JPH0542870Y2 - - Google Patents

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JPH0542870Y2
JPH0542870Y2 JP1988017264U JP1726488U JPH0542870Y2 JP H0542870 Y2 JPH0542870 Y2 JP H0542870Y2 JP 1988017264 U JP1988017264 U JP 1988017264U JP 1726488 U JP1726488 U JP 1726488U JP H0542870 Y2 JPH0542870 Y2 JP H0542870Y2
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fixing
doll
fixed
skin
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は日本人形、縫いぐるみ、西洋人形、動
物の縫いぐるみ等に用いる人形用の鼻に係るもの
である。
従来の技術 従来日本人形、縫いぐるみ、西洋人形等に用い
る人形用の鼻または目玉には、実公昭55−1663号
公報、実公昭52−44156号公報、実公昭59−33435
号公報、特公昭52−17778号公報、実開昭57−
128892号公報、実開昭60−27991号公報、実開昭
62−174593号公報記載のごときものが提案されて
いる。
考案が解決しようとする問題点 しかし、これらはいずれも、金属、硬質合成樹
脂等の硬質材で形成されているため、人形と接触
する子供等の使用者に冷たい感覚を与え、趣味感
の点で好ましくない。また、外周端縁が鋭利に構
成されるため、本来使用者と濃厚な接触が予想さ
れる人形に於いて、危険であり好ましくないもの
であつた。
特に、人形の鼻は、生きた動物、人間の鼻等と
比較した場合に、接触する機会も多いため、硬質
であると、親近感を得ることができないものであ
つた。
また、この欠点を除去する目的で、硬質材製の
固定本体の外周を、布、皮革等で被覆する方法が
用いられている。しかし、縫製または接着剤によ
る固定しか被覆方法が無く、製造に多くの手数を
要し、製品を高価なものとするばかりでなく、固
定性が悪く剥離を生じる欠点を有していた。
本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、人形と接触する子供等の使用者
に、趣味感の高い暖かい感触を与える。外周端縁
に何らの危険も生じさせる事が無く、使用者と濃
厚な接触が予想される人形に於いて安全な使用を
可能にする。しかも、人形本体への固定を確実に
行う事が出来るようにし、また製品を廉価に得よ
うとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
人形の表皮を貫通する固定突部を背面に突出して
硬質合成樹脂製の固定本体を形成し、この固定本
体の少なくとも表皮外面側に突出する外表面を、
軟弾性材製の被覆体で成型工程に於いて一体に被
覆して成るものである。
また、固定突部は、外周に複数の係合用突条を
突出したものであつても良い。
また、固定突部の外周には、係合突条に係合固
定される係合ワツシヤーで構成した固定具を固定
し、固定本体との間に人形の表皮を固定するもの
であつても良い。
作 用 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、人形本体へ鼻を固定するには、人形の表皮に
固定突部を貫通し、この表皮を貫通した固定突部
にワツシヤー、ナツト等の適宜の固定具を固定す
る。この固定具と固定本体との間に、人形の表皮
が固定されるから、固定本体は表皮の外面に突出
され、鼻としての作用を持つことができる。
そして、固定本体は硬質合成樹脂材で形成され
ているから、固定突部の表皮への貫通とかワツシ
ヤー、ナツト等の固定具による固定は、作業性が
良好で確実に行われる。また、子供等の人形使用
者が、鼻を強く引つ張る事が有つても、表皮から
離脱することが無い。
このように、作業性が良好で人形への確実な固
定を可能とする固定本体は、少なくとも表皮外面
側に突出する外表面を、ゴム、軟弾性合成樹脂等
の軟弾性材製の被覆体で被覆している。そのた
め、使用者が接触した時に、接触する機会が多い
本物の人間、動物の鼻のごとき感触を得ることが
でき、濃厚接触の行われる人形に於いて、極めて
好ましい良好な趣味感を得ることが可能となる。
また、軟弾性材製の被覆体で、固定本体の少な
くとも表皮外面側に突出する外表面を被覆するも
のであるから、趣味感に優れるばかりでなく、使
用者が硬質製の鋭角な外周端縁に接触することが
無く、濃厚接触の行われる人形に於いて安全な使
用を可能にする。
また、硬質合成樹脂製の固定本体と軟弾性材製
の被覆体とは、成型工程に於いて一体に固定され
るものであるから、製造が容易で廉価な製品を得
ることが出来るものである。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に於いて説明すれ
ば、1は固定本体で、スチロール樹脂、ABS樹
脂等の硬質合成樹脂にて形成し、日本人形、縫い
ぐるみ、西洋人形等の人形の表皮2を貫通する固
定突部3を、段部4を介して背面に突出してい
る。
この固定突部3は、外周に複数の係合用突条5
を突出するとともに外周には、係合突条5に係合
固定されるワツシヤー、ナツト等の固定具6を固
定し、固定本体1との間に人形の表皮2を固定す
ることにより、表皮2からの離脱を防止してい
る。
また、硬質合成樹脂製の固定本体1の、少なく
とも表皮2の外面側に突出する外表面9を、軟質
塩ビ、ゴム等の軟弾性材製の被覆体7で被覆して
いる。この被覆は、金型を用いた成型工程に於い
て一体に行うものであり、一例では、第1工程で
硬質合成樹脂製の固定本体1を形成し、第2工程
で軟弾性材製の被覆体7を固定本体1に一体に固
定することにより行うものである。
上述のごとく構成したものに於いて、人形本体
へ鼻を固定するには、人形の表皮2の所定位置に
固定突部3を貫通する。そして、この表皮2を貫
通した固定突部3に、ワツシヤー、ナツト等の適
宜の固定具6を固定する。この固定により、固定
具6と、固定本体1の段部4および被覆体7の端
面8との間に、人形の表皮2が固定されるから、
固定本体1は表皮2の外面に突出固定され、鼻と
しての作用を持つことができる。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したもので、固定本
体は硬質合成樹脂材で形成されているから、固定
突部の表皮への貫通とかワツシヤー、ナツト等の
固定具による固定は、作業性が良好で確実に行わ
れ、子供等の人形使用者が、鼻を強く引つ張る事
が有つても、表皮から離脱することが無い。
また固定本体は、少なくとも表皮外面側に突出
する外表面を、軟弾性材製で被覆体で被覆してい
るから、使用者が接触した時に、本物の人間、動
物の鼻ごとき感触を得ることができ、生きたもの
に接触する機会が多い、鼻の場合には良好な趣味
感を得ることが可能となり、濃厚接触が行われる
人形に於いて極めて好ましいものである。
また、軟弾性材製の被覆体で、固定本体の少な
くとも表皮外面側に突出する外表面を被覆するも
のであるから、使用者が硬質製の鋭角な外周端縁
に接触することが無く、濃厚接触の行われる人形
に於いて安全な使用を可能にする。
また、硬質合成樹脂製の固定本体と軟弾性材製
の被覆体とは、成型工程に於いて一体に固定され
るものであるから、製造が容易で廉価な製品を得
ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は斜視図、第2図は第1図のA−A線断面
図である。 1……固定本体、2……表皮、3……固定突
部、5……係合突条、6……固定具、7……被覆
体、9……外表面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 人形の表皮を貫通する固定突部を背面に突出
    して硬質合成樹脂製の固定本体を形成し、この
    固定本体の少なくとも表皮外面側に突出する外
    表面を、軟弾性材製の被覆体で成型工程に於い
    て一体に被覆したことを特徴とする人形用鼻。 (2) 固定突部は外周に複数の係合用突条を突出し
    たもので有ることを特徴とする請求項第1項記
    載の人形用鼻。 (3) 固定突部の外周には、係合突条に係合固定さ
    れる係合ワツシヤーで構成した固定具を固定
    し、固定本体との間に人形の表皮を固定する事
    を特徴とする請求項第1項記載の人形用鼻。
JP1988017264U 1988-02-12 1988-02-12 Expired - Lifetime JPH0542870Y2 (ja)

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JPH01122793U JPH01122793U (ja) 1989-08-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027991B2 (ja) * 1979-12-27 1985-07-02 ヤマハ株式会社 電子楽器の練習装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0111274Y2 (ja) * 1981-02-06 1989-03-31
JPS6027991U (ja) * 1983-07-30 1985-02-25 株式会社 長尾製作所 動物人形の眼・鼻装置
JPS62174593U (ja) * 1986-04-25 1987-11-06

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JPS6027991B2 (ja) * 1979-12-27 1985-07-02 ヤマハ株式会社 電子楽器の練習装置

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JPH01122793U (ja) 1989-08-21

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