JPH0542877B2 - - Google Patents

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JPH0542877B2
JPH0542877B2 JP59171208A JP17120884A JPH0542877B2 JP H0542877 B2 JPH0542877 B2 JP H0542877B2 JP 59171208 A JP59171208 A JP 59171208A JP 17120884 A JP17120884 A JP 17120884A JP H0542877 B2 JPH0542877 B2 JP H0542877B2
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JP59171208A
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JPS6149572A (ja
Inventor
Hisanori Kominami
Tetsuo Ogawa
Kaichi Tatezawa
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP59171208A priority Critical patent/JPS6149572A/ja
Publication of JPS6149572A publication Critical patent/JPS6149572A/ja
Publication of JPH0542877B2 publication Critical patent/JPH0542877B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像信号再生装置に関し、特にデイジ
タルビデオテープレコーダ(デイジタルVTR)
に適用して好適なものである。
〔従来の技術〕
デイジタルVTRにおいて映像信号を記録媒体
としての磁気テープに記録する際には、第6図に
示すようにその映像信号VDO(第6図A)をサン
プリングして例えば8ビツトのデイジタルデータ
DD(第6図B)に変換し、そのサンプルデータ
DDをドロツプアウトに対処するためシヤフリン
グ等の分散処理を施して記録していた。
この際記録されるデイジタル映像信号は第6図
Cに示すようなデータ構成のものである。すなわ
ち、デイジタルデータDATAを所定数単位(例
えば90画素又は180画素分)毎にブロツク化し、
その先頭にブロツク同期信号SYNCを付加し、次
にデシヤフリング(データを元の配列順序に戻す
処理)するために用いるアドレス信号ADRを付
加していた。さらに伝送路において混入される誤
りを検出し、訂正するための誤り検出信号CRC
及び誤り訂正信号P,Qを付加して1つの同期ブ
ロツクSYNCBを形成していた。
この同期ブロツクSYNCBが例えば400個集合
されてトラツクブロツクTBが形成され、このト
ラツクブロツクTBがヘツドにより磁気テープ上
の1つのトラツクに記録される。
このようにしてテープに記録された映像信号
は、複数の再生モードで再生されてそれぞれの目
的に適合した再生出力映像信号を得るようになさ
れている。すなわちノーマル再生モードでは記録
された映像信号をノーマル速度で再生してフイー
ルドメモリに書込み、それを所定の周期で読出し
て記録映像信号に対して高い忠実度の画像を得
る。また高速サーチモードでは記録された映像信
号を高速度(例えば8倍速)で再生してノーマル
再生したい画像内容をもつ映像信号をサーチする
ため、画質は劣化しても良いからできるだけ短い
時間で変化する映像を得るようにする。
ところでノーマル再生をする場合には、ヘツド
が各トラツク上を走査することによつて各トラツ
クに記録されているトラツクブロツクTBの映像
データを過不足なくピツクアツプして忠実度の高
い映像信号を得る。
しかしながら、高速サーチモードにおいてはヘ
ツドは第7図に示す軌跡HTRのように複数のト
ラツクT1〜TNをまたがつて走査するため必要
とするデータをピツクアツプできなくなる場合が
ある。例えば、同期ブロツクSYNCB中のデータ
DATAが再生できたとしてもそのアドレス信号
ADRがピツクアツプできなければ画像を構成す
ることができない。そこで、高速サーチモードに
おいては1フイールドに相当する時間内で得られ
たデータ(このデータに対応する画面DES上の
画素RSHを第8図に斜線を付して示す)だけで
はなく、それに加えてそれ以前に得られたデータ
とで1フイールドの画像を構成していた。
また、誤り訂正信号P,Qはデイジタルデータ
DATA中1か所だけが誤つている場合に訂正で
きるものであり、2か所以上誤つている場合には
訂正できず、従つて従来はデイジタルデータ
DATAがピツクアツプされても2か所以上誤つ
ている場合にはその同期ブロツクSYNCBに含ま
れる全デイジタルデータDATAをフイールドメ
モリに記憶せず画像形成に用いないようにしてい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
高速サーチモードにおいて上述のように画像を
形成すると、モニタ上の画素によつては何フイー
ルドもデータがピツクアツプされずに同一内容を
表示する場合があり、また、ピツクアツプされて
も誤りが混入しているため新しいデータが用いら
れずに何フイールドも同一内容を表示する場合が
ある。従つて、画像は古いデータによる画素と、
新しいデータによる画素とが不規則に混在して形
成され、鮮明さを欠いていた。特に、動画の場合
だとその動作を認識できない程度に不鮮明になる
おそれがあつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、
高速サーチモードにおいてサーチを行うに十分に
鮮明が画像を得ることができる映像信号再生装置
を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために本発明においては
連続する画像間及び隣合う画素間の相関性が大き
いことに着目し、高速サーチモードにおいてはフ
イールドメモリ13に書込まれている格納映像信
号が正しくかつ新しい場合以外の場合には、その
代わりに周囲の正しくかつ新しい格納映像を出力
させるようにする。
そこで、フイールドメモリ13に記憶されてい
る格納映像信号の正誤を表すエラーフラグを記憶
するエラーフラグメモリ20、及び格納映像信号
の新旧を表すニューオールドフラグを記憶するニ
ューオールドフラグメモリ30を設け、さらに、
映像信号を出力すべき画素(以下、着目画素とい
う)を含めその周囲画素a〜iのエラーフラグ
Ea〜Eiを抽出するエラーフラグ抽出回路60及
び周囲画素a〜iのニューオールドフラグNOa
〜NOiを抽出するニューオールドフラグ抽出回路
80を設けた。
さらにまた、抽出されたエラーフラグEa〜Ei
及びニューオールドフラグNOa〜NOiに基づき
着目画素eの格納映像信号Seが正しくかつ新し
い場合にはその格納映像信号をモニタ9に出力さ
せ、その着目画素eの格納映像信号Seがそれ以
外の場合には格納映像信号が正しくかつ新しい周
囲画素のその格納映像信号をモニタ9に出力させ
る修整回路90を設けた。
〔作用〕
エラーフラグメモリ20が記憶しているエラー
フラグメモリからエラーフラグ抽出回路60が着
目画素eの近傍の画素a〜iのエラーフラグEa
〜Eiを抽出し、またニューオールドフラグメモリ
30が記憶しているニューオールドフラグからニ
ューオールドフラグ抽出回路80がそれら画素a
〜iのニューオールドフラグNOa〜NOiを抽出
し、その抽出されたフラグEa〜Ei及びNOa〜
NOiに基づき修正回路90が正しくかつ新しいと
いう基準で着目画素eの映像信号として出力すべ
き格納映像信号を決定してその映像信号をモニタ
9に送出させ、サーチを行うに十分に鮮明な画像
を得るようにする。
〔実施例〕
以下、本発明による映像信号再生装置の一実施
例を図面について詳述する。
第2図はデイジタルVTRの再生系を示すもの
で、テープ1からヘツド2が再生した信号S2は
再生回路3に与えられる。再生回路3は再生出力
信号S2を増幅し、波形整形し、ジツタによる影
響を除去するため時間軸補正を行つたのち、デー
タブロツク検出回路4に与える。データブロツク
検出回路4は連続する再生出力信号から同期信号
SYNC(第6図C)を検出し、同期ブロツク
SYNCB毎に区分する。その後、アドレスデコー
ダ5で各同期ブロツクSYNCB毎にアドレス
ADRを復号し、次いで、訂正回路6で誤り検出
信号CRCで誤りを検出すると共に、誤り訂正信
号P,Qに基づき訂正できる誤りを訂正してデイ
ジタル映像信号DVIDを映像信号出力回路7に与
える。この際、訂正回路6はデイジタル映像信号
DVIDが誤りか否かを示すエラーフラグERRを映
像信号出力回路7に与える。
映像信号出力回路7は第1図に示す詳細構成を
有し、モニタ上の画素に応ずる映像信号を逐次デ
イジタル−アナログ変換回路8を介してモニタ9
に与え、画像を再現する。
映像信号出力回路7において、映像信号記憶回
路10がデイジタル映像信号DVIDを記憶する。
映像信号記憶回路10は直列の映像信号DVIDを
処理時間を短縮するために並列に変換する直列−
並列変換回路11と、その並列映像信号をラツチ
回路12を介して受け格納するフイールドメモリ
13と、そのフイールドメモリ13の出力をラツ
チ回路14を介して受け直列に変換して出力する
並列−直列変換回路15とからなる。
フイールドメモリ13は映像信号の1フイール
ド分を格納できる容量をもち、読出書込制御信号
WE1が論理「0」のときアドレス信号SADが示
すアドレスにラツチ回路12にラツチされている
映像信号を書込み、読出書込制御信号1が論
理「1」のときアドレス信号SADが示すアドレ
スの内容をラツチ回路14に読出す。ここで読出
クロツク及び書込クロツクは無関係に与えられ
る。
フイールドメモリ13の書込み時のアドレスは
同期ブロツクSYNCBから分離したアドレス信号
ADR(第6図C)の内容に応じて定まり、読出し
時のアドレスはアドレス番号順に変化する。従つ
て、フイールドメモリ13からはデシヤフリング
された映像信号が送出される。
フイールドメモリ13に映像信号DVIDが書込
まれる際、映像信号出力回路7のエラーフラグメ
モリ20にエラーフラグERRが書込まれる。エ
ラーフラグメモリ20はエラーフラグERRの1
フイールド分を格納できる容量をもち、フイール
ドメモリ13と同一の読出書込制御信号1及
びアドレス信号SADが与えられる。従つて、映
像信号DVIDが書込まれたアドレスと同一のアド
レスに同時にエラーフラグERRが書込まれ、記
憶されている格納映像信号が読出されたアドレス
と同一のアドレスからエラーフラグが同時に読出
される。ここで、エラーフラグERRは1ビツト
でなり、訂正回路6が誤りを検出したが訂正でき
ない場合にその同期ブロツクSYNCB(第6図B)
に含まれる全デイジタル映像信号(90又は180画
素分)に対して誤りを示す論理「0」に立下げら
れるものである。
従来では誤りを検出したが訂正できない場合に
はフイールドメモリ13にその映像信号を書込ま
ないのでエラーフラグを立てるまでもないが、第
1図の場合には訂正できなくともその映像信号を
フイールドメモリ13に書込むので、他の正しい
映像信号と区別するためエラーフラグを立ててい
る。
また、映像信号出力回路7においてはフイール
ドメモリ13に記憶されている格納映像信号が新
しいのか又は古いのかを示す1ビツトのニューオ
ールドフラグを立てるニューオールドフラグメモ
リ30が設けられている。
ニューオールドフラグメモリ30はフイールド
メモリ13の読出書込制御信号1をデータ入
力として受け、また、フイールドメモリ13と同
一のアドレス信号SADをアドレス信号として受
け、さらに読出書込制御信号2を受ける。こ
こで、読出書込制御信号2は読出書込制御信
号1が書込みを示す論理「0」に立下つてい
る間論理「0」に立下つているものであり、読出
書込制御信号1が読出しを示す論理「1」に
立上ると論理「1」に立上つて読出し、その後直
ちに論理「0」に立下つて書込みを可能ならしめ
るようにする。
従つて、ニューオールドフラグメモリ30はフ
イールドメモリ13の所定アドレスに映像信号が
書込まれたとき、自己のアドレスに読出書込制御
信号1の状態を示す論理「0」を書込む。こ
れに対してフイールドメモリ13の所定アドレス
から格納映像信号が読出されたとき先ず自己のそ
のアドレス内容を読出し、その後直ちに読出書込
制御信号1の状態を示す論理「1」を書込
む。すなわち、ニューオールドフラグメモリ30
は、フイールドメモリ13に、1フイールド相当
時間前から現時点までの間に書込まれた映像信号
を新しいとして対応するアドレスにフラグ「0」
を立て、それ以前に書込まれた映像信号を古い信
号として対応するアドレスにフラグ「1」を立て
ている。
映像信号出力回路7はまた、着目画素を中心と
して縦横3列ずつ計9個の画素に対応するフイー
ルドメモリ13に記憶されている格納映像信号を
抽出する映像信号抽出回路40を有する。
映像信号抽出回路40においては映像信号記憶
回路10から与えられる格納映像信号を1Hメモ
リ41,42,43が記憶する。1Hメモリ41,
42,43はそれぞれ1水平走査ライン分の映像
信号を記憶できる容量をもち、着目画素を含む水
平走査ライン、例えば第3図に示すラインNと、
その前後の水平走査ラインN−1,N+1の格納
映像信号をそれぞれ記憶する。
1Hメモリ41が水平走査ラインN−1の格納
映像信号を記憶し、1Hメモリ42が水平走査ラ
インNの格納映像信号を記憶し、1Hメモリ43
が水平走査ラインN+1の格納映像信号を記憶し
ている場合に、走査が進み着目画素を含む水平走
査ラインがラインNからラインN+1に移ると、
今まで1番古い格納映像信号を記憶していた1H
メモリ41が制御信号CONT1を受けて次の水平
走査ラインN+2の格納映像信号を記憶する。さ
らに走査が進み着目画素を含む水平走査ラインが
ラインN+2に移ると、1Hメモリ42が次の水
平走査ラインN+3の格納映像信号を記憶する。
以下、同様にして連続する3水平走査ラインの格
納映像信号が記憶される。
1Hメモリ41,42,43に記憶された格納
映像信号は切換用のレジスタ44,45,46を
介して出力される。切換用レジスタ44,45,
46は制御信号CONT2を受け、常に走査中の水
平走査ライン(着目画素を含む走査ラインをい
う)の格納映像信号を信号ラインL2に送出し、
1つ前の水平走査ラインの格納映像信号を信号ラ
インL1に送出し、1つ後の水平走査ラインの格
納映像信号を信号ラインL3に送出するようにな
されている。例えば走査中の水平走査ラインをN
(第3図)とすると、水平走査ラインN−1の格
納映像信号が信号ラインL1に与えられ、水平走
査ラインNの格納映像信号が信号ラインL2に与
えられ、水平走査ラインN+1の格納映像信号が
信号ラインL3に与えられる。走査中の水平走査
ラインがラインN+1に移行すると、今度は水平
走査ラインNの格納映像信号が信号ラインL1に
与えられ、水平走査ラインN+1の格納映像信号
が信号ラインL2に与えられ、水平走査ラインN
+2の格納映像信号が信号ラインL3に与えられ
る。
ここで、切換用レジスタ44,45,46は制
御信号CONT2を受け、モニタ上の走査に同期し
て格納映像信号を送出する。
信号ラインL2には直列に接続された3個の8
ビツトシフトレジスタ47,48,49が接続さ
れている。シフトレジスタ47,48,49は切
換用レジスタ44,45,46を介して与えられ
る格納映像信号を1画素分ずつシフトして行くも
のであり、各シフトレジスタ47,48,49の
出力Sf,Se,Sdは走査中の水平走査ラインの連
続する3つの画素、例えば第4図に示す画素f,
e,dの格納映像信号となる。ここでシフトレジ
スタ48の出力Seが着目画素eの格納映像信号
となるようにシフトのタイミングが制御される。
同様に、信号ラインL1にも直列に接続された
3個の8ビツトシフトレジスタ50,51,52
が接続されている。これらシフトレジスタ50,
51,52からは走査中の水平走査ラインNの1
つ前の水平走査ラインN−1の連続する3個の画
素c,b,aの格納映像信号Sc,Sb、Saが出力
される。この出力信号に係る3つの画素a,b,
cは第3図に示すように画素d,e,fと横方向
の位置が同一になるように制御される。
同様にして、信号ラインL3に直列に接続され
た8ビツトシフトレジスタ53,54,55から
走査中の水平走査ラインNの次の水平走査ライン
N+1の3つの画素i,h,gの格納映像信号
Si,Sh,Sgが送出される。
このようにして、着目画素eを中心として縦横
に3列ずつの計9個の画素の格納映像信号Sa〜
Siが抽出され、修整回路90に与えられる。
これら9個の格納映像信号Sa〜Siに対するエ
ラーフラグEa〜Ei及びニューオールドフラグ
NOa〜NOiをそれぞれ抽出するためにエラーフ
ラグ抽出回路60及びニューオールドフラグ抽出
回路80が設けられている。
エラーフラグ抽出回路60はエラーフラグメモ
リ20からエラーフラグを入力し、9個のエラー
フラグEa〜Eiを抽出するものである。従つて、
映像信号記憶回路10から格納映像信号を入力
し、9個の格納映像信号Ss〜Siを抽出する映像信
号抽出回路40と同様な機能をもつ。そこで、エ
ラーフラグ抽出回路60は映像信号抽出回路40
と同様に、3個の1Hメモリ61,62,63と、
3個の切換用レジスタ64,65,66と、9個
のシフトレジスタ67〜75とでなる。なお、エ
ラーフラグは1ビツトでなるのでこれらは1ビツ
ト用のものである。
ニューオールドフラグ抽出回路80はニューオ
ールドフラグメモリ30からニューオールドフラ
グを入力し、9個のニューオールドフラグNOa
〜NOiを抽出するものであり、構成はエラーフラ
グ抽出回路60と同一である。そこで第1図にお
いてはその具体的構成の図示説明を省略する。
エラーフラグEa〜Ei及びニューオールドフラ
グNOa〜NOiは修整回路90の選択指令回路9
1に与えられる。選択指令回路91はエラーフラ
グEa〜Ei及びニューオールドフラグNOa〜NOi
に基づき着目画素eの映像信号としてどの画素の
格納映像信号を出力させるかを判別して指令信号
を映像信号選択回路92に与える。
映像信号選択回路92は映像信号抽出回路40
から9個の格納映像信号Sa〜Siが与えられてお
り、選択指令回路91からの指令信号が指示する
格納映像信号を選択してデイジタル−アナログ変
換回路8(第2図)に与える。
選択指令回路91は原則として正しくかつ新し
い格納映像信号を着目画素eの映像信号として出
力させるような指令を送出する。例えば、フイー
ルドメモリ13に記憶されている9個の格納映像
信号Sa〜Siに対するエラーフラグEa〜Eiが第4
図Aに示すようにフラグEa,Eh,Eiについて論
理「0」に立下つていて、かつニューオールドフ
ラグNOa〜NOiが第4図Bに示すようにフラグ
NOb,NOe,NOgについて論理「0」に立下つ
ている場合には、着目画素eの格納映像信号Se
が正しくかつ新しいので選択指令回路91はその
映像信号Seを映像信号選択回路92から出力さ
せるような指令信号を送出する。
これに対して、エラーフラグEa〜Eiが第5図
Aに示すようにフラグEa,Eh,Eiについて論理
「0」に立下つていて、かつニューオールドフラ
グNOa〜NOiが第5図Bに示すようにフラグ
NOb,NOg,NOhについて論理「0」に立下つ
ている場合には、着目画素eの格納映像信号Se
は正しいが古いので、選択指令回路91は正しく
かつ新しい格納映像信号に対応する画素の格納映
像信号(この場合においては、画素b又は画素g
の格納映像信号Sb又はSg)を着目画素eの映像
信号として映像信号選択回路92から出力させる
ような指令信号を送出する。
同様に、着目画素eの格納映像信号Seが新し
いが誤つている場合、古くかつ誤つている場合に
も選択指令回路91は周囲画素a〜d,f〜iの
新しくかつ正しい格納映像信号を出力させるよう
な指令信号を送出する。
ここで、着目画素eの周囲に正しくかつ新しい
格納映像信号が格納されている画素が多くある場
合には選択指令回路91は例えば画素d,f,
b,h,a,c,g,iの順序で選択するように
する。このようにするのは、横方向に画素間の相
関性が一番強く、次に縦方向に相関性があり、縦
方向の相関性が次に続くことに基づく。
9個の格納映像信号Sa〜Siのうち1つとして
正しくかつ新しいものがない場合には、例えば着
目画素eの格納映像信号Seをそのまま出力させ
るようにする。エラーフラグについて考えてみる
と、誤りを示す論理「0」をとるのは1つの同期
ブロツクSYNCB(第6図C)について2か所又
はそれ以上誤つている場合であるが1同期ブロツ
クSYNCBに含まれている90又は180画素分の映
像信号のうち真に誤つているのは2画素又は3画
素程度の映像信号についてであり、従つてエラー
フラグが誤りを示していても格納映像信号が正し
い確率の方が高い(2画素誤つている場合につい
て確率で示すと88/90又は178/180程度は正しい)。
そこで、着目画素eの格納映像信号Seをそのま
ま出力させても問題となることは少ない。
第1図及び第2図の構成において、高速サーチ
モードが選択されヘツド2によりテープ1から映
像信号がピツクアツプされると、その映像信号は
時間軸補正や誤り訂正がなされた後再生されたア
ドレス信号に基づきフイールドメモリ13に書込
まれる。
これと同時に、エラーフラグメモリ20に訂正
回路6からエラーフラグERRが与えられ、フイ
ールドメモリ13に書込まれた映像信号DVIDが
正しいか否かを示すエラーフラグERRを記憶し、
また、ニューオールドフラグメモリ30に映像信
号DVIDを書込んだことを示すフラグを立て(論
理「0」に立下げる)その映像信号DVIDが新し
いことを記憶する。
格納映像信号は書込みとは無関係にアドレス番
号順でフイールドメモリ13から読出される。こ
のときエラーフラグメモリ20からは対応するエ
ラーフラグが読出されてエラーフラグ抽出回路6
0に与えられ、またニューオールドフラグメモリ
30からは対応するニューオールドフラグが読出
されてニューオールドフラグ抽出回路80に与え
られ、その後直ちにニューオールドフラグを映像
信号が読出されたことを示す論理「1に立上げ
る。
読出された格納映像信号はラツチ回路14、並
列−直列変換回路15を介して映像信号抽出回路
40に与えられ、着目画素eを中心とする縦横3
列ずつ計9個の画素a〜iの格納映像信号Sa〜
Siが抽出されて修整回路90に与えられる。
また、これと同期して格納映像信号Sa〜Siに
対応するエラーフラグEa〜Eiがエラーフラグ抽
出回路60において抽出され、ニューオールドフ
ラグNOa〜NOiがニューオールドフラグ抽出回
路80において抽出されてそれぞれ修整回路90
に与えられる。
修正回路90においては、先ず、選択指令回路
91がエラーフラグEa〜Ei及びニューオールド
フラグNOa〜NOiに基づき、どの格納映像信号
Sa〜Siを着目画素eの映像信号にするかを決定
して指令信号を映像信号選択回路92に与える。
映像信号選択回路92はその指令に基づき格納映
像信号Sa〜Siから所望の映像信号を選択してデ
イジタル−アナログ変換回路8に与える。
その映像信号はデイジタル−アナログ変換回路
8でアナログ映像信号に変換された後モニタ9に
与えられて表示される。このような動作をモニタ
9の走査に応じて順次各画素について行ない画像
を得る。
以上のように、第1図の装置によれば、高速サ
ーチモードのとき着目画素eについてフイールド
メモリ13に新しくかつ正しい映像信号が格納さ
れている場合にはその映像信号がモニタに出力す
ると共に、古い映像信号や誤つている映像信号が
格納されている場合には新しくかつ正しい映像信
号を格納する周囲画素の映像信号を着目画素eの
映像信号として出力するようにしたので高速サー
チ画像として必要十分に鮮明な画像を得ることが
できる。
なお、第1図の実施例によれば、修整するため
の映像信号を縦横3×3の画素より得るようにし
ているが、これに限らず修整用の画素範囲を拡大
又は縮小しても良い。例えば、横方向の相関性が
大きいことを考慮して縦横3×5のようにしても
良い。また、第1図の実施例においては映像信号
抽出回路30を設け、予め9個の格納映像信号
Sa〜Siを抽出して修整回路90に与え、そこで
選択してモニタ9に送出する構成を示したが、修
整回路90がエラーフラグEa〜Ei及びニューオ
ールドフラグNOa〜NOiに基づき出力すべき格
納映像信号を定めた場合にフイールドメモリ13
の読出アドレスを制御して映像信号記憶回路10
から直接モニタ9に格納映像信号を送出させるよ
うにしても良い。
なおまた、第1図においてはフイールドメモリ
を1個しか示していないがデイジタルVTRとし
てはフイールドメモリは2個以上必要である。本
発明は高速サーチモードに特徴を有するのでフイ
ールドメモリを1個のみ示した。高速サーチモー
ド時に1個のフイールドメモリを用いて画像を得
るようにする構成については特願昭59−082684号
に開示のものを適用し得る。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、高速サーチモ
ードにおいてフイールドメモリに格納されている
映像信号が新しいか否かを表すフラグを立て、ま
たその映像信号が正しいか誤りかを表すフラグを
立て、新しくかつ正しい場合にその映像信号をそ
のまま出力させると共に、他の場合は周囲の新し
くかつ正しい映像信号で修整するようしたのでサ
ーチの目的を必要十分に達成することができる鮮
明な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による映像信号再生装置の一実
施例を示すブロツク図、第2図は映像信号再生装
置の全体構成を示すブロツク図、第3図は格納映
像信号、エラーフラグ、ニューオールドフラグを
抽出する画素の説明に供する略線図、第4図及び
第5図はエラーフラグ及びニューオールドフラグ
の一例を示す略線図、第6図は記録映像信号の構
成を示す略線図、第7図は高速サーチモードにお
けるヘツド軌跡と記録トラツクの位置関係を示す
略線図、第8図は高速サーチモードで得られるデ
ータ量の説明に供する略線図である。 1……磁気テープ、2……ヘツド、9……モニ
タ、13……フイールドメモリ、20……エラー
フラグメモリ、30……ニューオールドフラグメ
モリ、60……エラーフラグ抽出回路、80……
ニューオールドフラグ抽出回路、90……修整回
路、Sa〜Si……格納映像信号、Ea〜Ei……エラ
ーフラグ、NOa〜NOi……ニューオールドフラ
グ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録媒体上に順次斜めに形成された記録トラ
    ツクから映像信号を読出してフイールドメモリに
    書込むと共に、所定の周期で読出してフイールド
    映像信号を得るようになされた映像信号再生装置
    において、高速サーチモード時に、上記フイール
    ドメモリに格納された格納映像信号の正誤を表す
    エラーフラグを記憶するエラーフラグメモリと、
    上記格納映像信号の新旧を表するニューオールド
    フラグを記憶するニューオールドフラグメモリ
    と、着目画素を中心とする周囲画素の上記格納映
    像信号及び上記着目画素の上記格納映像信号に対
    応する上記エラーフラグを抽出するエラーフラグ
    抽出回路と、上記着目画素及び上記周囲画素の上
    記格納映像信号に対応する上記ニューオールドフ
    ラグを抽出するニューオールドフラグ抽出回路
    と、抽出された上記エラーフラグ及び上記ニュー
    オールドフラグに基づき上記着目画素の上記格納
    映像信号が正しくかつ新しい場合にはその格納映
    像信号をモニタに出力させ、上記着目画素の上記
    格納映像信号が誤つている場合及び又は古い場合
    には正しくかつ新しい上記格納映像信号が格納さ
    れる上記周囲画素のその格納映像信号を上記モニ
    タに出力させる修整回路とを具えたことを特徴と
    する映像信号再生装置。
JP59171208A 1984-08-16 1984-08-16 映像信号再生装置 Granted JPS6149572A (ja)

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JPS63217884A (ja) * 1987-03-06 1988-09-09 Canon Inc 画像信号再生装置
DE3922214C2 (de) * 1989-07-06 1994-12-01 Broadcast Television Syst Verfahren zur Wiedergabe von auf Magnetband gespeicherten Videosignalen und Schaltungsanordnung hierfür

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