JPH0543240U - ワードプロセツサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート状受像紙や、粘着層付きテープ状受像
紙などの種々の形態の受像紙にプリントアウトできるワ
ードプロセッサを得ること。 【構成】 入力部（２）と、その入力内容の表示部
（３）と、入力内容の出力部を有し、その出力部とし
て、シート状受像紙にプリントアウトできるプリンター
と、テープ状受像紙（６）にプリントアウトできるプリ
ントユニット（５）を装備するワードプロセッサ
（１）。 【効果】 従来のレタリングマシーンやテープライター
等としての機能を兼備するワードプロセッサとすること
ができて、それらの必要を回避できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、シート状受像紙に加えて、テープ状受像紙にもプリントアウトでき るようにしたワードプロセッサに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、キーボード等の入力部を介して入力した文字や画像等の内容をＣＲＴや 液晶パネル等の表示部を介して確認後、必要に応じその入力内容を記録して、内 臓型や外部ユニット型等のプリンターからなる出力部を介しプリントアウトする ようにしたワードプロセッサが知られていた。 しかしながら、プリンターに装着できるものが、従ってプリントアウトできる 対象がシート状受像紙に限定され、例えば幅が６０mm以下のテープ状受像紙には プリントアウトできない問題点があつた。

【０００３】 一方、熱転写方式等によりテープ状受像紙にプリントアウトできるプリンター を装備した入力装置が、業務用のレタリングマシーンや乾電池駆動による携帯用 のテープライターなどとして種々市販されている。入力した内容を記録対象にプ リントアウトするという点でワードプロセッサと同じ機能を有するものであるが 、この場合にはシート状受像紙にプリントアウトできない問題点があつた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、シート状受像紙や、粘着層付きテープ状受像紙などの種々の形態の 受像紙にプリントアウトできるワードプロセッサの開発を課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、入力部と、その入力内容の表示部と、入力内容の出力部を有し、そ の出力部として、シート状受像紙にプリントアウトできるプリンターと、テープ 状受像紙にプリントアウトできるプリントユニットを装備することを特徴とする ワードプロセッサを提供するものである。

【０００６】

【実施例】

本考案のワードプロセッサは、出力部として、シート状受像紙にプリントアウ トできるプリンターと、例えば幅が８〜６０mmのテープ状受像紙にプリントアウ トできるプリントユニットを装備するものである。

【０００７】 その製造は例えば、熱転写式やインクジェット式、ワイヤードット式、レーザ ー式等の適宜な方式で、単票式や連帳ないしロール式等のシート状受像紙にプリ ントアウトできるプリンターを装備する公知のワードプロセッサに、テープ状受 像紙にプリントアウトできるプリントユニット用の出力部を設けることにより行 うことができる。

【０００８】 テープ状受像紙にプリントアウトできるプリントユニットは例えば、サーマル ヘッドと、プラテンローラと、テープ状受像紙を搬送するための駆動ローラなど により形成することができ、必要に応じてテープ状受像紙のカッターなどを設け ることができる。インクリボンを介して例えば粘着層付きのテープ状受像紙にプ リントアウトできるものなどが好ましい。

【０００９】 図１に実施例を示した。これは、キーボード２を介して入力した内容を表示部 ３にディスプレイし、その表示内容を必要に応じて記録した状態で、シート状受 像紙にプリントアウトできるプリンター（図示せず）を装備したワードプロセッ サ１に、テープ状受像紙にプリントアウトできるプリントユニット用の出力部を 設け、その出力端子４を介してテープ状受像紙用のプリントユニット５を接続し たものである。

【００１０】 プリントユニット５は、ワードプロセッサ１に入力した内容を熱転写式インク リボン７とサーマルヘッド８を介し、内蔵するテープ状受像紙６にプリントアウ トしてラベルなどの目的物９を形成するようにしたものであり、サーマルヘッド とプラテンローラと駆動ローラとカッターを有してなる。テープ状受像紙６とし ては例えば、基材の片面に印字層を有し、他面にセパレータで被覆された粘着層 を有するロール体なども用いうる。

【００１１】

【考案の効果】

本考案によれば、テープ状受像紙にプリントアウトできるプリントユニットも 装備させたので、従来のレタリングマシーンやテープライター等としての機能を 兼備するワードプロセッサとすることができ、シート状受像紙やテープ状受像紙 等の種々の受像紙にプリントアウトすることができる。従って、従来のレタリン グマシーンやテープライター等の必要を回避することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例の説明図。

【符号の説明】

１：ワードプロセッサ ２：キーボード ３：表示
部 ４：接続端子 ５：テープ状受像紙用のプリントユニ
ット ６：テープ状受像紙 ７：インクリボン ８：サー
マルヘッド

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 入力部と、その入力内容の表示部と、入
   力内容の出力部を有し、その出力部として、シート状受
   像紙にプリントアウトできるプリンターと、テープ状受
   像紙にプリントアウトできるプリントユニットを装備す
   ることを特徴とするワードプロセッサ。