JPH0543425U - 碍子装置 - Google Patents

碍子装置

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Publication number
JPH0543425U
JPH0543425U JP10136191U JP10136191U JPH0543425U JP H0543425 U JPH0543425 U JP H0543425U JP 10136191 U JP10136191 U JP 10136191U JP 10136191 U JP10136191 U JP 10136191U JP H0543425 U JPH0543425 U JP H0543425U
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JP
Japan
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arc horn
insulator
tension
bird
arc
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Pending
Application number
JP10136191U
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English (en)
Inventor
淳 加藤
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鳥による送電線の地絡事故を防止する碍子装
置を提供する。 【構成】 耐張碍子連8の架空送電線4側と鉄塔5側に
アークホーン2、3を有する碍子装置において、鉄塔5
側のアークホーン3の先端部に耐張碍子連8に対して略
直交する構造を有するアークホーン部品9取りつける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、架空送電線の耐張碍子部における鳥による地絡事故を防ぐ碍子装置 に関する。
【0002】
【従来技術】
架空送電線の耐張碍子部には、図2に示すように、雷などによる地絡事故時の アークによる碍子1の損傷を防止するために、耐張碍子連8の電線4側と鉄塔5 側にそれぞれアークホーン2、3が取りつけられている。6はクランプ、7は鳥 である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
154kV以下(特に66kVや77kV)の送電線では、これらのアークホ ーン2、3間の間隔が短かい(66kVでは約40cm)ために、烏などの中形 の鳥7が一方のアークホーン3に止まり、飛び立つ時に羽を広げると、他方のア ークホーン2と接触し、地絡事故を起こすという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】
本考案は上記問題点を解決した碍子装置を提供するもので、耐張碍子連の鉄塔 側と架空送電線側にアークホーンを有する碍子装置において、鉄塔側のアークホ ーンの先端部は耐張碍子連に対して略直交する構造を有することを特徴とするも のである。 碍子装置上では、鳥は電圧の加わっていない鉄塔側のアークホーンの先端部に 止まりやすい。そこで、上述のように、鉄塔側のアークホーンの先端部に耐張碍 子連に対して略直交する構造を持たせると、この部分に鳥が止まるときには、鳥 は足を耐張碍子連に対して略直交するようにして止まる。そうすると、鳥が羽を 広げても、羽は耐張碍子連に対して略直交する方向に伸び、対向するアークホー ンの方に伸びない。従って、鳥による地絡事故を未然に防ぐことができる。
【0005】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1(a)、(b)は本考案にかかる碍子装置の一実施例の側面図と平面図で ある。図中の符号は、従来技術の説明に用いた図2と同一箇所には同一符号を用 いた。鉄塔5側アークホーン3の先端部にはT型のアークホーン部品9がボルト などで取りつけられ、アークホーン3の端部が耐張碍子連8に対して略直交する ようになっている。鳥は、このようなアークホーン3に止まるとき、耐張碍子連 8に対して略直交するT型のアークホーン部品9上に足を揃えて止まる。その結 果、羽を広げても、羽の方向は耐張碍子連8に対して略直交し、羽は電線4側の アークホーン2に接触することはない。なお、アークホーン部品9を絶縁物で構 成すれば、元のアークホーン3の放電特性に影響を与えず、しかも鳥が電気的に 浮いた状態になるので、地絡事故は一層発生しにくくなる。 なお、アークホーン部品の形状は上記実施例に限定されず、鳥が耐張碍子連に 対して略直交するように足を揃えて止まれるようなものであればよい。また、ア ークホーンの先端部にアークホーン部品を取りつけず、アークホーンの先端部そ のものを成形加工して、その先端部が耐張碍子連に対して略直交するようにして もよい。
【0006】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、耐張碍子連の鉄塔側と架空送電線側にア ークホーンを有する碍子装置において、鉄塔側のアークホーンの先端部は耐張碍 子連に対して略直交する構造を有するため、鳥がアークホーンに止まり、羽を広 げても、羽は電線に接触せず、地絡事故を防止することができるという優れた効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本考案にかかる碍子装置の一
実施例の側面図と平面図である。
【図2】碍子装置の鳥による地絡事故の説明図である。
【符号の説明】
1 碍子 2、3 アークホーン 4 電線 5 鉄塔 6 クランプ 7 鳥 8 耐張碍子連 9 アークホーン部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐張碍子連の鉄塔側と架空送電線側にア
    ークホーンを有する碍子装置において、鉄塔側のアーク
    ホーンの先端部は耐張碍子連に対して略直交する構造を
    有することを特徴とする碍子装置。
JP10136191U 1991-11-12 1991-11-12 碍子装置 Pending JPH0543425U (ja)

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