JPH0543371Y2 - - Google Patents

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JPH0543371Y2
JPH0543371Y2 JP5632188U JP5632188U JPH0543371Y2 JP H0543371 Y2 JPH0543371 Y2 JP H0543371Y2 JP 5632188 U JP5632188 U JP 5632188U JP 5632188 U JP5632188 U JP 5632188U JP H0543371 Y2 JPH0543371 Y2 JP H0543371Y2
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JP
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optical disk
characteristic
displacement
lens
lens actuator
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光デイスクにおける偏心や振れおよ
びその瞬時加速度などを測定する光デイスク検査
装置の改良に関するものである。
更に詳しくは、このような光デイスク検査装置
において、偏心や振れの瞬時加速度を測定する手
段の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の光デイスク検査装置において
は、光デイスクの案内溝にトラツキングサーボお
よびフオーカスサーボをかけ、光ヘツド(集光レ
ンズ)を光デイスクの動きに追従させて、光デイ
スクの読取り状態を維持するとともに、このとき
の集光レンズの動きを変位センサにより検出し
て、偏心量および振れ量に対応した出力信号を得
ている。また、変位センサの出力信号を加速度フ
レルタを介して読み取り、偏心加速度および振れ
加速度を求めている。
第4図は従来の光デイスク検査装置の一例を示
す構成図である。図において、1は光デイスク、
2はこの光デイスク1を一定速度で回転させるス
ピンドルモータ、3は光デイスク1の記録面をト
レースする光ヘツド、4は光ヘツド3を光デイス
ク1の半径方向に移動させる送り機構、5はトラ
ツキングサーボ回路やフオーカスサーボ回路を含
む制御演算回路である。また、31はレーザダイ
オード、32はレーザダイオード31から出射さ
れたレーザ光を収束させ、光デイスク1の表面に
照射する集光レンズ、33はサーボ回路の働きに
応じて集光レンズ32をトラツキング方向および
フオーカス方向に移動させるレンズアクチユエー
タ、34はトラツキングエラーを検出するトラツ
キングセンサ、35はフオーカスエラーを検出す
るフオーカスセンサ、36は集光レンズ32にお
けるトラツキング方向およびフオーカス方向の変
位量を検出する変位センサである。
このように構成された光デイスク検査装置にお
いては、光デイスク1の案内溝にトラツキングお
よびフオーカスサーボをかけ、集光レンズ32を
光デイスク1の動きに追従させているので、集光
レンズ32の動きは案内溝の偏心量および光デイ
スク1の振れ量に対応したものとなつている。し
たがつて、このときの集光レンズ32の動きを変
位センサ36により検出するとともに、スピンド
ルモータ2の回転角に同期させて信号処理すれ
ば、光デイスク1の偏心量および振れ量を測定す
ることができる。
また、第5図に示すごとく、変位センサ36の
出力を、2回微分およびローパスの特性を有する
加速度フイルタ51を介して変換すれば、偏心お
よび振れの瞬時加速度を求めることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような構成の光デイスク検
査装置では、集光レンズ32の変位を変位センサ
36を使用して測定しているので、高精度の測定
が可能ではあるが、専用の変位センサ36を必要
とし、高価なものとなつてしまう。
また、これに対して、レンズアクチユエータ3
3の駆動電流は高周波側で−40dB/decの傾きを
持つているので、従来、この駆動電流を利用して
簡易的に瞬時加速度を求める方法もあるが、特性
上、低周波側での精度が悪く、正確な測定を行な
うことはできない。
本考案は、上記のような従来装置の欠点をなく
し、高価な変位センサを使用することなく、レン
ズアクチユエータの駆動電流から直接瞬時加速度
出力を得ることのできる光デイスク検査装置を簡
単な構成により実現することを目的としたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の光デイスク検査装置は、サーボ機構を
使用して集光レンズをトラツキング方向およびフ
オーカス方向に変位させ光デイスクの読取り状態
を維持するとともにこのときの集光レンズの変位
量から光デイスクにおける偏心および振れの瞬時
加速度を測定するようにした光デイスク検査装置
において、レンズアクチユエータの電流−変位特
性と等しい周波数特性と2回微分特性との積の形
の特性を有するフイルタ回路を具備し、このフイ
ルタ回路を介してレンズアクチユエータの駆動電
流から光デイスクにおける偏心および振れの瞬時
加速度を求めるようにしたものである。
〔作用〕
このように、レンズアクチユエータの電流−変
位特性と等しい周波数特性と2回微分特性との積
の形の特性を有するフイルタ回路を介して、レン
ズアクチユエータの駆動電流を変換すると、等価
的に、レンズアクチユエータによる集光レンズの
変位量を求め、これを2回微分したことになり、
高価な変位センサを使用することなく、比較的高
い制度でレンズアクチユエータの駆動電流から直
接瞬時加速度を測定することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の光デイスク検査装置の一実施
例を示す構成図である。図は、光デイスク1の振
れ加速度を測定するためのフオーカスサーボ機構
および測定回路部分を示したものである。図にお
いて、前記第4図と同様のものは、同一符号を付
して示す。6はレンズアクチユエータ33の駆動
電流Idから光デイスク1における振れの瞬時加速
度を求めるフイルタ回路である。
また、第2図はフイルタ回路6の特性(伝達関
数)Gをモデル化したブロツク図である。図のよ
うに、フイルタ回路6の特性Gはレンズアクチユ
エータ33の電流−変位特性に等しい周波数特性
G1(フイルタブロツク61)と2回微分特性G
2(フイルタブロツク62)とを従属接続したも
のとして表すことができる。なお、レンズアクチ
ユエータ33の周波数特性G1は第3図のように
表される。
この特性G1を式で示せば、 G1=a/1+S/QW0+S2/W0 ω0=2π0 a:直流感度 0:レンズアクチユエータの共振周波数 Q:共振点の感度 のように表される。このような特性は、アナログ
回路により容易に実現できるものである。なお、
直流感度aは、実際には1Hz程度の電流をレンズ
アクチユエータ33に与えたときの電流と変位の
係数〔μm/mA〕である。また、共振点の感度
Qは、直流と共振点のゲイン差をP〔dB〕とすれ
ば、 20logQ=P で表される。
また、2回微分特性G2は、 G2=S2 のように表される。
したがつて、これらの特性の積の形となるフイ
ルタ回路6の特性Gは、 G=G1×G2=a/1+S/QW0+S2/W0×S2 のように表される。すなわち、フイルタブロツク
61(G1)の出力は集光レンズ32の変位を表
すものであり、これをフイルタブロツク62(G
2)により2回微分すると、光デイスク1におけ
る振れの瞬時加速度を求めることができる。ま
た、レンズアクチユエータ33の電流−変位特性
に等しい特性G1を有するフイルタブロツク61
を介して集光レンズ32の変位を求めているの
で、比較的高い精度で瞬時加速度出力を得ること
ができる。
このように、レンズアクチユエータ33の駆動
電流Idから直接瞬時加速度を求めることができる
ので、従来のごとき変位センサは不要となり、装
置を安価に製作することができる。
なお、上記の説明においては、フイルタ回路6
をアナログ回路により実現する場合を例示した
が、これに限らず、フイルタ回路6をデイジタル
フイルタにより構成することもできる。この場
合、フイルタ回路6の前段にはアナログ、デイジ
タル変換器が挿入される。フイルタ回路6をデイ
ジタル化すると、フイルタ特性の変更が容易であ
り、レンズアクチユエータ33における特性のバ
ラツキなどに対する対応が容易である。また、第
1図では光デイスク1における振れの瞬時加速度
を測定する場合を例示したが、偏心の瞬時加速度
についても同様の構成が実施される。さらに、ノ
イズを除去するために、フイルタ回路6の後にロ
ーパスフイルタを挿入することもある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の光デイスク検査
装置では、サーボ機構を使用して集光レンズをト
ラツキング方向およびフオーカス方向に変位させ
光デイスクの読取り状態を維持するとともにこの
ときの集光レンズの変位量から光デイスクにおけ
る偏心および振れの瞬時加速度を測定するように
した光デイスク検査装置において、レンズアクチ
ユエータの電流−変位特性と等しい周波数特性と
2回微分特性との積の形の特性を有するフイルタ
回路を具備し、このフイルタ回路を介してレンズ
アクチユエータの駆動電流から光デイスクにおけ
る偏心および振れの瞬時加速度を求めるようにし
ているので、高価な変位センサを使用することな
く、レンズアクチユエータの駆動電流から直接瞬
時加速度出力を得ることのできる光デイスク検査
装置を簡単な構成により実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の光デイスク検査装置
の一実施例を示す構成図、第4図および第5図は
従来の光デイスク検査装置の一例を示す構成図で
ある。 1……光デイスク、2……スピンドルモータ、
3……光ヘツド、4……送り機構、5……演算制
御回路、6……フイルタ回路、31……レーザダ
イオード、32……集光レンズ、33……レンズ
アクチユエータ、34……トラツキングセンサ、
35……フオーカスセンサ、36……変位セン
サ、51……加速度フイルタ、61,62……フ
イルタブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーボ機構を使用して集光レンズをトラツキン
    グ方向およびフオーカス方向に変位させ光デイス
    クの読取り状態を維持するとともにこのときの集
    光レンズの変位量から光デイスクにおける偏心お
    よび振れの瞬時加速度を測定するようにした光デ
    イスク検査装置において、レンズアクチユエータ
    の電流−変位特性と等しい周波数特性と2回微分
    特性との積の形の特性を有するフイルタ回路を具
    備し、このフイルタ回路を介してレンズアクチユ
    エータの駆動電流から光デイスクにおける偏心お
    よび振れの瞬時加速度を求めるようにしてなる光
    デイスク検査装置。
JP5632188U 1988-04-26 1988-04-26 Expired - Lifetime JPH0543371Y2 (ja)

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JPH01160309U JPH01160309U (ja) 1989-11-07
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