JPH0542705A - ビデオプリンタおよびそのサーマルヘツドの熱履歴補正方法 - Google Patents

ビデオプリンタおよびそのサーマルヘツドの熱履歴補正方法

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JPH0542705A
JPH0542705A JP3223577A JP22357791A JPH0542705A JP H0542705 A JPH0542705 A JP H0542705A JP 3223577 A JP3223577 A JP 3223577A JP 22357791 A JP22357791 A JP 22357791A JP H0542705 A JPH0542705 A JP H0542705A
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JP
Japan
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data
image data
video printer
line
thermal head
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Application number
JP3223577A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Iwase
美喜 岩瀬
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、簡単な回路にてビデオプリンタ
のサーマルヘッドの熱履歴を有効に補正することを目的
とする。 【構成】 画像データは、ライン毎に3つのラインバッ
ファ50,52,54に時系列的に記憶される。ラインバッファ
52は今回印刷しようとするデータの1ライン前のデータ
を記憶し、ラインバッファ54は2ライン前のデータを記
憶し、ラインバッファ56は3ライン前のデータを記憶す
る。それぞれのバッファに記憶したデータは、加算器5
6,58,60にて、今回のデータとの差がとられ、係数器64,
66,68にて所定の1以下の係数が乗算されて加算器62へ
供給される。加算器62は、今回のデータから熱履歴補正
のための前記それぞれのデータを加えて、駆動データg
(0)を出力する。この熱履歴補正が行なわれた駆動デー
タにてサーマルヘッドの各発熱体が駆動される。 【効果】 上記のような簡単な回路にて、鮮明な画像を
得ることができる。したがって、装置を安価に構成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写式のビデオプリ
ンタおよびそのサーマルヘッドの熱履歴補正方法に係
り、特に、熱昇華性染料を塗布したインクリボンを使用
する熱昇華型ビデオプリンタおよびそのサーマルヘッド
の熱履歴補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、サーマルプリンタのなかで、熱昇
華性染料を塗布したインクリボンを使用した熱昇華型ビ
デオプリンタが注目されている。この熱昇華型ビデオプ
リンタでは、サーマルヘッド上に配列された抵抗体(発
熱体)をそれぞれ入力する画像データに応導して駆動
し、これら抵抗体から発生する熱エネルギーにより抵抗
体に対面するインクフィルムの各部を加熱して、フィル
ム上のインク(染料)を昇華させる。昇華したインク
は、受像紙(印画紙)上に形成された受像層内に染着す
ることにより、画像を形成する。
【0003】このような熱昇華型ビデオプリンタでは、
サーマルヘッドの各抵抗体に印加するエネルギー量によ
って、染着するインク量を決定することができるため、
画素単位での濃度変調が可能となる。したがって、この
熱昇華型プリンタは、加熱転写方式における機構上の簡
素さと、昇華性染料による優れた階調性とをそれぞれ有
し、これは自然画像を印刷するカラーハードコピーへの
応用が期待され、その開発が進んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱昇華
型ビデオプリンタは、熱転写方式であるため、サーマル
ヘッドの熱履歴の問題が残っている。連続する印刷で
は、サーマルヘッドのそれぞれの抵抗体に前回までの熱
履歴が残り、印刷画像の鮮明度が損なわれるという問題
があった。これを改善する手段として、サーマルヘッド
の熱履歴補正があるが、従来のビデオプリンタでは、デ
ィジタルシグナルプロセッサ(DSP) 等にて画像データに
複雑なデータ処理を施して熱履歴の補正を行なってい
た。したがって高価なプロセッサ等を必要として、装置
の価格が高くなるという問題があった。
【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、簡単なハードウェアにて有効な熱履歴補正を行なう
ことができ、したがって安価なビデオプリンタおよびそ
のサーマルヘッドにおける熱履歴補正方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、入力する画像データに応導してサーマル
ヘッドのそれぞれの発熱体を駆動することにより、これ
ら発熱体に対面するインクリボンを加熱してこのインク
リボンのインクを受像紙に染着して、ライン毎に順次画
像を印刷するビデオプリンタにおけるサーマルヘッドの
熱履歴補正方法において、入力する画像データをそれぞ
れライン毎に複数回分記憶しておいて、印刷しようとす
る画像データとこの画像データより以前に記憶した複数
回分の画像データとに基づいてサーマルヘッドの熱履歴
を補正しつつ、サーマルヘッドを駆動する駆動データを
生成して、ライン毎に印刷していくことを特徴とする。
【0007】この場合、駆動データは、今回印刷しよう
とする画像データをf(0)とし、それ以前に記憶された画
像データをそれぞれf(-1),f(-2),f(-3)...と表わすと、
熱履歴補正が行なわれた今回の駆動データg(0)は次式に
て表わされることを特徴とする。
【0008】 g(0)=f(0)+{k1・[f(0)-f(-1)]+k2・[f(0)-f(-2)]+k3・[f(0)-f(-3)]... } この場合、k1,k2,k3... はそれぞれ1以下の重みづけの
係数である。
【0009】また、係数k1,k2,k3は、それぞれk1>k2>
k3の関係にある。
【0010】一方、本発明のビデオプリンタは、入力す
る画像データに応導してサーマルヘッドのそれぞれの発
熱体を駆動することにより、これら発熱体に対面するイ
ンクリボンを加熱してこのインクリボンのインクを受像
紙に染着して、ライン毎に順次画像を印刷するビデオプ
リンタにおいて、入力する画像データをそれぞれライン
毎に記憶する複数の記憶手段と、入力した今回の画像デ
ータと複数の記憶手段に記憶した今回の画像データ以前
の各データとのそれぞれの差を出力する複数の減算手段
と、これら減算手段のそれぞれの出力データに所定の係
数をそれぞれ乗算して出力する複数の係数乗算手段と、
これら係数乗算手段から出力されたデータを加算して、
この加算したデータを読み込まれた今回の画像データか
ら加算して出力する加算手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】この場合、係数乗算手段は、減算手段から
出力されるそれぞれのデータに基づいてこれらデータに
1以下の所定の係数を掛けた出力値を送出するルックア
ップテーブルにて構成してもよい。
【0012】また、係数乗算手段は、減算手段から出力
されるそれぞれのデータを所定のビット数だけシフトす
ることにより、データに係数を掛ける構成にしてもよ
い。
【0013】
【作用】本発明によるビデオプリンタおよびそのサーマ
ルヘッドの熱履歴補正方法によれば、印刷しようとする
画像データ以前の複数の画像データをサーマルヘッドの
熱履歴を補正するためのサンプル値として記憶しておい
て、印刷しようとする画像データが入力すると、この入
力した今回の画像データとそれぞれのサンプル値との差
を求め、これらデータの差にそれぞれ1以下の所定の係
数を乗算して、さらにこれらのデータの和と、印刷しよ
うとする画像データとの加算を行なって、このデータを
今回の駆動データとして供給する。これにより、前回ま
での熱履歴による加熱の過不足を防止し得て、むらのな
い鮮明な印刷画像を得る。
【0014】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるビデオ
プリンタおよびそのサーマルヘッドの熱履歴補正方法の
一実施例を詳細に説明する。本実施例におけるビデオプ
リンタ10は、図1に示すように、フレームメモリ12から
読み出した画像データを熱履歴補正回路18にて補正し
て、ヘッド駆動回路20に供給し、印刷を行なうカラープ
リンタである。このプリンタ10は、熱転写型のプリンタ
であり、特に昇華性染料を塗布したインクリボンを用い
る熱昇華染料転写方式によるプリンタである。
【0015】各部を詳細に説明すると、フレームメモリ
12は、外部装置にて印刷用にデータ処理された画像デー
タをシアン、イエロー、マゼンタの各色毎に1フレーム
づつ記憶する記憶回路である。このフレームメモリ12に
は、シリアルに画像データが入力され、1フレーム分の
データが格納されると、メモリ制御回路14の制御によ
り、1ラインづつシリアルに読み出される。
【0016】メモリ制御回路14は、フレームメモリ12に
アドレス信号およびイネーブル信号等の制御信号を送出
して各色毎の画像データの書き込みおよび読み出しを行
なう制御回路である。また、このメモリ制御回路14は、
画像データの読み出しの際に1ラインのデータ毎にヘッ
ド駆動回路20および熱履歴補正回路18にストローブ信号
を送出してヘッド駆動回路20および熱履歴補正回路18を
それぞれ制御する。
【0017】熱履歴補正回路18は、フレームメモリ12か
ら読み込んだ画像データに所定の補正を行なって、この
データを駆動データとして送出するデータ処理回路であ
る。この熱履歴補正回路18は、図2に示すように3個の
ラインバッファ50、52、54と、加算器56、58、60、62 と、係
数器64、66、68とを備えている。
【0018】ラインバッファ50は、印刷しようとする画
像データの1ライン前の画像データを記憶する記憶回路
であり、フレームメモリ12からシリアルに読み出された
画像データを順次1ライン分記憶する。このラインバッ
ファ50では、今回印刷しようとする画像データが供給さ
れると、その画像データを記憶するとともに、加算器60
とラインバッファ52へそれぞれ1ライン前の画像データ
を送り出す。ラインバッファ52は、今回印刷しようとす
る画像データの2ライン前の画像データを記憶する記憶
回路であり、ラインバッファ50から送出された画像デー
タを順次1ライン分記憶する。このラインバッファ52で
は、ラインバッファ50からデータが供給されると、この
データを記憶するとともに今回印刷しようとする画像デ
ータに対して2ライン前の画像データを加算器58および
ラインバッファ54へ送出する。ラインバッファ54は、ラ
インバッファ52から供給されるデータを1ライン分記憶
して、今回の画像データに対して3ライン前の画像デー
タを送り出す記憶回路である。
【0019】加算器56は、ラインバッファ50から供給さ
れた1ライン前の画像データとフレームメモリ12から読
み出された今回の画像データを読み込んで減算するディ
ジタル加算器である。同様に、加算器58は、ラインバッ
ファ52から2ライン前の画像データと今回の画像データ
を読み込んで減算するディジタル加算器である。加算器
60も同様に、ラインバッファ54から供給された3ライン
前のデータと今回のデータを減算する。
【0020】係数器64は、加算器56にて加算されたデー
タに1以下の所定の係数K1を掛けるディジタル乗算回路
であり、この実施例では係数k1が任意に設定できるよう
に構成されている。係数器66は、加算器58にて加算され
たデータに係数器64の係数k1より小さい係数k2を乗算す
るディジタル乗算回路である。この係数器66においても
係数k2を任意に設定できるものとする。係数器68は、加
算器60にて加算されたデータに係数器66の係数k2よりも
小さい係数k3を乗算するディジタル乗算回路であり、係
数k3を任意に設定できるものとする。
【0021】加算器62は、フレームメモリ12から読み出
された今回の画像データが直接供給されて、この今回の
画像データと係数器64〜68から送出されたすべてのデー
タとの和をとって、ヘッド駆動回路20へ送出するディジ
タル加算回路である。
【0022】この熱履歴補正回路18から出力される駆動
データg(0)は、フレームメモリ12から読み出された今回
のデータをf(0)、前ラインのデータつまりラインバッフ
ァ50から読み出されたデータをf(-1) 、2ライン前のデ
ータつまりラインバッファ52から読み出されたデータを
f(-2) 、3ライン前のデータつまりラインバッファ54か
ら読み出されたデータをf(-3) とすると、次の式で与え
られる。 g(0)=f(0)+{k1・[f(0)-f(-1)]+k2・[f(0)-f(-2)]+k3・[f(0)-f(-3)]} この駆動データg(0)は、図4に示すように斜線ドットの
部分を印刷する場合に、前ラインのデータ、2ライン
前のデータ、および3ライン前のデータを考慮し
た、熱履歴補正が行なわれたデータと考えてよい。
【0023】図1に戻って、ヘッド駆動回路20は、熱履
歴補正回路18から供給される駆動データに基づいてサー
マルヘッド22を駆動する回路である。
【0024】機構部駆動回路24は、印画紙26をライン毎
に送る副走査制御と、インクリボンを各色毎に切り替え
るリボン巻取制御とをそれぞれの機構部を駆動すること
により行なう駆動回路である。
【0025】図3は、これらの機構部を含むサーマルヘ
ッド22付近の概略構成を示す図である。この図におい
て、サーマルヘッド22は、印画紙の1ライン分のライン
長のものであり、所定の画素数の抵抗体22a...がライン
上に複数配置されている。このサーマルヘッド22に対面
してインクリボン28が移動可能に配置されている。この
インクリボン28は、たとえば図の左側からイエロー、マ
ゼンダ、シアンが順次形成されて、巻き紙状となってお
り左側の巻き取りローラ28a にて巻き取ることにより、
各色のリボンを順次サーマルヘッド22に対向させてい
る。このインクリボン26のインクは、熱昇華性の染料に
て構成され、サーマルヘッド22の各抵抗体の発熱によっ
て加熱されると、昇華して印画紙26に染着して画像を形
成する。印画紙26は、昇華したインクを染着させる受像
層を有しており、各色が染着することにより、所望の色
および画像を形成する。この印画紙26は、プラテン30お
よび補助ローラ30a,30b の回転により所望の副走査が行
なわれる。
【0026】次に、以上の構成のプリンタにおいて、図
6に示すシステムにより、印刷を行なった場合を例に挙
げてその作用を説明する。図6においては、35mmフィル
ムネガ等の画像フィルム80をドラム・スキャナ82によ
り、768(H)×512(V)ドットの解像度およびレッド(R) 、
グリーン(G) 、ブルー(B) の3色に分解して読み取りフ
ロッピーディスク等に記録する。これをパソコン84によ
り色補正および階調補正等を行なって、シアン、マゼン
ダ、イエローの各プリントデータを作成する。このプリ
ントデータは、ビデオプリンタ10に転送されて印画紙に
印刷される。
【0027】この場合、ビデオプリンタ10における熱履
歴補正回路18の重み付け係数k1,k2,k3を下記のように設
定した場合と、補正を行なわない場合とを比較する実験
を行なった。
【0028】 サンプル1:k1=0.1, k2=0.06, k3=0.03 サンプル2:k1=0.2, k2=0.14, k3=0.07 サンプル3:k1=0.5, k2=0.3, k3=0.1 これらのサンプルによる熱履歴補正のイメージの概略を
図5に示す。図5において、入力する画像データ70は、
プリント方向に同じ値が連続する矩形状のデータとす
る。熱履歴補正をかけない場合は、入力データ70の下方
のプリントデータ72に示すように、立ち上がり部分Aか
ら除々にサーマルヘッドの熱履歴が残るためエッジ部分
がなだらかな曲線となっている。また白データの部分で
も熱履歴が残り、立ち下がり後もわずかに色が残った。
【0029】熱履歴補正を掛けた駆動データ74は、入力
データの右方に示すように階段状に除々に小さくなるデ
ータの補正が行なわれるので、その下方に示すように矩
形状のエッジがはっきりした補正プリント濃度76となっ
た。
【0030】さらに、画像として、以下のように「ケー
キ」、「顔」、「プリント方向にステップ状に8諧調変
化する画像」の3種類の画像を上述のような3段階の補
正をかけて作成した結果は、たとえば「ケーキ」画像で
は、小さい面積の黒色がしまり、めりはりのついた画像
になった。「顔」の画像では、目や髪の毛が鮮明になっ
た。「8ステップ」の画像では、階調は変化しないで、
エッジがシャープになった。
【0031】このように、本実施例における熱履歴補正
回路20を用いたビデオプリンタは、簡単な回路にて、上
記のような鮮明な画像を得ることができた。また、この
ビデオプリンタでは、ディジタル信号にて補正を行なう
ので、アナログビデオ信号におけるエッジ強調でみられ
るようなS/N 比の劣化がない点も特徴の一つである。
【0032】なお、上記実施例においては、熱履歴補正
回路20にそれぞれの係数を乗算する係数乗算器が用いら
れたが、小容量のROM を用いたルックアップテーブルLU
T を用いてもよい。また、係数k1,k2,k3が2-n(nは自
然数)のものであれば、係数器にシフトレジスタを用い
てもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるビデオ
プリンタおよびそのサーマルヘッドの熱履歴補正方法に
よれば、印刷しようとする画像データ以前の複数の画像
データをサーマルヘッドの熱履歴を補正するためのサン
プル値として記憶しておいて、印刷しようとする画像デ
ータが入力すると、この入力した今回の画像データとそ
れぞれのサンプル値との差を求め、これらデータの差に
それぞれ1以下の所定の係数を乗算して、さらにこれら
のデータの和と、印刷しようとする画像データとの加算
を行なって、このデータを今回の駆動データとして供給
するので、前回までの熱履歴による加熱の過不足を防止
し得て、むらのない鮮明な印刷画像を得ることができ
る。また、複数のラインバッファ、加算器および係数器
等を組み合わせた簡単な回路にて熱履歴補正を行なうこ
とができ、装置を安価に構成できるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオプリンタの一実施例の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】図1における熱履歴補正回路の一例を示すブロ
ック図である。
【図3】図1におけるサーマルヘッド付近の概略構成を
示す側面図である。
【図4】図1におけるサーマルヘッドの印字ドットデー
タの熱履歴補正を説明するための図である。
【図5】本発明の実施例における補正前と補正後の画像
データと印刷状態の比較説明図である。
【図6】本発明による熱履歴補正を検証するためのシス
テム構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ビデオプリンタ 12 フレームメモリ 14 メモリ制御回路 16 システムコントローラ 18 熱履歴補正回路 20 ヘッド駆動制御回路 22 サーマルヘッド 24 機構駆動部 26 印画紙 28 熱昇華性染料リボン 50,52,54 ラインバッファ 56,58,60,62 加算器 64,66,68 係数器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 H 8324−5C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力する画像データに応導してサーマル
    ヘッドのそれぞれの発熱体を駆動することにより、該発
    熱体に対面するインクリボンを加熱して該インクリボン
    のインクを受像紙に染着して、該受像紙にライン毎に順
    次画像を印刷していくビデオプリンタにおけるサーマル
    ヘッドの熱履歴補正方法において、 入力する画像データをそれぞれライン毎に複数回分記憶
    しておいて、 印刷しようとする画像データと該画像データより以前に
    記憶した複数回分の画像データとに基づいてサーマルヘ
    ッドの熱履歴を補正しつつ、前記サーマルヘッドを駆動
    する駆動データを生成して、ライン毎に印刷していくこ
    とを特徴とするビデオプリンタにおける熱履歴補正方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱履歴補正方法におい
    て、前記駆動データは、今回印刷しようとする画像デー
    タをf(0)とし、それ以前に記憶した画像データをそれぞ
    れf(-1),f(-2),f(-3)...と表わすと、熱履歴補正が行な
    われた今回の駆動データg(0)は次式にて表わされること
    を特徴とするビデオプリンタにおける熱履歴補正方法。 g(0)=f(0)+{k1・[f(0)-f(-1)]+k2・[f(0)-f(-2)]+k3・[f(0)-f(-3)]... } この場合、k1,k2,k3... は、それぞれ1以下の重みづけ
    の係数である。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の熱履歴補正方法におい
    て、前記係数k1,k2,k3は、それぞれ k1>k2>k3の関係
    にあることを特徴とするビデオプリンタにおける熱履歴
    補正方法。
  4. 【請求項4】 入力する画像データに応導してサーマル
    ヘッドのそれぞれの発熱体を駆動することにより、該発
    熱体に対面するインクリボンを加熱して該インクリボン
    のインクを受像紙に染着して、ライン毎に順次画像を印
    刷していくビデオプリンタにおいて、 入力する画像データをそれぞれライン毎に順次記憶する
    複数の記憶手段と、 入力した今回の画像データと前記複数の記憶手段に記憶
    された今回の画像データ以前の各データとの差をそれぞ
    れ出力する複数の減算手段と、 これら減算手段のそれぞれの出力データに1以下の所定
    の係数をそれぞれ乗算して出力する複数の係数乗算手段
    と、 これら係数乗算手段から出力されたデータを加算して、
    この加算したデータを読み込まれた今回の画像データに
    加算して出力する加算手段とを備え、 該加算手段の出力データに応導してサーマルヘッドを駆
    動することを特徴とするビデオプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のビデオプリンタにおい
    て、前記係数乗算手段は、前記減算手段から出力される
    それぞれのデータに基づいて該データに1以下の係数を
    掛けた所定の出力値を送出するルックアップテーブルに
    て構成されていることを特徴とするビデオプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のビデオプリンタにおい
    て、前記係数乗算手段は、前記減算手段からそれぞれ出
    力されるデータを所定のヒット数だけシフトすることに
    より、データに係数を掛けることを特徴とするビデオプ
    リンタ。
JP3223577A 1991-08-09 1991-08-09 ビデオプリンタおよびそのサーマルヘツドの熱履歴補正方法 Pending JPH0542705A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6249299B1 (en) 1998-03-06 2001-06-19 Codonics, Inc. System for printhead pixel heat compensation
US6439336B2 (en) 2000-04-05 2002-08-27 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Electric power steering apparatus
JP2007190874A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Funai Electric Co Ltd 画像形成装置

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