JPH0543793Y2 - - Google Patents

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JPH0543793Y2
JPH0543793Y2 JP1450890U JP1450890U JPH0543793Y2 JP H0543793 Y2 JPH0543793 Y2 JP H0543793Y2 JP 1450890 U JP1450890 U JP 1450890U JP 1450890 U JP1450890 U JP 1450890U JP H0543793 Y2 JPH0543793 Y2 JP H0543793Y2
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diaphragm
weight
motor
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、例えば足裏の土踏まず等をマツサー
ジするもので、本体ケース上に弾性支柱を介して
振動板を取付けたマツサージ機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来本体ケース上に弾性支柱を介して振動板を
取付けたマツサージ機として、例えば特公昭64−
9021号公報(A61H7/00)記載のものがある。
かかるものは、振動板に振動源となるモータを取
付けているが、モータの回転数と振動系の固有振
動数が一致若しくは近似すると共振状態となり、
振動が大きくなつて本体ケースが移動したり、モ
ータ回転数がそれ以上上がらなくなる等の問題が
ある。
振動系の固有振動数fnは次式で求められる。
fn=1/2x・kg/W …… ここでW:振動板の重量 k:弾性支柱の水平方向のばね定数 g:重力の加速度 である。
今足裏をマツサージするマツサージ機として第
1図及び第3図に示すものを考える。同図で1は
本体ケースでその上方に複数の防振ゴムよりなる
弾性支柱2を介して振動板3が装着されている。
振動板3には足裏を刺激する小突起4を有するマ
ツト5が添着されている。振動板3にはモータ6
が取付金具7を介して吊下されている。モータ6
の軸には偏心分胴8が固着され、モータ6が通電
されると偏心分胴8の偏心荷重により振動板3が
振動する。
このようなマツサージ機で、弾性支柱2のばね
定数kと振動板3の重量Wを夫々 k=36Kg/cm W=1.5Kg とすると、振動系の固有振動数fnは fn=2/1x・36×980/1.5=24.4[Hz] となりモータ6の回転数が24.4×60=1464[rpm]
で共振することになる。
かかるマツサージ機のモータ回転数は約1500〜
4000[rpm]が適しており、この結果低い方の回
転数が振動系の固有振動数fnに対応するモータ回
転数と近似しており、共振状態になる場合があ
る。
これを防止するためには、固有振動数fnに対応
するモータ回転数を1500〜4000[rpm]の範囲か
ら大きく外す必要がある。その1つの方法として
fnを大きくすればよいが、式よりfnを大きくす
るためには、振動板3の重量Wを小さくするか、
弾性支柱2のバネ定数kを大きくすればよい。重
量Wを小さくするのには限界があり、又バネ定数
kを大きくすれば防振性能が低下して、振動が本
体ケース1に伝わり易くなるという問題がある。
他の方法として固有振動数fnを小さくすればよ
い。fnを小さくするためには式よりWを大きく
するか、kを小さくすればよい。ばね定数kを小
さくすれば、振動板3に大きな荷重が加わつた場
合にその荷重を支えられなくなつてしまう。そこ
で振動板3の重量Wを大きくする方法が可能な方
法として残る。
振動板3の重量Wを大きくするためには、第4
図の如く重り9を振動板3に吊下すればよい。例
えば1[Kg]の重りを付加すると、振動板の重量
W=2.5[Kg]となり、固有振動数fn=18.9[Hz]、
モータ回転数に変換すると1135[rpm]となり、
モータ回転数1500〜4000[rpm]の範囲から大き
く外れ共振状態になることはない。
しかしこのような方法であると、重り9が別途
必要となり、部品点数や組立工数が増加する等の
問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は部品点数や組立工数を増加することな
く、振動系の固有振動数fnを下げて、共振状態が
起こることのないマツサージ機を提供することを
課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 振動板に取付けるモータの取付金具に重量調整
用の重りを一体形成する。
(ホ) 作用 モータ取付金具に一体成形した重量調整用重り
により振動板の重量Wが増加し、振動系の固有振
動数fnが下がる。又モータを振動板に取付けるだ
けで振動板の重量を増加できる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を第2図に基づき説明する。こ
こで第3図と同じものは同図番を符し説明を省略
する。図の如くモータ6の取付金具10が大きく
なつて重量調整用重り11を一体に有している。
この重りを兼用した取付金具10の外周部にて、
取付金具を振動板3に取付けている。即ちモータ
6の振動板3への取付ピツチlが広がることで、
振動板に対する振動の応力を分散し、振動板の耐
久制を向上している。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、モータを振動板に取付けるだ
けで重りを別途取付けなくとも振動板の重量を増
加でき、固有振動数を低下させて共振状態の起こ
るのを防止することができる。又別途重りが必要
でないので部品点数や組立工数の増加をきたすこ
となく、安価にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はマツサージ機全体の斜視図、第2図は
本考案のマツサージ機で第1図A−A線に基づく
断面図、第3図及第4図は従来のマツサージ機で
第2図に相当する断面図である。 1……本体ケース、2……弾性支柱、3……振
動板、6……モータ、10……取付金具、11…
…重り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース上に弾性支柱を介して振動板を取付
    け、該振動板に、振動源となるモータを取付金具
    を介して取付けたものにおいて、前記モータ取付
    金具と一体に重量調整用重りを形成してなるマツ
    サージ機。
JP1450890U 1990-02-15 1990-02-15 Expired - Lifetime JPH0543793Y2 (ja)

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JP1450890U JPH0543793Y2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15

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Publication Number Publication Date
JPH03104341U JPH03104341U (ja) 1991-10-29
JPH0543793Y2 true JPH0543793Y2 (ja) 1993-11-05

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