JPH0544070B2 - - Google Patents

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JPH0544070B2
JPH0544070B2 JP62297097A JP29709787A JPH0544070B2 JP H0544070 B2 JPH0544070 B2 JP H0544070B2 JP 62297097 A JP62297097 A JP 62297097A JP 29709787 A JP29709787 A JP 29709787A JP H0544070 B2 JPH0544070 B2 JP H0544070B2
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Eiji Matsuda
Shigeo Kabasawa
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D3/00Sorting a mixed bulk of coins into denominations

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は自動販売機に組込まれる硬貨処理装置
に関する。
(ニ) 従来の技術 このような硬貨処理装置としては実開昭56−
113974号公報に示されている技術がある。これは
投入された貨幣の枚数を検知する装置と、貨幣保
留装置に保留されている貨幣の枚数を検知する装
置と、貨幣の保留枚数を認定する設定器とを備
え、投入された貨幣の枚数と、保留されている貨
幣の枚数と、設定された保留枚数とを比較しその
結果に応じて、開閉装置を操作して貨幣保留装置
及び収金装置への通路を開閉するようにしたもの
である。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかるに上記の従来技術では、最大貯蔵枚数を
設定器により設定するために設定が難しく、また
最大貯蔵枚数の設定と硬貨パイプへの硬貨補給を
別々に行うために手間がかかつてしまう。
したがつて本発明は、硬貨パイプ内に貯蔵する
硬貨の最大貯蔵枚数を容易に設定でき、また最大
貯蔵枚数の設定と硬貨の補給にかかる手間を少な
くすることが可能な硬貨処理装置を提供するもの
である。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は、自動販
売機に組込まれて自動販売機への投入硬貨を受入
れるとともに、硬貨を払出す硬貨処理装置20に
おいて、払出すべき硬貨を収納しており投入硬貨
にて自動補給される硬貨パイプ21と、投入硬貨
のうち払出す必要のない硬貨が導入される金庫
と、投入硬貨を前記硬貨パイプ21及び前記金庫
の何れか一方に導く振分装置13と、前記硬貨パ
イプ21に導入される硬貨枚数を加算し該硬貨パ
イプ21から払出される硬貨枚数を減算してその
貯蔵枚数を検出するカウンタCT50,CT10,
CT5,CT1と、予め設定される前記硬貨パイプ
21の最大貯蔵枚数を記憶する枚数記憶装置M5
0,M10,M5,M1と、前記カウンタCT5
0,CT10,CT5,CT1にて検出される前記
硬貨パイプ21の貯蔵枚数が前記最大貯蔵枚数に
達すると以後の投入硬貨を前記金庫に導くように
前記振分装置13を制御する残量制御装置1と、
前記最大貯蔵枚数の設定モードを指定する手段1
6と、最大貯蔵枚数の設定モードにおいての投入
硬貨は全て前記硬貨パイプ21に導くように前記
振分装置13を制御するとともに、投入硬貨枚数
を前記最大貯蔵枚数として前記枚数記憶装置M5
0,M10,M5,M1へ導入する枚数設定装置
1とを備えたものである。
(ホ) 作 用 自動販売機の管理者が設定モードを指定する手
段を操作することにより動作する最大貯蔵枚数の
設定モードにおいて、枚数設定装置は管理者が投
入した硬貨を全て硬貨パイプに導くように振分装
置を制御する。これによりカウンタはこの設定モ
ードで投入された硬貨は全てカウントしており、
枚数設定装置はカウンタのカウンタ値を最大貯蔵
枚数として枚数記憶装置へ導入する。したがつて
この設定モードに設定した当初においては硬貨パ
イプ内の硬貨を空の状態にしておき、それから任
意の枚数を投入すれば、これが最大貯蔵枚数とし
て枚数記憶装置に設定されるとともに、硬貨パイ
プへの硬貨補給が行われる。
そして、自動販売機の利用者により投入された
硬貨を受入れる通常モードになると、残量制御装
置は、カウンタのカウント値が最大貯蔵枚数に等
しい状態で投入される硬貨は金庫に導くように振
分装置を制御する。これにより硬貨パイプの硬貨
貯蔵量は最大貯蔵枚数内に制御されて、この枚数
を越える分は金庫に導かれることになる。
(ヘ) 実施例 第1図に、自動販売機に配され硬貨に関する
種々の処理を行う硬貨処理装置(すなわちコイン
メカニズム)20を示す。
硬貨処理装置20には、硬貨の種類毎に設けた
複数の硬貨パイプ21の下方に、硬貨払出機構部
22が設けられ、硬貨パイプ21の上方には、
種々のインジケータや操作スイツチを配した操作
パネル15が設けられている。操作パネル15は
設定モードを指定する手段であり自動販売機の管
理者が操作するモードスイツチ16、残量制御ス
イツチ17、硬貨種毎に設けた設定スイツチSW1
〜SW4及びインジケータL1〜L4が設けられてい
る。
硬貨処理装置20の上部には硬貨選別部23が
設けられており、硬貨選別部23は第2図に示す
ように、硬貨投入口24に連通する硬貨通路25
に硬貨測定センサー11を配置している。硬貨通
路25は、基板26と開閉自在に軸支されている
回動板27との間に硬貨レール28を配設して成
る。硬貨測定センサー11は硬貨通路25を転動
する硬貨に発振磁界をあてて、硬貨の通過による
磁界への影響度を発振周波数や電圧の変化にて検
出することで硬貨の材質、外径、板厚等の特性を
測定するものである。正貨ゲート29は硬貨通路
25から導入される硬貨を受入れ或いは返却する
もので、正貨ゲート29の下方には更に振分機構
30を配設して、正貨ゲート29にて受入れられ
る硬貨を振分機構30によりその種類に応じた硬
貨パイプ21或いは金庫導入部31を通して図示
しない金庫へ導くようになつている。表示器9
は、例えば4桁の数値を表示できるデジタル表示
器であり、硬貨処理装置への投入金額を表示する
ために利用される。この表示器9は、更に後述の
ように、最大貯蔵枚数の設定時にも利用され得
る。
第3図は硬貨処理装置20を制御するための一
実施例の回路構成をブロツクにて示しており、1
は残量制御装置及び枚数設定装置であるCPU、
2はRAM、3はROM、4はI/Oインターフ
エースでこれらはアドレスバス5及びデータバス
6にて接続されている。設定スイツチ装置7は設
定スイツチSW1〜SW4を含み、この装置からは設
定スイツチが操作されたことを表わす信号がI/
Oインターフエース4を通してCPU1に入力さ
れる。表示装置8はLEDによるインジケータL1
〜L4を含み、表示器9とともにI/Oインター
フエース4を通してCPU1によつて制御される。
モードスイツチ16と残量制御スイツチ17は
I/Oインターフエース4に接続される。
硬貨判別装置10は硬貨測定センサー11及び
ソレノイド12に接続される。硬貨判別装置10
は硬貨測定センサー11にて示される硬貨測定信
号に基づき、硬貨通路25を転動する硬貨の適正
及び種類を判別する。そして硬貨判別装置10
は、検査硬貨が適正であると硬貨種類を示す信号
をI/Oインターフエース4を通してCPU1に
出力するとともに、ソレノイド12に信号を与え
る。ソレノイド12はこの信号により駆動して正
貨ゲート29を開放し、これにより転動硬貨は受
入れられる。
振分装置13は、硬貨を各硬貨パイプ21及び
金庫導入路31へ振り分けるための複数のソレノ
イドから成る振分機構30を含み、I/Oインタ
ーフエース4を通して入力するCPU1からの信
号に応じて硬貨の振分動作を行なう。
第4図はRAM2の記憶フオーマツトを模式的
に表わす図である。RAM2には少なくとも7つ
の領域2a〜2gが形成される。領域2aは表記
器9の表示内容を切換える表記切換タイマDCT
の領域である。領域2bは投入された硬貨種をス
トアする金種レジスタREGの領域である。領域
2cは、500円、100円、50円、10円の各金種の硬
貨パイプ21に対応して4個のアドレスを含み、
各アドレスをそれぞれの貯蔵枚数をカウントする
カウンタである枚数カウンタCT50,CT10,
CT5,CT1に設定している。領域2dは5通り
のフラグFG0〜FG4を設定する領域である。領
域2eは硬貨処理装置20への投入金額をカウン
トする投入金額カウンタTCTの領域である。領
域2fはインジケータL1〜L4の点滅速度を制御
する点滅制御カウンタCNTの領域である。領域
2gは、500円、100円、50円、10円の各金種の硬
貨パイプ21に対応して4個のアドレスを含み、
各アドレスをそれぞれの最大貯蔵枚数を記憶する
枚数記憶装置である枚数メモリM50,M10,
M5,M1に設定している。
次に第5A図乃至第5B図のフローチヤートに
よつてこの実施例の動作を説明する。先ず最初の
ステツプS100では、初期化が行なわれる。つぎ
のステツプS101ではモードスイツチ16がONさ
れたかを判断し、このスイツチがONされている
と最大貯蔵枚数の設定モードとなつてCPU1は
ステツプS102からの処理を行う。
ステツプS102では表示切換タイマDCTをセツ
トし、つぎのステツプS103では切換フラグFG0
をセツトしているかを判断する。CPU1は、切
換フラグFG0をセツトしている場合にステツプ
S104において、金種レジスタREGにストアして
いる投入硬貨についての金種情報を表記器9に表
示し、切換フラグFG0をセツトしていない場合
にステツプS105において、枚数カウンタCT50
〜CT1にストアしている投入硬貨についての枚
数情報を表示器9に表示する。ステツプS106で
は、硬貨判別装置10からの入力データを読み込
む。この設定モードにおいて装置の管理者は、最
大貯蔵枚数を設定すべき金種の硬貨をその枚数分
だけ投入することになるが、硬貨の投入により硬
貨判別装置10は投入硬貨の金種データをCPU
1に出力する。このとき硬貨判別装置10はソレ
ノイド12を駆動して正貨ゲート29を開放する
ことで投入硬貨を受入れる。CPU1は硬貨判別
装置10からの入力データがあれば、ステツプ
S107で正貨ゲート29の開放にて受入れられた
硬貨を更に該当する硬貨パイプ21に導くように
振分機構30を制御する。つぎにステツプS108a
で金種レジスタREGに金種データをストアし、
ステツプS108bで金種に対応する枚数カウンタ
CT50〜CT10に投入枚数を加算する。ステツ
プS109では残量制御スイツチ17がONされたか
を判断し、ONされていない場合に、つぎのステ
ツプS110では表示切換タイマDCTを減算してそ
の結果が“0”であるかを判定し、これによりタ
イマ時間の終了を判断する。タイマ時間が終了し
ていないと再びステツプS103の処理となり、そ
の後切換フラグFG0のセツトに応じて表示器9
には金種情報や枚数情報を表示する。またタイマ
時間が終了していると、ステツプS111で切換フ
ラグFG0の状態を切換えてからステツプS102に
進み、再び表示切換タイマDCTをセツトする。
そしてステツプS103からステツプS104或いはス
テツプS105への処理となるが先のステツプS111
の処理により切換フラグFG0はセツトからリセ
ツト、或いはリセツトからセツトへと切換わつて
いるために、表示器9は、表示情報を表示してい
た場合には枚数情報の表示に切変わり、枚数情報
を表示していた場合には金種情報の表示に切換わ
る。
かかるストツプS102からステツプS111までの
処理は残量制御スイツチ17がONされるまで繰
返される。そしてこの間、最大貯蔵枚数を設定す
る金種の硬貨が投入されるたびに金種レジスタ
REGにはこの金種データがストアされるととも
に、該当する枚数カウンタCT50〜CT1には投
入枚数が記憶されて、表示器9は金種情報と投入
枚数情報とを交互に表示する。CPU1は、硬貨
判別装置10から金種データが導入されるたび
に、金種レジスタREGの内容をこのデータに書
き換えているために、表示器9は最新に投入され
た金種とその金種についての投入枚数を表示す
る。そして最大貯蔵枚数を設定したい硬貨種毎に
表示器9を確認しながら必要な枚数を投入した
後、残量制御スイツチ17がONされるとステツ
プS112の処理となる。
ステツプS112では、表示器9に最大貯蔵枚数
の設定であることを示すコード或るいは所定のパ
ターンを表示する。次のステツプS113では設定
スイツチSW1〜SW4がONされているかを判断
し、ONされている場合にステツプS114の処理と
なる。ステツプS114ではONされた設定スイツチ
SW1〜SW4の金種に対応する残量制御フラグをセ
ツトし、つぎのステツプS115では当該金種に対
応する枚数カウンタCT50〜CT1にストアされ
ている枚数データを最大貯蔵枚数として枚数メモ
リM50〜M1にセツトする。ステツプS116で
は残量制御スイツチ17がONされたかを判断
し、ONされていないとステツプS113に戻り、つ
ぎの設定スイツチがONされるのを待機する。そ
して最大貯蔵枚数を設定すべき硬貨種に対応する
全ての設定スイツチがONされると、各枚数レジ
スタにストアしている枚数データを最大貯蔵枚数
としてそれぞれの枚数メモリにセツトする。その
後、残量制御スイツチ17をONすることで、最
大貯蔵枚数の設定モードが終了する。
このようなCPU1の第5A図のフローチヤー
トに示す処理は、本発明の枚数設定装置の機能を
達成するものである。
モードスイツチ16がONされていないと、第
5B図のフローチヤートに示す通常モードである
ステツプS117以降の処理となる。ステツプS117
では残量制御フラグFG1のセツトを判断し、セ
ツトされていないとステツプS122に進み、当該
硬貨種に対応するインジケータL1をOFFする。
残量制御フラグFG1がセツトされていると、枚
数カウンタCT50のカウント数と枚数メモリM
50の最大貯蔵枚数とを比較し、カウント枚数が
最大貯蔵枚数未満の場合はステツプS119に進む。
ステツプS119では点滅制御カウンタCNTの下位
ビツトが“1”であるかを判断し、“1”の場合
はステツプS120でインジケータL1をONするが、
“0”の場合はステツプS122でインジケータL1
OFFする。またカウント枚数が最大貯蔵枚数以
上であるとステツプS121に進む。ステツプS121
では点滅制御カウンタCNTの上位及び下位ビツ
トがそれぞれ“1”であるかを判断し、“1”の
場合はステツプS120で設定インジケータL1をON
するが、“0”の場合はステツプS122でインジケ
ータL1をOFFする。このようにインジケータL1
は当該硬貨種の硬貨パイプが残量制御を行うよう
になつていないときは点灯しないが、残量制御を
行うように設定されているときは硬貨パイプ内の
硬貨枚数に応じた点滅制御を行う。すなわち4進
カウンタである点滅制御カウンタCNTは00,01,
10,11と繰返しカウントするが、枚数カウンタ
CT50にカウントされている硬貨パイプ内の貯
蔵枚数が枚数メモリM50に設定されている最大
貯蔵枚数未満となると、インジケータL1はカウ
ンタCNTが01,11をカウントするのと同期して
点灯する。これに対して貯蔵枚数と最大貯蔵枚数
とが等しいと、インジケータL1はカウンタCNT
が11をカウントするのと同期して点灯する。した
がつて前者の場合は1/2周期で点灯し、後者の場
合は1/4周期で点灯しており、前者のほうが点滅
速度が早いことになる。したがつて硬貨パイプの
貯蔵枚数が最大貯蔵枚数に対し不足している状態
となると、速く点滅して注意を促す。
以上は500円の硬貨パイプ21に対応するイン
ジケータL1についての点灯制御であるが、同じ
制御は全ての金種について行われ、残量制御フラ
グFG2〜FG4がセツトされていると、この金種
に対応するインジケータL2〜L4を駆動し、枚数
カウンタCT10,CT5,CT1の各カウント枚
数と枚数メモリM10,M5,M1の各最大貯蔵
枚数とを比較して点滅速度を決める。
インジケータL1〜L4の点灯制御が終了すると、
ステツプS123からステツプS124に進む。ステツ
プS124では残量制御スイツチ17がONされてい
るかを判断し、ONされていないとステツプS131
に進み、硬貨判別装置10からの入力データを読
み込む。自動販売機の客が硬貨を投入すると硬貨
判別装置10は投入硬貨の金種データをCPU1
に出力する。したがつてCPU1は硬貨判別装置
10からの入力データがあれば、ステツプS132
において、投入金額カウンタTCTに記憶してい
る投入金額にこの入力データが示す硬貨の額を加
算する。つぎのステツプS133では、この硬貨を
金庫或いは該当する硬貨パイプ21の何れに導入
するかを決定し、これに応じて振分機構30を制
御する。すなわち入力データが示す硬貨種につい
て残量制御フラグFG1〜FG4がセツトされてい
ないと、この硬貨を金庫に導くよう振分機構30
を制御し、残量制御フラグがセツトされている
と、この硬貨種に該当する貯蔵枚数と最大貯蔵枚
数とを枚数カウンタ及び枚数メモリからそれぞれ
読み出して比較し、貯蔵枚数が最大貯蔵枚数未満
の場合には該当する硬貨パイプ21に導くよう振
分機構30を制御し、貯蔵枚数と最大貯蔵枚数が
等しい場合には金庫に導くよう振分機構30を制
御する。
CPU1のステツプS133の処理は、本発明の残
量制御装置の機能を達成するものである。
そしてルーチンSRTにおいてCPU1は硬貨払
出等の硬貨処理を行なうが、硬貨を払出すと当該
金種に対応する枚数カウンタから払出した硬貨枚
数を減算する。
自動販売機の管理者は、硬貨処理装置20の通
常モードにおいてインジケータL1〜L4が速い点
滅を行つていると、硬貨パイプ21の貯蔵枚数が
最大貯蔵枚数未満であると判断する。そして自動
販売機の管理者は硬貨が不足している硬貨パイプ
21に硬貨を補充するには残量制御スイツチ17
をONする。CPU1はステツプS124において残量
制御スイツチ17のONを検出すると、硬貨補充
モードとなつてステツプS125からの処理となる。
ステツプS125では何れかの設定スイツチSW1
SW4がONされるのを待機する。そして管理者
が、速い点滅を行つているインジケータL1〜L4
の硬貨種類に対応する設定スイツチをONする
と、ステツプS126に進む。ステツプS126では、
当該設定スイツチに対応する枚数カウンタと枚数
メモリとから貯蔵枚数と最大貯蔵枚数とを読み出
して両者の差から補充する枚数を算出し、この枚
数を表示器9に表示する。管理者は表示された枚
数にしたがつて硬貨を投入することになる。ステ
ツプS127では、硬貨判別装置10からの入力デ
ータを読み込む。そして入力データがあれば投入
された硬貨種に該当する枚数カウンタに投入枚数
を加算する。ステツプS129では、演算した貯蔵
枚数が最大貯蔵枚数に達したかを判定し、達して
いないとステツプS126に進み新たな補充枚数を
演算して表示器9に表示する。そして補充枚数に
0が表示されるまで管理者が硬貨を投入して貯蔵
枚数が最大貯蔵枚数に達するとステツプS125に
進み、つぎの設定スイツチがONされているかを
判断する。設定スイツチがONされないで残量制
御スイツチ17がONされるのをステツプS130に
て検出すると、硬貨補充モードを終了してステツ
プS101に進む。
上記の硬貨処理装置20によると、残量制御を
行うための最大貯蔵枚数は実際に投入した硬貨枚
数によつて設定でき、硬貨パイプ内に蓄積された
硬貨を目視することにより最大貯蔵枚数を硬貨パ
イプの容量に対して最適にすることができる。そ
して残量制御を行なうように設定された金種を、
インジケータL1〜L4の点滅にて示すとともに、
更に点滅する速度に応じて残量制御を行なう金種
の貯蔵枚数が最大貯蔵枚数に達しているか否かを
示す。そして補充モードにおいて、貯蔵枚数が最
大貯蔵枚数に不足する金種に対応する設定スイツ
チをONすると、補充に必要な枚数が表示され、
これにしたがつて硬貨を投入すれば硬貨パイプの
貯蔵枚数は適正となる。
(ト) 発明の効果 本発明に依ると、硬貨パイプ内の硬貨の残量制
御を行なうときの最大貯蔵枚数の設定を硬貨の投
入にて行うために、硬貨パイプへの硬貨補給と設
定とを同時に行なえて管理性が向上する。そして
設定が容易であるばかりか、実際の投入硬貨によ
り目視できるために最適な枚数を確認しながら設
定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は硬貨処理装置の正面図、第2図は硬貨
選別部の構成図、第3図は制御の一実施例の回路
構成をブロツクにて示す図、第4図はRAMの記
憶フオーマツトを模式的に示す図、第5A図及び
第5B図は動作を説明するフローチヤートであ
る。 1…CPU、2…RAM、16…モードスイツ
チ、17…残量制御スイツチ、20…硬貨処理装
置、21…硬貨パイプ、30…振分機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動販売機に組込まれて自動販売機への投入
    硬貨を受入れるとともに、硬貨を払出す硬貨処理
    装置において、払出すべき硬貨を収納しており投
    入硬貨にて自動補給される硬貨パイプと、投入硬
    貨のうち払出す必要のない硬貨が導入される金庫
    と、投入硬貨を前記硬貨パイプ及び前記金庫の何
    れか一方に導く振分装置と、前記硬貨パイプに導
    入される硬貨枚数を加算し該硬貨パイプから払出
    される硬貨枚数を減算してその貯蔵枚数を検出す
    るカウンタと、予め設定される前記硬貨パイプの
    最大貯蔵枚数を記憶する枚数記憶装置と、前記カ
    ウンタにて検出される前記硬貨パイプの貯蔵枚数
    が前記最大貯蔵枚数に達すると以後の投入硬貨を
    前記金庫に導くように前記振分装置を制御する残
    量制御装置と、前記最大貯蔵枚数の設定モードを
    指定する手段と、最大貯蔵枚数の設定モードにお
    いての投入硬貨は全て前記硬貨パイプに導くよう
    に前記振分装置を制御するとともに、投入硬貨枚
    数を前記最大貯蔵枚数として前記枚数記憶装置へ
    導入する枚数設定装置とを備えたことを特徴とす
    る硬貨処理装置。
JP62297097A 1987-11-25 1987-11-25 硬貨処理装置 Granted JPH01137391A (ja)

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