JPH0544056A - Cfrp材への金属コーテイング方法 - Google Patents
Cfrp材への金属コーテイング方法Info
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- JPH0544056A JPH0544056A JP22215691A JP22215691A JPH0544056A JP H0544056 A JPH0544056 A JP H0544056A JP 22215691 A JP22215691 A JP 22215691A JP 22215691 A JP22215691 A JP 22215691A JP H0544056 A JPH0544056 A JP H0544056A
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- Japan
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- metal
- conductive coating
- cfrp
- coating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CFRP材に確実に金属をコーティングさせ
る。 【構成】 CFRP材1の表面S1に塗布したエポキシ
・メラミン系塗料を焼き付けてエポキシ・メラミン系塗
料塗布部4を形成させた後、該エポキシ・メラミン系塗
料塗布部4の表面S4に塗布したニッケル粉末6を含有
したポリウレタン系導電性塗料を固化させてポリウレタ
ン系導電性塗料塗布部5を形成させ、CFRP材1を酸
性溶液に浸漬して前記ポリウレタン系導電性塗料塗布部
5の表面S5の合成樹脂成分を除去することにより、ポ
リウレタン系導電性塗料に含まれているニッケル粉末を
ポリウレタン系導電性塗料塗布部5の表面S5に露出さ
せたうえ、ポリウレタン系導電性塗料塗布部5の表面S
5に無電解鍍金を行って無電解銅鍍金部7を形成させ、
該無電解銅鍍金部7の表面S7に電気鍍金を行って電気
鍍金部8を形成させ、前記CFRP材1を金属によりコ
ーティングする。
る。 【構成】 CFRP材1の表面S1に塗布したエポキシ
・メラミン系塗料を焼き付けてエポキシ・メラミン系塗
料塗布部4を形成させた後、該エポキシ・メラミン系塗
料塗布部4の表面S4に塗布したニッケル粉末6を含有
したポリウレタン系導電性塗料を固化させてポリウレタ
ン系導電性塗料塗布部5を形成させ、CFRP材1を酸
性溶液に浸漬して前記ポリウレタン系導電性塗料塗布部
5の表面S5の合成樹脂成分を除去することにより、ポ
リウレタン系導電性塗料に含まれているニッケル粉末を
ポリウレタン系導電性塗料塗布部5の表面S5に露出さ
せたうえ、ポリウレタン系導電性塗料塗布部5の表面S
5に無電解鍍金を行って無電解銅鍍金部7を形成させ、
該無電解銅鍍金部7の表面S7に電気鍍金を行って電気
鍍金部8を形成させ、前記CFRP材1を金属によりコ
ーティングする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCFRP材への金属コー
ティング方法に関するものである。
ティング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CFRP材(炭素繊維強化プラスチック
材)は、種々の分野で強度部材として利用されている金
属に比べると、硬度、耐摩耗性、光や熱に対する反射率
が劣るものの、適度な硬さと粘り強さを有し、しかも軽
量であるので、近年、CFRP材を、地球の衛星軌道上
に打ち上げられる予定の宇宙ステーションの曝露部(宇
宙ステーションの宇宙空間に露出する部分)を構成する
部材に用いることが検討されている。
材)は、種々の分野で強度部材として利用されている金
属に比べると、硬度、耐摩耗性、光や熱に対する反射率
が劣るものの、適度な硬さと粘り強さを有し、しかも軽
量であるので、近年、CFRP材を、地球の衛星軌道上
に打ち上げられる予定の宇宙ステーションの曝露部(宇
宙ステーションの宇宙空間に露出する部分)を構成する
部材に用いることが検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、宇宙ステー
ションの曝露部にCFRP材をそのままの状態で用いた
とすると、宇宙ステーションが打ち上げられる予定の比
較的地表に近い衛星軌道のあたりの宇宙空間に存在する
原子酸素と、CFRP材の表面とが反応してCFRP材
が劣化するので、CFRP材の表面に金属コーティング
を行い、宇宙空間において原子酸素がCFRP材に接触
しないようにする必要がある。
ションの曝露部にCFRP材をそのままの状態で用いた
とすると、宇宙ステーションが打ち上げられる予定の比
較的地表に近い衛星軌道のあたりの宇宙空間に存在する
原子酸素と、CFRP材の表面とが反応してCFRP材
が劣化するので、CFRP材の表面に金属コーティング
を行い、宇宙空間において原子酸素がCFRP材に接触
しないようにする必要がある。
【0004】しかしながら、従来、プラスチック材の表
面に金属コーティングを行う手段として実施されている
プラスチック鍍金法によって、前記CFRP材の表面に
金属コーティングを行ったとすると、CFRP材表面の
樹脂部分に対しては、エッチングにより侵蝕を形成する
ことができるので、前記樹脂部分に金属を付着させるこ
とが可能であるが、CFRP材表面の炭素繊維部分に対
しては、エッチングにより侵蝕を形成することができな
いので、前記炭素繊維部分には金属が付着せず、よっ
て、CFRP材を全面的に金属コーティングすることが
できなかった。
面に金属コーティングを行う手段として実施されている
プラスチック鍍金法によって、前記CFRP材の表面に
金属コーティングを行ったとすると、CFRP材表面の
樹脂部分に対しては、エッチングにより侵蝕を形成する
ことができるので、前記樹脂部分に金属を付着させるこ
とが可能であるが、CFRP材表面の炭素繊維部分に対
しては、エッチングにより侵蝕を形成することができな
いので、前記炭素繊維部分には金属が付着せず、よっ
て、CFRP材を全面的に金属コーティングすることが
できなかった。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するもの
で、CFRP材に確実に金属をコーティングさせること
を目的としている。
で、CFRP材に確実に金属をコーティングさせること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】CFRP材の表面にプラ
イマーを塗布し、該プライマーを焼き付けてプライマー
塗布部を形成させた後、該プライマー塗布部の表面に金
属粉末を含有した導電性塗料を塗布し、該導電性塗料を
固化させて導電性塗料塗布部を形成させた後、CFRP
材を酸性溶液に浸漬して前記導電性塗料塗布部の表面の
合成樹脂成分を除去することにより、導電性塗料に含ま
れている金属粉末を導電性塗料塗布部の表面に露出させ
たうえ、該導電性塗料塗布部の表面に無電解鍍金を行っ
て無電解鍍金部を形成させ、該無電解鍍金部の表面に電
気鍍金を行って電気鍍金部を形成させる。
イマーを塗布し、該プライマーを焼き付けてプライマー
塗布部を形成させた後、該プライマー塗布部の表面に金
属粉末を含有した導電性塗料を塗布し、該導電性塗料を
固化させて導電性塗料塗布部を形成させた後、CFRP
材を酸性溶液に浸漬して前記導電性塗料塗布部の表面の
合成樹脂成分を除去することにより、導電性塗料に含ま
れている金属粉末を導電性塗料塗布部の表面に露出させ
たうえ、該導電性塗料塗布部の表面に無電解鍍金を行っ
て無電解鍍金部を形成させ、該無電解鍍金部の表面に電
気鍍金を行って電気鍍金部を形成させる。
【0007】
【作用】CFRP材の表面に塗布したプライマーを焼き
付けてプライマー塗布部を形成させた後、該プライマー
塗布部の表面に塗布した金属粉末を含有した導電性塗料
を固化させて導電性塗料塗布部を形成させ、CFRP材
を酸性溶液に浸漬して前記導電性塗料塗布部の表面の合
成樹脂成分を除去することにより、導電性塗料に含まれ
ている金属粉末を導電性塗料塗布部の表面に露出させた
うえ、該導電性塗料塗布部の表面に無電解鍍金を行って
無電解鍍金部を形成させ、該無電解鍍金部の表面に電気
鍍金を行って電気鍍金部を形成させ、前記CFRP材を
金属によりコーティングする。
付けてプライマー塗布部を形成させた後、該プライマー
塗布部の表面に塗布した金属粉末を含有した導電性塗料
を固化させて導電性塗料塗布部を形成させ、CFRP材
を酸性溶液に浸漬して前記導電性塗料塗布部の表面の合
成樹脂成分を除去することにより、導電性塗料に含まれ
ている金属粉末を導電性塗料塗布部の表面に露出させた
うえ、該導電性塗料塗布部の表面に無電解鍍金を行って
無電解鍍金部を形成させ、該無電解鍍金部の表面に電気
鍍金を行って電気鍍金部を形成させ、前記CFRP材を
金属によりコーティングする。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【0009】図1から図6は本発明のCFRP材への金
属コーティング方法の一例の手順を示すもので、図中1
はCFRP材、2はCFRP材1の合成樹脂部分、3は
CFRP材1の炭素繊維部分を表わしている。
属コーティング方法の一例の手順を示すもので、図中1
はCFRP材、2はCFRP材1の合成樹脂部分、3は
CFRP材1の炭素繊維部分を表わしている。
【0010】以下、CFRP材1の表面に金属コーティ
ングを行う手順を説明する。
ングを行う手順を説明する。
【0011】金属コーティングを行うべきCFRP材1
の表面S1を、600番程度の粗度のサンドペーパーに
より軽く研磨してCFRP材1の表面S1に付着してい
る離型剤を除去し、CFRP材1に対して清浄な圧縮空
気を吹きつけ、研磨により発生したCFRP材1の粉を
吹き払う(図1参照)。
の表面S1を、600番程度の粗度のサンドペーパーに
より軽く研磨してCFRP材1の表面S1に付着してい
る離型剤を除去し、CFRP材1に対して清浄な圧縮空
気を吹きつけ、研磨により発生したCFRP材1の粉を
吹き払う(図1参照)。
【0012】次いで、CFRP材1の表面S1に、合成
樹脂部分2及び炭素繊維部分に対して喰い付きが良好な
エポキシ・メラミン系塗料(たとえば、エポラミンZC
Hプライマー)をエアースプレイガンによって塗膜の厚
さが約15〜20μになるように塗布し、前記エポキシ
・メラミン系塗料を室温で約5分間自然乾燥させた後、
エポキシ・メラミン系塗料を塗布したCFRP材1を、
電気炉により約140゜で約25分間強制乾燥させ、C
FRP材1の表面S1にエポキシ・メラミン系塗料を焼
き付けてエポキシ・メラミン系塗料塗布部4を形成させ
たうえ、CFRP材1を自然冷却させる(図2参照)。
樹脂部分2及び炭素繊維部分に対して喰い付きが良好な
エポキシ・メラミン系塗料(たとえば、エポラミンZC
Hプライマー)をエアースプレイガンによって塗膜の厚
さが約15〜20μになるように塗布し、前記エポキシ
・メラミン系塗料を室温で約5分間自然乾燥させた後、
エポキシ・メラミン系塗料を塗布したCFRP材1を、
電気炉により約140゜で約25分間強制乾燥させ、C
FRP材1の表面S1にエポキシ・メラミン系塗料を焼
き付けてエポキシ・メラミン系塗料塗布部4を形成させ
たうえ、CFRP材1を自然冷却させる(図2参照)。
【0013】CFRP材1が略室温に冷却されたなら
ば、エポキシ・メラミン系塗料塗布部4の表面S4を、
600番程度の粗度のサンドペーパーにより軽く研磨し
てエポキシ・メラミン系塗料塗布部4の表面S4が略平
坦になるようにし、CFRP材1に対して清浄な圧縮空
気を吹きつけ、研磨により発生したエポキシ・メラミン
系塗料の粉を吹き払う。
ば、エポキシ・メラミン系塗料塗布部4の表面S4を、
600番程度の粗度のサンドペーパーにより軽く研磨し
てエポキシ・メラミン系塗料塗布部4の表面S4が略平
坦になるようにし、CFRP材1に対して清浄な圧縮空
気を吹きつけ、研磨により発生したエポキシ・メラミン
系塗料の粉を吹き払う。
【0014】更に、前記エポキシ・メラミン系塗料塗布
部4の表面S4に、60〜70%ニッケル粉末含有2液
ポリウレタン系導電性塗料(たとえば、シントロンE−
3073塗料)をエアースプレイガンによって塗膜の厚
さが約25〜50μになるように塗布し、前記ポリウレ
タン系導電性塗料を室温で約5時間以上自然乾燥により
固化させてポリウレタン系導電性塗料塗布部5を形成さ
せる(図3参照)。
部4の表面S4に、60〜70%ニッケル粉末含有2液
ポリウレタン系導電性塗料(たとえば、シントロンE−
3073塗料)をエアースプレイガンによって塗膜の厚
さが約25〜50μになるように塗布し、前記ポリウレ
タン系導電性塗料を室温で約5時間以上自然乾燥により
固化させてポリウレタン系導電性塗料塗布部5を形成さ
せる(図3参照)。
【0015】ポリウレタン系導電性塗料塗布部5が形成
されたならば、CFRP材1をアルカリ脱脂液に浸漬し
て前記ポリウレタン系導電性塗料塗布部5の表面S5に
付着した脂分を除去したうえ、CFRP材1を略室温の
塩酸溶液に約5分間浸漬してポリウレタン系導電性塗料
塗布部5の表面S5の合成樹脂成分を除去し、ポリウレ
タン系導電性塗料に含まれているニッケル粉末6がポリ
ウレタン系導電性塗料塗布部5の表面S5に露出するよ
うにする(図4参照)。
されたならば、CFRP材1をアルカリ脱脂液に浸漬し
て前記ポリウレタン系導電性塗料塗布部5の表面S5に
付着した脂分を除去したうえ、CFRP材1を略室温の
塩酸溶液に約5分間浸漬してポリウレタン系導電性塗料
塗布部5の表面S5の合成樹脂成分を除去し、ポリウレ
タン系導電性塗料に含まれているニッケル粉末6がポリ
ウレタン系導電性塗料塗布部5の表面S5に露出するよ
うにする(図4参照)。
【0016】ニッケル粉末6をポリウレタン系導電性塗
料塗布部5の表面S5に露出させたならば、CFRP材
1を無電解銅鍍金溶液に浸漬してポリウレタン系導電性
塗料塗布部5の表面S5に銅を厚さ約1μ程度付着させ
て無電解銅鍍金部7を形成させ(図5参照)、更に、無
電解銅鍍金部7の表面S7に、電気鍍金によりニッケ
ル、銅等の金属を厚さ10μ以上付着させて電気鍍金部
8を形成させ、CFRP材1を金属によってコーティン
グする(図6参照)。
料塗布部5の表面S5に露出させたならば、CFRP材
1を無電解銅鍍金溶液に浸漬してポリウレタン系導電性
塗料塗布部5の表面S5に銅を厚さ約1μ程度付着させ
て無電解銅鍍金部7を形成させ(図5参照)、更に、無
電解銅鍍金部7の表面S7に、電気鍍金によりニッケ
ル、銅等の金属を厚さ10μ以上付着させて電気鍍金部
8を形成させ、CFRP材1を金属によってコーティン
グする(図6参照)。
【0017】このように、本発明のCFRP材への金属
コーティング方法では、CFRP材1を確実に金属コー
ティングすることができ、最外層の金属鍍金部は、鍍金
された金属の硬度、耐摩耗性、光や熱に対する反射率を
有し、また、CFRP材1自体は、適度な硬さと粘り強
さを有し且つ軽量であるという特性を失わない。
コーティング方法では、CFRP材1を確実に金属コー
ティングすることができ、最外層の金属鍍金部は、鍍金
された金属の硬度、耐摩耗性、光や熱に対する反射率を
有し、また、CFRP材1自体は、適度な硬さと粘り強
さを有し且つ軽量であるという特性を失わない。
【0018】従って、本発明のCFRP材への金属コー
ティング方法により金属コーティングを行ったCFRP
材1を、宇宙ステーションの曝露部を構成する部材に用
いたとすると、CFRP材1は金属鍍金部8によってコ
ーティングされているので、宇宙ステーションが打ち上
げられる予定の宇宙空間に存在する原子酸素が、CFR
P材1の表面S1に接触することがなく、よって、原子
酸素によるCFRP材1の劣化が生じない。
ティング方法により金属コーティングを行ったCFRP
材1を、宇宙ステーションの曝露部を構成する部材に用
いたとすると、CFRP材1は金属鍍金部8によってコ
ーティングされているので、宇宙ステーションが打ち上
げられる予定の宇宙空間に存在する原子酸素が、CFR
P材1の表面S1に接触することがなく、よって、原子
酸素によるCFRP材1の劣化が生じない。
【0019】なお、本発明のCFRP材への金属コーテ
ィング方法は、上述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、プライマーや導電性塗料の種類、あるいは無電解
鍍金や電気鍍金に用いる金属の種類を適宜変更するこ
と、本発明のCFRP材への金属コーティング方法によ
り金属コーティングを行ったCFRP材を、OA機器等
の宇宙ステーション以外のものに適用すること、その他
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
ィング方法は、上述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、プライマーや導電性塗料の種類、あるいは無電解
鍍金や電気鍍金に用いる金属の種類を適宜変更するこ
と、本発明のCFRP材への金属コーティング方法によ
り金属コーティングを行ったCFRP材を、OA機器等
の宇宙ステーション以外のものに適用すること、その他
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】上記した本発明のCFRP材への金属コ
ーティング方法によれば、下記のような種々の優れた効
果を奏し得る。
ーティング方法によれば、下記のような種々の優れた効
果を奏し得る。
【0021】(1)導電性塗料を塗布したCFRP材に
無電解鍍金を行ったうえ、更に、電気鍍金を行うので、
CFRP材を確実に金属コーティングすることができ
る。
無電解鍍金を行ったうえ、更に、電気鍍金を行うので、
CFRP材を確実に金属コーティングすることができ
る。
【0022】(2)最外層の金属鍍金部は、金属の硬
度、耐摩耗性、光や熱に対する反射率を有し、また、C
FRP材自体は、適度な硬さと粘り強さを有し且つ軽量
であるという特性を失わない。
度、耐摩耗性、光や熱に対する反射率を有し、また、C
FRP材自体は、適度な硬さと粘り強さを有し且つ軽量
であるという特性を失わない。
【図1】本発明のCFRP材への金属コーティング方法
の一例の手順を示す図である。
の一例の手順を示す図である。
【図2】本発明のCFRP材への金属コーティング方法
の一例の手順を示す図である。
の一例の手順を示す図である。
【図3】本発明のCFRP材への金属コーティング方法
の一例の手順を示す図である。
の一例の手順を示す図である。
【図4】本発明のCFRP材への金属コーティング方法
の一例の手順を示す図である。
の一例の手順を示す図である。
【図5】本発明のCFRP材への金属コーティング方法
の一例の手順を示す図である。
の一例の手順を示す図である。
【図6】本発明のCFRP材への金属コーティング方法
の一例の手順を示す図である。
の一例の手順を示す図である。
1 CFRP材 4 エポキシ・メラミン系塗料塗布部(プライマー塗
布部) 5 ポリウレタン系導電性塗料塗布部(導電性塗料塗
布部) 6 ニッケル粉末(金属粉末) 7 無電解銅鍍金部(無電解鍍金部) 8 電気鍍金部 S1 表面(CFRP材の表面) S4 表面(プライマー塗布部の表面) S5 表面(導電性塗料塗布部の表面) S7 表面(無電解鍍金部の表面)
布部) 5 ポリウレタン系導電性塗料塗布部(導電性塗料塗
布部) 6 ニッケル粉末(金属粉末) 7 無電解銅鍍金部(無電解鍍金部) 8 電気鍍金部 S1 表面(CFRP材の表面) S4 表面(プライマー塗布部の表面) S5 表面(導電性塗料塗布部の表面) S7 表面(無電解鍍金部の表面)
Claims (1)
- 【請求項1】 CFRP材の表面にプライマーを塗布
し、該プライマーを焼き付けてプライマー塗布部を形成
させた後、該プライマー塗布部の表面に金属粉末を含有
した導電性塗料を塗布し、該導電性塗料を固化させて導
電性塗料塗布部を形成させた後、CFRP材を酸性溶液
に浸漬して前記導電性塗料塗布部の表面の合成樹脂成分
を除去することにより、導電性塗料に含まれている金属
粉末を導電性塗料塗布部の表面に露出させたうえ、該導
電性塗料塗布部の表面に無電解鍍金を行って無電解鍍金
部を形成させ、該無電解鍍金部の表面に電気鍍金を行っ
て電気鍍金部を形成させることを特徴とするCFRP材
への金属コーティング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22215691A JPH0544056A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | Cfrp材への金属コーテイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22215691A JPH0544056A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | Cfrp材への金属コーテイング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544056A true JPH0544056A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16778063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22215691A Pending JPH0544056A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | Cfrp材への金属コーテイング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544056A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202014101175U1 (de) | 2014-03-14 | 2014-03-24 | Axyn TeC Dünnschichttechnik GmbH | Materialverbund aus Metall / DLC / faserverstärktem Kunststoff |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP22215691A patent/JPH0544056A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202014101175U1 (de) | 2014-03-14 | 2014-03-24 | Axyn TeC Dünnschichttechnik GmbH | Materialverbund aus Metall / DLC / faserverstärktem Kunststoff |
EP2918406A1 (de) | 2014-03-14 | 2015-09-16 | AxynTeC Dünnschichttechnik GmbH | Materialverbund aus metall / dlc / faserverstärktem kunststoff |
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