JPH0544241U - 電気式空気清浄機 - Google Patents

電気式空気清浄機

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JPH0544241U
JPH0544241U JP10145991U JP10145991U JPH0544241U JP H0544241 U JPH0544241 U JP H0544241U JP 10145991 U JP10145991 U JP 10145991U JP 10145991 U JP10145991 U JP 10145991U JP H0544241 U JPH0544241 U JP H0544241U
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JP
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ozone
ionization
ozone concentration
dust
section
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Application number
JP10145991U
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English (en)
Inventor
勉 市之瀬
Original Assignee
リコーエレメツクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾン濃度を検出し、オゾン濃度が基準濃度
以上に上昇しないようにイオン化部を自動制御できる電
気式空気清浄機を提供する。 【構成】 通過塵埃を荷電するイオン化部14と、この
イオン化部14で荷電された塵埃を捕集する集塵部15
と、これらイオン化部14と集塵部15に通風する通風
手段の他に、オゾン濃度を検出するオゾンセンサ13
と、その検出オゾン濃度によってイオン化部14に印加
する電圧を制御する制御回路24とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家庭用、店舗用、自動車用、クリーンルーム用等に使用される電気 式空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気式空気清浄機においては、空気中のオゾン濃度が高くなると、目や呼吸器 系に害を及ぼすため、イオン化部で発生するオゾンを下流に設置した活性炭フィ ルタやオゾン処理剤で除去しているが、100パーセントの除去は到底できない 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、室内空気中のオゾン濃度は徐々に高くなるが、従来のこの種の空気 清浄機ではオゾン濃度の検出及びオゾン濃度に従った制御をする機構がないため 、イオン化部の印加電圧は常に一定に保持されており、オゾン濃度が危険濃度ま で高まることがあった。
【0004】 また、長時間運転した場合、活性炭の吸着力低下、又はオゾン処理剤の枯渇に より多量のオゾンが吐出されることになるが、このようになってもそれを検出し 報知する機構がなかった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、オゾン濃度を検出し、オゾン濃度が基準濃度以上に 上昇しないようにイオン化部を自動制御できる電気式空気清浄機を提供すること にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による空気清浄機は、通過塵埃を荷電するイオン化部と、このイオン化 部で荷電された塵埃を捕集する集塵部と、これらイオン化部と集塵部に通風する 通風手段の他に、オゾン濃度を検出するオゾン検出手段と、その検出オゾン濃度 によってイオン化部に印加する電圧を制御する制御手段とを備えてなる。
【0007】
【作用】
空気中のオゾン濃度がオゾン検出手段により検出され、イオン化部の印加電圧 がオゾン濃度の高低に従い制御される。すなわち、オゾン濃度が低い場合はイオ ン化部の印加電圧を上げ、オゾン濃度が高くなると印加電圧を下げるように自動 制御できる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に従い詳細に説明する。 図1において、ハウジング10には一方に吸気口11、他方に排気口12が設 けられている。ハウジング10内には、吸気口11側から排気口12側に向かっ てオゾンセンサ13、イオン化部14、集塵部15、活性炭フィルタ16及び送 風機17が順次配置され、塵埃を含む空気は、送風機17による送風によって吸 気口11からハウジング10内に吸気され、ハウジング10内で集塵されて清浄 空気となって排気口12から排気される。
【0009】 イオン化部14は、複数本のイオン化線18のそれぞれに集塵極板19を対向 させ、また集塵部15は、複数枚の集塵極板20のそれぞれに集塵用対向極板2 1を対向させたもので、イオン化線18と集塵極板19との間、及び集塵極板2 0と対向極板21との間には高圧電源22から高電圧が印加される。
【0010】 イオン化線18と集塵極板19との間に高電圧を印加すると、イオン化線18 から集塵極板19へイオン化電流が流れ、ハウジング10内に吸気された空気中 の塵埃が荷電される。その荷電された塵埃は、下流の集塵極板20と対向極板2 1との間に形成される高電界中に流入し、クーロン力により集塵極板20に捕集 される。その捕集率は、印加電圧に比例する。
【0011】 更に、イオン化により発生したオゾンは、下流の活性炭フィルタ16により大 部分が吸着されるが、一部は清浄空気に混じって排気される。従って、室内のオ ゾン濃度が次第に上昇する。また、長時間運転すると、活性炭フィルタ16の吸 着力低下によりオゾンを吸着しきれなくなる。活性炭フィルタ16の代わりにオ ゾン処理剤を使用した場合には、それが揮発してなくなり、オゾン除去不能とな って人体に対して有害なオゾンが多量に吐出されることになる。
【0012】 そこで、本考案による空気清浄機では、オゾンセンサ13で空気中のオゾン濃 度を検出し、その検出したオゾン濃度に応じてイオン化部14に印加する電圧を 自動的に可変する。図2にそれを行う回路構成を示す。
【0013】 図2において、オゾンセンサ13のオゾン濃度に応じた出力は、検出回路23 を介して制御回路24に入力される。該制御回路24は、オゾン濃度に応じた出 力を基準値と比較し、オゾン濃度が高くなれば、イオン化線18と集塵極板19 との間に印加される電圧を下げるべく高圧電源22を制御し、オゾン濃度が下が ると、イオン化線18と集塵極板19との間に印加される電圧を上げるべく高圧 電源22を制御する。イオン化部14におけるオゾン発生量は、イオン電流に比 例し、またイオン化電流はイオン化線18と集塵極板19との間の印加電圧に比 例するため、該印加電圧を制御することによりオゾン発生量を調整できる。
【0014】 また、制御部24によって制御される報知部25を備えれば、オゾンセンサ1 3及び検出回路23で検出したオゾン濃度を、報知部25で文字や色などで常時 又は周期的に表示するとか、オゾン濃度が危険レベルになったら当該空気清浄機 の動作を停止するとともに、報知部25によって換気を促す報知をするとか(音 や色や文字など)、あるいはオゾン濃度が基準以上になったら活性炭フィルタ1 6の交換又はオゾン処理剤の補充を促す報知をすることができる。
【0015】 なお、本考案の技術は、オゾンを利用した脱臭・殺菌装置、又はコロナ放電を 利用した複写機等の画像形成装置等にも応用できる。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、空気中のオゾン濃度を検出し、イオン化部の印加電圧をオゾ ン濃度に応じて自動制御できるため、空気清浄機から吐出されるオゾン濃度の上 昇を抑制できる。
【0017】 請求項2によれば、活性炭フィルタの寿命又はオゾン処理剤の枯渇を報知し、 オゾン濃度の異常上昇による人体への危険を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による空気清浄機の一例の概要断面図で
ある。
【図2】同空気清浄機の電気的構成のブロック図であ
る。
【符号の説明】
13 オゾンセンサ 14 イオン化部 15 集塵部 16 活性炭フィルタ 17 送風機 22 高圧電源 23 検出回路 24 制御回路 25 報知部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通過塵埃を荷電するイオン化部と、この
    イオン化部で荷電された塵埃を捕集する集塵部と、これ
    らイオン化部と集塵部に通風する通風手段とを有する電
    気式空気清浄機において、オゾン濃度を検出するオゾン
    検出手段と、その検出オゾン濃度によって前記イオン化
    部に印加する電圧を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする、電気式空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記オゾン検出手段が検出したオゾン濃
    度に従った報知をする報知手段を備えたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の電気式空気清浄機。
JP10145991U 1991-11-13 1991-11-13 電気式空気清浄機 Pending JPH0544241U (ja)

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