JPH0542666U - インタンク式燃料ポンプ - Google Patents
インタンク式燃料ポンプInfo
- Publication number
- JPH0542666U JPH0542666U JP10137991U JP10137991U JPH0542666U JP H0542666 U JPH0542666 U JP H0542666U JP 10137991 U JP10137991 U JP 10137991U JP 10137991 U JP10137991 U JP 10137991U JP H0542666 U JPH0542666 U JP H0542666U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- fuel
- fuel pump
- filter
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料ポンプの吸込不能やロックなどによる機
能不良を防止し、耐久性を向上させる。 【構成】 燃料ポンプの吸込側へ装着されるフィルター
のスクリーンを２重構造とし、その外側のスクリーンの
網目を内側のスクリーンの網目よりも大きくした。 【効果】 燃料中に存在する大きな異物は外側のスクリ
ーンで捕捉され、小さな異物は内側のスクリーンで捕捉
されるため、フィルターの目詰まりや、ポンプ内の異物
の侵入がなく、燃料ポンプの耐久性が向上する。
能不良を防止し、耐久性を向上させる。 【構成】 燃料ポンプの吸込側へ装着されるフィルター
のスクリーンを２重構造とし、その外側のスクリーンの
網目を内側のスクリーンの網目よりも大きくした。 【効果】 燃料中に存在する大きな異物は外側のスクリ
ーンで捕捉され、小さな異物は内側のスクリーンで捕捉
されるため、フィルターの目詰まりや、ポンプ内の異物
の侵入がなく、燃料ポンプの耐久性が向上する。
Description
【０００１】
この考案は、燃料タンク内に設置される燃料ポンプに係り、特に燃料ポンプ本 体に接続されるフィルターに関する。
【０００２】
図３は従来のインタンク式燃料ポンプの一例を示す側断面図、図４は図３のフ ィルターのスクリーン部を破断した斜視図である。図において、１は燃料タンク 、１ａはタンク上面、１ｂはタンク底面である。２は電動式の燃料ポンプ本体で 、吸入口２ａ、吐出口２ｂ、電動機（図示せず）により駆動されポンプ作用をす るインペラ２ｃ、外周形状が円筒のヨーク２ｄから構成されている。３はゴム等 の弾性材料からなり振動を吸収するラバーマウントであり、燃料ポンプ本体２の 底面に圧入され、バンド４で締付けられている。５はフィルターで、耐ガソリン 性を有するプラスチックのフレーム５ａと、ナイロン系等で織られたスクリーン ５ｂが一体成形されており、スクリーン５ｂの端部には超音波溶着で固着された 接合部５ｃを有し、かつフレーム５ａに設けられた接続口５ｄが上記ラバーマウ ント３に圧入固定されている。６は燃料ポンプ本体２を燃料タンク１内に固定す るブラケットであり、燃料の吸い残しを極力少なくするため、フィルター５下部 がタンク底面１ｂとわずかのすき間を有するように設定されている。７は一端部 がブラケット６に取付けられ、他端部がポンプの吐出口２ｂを支持するパイプサ ポータ、８は吐出口２ｂ及びアウトレットパイプ９を連結する燃料ホース、１０ はタンク上面１ａに配置された燃料タンク口１ｃをパッキン１１を介して塞ぐプ レートである。
【０００３】 以上のように構成されたインタンク式燃料ポンプにおいては、インペラ２ｃが 電動機の運転により回転し、燃料タンク１内のガソリン燃料はフィルタ５のスク リーン５ｂで異物が除去され、接続口５ｄ、ポンプ本体２の吸入口２ａ、ヨーク ２ｄ内、吐出口２ｂ、燃料ホース８及びアウトレットパイプ９を通ってエンジン 等の原動機関（図示せず）へ給送される。
【０００４】
以上のような装置において、燃料タンク内は、タンク製造時や燃料給油時等に 混入する鉄粉、砂塵、綿ゴミ、化学繊維等、大小様々な異物が存在する。従って フィルタースクリーンの網目が大きいと、これら異物がポンプ内に浸入してポン プがロックするという問題があり、またフィルタースクリーンの網目が小さいと 、スクリーン表面へ異物が付着して目詰まりを起こし、吸入不能となる等の問題 点があった。
【０００５】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、フィルター の機能を失わないインタンク式燃料ポンプを得ることを目的とする。
【０００６】
この考案においては、フィルターのスクリーンを、間隙を設けて２重構造とす るとともに、外側のスクリーンの網目を内側のスクリーンの網目よりも大きく設 定したものである。
【０００７】
この考案においては、フィルターの外側のスクリーンで大きな異物を捕捉し、 更に、内側のフィルターで小さな異物を捕捉することで、燃料中の異物のポンプ 内への侵入を防ぎ、かつフィルタースクリーンへの異物が付着することなく、目 詰まりがなくなる。
【０００８】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図１はこの考案の一実施例 を示す側断面図、図２はそのフィルターのスクリーン部を破断した斜視図であり 、上記従来例と同一または相当部分は同一符号を付し、その説明は省略する。図 において、５はフィルターであり、接続口５ｄを付設した耐ガソリン性を有する プラスチックのフレーム５ａと、ナイロン糸により織られた網目の大きい第１ス クリーン５ｂ１と、同様に織られた網目の小さい第２スクリーン５ｂ２が、プラ スチック成形等により一体的に構成されており、かつ上記第１スクリーン５ｂ１ と第２スクリーン５ｂ２はわずかのすき間を設けて成形され、端部は同時に超音 波により溶着され接合部５ｃとなっている。
【０００９】 上記のように構成されたインタンク式燃料ポンプにおいては、燃料タンク１内 の異物の存在するガソリン燃料は、燃料ポンプ本体２の作動によりフィルター５ の第１スクリーン５ｂ１へ吸収され、ここで大きな異物は捕捉される。そして一 方、小さな異物は、第２スクリーン５ｂ２で捕捉され、濾過された燃料は、燃料 ポンプ本体２内を通してアウトレットパイプ９より外部へ給送される。
【００１０】
以上のようにこの考案によれば、フィルターのスクリーンを２重構造とすると ともに、外側のスクリーンの網目を内側のスクリーンの網目より大きく設定した ので、燃料中の異物は確実に捕捉され、燃料ポンプ内への侵入はなく、燃料ポン プのロックを解消する。更には大・小の異物を２重のスクリーンで捕捉するため 、１枚のスクリーンで捕捉するよりも、単位面積当りの異物の付着量は少なく、 フィルターの目詰まりが防止され、燃料ポンプの吸入不能が解消され、よって、 ポンプ機能を長時間にわたり維持できる効果がある。
【図１】この考案の一実施例を示す側断面図である。
【図２】図１のフィルタースクリーン部を破断した斜視
図である。
図である。
【図３】従来装置の側断面図である。
【図４】図３のフィルタースクリーン部を破断した斜視
図である。
図である。
１ 燃料タンク ２ 燃料ポンプ本体 ５ フィルター ５ｂ１ 第１スクリーン ５ｂ２ 第２スクリーン
Claims (1)
- 【請求項１】 燃料タンク内に設置される燃料ポンプ
に、燃料中の異物を捕捉するためのフィルターが接続さ
れているインタンク式燃料ポンプにおいて、上記フィル
ターのスクリーンが２重構造であるとともに、その外側
のスクリーンの網目が、その内側スクリーンの網目より
も大きくしたことを特徴とするインタンク式燃料ポン
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137991U JPH0542666U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | インタンク式燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137991U JPH0542666U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | インタンク式燃料ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542666U true JPH0542666U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14299161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10137991U Pending JPH0542666U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | インタンク式燃料ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0542666U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009148186A1 (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-10 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の硫黄成分除去装置 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP10137991U patent/JPH0542666U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009148186A1 (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-10 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の硫黄成分除去装置 |
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