JPH054326A - 紫外線硬化用照射装置 - Google Patents
紫外線硬化用照射装置Info
- Publication number
- JPH054326A JPH054326A JP18156891A JP18156891A JPH054326A JP H054326 A JPH054326 A JP H054326A JP 18156891 A JP18156891 A JP 18156891A JP 18156891 A JP18156891 A JP 18156891A JP H054326 A JPH054326 A JP H054326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- blower
- conveyor
- irradiation device
- ultraviolet curing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】試料の舞い上がりを防止し、また試料の表面温
度を低く構成する。 【構成】光源を内装してなる照射器と、送風器とを有す
る装置本体をコンベアーの上部に配置し、コンベアーの
上部に載置してなる試料の表面の塗料またはインキを硬
化する装置において、前記送風器の下面に、送風方向と
風量を調整することのできる調整体を設け、さらに照射
器の下部とコンベアーの間に冷却風を送るように構成す
る。
度を低く構成する。 【構成】光源を内装してなる照射器と、送風器とを有す
る装置本体をコンベアーの上部に配置し、コンベアーの
上部に載置してなる試料の表面の塗料またはインキを硬
化する装置において、前記送風器の下面に、送風方向と
風量を調整することのできる調整体を設け、さらに照射
器の下部とコンベアーの間に冷却風を送るように構成す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は紫外線硬化用照射装置の
改良に関する。
改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の紫外線硬化用照射装置は、例えば
図９に示すように、コンベアーの上部に、光源を内装し
てなる照射器と、送風器１とを配置し、コンベアーの上
部に載置してなる試料の表面の塗料またはインキを硬化
するように構成されている。
図９に示すように、コンベアーの上部に、光源を内装し
てなる照射器と、送風器１とを配置し、コンベアーの上
部に載置してなる試料の表面の塗料またはインキを硬化
するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した構
造の紫外線硬化用照射装置によると、送風方向と風量は
一定であるために、コンベアーにより搬送する試料によ
り不具合が生じる欠点がある。つまり試料として、紙材
を搬送する場合は、温度は７０度Ｃ程度まで上昇して差
支えないが、送風方向により搬送する紙材が舞い上がり
易く、試料表面の塗料またはインキを良好に硬化できな
い欠点がある。また試料として、アクリル材を用いた場
合は、送風方向により搬送する紙材が舞い上がることは
ないが、試料表面温度を約５０度Ｃ以下に抑えないと試
料が変形する欠点がある。
造の紫外線硬化用照射装置によると、送風方向と風量は
一定であるために、コンベアーにより搬送する試料によ
り不具合が生じる欠点がある。つまり試料として、紙材
を搬送する場合は、温度は７０度Ｃ程度まで上昇して差
支えないが、送風方向により搬送する紙材が舞い上がり
易く、試料表面の塗料またはインキを良好に硬化できな
い欠点がある。また試料として、アクリル材を用いた場
合は、送風方向により搬送する紙材が舞い上がることは
ないが、試料表面温度を約５０度Ｃ以下に抑えないと試
料が変形する欠点がある。
【０００４】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、コンベアーにより搬送する試料により、送風方向
と風量と風速を調整することができるよう構成し、試料
の舞い上がりがなく、また試料表面温度を低く抑えるこ
とのできる紫外線硬化用照射装置を提供することを目的
とする。
って、コンベアーにより搬送する試料により、送風方向
と風量と風速を調整することができるよう構成し、試料
の舞い上がりがなく、また試料表面温度を低く抑えるこ
とのできる紫外線硬化用照射装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまりコンベアーの上部
に、光源を内装してなる照射器と、送風器とを有する装
置本体をコンベアーの上部に配置し、そのコンベアーの
上部に載置してなる試料の表面の塗料またはインキを硬
化する。そして送風器の下面に送風方向と、風量を調整
することのできる調整体を設け、さらに照射器の下部と
コンベアーの間に方向と風量を調整した冷却風を送るよ
うに構成する。
するために次の構成とする。つまりコンベアーの上部
に、光源を内装してなる照射器と、送風器とを有する装
置本体をコンベアーの上部に配置し、そのコンベアーの
上部に載置してなる試料の表面の塗料またはインキを硬
化する。そして送風器の下面に送風方向と、風量を調整
することのできる調整体を設け、さらに照射器の下部と
コンベアーの間に方向と風量を調整した冷却風を送るよ
うに構成する。
【０００６】
【作用】上記した構造の紫外線硬化用照射装置による
と、紙材あるいはアクリル材等の試料の種類により、送
風器の送風方向あるいは風量を調整するので、コンベア
ーで搬送する紙材が舞い上がることはなく、また試料面
の温度上昇を低く抑え、試料表面の塗料またはインキを
硬化し得る。
と、紙材あるいはアクリル材等の試料の種類により、送
風器の送風方向あるいは風量を調整するので、コンベア
ーで搬送する紙材が舞い上がることはなく、また試料面
の温度上昇を低く抑え、試料表面の塗料またはインキを
硬化し得る。
【０００７】
【実施例】以下本発明を図１ないし図８について説明す
る。図において、１１は箱形の装置本体、１２は装置本
体１１の内部に収納してなる照射器であって、内部に例
えば６キロワットのメタルハライドランプを装着して構
成してある。１３は装置本体１１の内部に収納してなる
送風器であって、下面に送風方向と、風量を調整するこ
とのできる調整体１４を設けて構成してある。調整体１
４としては、例えば図６ないし図８に示すように、断面
三角形状、断面不等辺三角形状または平板状ものを用意
し、一種ないし二種以上のものを組み合わせて使用す
る。１５は調整体１４を支持するための軸体であって、
調整体１４の奥部に固定して構成してある。
る。図において、１１は箱形の装置本体、１２は装置本
体１１の内部に収納してなる照射器であって、内部に例
えば６キロワットのメタルハライドランプを装着して構
成してある。１３は装置本体１１の内部に収納してなる
送風器であって、下面に送風方向と、風量を調整するこ
とのできる調整体１４を設けて構成してある。調整体１
４としては、例えば図６ないし図８に示すように、断面
三角形状、断面不等辺三角形状または平板状ものを用意
し、一種ないし二種以上のものを組み合わせて使用す
る。１５は調整体１４を支持するための軸体であって、
調整体１４の奥部に固定して構成してある。
【０００８】以下使用例を図２ないし図５について説明
する。 （イ）図２に示す構造は、照射器１２の下面に断面三角
形状に構成した３個の調整体１４を等間隔に配置したも
ので、冷却風は送風器の真下方向とコンベアーの走方方
向の両端に送られる。同構造によると、光源の真下と走
方方向にて温度上昇を防止することができる。この構造
はアクリル材等重量の大きいものを搬送し硬化するのに
適する。 （ロ）図３に示す構造は、照射器１２の下面に断面三角
形状に構成した調整体１４を３個段違いに配置したもの
で、照射器１２と送風器１３を交互に配置して構成して
ある。同構造によると、照射器１２の両端の走方方向の
温度上昇を防止することができる。この構造は冷却風が
斜め方向に送られるので、アクリル材等重量の大きいも
のを搬送し硬化するのに適する。 （ハ）図４に示す構造は、照射器１２の下面に断面三角
形状に構成した調整体１４を３個配置したもので、調整
体１４の角度を調整し、冷却風が照射器１２の真下と走
方方向に送られる。この構造は風による舞い上がりと、
熱による変形を防止することができるので塩ビシート材
の表面の塗料またはインキを硬化するのに適する。 （ニ）図５に示す構造は、照射器１２の下面に断面三角
形状に構成した調整体１４を２個と、平板に構成した調
整体１４を１枚組み合わせたもので、冷却風が照射器１
２の真下と走方方向に送られ、コンベアーの走方方向と
逆方向に送られる冷却風はほとんどない。この構造は風
による舞い上がりがなく、重量の小さい紙を試料とする
ものに適する。１６は装置本体１１の下面に配置してな
るコンベアー、１７はコンベアー１６の両端に配置して
なるローラー、１８はベルト受けボード、１９はコンベ
アー１６の上に載置してなる試料である。
する。 （イ）図２に示す構造は、照射器１２の下面に断面三角
形状に構成した３個の調整体１４を等間隔に配置したも
ので、冷却風は送風器の真下方向とコンベアーの走方方
向の両端に送られる。同構造によると、光源の真下と走
方方向にて温度上昇を防止することができる。この構造
はアクリル材等重量の大きいものを搬送し硬化するのに
適する。 （ロ）図３に示す構造は、照射器１２の下面に断面三角
形状に構成した調整体１４を３個段違いに配置したもの
で、照射器１２と送風器１３を交互に配置して構成して
ある。同構造によると、照射器１２の両端の走方方向の
温度上昇を防止することができる。この構造は冷却風が
斜め方向に送られるので、アクリル材等重量の大きいも
のを搬送し硬化するのに適する。 （ハ）図４に示す構造は、照射器１２の下面に断面三角
形状に構成した調整体１４を３個配置したもので、調整
体１４の角度を調整し、冷却風が照射器１２の真下と走
方方向に送られる。この構造は風による舞い上がりと、
熱による変形を防止することができるので塩ビシート材
の表面の塗料またはインキを硬化するのに適する。 （ニ）図５に示す構造は、照射器１２の下面に断面三角
形状に構成した調整体１４を２個と、平板に構成した調
整体１４を１枚組み合わせたもので、冷却風が照射器１
２の真下と走方方向に送られ、コンベアーの走方方向と
逆方向に送られる冷却風はほとんどない。この構造は風
による舞い上がりがなく、重量の小さい紙を試料とする
ものに適する。１６は装置本体１１の下面に配置してな
るコンベアー、１７はコンベアー１６の両端に配置して
なるローラー、１８はベルト受けボード、１９はコンベ
アー１６の上に載置してなる試料である。
【０００９】
【発明の効果】本発明は上記したように、送風器の下面
に送風方向と、風量を調整することのできる調整体を設
け、さらに照射器の下部とコンベアーの間に冷却風を送
るように構成したので、紙材あるいはアクリル材等の試
料の種類により、送風器の送風方向あるいは風量を調整
するので、コンベアーで搬送する紙材が舞い上がること
はなく、また試料面の温度上昇を低く抑え、試料表面の
塗料またはインキを硬化することができる特有な効果を
有する。
に送風方向と、風量を調整することのできる調整体を設
け、さらに照射器の下部とコンベアーの間に冷却風を送
るように構成したので、紙材あるいはアクリル材等の試
料の種類により、送風器の送風方向あるいは風量を調整
するので、コンベアーで搬送する紙材が舞い上がること
はなく、また試料面の温度上昇を低く抑え、試料表面の
塗料またはインキを硬化することができる特有な効果を
有する。
【図１】本発明の紫外線硬化用照射装置の正面図。
【図２】図１の照射器と送風器の組合せを示す正面図。
【図３】図１の照射器と送風器の組合せを示す正面図。
【図４】図１の照射器と送風器の組合せを示す正面図。
【図５】図１の照射器と送風器の組合せを示す正面図。
【図６】送風器における調整体の斜視図。
【図７】送風器における調整体の斜視図。
【図８】送風器における調整体の斜視図。
【図９】従来の紫外線硬化用照射装置の送風器の斜視
図。
図。
１１ 装置本体 １２ 照射器 １３ 送風器 １４ 調整体 １６ コンベアー １９ 試料
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】光源を内装してなる照射器と、送風器とを
有する装置本体をコンベアーの上部に配置し、同コンベ
アーの上部に載置してなる試料の表面の塗料またはイン
キを硬化する紫外線硬化用照射装置において、前記、送
風器の下面に送風方向と、風量を調整することのできる
調整体を設け、さらに照射器の下部とコンベアーの間に
冷却風を送るように構成したとを特徴する紫外線硬化用
照射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18156891A JPH054326A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 紫外線硬化用照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18156891A JPH054326A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 紫外線硬化用照射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054326A true JPH054326A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16103081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18156891A Pending JPH054326A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 紫外線硬化用照射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054326A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996030210A1 (en) * | 1995-03-31 | 1996-10-03 | Ferguson International Holdings Plc | Improvements in and relating to lamination of sheet materials |
| KR101066191B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2011-09-21 | 건국대학교 산학협력단 | 냉각 시스템을 구비한 전도성 금속 잉크 건조 장치 |
| CN102616041A (zh) * | 2011-11-11 | 2012-08-01 | 广东隆兴包装实业有限公司 | 曲面印刷多工位功能位置确认方法和遮光装置 |
| CN102765248A (zh) * | 2012-07-19 | 2012-11-07 | 宁波市天普橡胶科技有限公司 | 一种定型胶管制品移印标识的快速吹干装置 |
| CN103707628A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-04-09 | 淄博新力塑编有限公司 | 印刷机油墨快速干燥装置 |
| CN107651360A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-02-02 | 广西鑫德利科技股份有限公司 | 热弯机皮带传送总成 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP18156891A patent/JPH054326A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996030210A1 (en) * | 1995-03-31 | 1996-10-03 | Ferguson International Holdings Plc | Improvements in and relating to lamination of sheet materials |
| KR101066191B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2011-09-21 | 건국대학교 산학협력단 | 냉각 시스템을 구비한 전도성 금속 잉크 건조 장치 |
| CN102616041A (zh) * | 2011-11-11 | 2012-08-01 | 广东隆兴包装实业有限公司 | 曲面印刷多工位功能位置确认方法和遮光装置 |
| CN102765248A (zh) * | 2012-07-19 | 2012-11-07 | 宁波市天普橡胶科技有限公司 | 一种定型胶管制品移印标识的快速吹干装置 |
| CN103707628A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-04-09 | 淄博新力塑编有限公司 | 印刷机油墨快速干燥装置 |
| CN107651360A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-02-02 | 广西鑫德利科技股份有限公司 | 热弯机皮带传送总成 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FI944916A (fi) | Laite laattamaisen tai levymäisen tasaisen lasin kuumentamiseksi tai jäähdyttämiseksi | |
| US3807052A (en) | Apparatus for irradiation of a moving product in an inert atmosphere | |
| US4143278A (en) | Radiation cure reactor | |
| ES2113697T5 (es) | Procedimiento para el precalentamiento de material a granel a una temperatura de precalentamiento precalculable dentro del marco de la fabricacion de tableros aglomerados. | |
| JPH06501230A (ja) | ウエブ材料の細長いストリップのためのガスフィルムコンベヤ | |
| JPH054326A (ja) | 紫外線硬化用照射装置 | |
| US5288526A (en) | Ventilated curing oven and preheat flash zone system for curing coatings on circuit boards | |
| CN208177806U (zh) | 一种无级调光型uv固化机 | |
| TW259923B (ja) | ||
| US3755916A (en) | Plenum discharge face employing honeycomb layer | |
| DE59105990D1 (de) | Durchlauftrockner für flächenförmiges Stückmaterial. | |
| ES2095403T3 (es) | Aparato y metodos para el revestimiento de vidrio. | |
| ATE37521T1 (de) | Vorrichtung zum foerdern von hochkant stehenden glasscheiben. | |
| US3629952A (en) | Airfoil web dryer | |
| RU93049599A (ru) | Способ регулирования влагосодержания органических материалов | |
| JPS62117661A (ja) | 枚葉樹脂加工機における乾燥方法並にその装置 | |
| FI86656B (fi) | Anordning foer vaermebehandling av ett aemne, i synnerhet infra-roedbestraolning av en kontinuerlig pappersbana i en pappersmaskin. | |
| JPS5976660A (ja) | はんだ付け装置 | |
| JPS62128757A (ja) | 紫外線照射装置 | |
| JPH04131460U (ja) | 長尺の被塗物の紫外線乾燥装置 | |
| SU825347A1 (ru) | Сушильное устройство | |
| JPS6221343Y2 (ja) | ||
| JPS62128758A (ja) | 紫外線照射装置 | |
| SE9500226L (sv) | Anordning för värmning och transport av partikelformigt material, såsom sand eller dylikt | |
| FI98741B (fi) | Radan kuivaus- ja ohjausmenetelmä ja -laite |