JPH0543379Y2 - - Google Patents

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JPH0543379Y2
JPH0543379Y2 JP273088U JP273088U JPH0543379Y2 JP H0543379 Y2 JPH0543379 Y2 JP H0543379Y2 JP 273088 U JP273088 U JP 273088U JP 273088 U JP273088 U JP 273088U JP H0543379 Y2 JPH0543379 Y2 JP H0543379Y2
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JP273088U
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、センサ保持装置に関し、とりわ
け、測定器の本体から離れた場所で検出した信号
を前記本体へ送信するセンサを、測定時に前記の
場所に保持するためのセンサ保持装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、例えば、空調機器の吹出し風速を測定す
る風速計では、手に持つた測定器本体に対して、
センサは高い位置にある吹出し口に近付けて測定
する必要が生じるが、かかる場合のセンサ保持装
置として、本出願人の先の出願(特願昭61−
271288号)に係るものがあり、これを第4図につ
いて説明する。すなわち、測定器本体に装着され
るプリント基板収納体10から複数のロツド要素
11a〜11jでなる伸縮ロツド11が延びてお
り、この伸縮ロツド11の先端にジヨイント12
が装着されている。ジヨイント12は、伸縮ロツ
ド11に結合されているベース13と、ピン14
によりベース13に結合された筒状の保持部材1
5とからなつている。保持部材15は、センサを
保持し、ピン14を中心として角度可変に揺動し
得るので、センサの角度を変えることができる。
プリント基板収納体10の収納ベース16に巻取
り収納された長尺物のフレキシブルプリント基板
17は、中空の伸縮ロツド11内を通つてセンサ
と測定器本体間に接続されている。
以上の構成により、伸縮ロツド11の長さを調
整してジヨイント12の高さ、すなわちセンサの
位置を決め、所定の測定を行うのであるが、伸縮
ジヨイント11の伸縮に際してフレキシブルプリ
ント基板17の繰出し、巻取りが円滑になされる
ものである。
さて、以上の操作において、センサを保持する
保持部材15の傾き角度は、測定中に変化しない
よう保持部材15をクリツクストツプする機能を
有することが必要である。そのため従来は、第5
図に示すように、板バネ材をコ字状にして互いに
平行な、かつ、適宜の凹凸を設けた2枚の板バネ
18a,18bでジヨイント12を弾性挾持し、
保持部材15にクリツクストツプ作用を与えると
ともに、保持部材15のガタ付きをも防いでい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上のような従来のセンサ保持装置では、ジヨ
イント12における保持部材15のクリツクスト
ツプ手段が、ジヨイント12を弾性挾持する板バ
ネ18a,18bに依存するものであるため、板
バネ材の選定や加工および小形化がきわめて難し
く、コスト高で信頼性に欠ける等の課題があつ
た。
この考案はかかる課題を解消しようとするもの
で、材料の選定、加工および小形化が容易で、低
コスト、高信頼性を達成することができるジヨイ
ントを備えたセンサ保持装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るセンサ保持装置は、ベースと保
持部材との間に有底筒状のジヨイントキヤツプを
介在させ、保持部材とジヨイントキヤツプ間にウ
エーブワツシヤが弾装されている。また、ベース
のジヨイントキヤツプへの係接面は複数のストツ
プ平面からなつている。
〔作用〕
この考案においては、ウエーブワツシヤの弾性
限度内の弾発力が、ベースと保持部材間に常時加
えられていて、ジヨイントのガタがない。また、
保持部材を所望の角度傾けたとき、ジヨイントキ
ヤツプ下面とベースのストツプ平面との弾接によ
り、保持部材がクリツクストツプされる。
〔実施例〕
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示し、
ジヨイント12Aは、伸縮ロツドの先端に結合さ
れるベース13と、ベース13にピン14により
可揺動に連結された保持部材15との間に、内径
が保持部材15の中間部15aの外径よりも大き
い有底筒状のジヨイントキヤツプ1が介在してい
る。ジヨイントキヤツプ1の底に形成した穴1a
には保持部材15の連結杆15bが緩通してい
る。ジヨイントキヤツプ1の底と保持部材15の
中間部15aの下面との間に、弾性材でなるウエ
ーブワツシヤ2が、常時予圧が加えられて弾接さ
れている。
センサを保持する保持部材15を揺動してセン
サの角度を変えるに際しては、ジヨイントキヤツ
プ1の下面がベース13の上端面に接して傾動す
るので、ベース13の上端面13aは円弧状であ
ることが必要である。しかし、保持部材15をク
リツクストツプするため、ベース13の上端面1
3aは複数のストツプ平面13bにより、多面体
状に形成されている。
尚、本実施例にあつてはベース13を支持する
ものとして伸縮ロツドを用いた場合について説明
したが、これは必ずしも伸縮ロツドでなくとも良
く、即ち、たんなる支持棒でも良く、要は支持部
材であれば足りる。
以上の構成により、ウエーブワツシヤ2の弾性
限界内の弾発力が、ベース13と保持部材15間
に常時作用しているので、ジヨイント12Aにガ
タがない。また、保持部材15を揺動してセンサ
を所定角度傾けるときは、ジヨイントキヤツプ1
の下面がベース13のいずれかのストツプ平面1
3bに合致したとき、ウエーブワツシヤ2による
弾発力が解放され、保持部材15はクリツクスト
ツプされ、その状態が確実に維持される。
ジヨイント12Aは、従来のものにジヨイント
キヤツプ1とウエーブワツシヤ2を付加し、ベー
ス13にストツプ平面13bを形成したものであ
るから、材料の選定や加工および小形化が容易で
低コストである。
〔考案の効果〕
この考案は、以上の説明から明らかなように、
ベースと保持部材間に介在したジヨイントキヤツ
プにウエーブワツシヤを弾装し、ベースのジヨイ
ントキヤツプ係接面を複数のストツプ平面で形成
したことにより、製作が容易で、小形化、低コス
ト化を達成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示し、
第1図は一部断面要部側面図、第2図は要部正面
図、第3図は一部側面図である。第4図は従来の
センサ保持装置の斜視図、第5図は第4図のもの
の一部変形斜視図である。 1……ジヨイントキヤツプ、2……ウエーブワ
ツシヤ、10……プリント基板収納体、11……
伸縮ロツド、12A……ジヨイント、13……ベ
ース、13b……ストツプ平面、14……ピン、
15……保持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 測定器本体から延出された支持部材の先端に結
    合され上端面が複数のストツプ平面で多面体状に
    形成されたベースと、このベースに揺動可能に軸
    支されセンサを保持する保持部材と、前記ベース
    と前記保持部材間に介挿された有底筒状のジヨイ
    ントキヤツプと、このジヨイントキヤツプの底と
    前記保持部材間に弾装されたウエーブワツシヤと
    からなるジヨイントを備えてなるセンサ保持装
    置。
JP273088U 1988-01-13 1988-01-13 Expired - Lifetime JPH0543379Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP273088U JPH0543379Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

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JP273088U JPH0543379Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

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Publication Number Publication Date
JPH01107921U JPH01107921U (ja) 1989-07-20
JPH0543379Y2 true JPH0543379Y2 (ja) 1993-11-01

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ID=31203757

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