けてもカツプ体が外に出るのを完全に防
止できる。そして、カツプ体の中の塗料の使用が
終つたら突起と係合部の係合を外してカツプ体を
外に取出して廃棄し、新しいカツプ体を再び嵌込
んで次の塗料の調合を行い、これにより前の塗料
を洗浄して除く手数を解消できる。
体を嵌込み、カツプ体の鍔に設けてある係合部を
外枠体の上枠の上面から突出する突起に係合する
ことによつてカツプ体を外枠体に対し固定し、外
枠体を傾けてもカツプ体が外に出るのを完全に防
止できる。そして、カツプ体の中の塗料の使用が
終つたら突起と係合部の係合を外してカツプ体を
外に取出して廃棄し、新しいカツプ体を再び嵌込
んで次の塗料の調合を行い、これにより前の塗料
を洗浄して除く手数を解消できる。
又、カツプ体はプラスチツクシートを型でしぼ
り加工しながらシートから打抜くため、ブロー成
形による場合のような型の合せ目による突条が底
の内面に生ぜず、塗料の攪拌がスムースに行え
る。
り加工しながらシートから打抜くため、ブロー成
形による場合のような型の合せ目による突条が底
の内面に生ぜず、塗料の攪拌がスムースに行え
る。
第1図は本考案の塗料調合用容器の分解斜視
図、第2図は同上の組立て状態の断面図、第3図
は第1,2図の容器の突起と係合部の係合状態を
示す斜視図、第4図と第5図は夫々他の突起と係
合部の係合状態を示す斜視図である。 図中、1は外枠体、2はその下枠、3は支柱、
4は上枠、5は把手、6は突起、10はカツプ
体、11は注出嘴、12は鍔、13は係合部を示
す。
図、第2図は同上の組立て状態の断面図、第3図
は第1,2図の容器の突起と係合部の係合状態を
示す斜視図、第4図と第5図は夫々他の突起と係
合部の係合状態を示す斜視図である。 図中、1は外枠体、2はその下枠、3は支柱、
4は上枠、5は把手、6は突起、10はカツプ
体、11は注出嘴、12は鍔、13は係合部を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 環状の下枠、該下枠から起立する複数本の支柱
により支持された上枠、該下枠と上枠の間を連結
する把手を備えた外枠体と、有底のカツプ形で底
の周縁部下面を前記下枠上に支持され、上縁部外
周を前記上枠の内周で支持されると共に、上縁部
の一側に外方に張出した注出嘴を一体に備えた使
い捨てのカツプ体とからなる塗料調合用容器にお
いて、 上記カツプ体の上縁部に外方に張り出す鍔を設
け、上記外枠体の上枠の上面には上向きに突出す
る突起、前記鍔には上記突起に係合する孔又は切
欠きからなる係合部を設けたことを特徴とする塗
料調合用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054188U JPH0544287Y2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054188U JPH0544287Y2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210227U JPH0210227U (ja) | 1990-01-23 |
JPH0544287Y2 true JPH0544287Y2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=31305366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8054188U Expired - Lifetime JPH0544287Y2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544287Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2755085C (en) * | 2009-03-20 | 2016-11-29 | Chef'n Corporation | Pouring device with deformable spout |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP8054188U patent/JPH0544287Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210227U (ja) | 1990-01-23 |
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