JPH054267Y2 - - Google Patents

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JPH054267Y2
JPH054267Y2 JP3654885U JP3654885U JPH054267Y2 JP H054267 Y2 JPH054267 Y2 JP H054267Y2 JP 3654885 U JP3654885 U JP 3654885U JP 3654885 U JP3654885 U JP 3654885U JP H054267 Y2 JPH054267 Y2 JP H054267Y2
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tap
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switching
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は炉用変圧器、整流器用変圧器など大電
流で二次電圧調整の大きいものに用いる負荷時タ
ツプ切換変圧器に関するものである。
(従来の技術) これら負荷時タツプ切換変圧器は二次側で電圧
調整するものが多く、二次電流が数万アンペアに
も及ぶものが少なくない。そこでこの二次側で電
圧調整するのに、二次側にタツプ切換器を設けて
アークを切ることは技術的にも経済的にも非常に
困難である。
それで炉用変圧器、整流器用変圧器などの負荷
時タツプ切換変圧器の電圧調整には、従来大別し
て第1図に示す間接切換方式と、第2図に示す直
接切換方式の二つの方式が採用されている。
第1図に示す間接切換方式は、一次巻線1と二
次巻線2とタツプ巻線6を持つた主変圧器を設
け、この二次巻線2と直列に接続されている直列
二次巻線3と励磁巻線5を持つた直列変圧器を設
け、タツプ切換器4とタツプ巻線6と励磁巻線5
から構成される間接回路を調整することにより、
二次側で電圧を変化させるものである。
第2図は一次巻線1側に、単巻変圧器8を介し
てタツプ切換器4を接続し、タツプ切換器4に接
続した極性切換器12を切換ながら、二次側の調
整電圧を、電流の小さい一次側で等価的に調整す
る等価タツプ切換方式の直接切換方式である。
また一般に炉用トランスでは、電圧の高い範囲
では狭いステツプで電圧を調整し、電圧の低い範
囲では広いステツプで電圧を調整することが炉操
業上望まれている。
しかしながら、第2図に示す従来の等価タツプ
切換方式による直接切換方式では、タツプ巻線6
を等間隔で同じ巻数で巻くと、二次側電圧は高電
圧ほど調整ステツプが広くなり、低電圧ほど調整
ステツプが狭くなりユーザーの要望とは逆の傾向
となる欠点がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上記欠点を除法し、電流の大きい範
囲でタツプ切換器に流れる電流を低減することに
より、電流容量の小さなタツプ切換器を使用でき
ると共に、電圧の高い範囲で二次側電圧を狭いス
テツプで電圧を調整でき、電圧の低い範囲で広い
ステツプで電圧を調整でき、炉運転に則した電圧
調整ができる負荷時タツプ切換変圧器を提供する
ものである。
(課題を解決するための手段) 以下、本考案を第3図及び第4図を参照して詳
細に説明する。
一次巻線1と二次巻線2が対向して配置され前
記一次巻線1の一端側に、副切換器7の可動接触
子S1が接続されている。
8は単巻変圧器で、この中間の任意の点からタ
ツプ9が引出され、その先端が副切換器7の固定
接点S2に接続されている。この単巻変圧器8の一
端側には副切換器7と連動する補助切換器10を
介してタツプ巻線6の一方端に接続され、更にこ
のタツプ巻線6の他方端は前記副切換器7の固定
接点S3に接続されている。
また星型結線11の中性点Oはタツプ切換器4
に接続されていると共に、単巻変圧器8の他方端
に接続されている。
前記副切換器7と補助切換器10は、可動接触
子S1と固定接点S3がオンしたときに補助切換器1
0はオフし、また可動接触子S1と固定接点S2がオ
ンしたときに補助切換器10もオンして連動する
ようになつている。
またタツプ切換器4は第4図に示すように、タ
ツプ巻線6に所定の間隔で取付けた複数個のタツ
プ15……をリング状に配置して、タツプ15を
選択して切換えるセレクター13と、極性切換器
12及びアークを切るためのダイバータースイツ
チ14とから構成されている。なおこの負荷時タ
ツプ切換器4の切換能力はこのダイバータースイ
ツチ14の能力で決定される。
(作用) 次に上記回路において、二次側電圧を調整する
場合について説明する。
電流の小さい範囲では、副切換器7の可動接触
子S1と固定接点S3をオンし、補助切換器10をオ
フすると、電流Iは一次巻線1から副切換器7を
通り、更にタツプ巻線6からタツプ切換器4のセ
レクター13と極性切換器12及びダイバーター
スイツチ14を経て星型結線11の中性点Oに流
れる。
これは通常の等価タツプ方式と同じで、タツプ
切換器4には一次電流と同じ電流が流れ、タツプ
巻線6のターン数の変化に相当して二次電圧が変
化する。
例えば一次巻線1を400ターン、二次巻線2を
10ターン、タツプ巻線6を100ターンとすると、
一次側は合計500ターンとなり、二次側が10ター
ンであるので、その変圧比は500:10となり、電
圧の低い範囲では二次側電圧の調整間隔を広いス
テツプで調整することができる。
電流の大きい場合は、可動接触子S1と固定接点
S2をオンすると共に、補助切換器10をオンする
と、一次電流は一次巻線1から副切換器7を通り
タツプ9から単巻変圧器8に流れる。
このタツプ9が単巻変圧器8の中央に取付けら
れているとすると、ここで電流の流れは2分さ
れ、一方は補助切換器10を通つてタツプ巻線6
に前記とは逆に1/2Iの電流が流れると共に、他
方はタツプ切換器4を通らずに直接、星型結線1
1の中性点Oに1/2Iの電流が流れる。
従つてタツプ巻線6とタツプ切換器4に流れる
電流は1/2Iとなり、アークを切るための接点と
なるダイバータースイツチ14を流れる電流も半
分となり、切換能力の小さい安価なダイバーター
スイツチ14を用いることができる。
またタツプ巻線6では巻き回数の半分の作用し
かしないため、例えば一次巻線1を400ターン、
二次巻線2を10ターン、タツプ巻線6を100ター
ンとすると、実質的に一次側は合計450ターンと
なり、二次側が10ターンであるので、その変圧比
は450:10となり、電圧の高い範囲では二次側電
圧の調整ステツプを狭くすることができる、炉運
転に則した電圧調整が行なえる。
なお上記実施例では、タツプ9を単巻変圧器8
の中央部に取付けた場合について示したが、中間
の任意の場所に取付けて調整することができる。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば、電流の大き
い範囲でタツプ切換器に流れる電流を低減するこ
とにより、電流容量の小さな安価なタツプ切換器
を使用できると共に、出力電圧の高い範囲で二次
側電圧を狭いステツプで電圧を調整でき、電圧の
低い範囲では広いステツプで電圧を調整でき、炉
運転に則した電圧調整が行なえる負荷時タツプ切
換変圧器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の間接方式による負荷時タツプ切
換変圧器を示す回路図、第2図は従来の直接方式
による負荷時タツプ切換変圧器を示す回路図、第
3図は本考案の負荷時タツプ切換変圧器を示す回
路図、第4図はタツプ切換器の回路図である。 1……一次巻線、2……二次巻線、3……直列
二次巻線、4……タツプ切換器、5……励磁巻
線、6……タツプ巻線、7……副切換器、8……
単巻変圧器、9……タツプ、10……補助切換
器、11……星型結線、12……極性切換器、1
3……セレクター、14……ダイバータースイツ
チ、15……タツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負荷時タツプ切換変圧器の一次巻線1の線路端
    でない端子に接続された副切換器7の可動接触子
    S1と、この副切換器7の固定接点S2に接続するタ
    ツプ9を中間の任意の点に取付け、且つ端子の一
    方端を中性点Oに、他方端を副切換器7と連動す
    る補助切換器10に接続した単巻変圧器8と、該
    補助切換器10に一方端が接続され、他方端は前
    記副切換器7の固定接点S3と接続したタツプ巻線
    6と、該タツプ巻線6と接続し、星型結線の中性
    点Oに接続されたダイバータースイツチ14を設
    けたタツプ切換器4とからなり、前記副切換器7
    と補助切換器10の切換えにより、前記単巻変圧
    器8を負荷時に電流回路から切離し可能にしたこ
    とを特徴とする負荷時タツプ切換変圧器。
JP3654885U 1985-03-14 1985-03-14 Expired - Lifetime JPH054267Y2 (ja)

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JP3654885U JPH054267Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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Publication Number Publication Date
JPS61153326U JPS61153326U (ja) 1986-09-22
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