JPH0542566U - 非平行スライド窓 - Google Patents

非平行スライド窓

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JPH0542566U
JPH0542566U JP2525091U JP2525091U JPH0542566U JP H0542566 U JPH0542566 U JP H0542566U JP 2525091 U JP2525091 U JP 2525091U JP 2525091 U JP2525091 U JP 2525091U JP H0542566 U JPH0542566 U JP H0542566U
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浩 山田
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寛 浜田
幸男 辻
友孝 木下
正明 弓削
幸弘 加藤
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 非平行窓枠3の下枠3cに沿って前後方向に
延びるガイド部材21が下枠3cに取付けられ、スライ
ド窓ガラス4の下端部に、ガイド部材21との共働によ
りスライド窓ガラス4を下枠に沿ってスライド自在に支
持する摺動部材25が取付けられ、摺動部材25に駆動
ケーブル29が連結されてなる。 【効果】 スライド窓ガラスの破損時にはスライド窓ガ
ラス保持用中桟を窓枠から撤去するだけで簡単に取替え
ることができる。スライド窓ガラスの下縁とこれが嵌り
込む窓枠下枠との間に多小の間隙があってもこれに影響
されることなく円滑にスライドさせることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は非平行スライド窓に関し、さらに詳しくは、例えば図1に示すように 、自動車の車体等の取付躯体1に設けるスライド窓2であって、取付躯体1のデ ザイン設計上の制約等の理由から平行な形状(方形又は平行四辺形)に設けるこ とができないものに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような非平行のスライド窓2の窓枠3においては、図1、特に図2に示す ように、図中左側の内径幅W1と右側の内径幅W2とでは大きな差がある。
【0003】 従ってこの非平行窓枠3に取付けられた一対の窓ガラスのうち、右側の狭い側 に取付けられたスライド窓ガラス4を左側の広い側に二点鎖線に示すようにスラ イドさせると当然に図示のようにスライド窓ガラス4の上縁が非平行窓枠3の上 枠3aから外れてスライド窓ガラス4が窓枠3から脱落することになる。
【0004】 そこでこの種非平行窓枠においてスライド窓ガラスが窓枠から脱落するのを防 止するための最新の従来技術として実開平 2− 45271号が提案されている。
【0005】 この従来技術は、スライド窓ガラスの上縁に可動片を設け、可動片とスライド 窓ガラスの上縁との間に設けた圧縮ばねに付勢されて可動片が常時窓枠の上枠に 圧接するようにし、スライド窓ガラスのスライドに応じて可動片が圧縮ばねに抗 して変位し、これによってスライド窓ガラスの上縁と窓枠上枠との間隙を該可動 片によって吸収し、該可動片によってスライド窓ガラスの窓枠上枠からの脱落を 防止するようにしたものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術であれば、圧縮ばねの付勢力によって可動片が常に窓枠上枠に圧 接しているため、その圧接抵抗によって円滑なスライド性を確保することが困難 であり、また窓枠上枠とスライド窓ガラスとの間隙が大きい部位には圧縮ばねの 付勢力が弱まるため可動片の窓枠上枠に対する圧接抵抗が若干低下するが、両者 の間隙が少ない部位には当然に圧接抵抗が増大し、これがためにスライド窓ガラ スのスライド途上における摺動抵抗が変化しこの面からも円滑なスライド性を期 待することができない。
【0007】 そして可動片の窓枠上枠に対する圧接抵抗、即ち圧縮ばねの付勢力のあまり変 化しない範囲に非平行枠を設けるためには、非平行量(幅W1,W2の差)は僅 かなものとなり、非平行量がかなり大きい場合には、これに対処することができ ない。
【0008】 更に上記従来技術では、スライド窓ガラスの上縁に可動片を設けるため可動片 が嵌り込む窓枠上枠の溝部の溝幅はスライド窓ガラスの下縁が嵌り込む窓枠下枠 の溝部の溝幅に比べて広く形成しなければならず、これがために窓枠の上下枠、 従って窓枠全体を同一断面形状の形材によって形成することができない。
【0009】 そこで本考案は、非平行スライド窓の非平行量が大きくてもスライド窓ガラス のスライド性能を良好に保持し、且つ非平行窓枠自体の構造もシンプルにして生 産性を高めることを解決すべき問題点とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、 請求項1は、上枠が略水平方向に延びかつ下 枠が後方から前方に向い下傾して形成される非平行窓枠が同一断面形状の形材に よって一体形成され、該形材には断面視において3つの大略凹状の溝部が形成さ れ、そのうち中央部の溝部にはスライド窓ガラスが、室内側の溝部にはスライド 窓ガラス保持用中桟が、また室外側の溝部には固定窓ガラスがそれぞれ嵌め込ん で取付けられ、更に下枠に沿って前後方向に延びるガイド部材が下枠に取付けら れ、スライド窓ガラスの下端部に、ガイド部材との共働によりスライド窓ガラス を下枠に沿ってスライド自在に支持する摺動部材が取付けられ、かつガイド部材 にその長手方向に沿って駆動ケーブルガイド部が一体形成され、駆動ケーブルは 該ガイド部に挿通されてその先端部が摺動部材に連結されてなる構成を採用する ものである。
【0011】 更に請求項2は、上枠が略水平方向に延びかつ下枠が後方から前方に向い下傾 して形成される非平行窓枠が同一断面形状の形材によって一体形成され、該形材 には断面視において3つの大略凹状の溝部が形成され、そのうち中央部の溝部に はスライド窓ガラスが、室内側の溝部にはスライド窓ガラス保持用中桟が、また 室外側の溝部には固定窓ガラスがそれぞれ嵌め込んで取付けられ、更に下枠に沿 って前後方向に延びるガイド部材が下枠に取付けられ、スライド窓ガラスの下端 部に、ガイド部材との共働によりスライド窓ガラスを下枠から若干宙吊り状に保 持しながらスライド窓ガラスを下枠に沿ってスライド自在に支持する摺動部材が 取付けられ、かつガイド部材にその長手方向に沿って駆動ケーブルガイド部が一 体形成され、駆動ケーブルは該ガイド部に挿通されてその先端部が摺動部材に連 結されてなる構成を採用するものである。
【0012】
【作用】
請求項1によれば、3つの大略凹状の溝部を有する断面形状の形材によって上 下左右の枠からなる非平行窓枠に一体形成されてなるものであり、車体等の非平 行スライド窓のデザインに合わせて一本の形材を曲げ加工することによって所望 する非平行及びデザインの窓枠をシンプルに生産しうる作用を有する。
【0013】 また上記3つの溝部のうち中央部の溝部にはスライド窓ガラスが、室内側の溝 部にはスライド窓ガラス保持用中桟が、また室外側の溝部には固定窓ガラスが嵌 め込まれて取付けられるようになっているため、上記各部材を取付けるための特 別な取付金具を必要としないと共にスライド窓ガラスは上記中桟と上記固定窓ガ ラスとの間に挟まれるようにしてスライドするため、スライド途上でスライド窓 ガラスが非平行窓枠から脱落することがない。
【0014】 また窓枠の下枠に沿って前後方向に延びるガイド部材が下枠に取付けられ、ス ライド窓ガラスの下端部に、ガイド部材との共働によりスライド窓ガラスを下枠 に沿ってスライド自在に支持する摺動部材が取付けられてなるため、スライド窓 ガラスはガイド部材と摺動部材とに支持されて円滑にスライドすることができる と共に、スライド窓ガラスが窓枠下枠に嵌め込まれてスライドする際に、下枠そ のものにはスライド窓ガラスを支持するための構造を付加する必要がないから、 この面からも下枠と上枠との断面構造を同じにすることができる。
【0015】 更にガイド部材にその長手方向に駆動ケーブルガイド部が一体形成され、駆動 ケーブルは該ガイド部に挿通されてその先端部が摺動部材に連結されてなるため 、駆動ケーブルは上記ガイド部に案内されて屈曲することなく前後に正確に駆動 し、これに摺動部材を介して連結されたスライド窓ガラスを自動開閉することが できる。
【0016】 更に請求項2によれば、請求項1の作用に加えて、窓枠の下枠に沿って前後方 向に延びるガイド部材が下枠に取付けられ、スライド窓ガラスの下端部に、ガイ ド部材との共働によりスライド窓ガラスを下枠から若干宙吊り状に保持しながら スライド窓ガラスを下枠に沿ってスライド自在に支持する摺動部材が取付けられ てなるため、スライド窓ガラスがスライドする際にその下縁が下枠の底面に摺接 することがなく、それだけ摺動抵抗が軽減されるから、スライド性能をより一層 良好にすることができると共に、ランチャンネルの磨耗損傷を防ぎ、また窓枠下 枠がデザイン上の要望から若干凹状に弯曲していてもこれに影響されることなく 、スライド窓ガラスのスライド性能を維持することができる。
【0017】
【実施例】
図2に示すように、非平行窓枠3は、略水平方向に延びる上枠3aとその一端 から前傾下方に大きく延びる前枠3bと前枠下端から後方に上傾状に延びる下枠 3cと下枠3cの一端から前記上枠3aの他端にかけて上方に延びる後枠3dと からなり、一本のアルミニウム押出形材によってコーナー部を大きく弯曲すると 共に、前後枠3b,3d及び下枠3cがデザイン上の要望から微妙に可視的に膨 出状に弯曲形成されており、形材の両端は例えば後枠3dの途中で突き合わせ溶 接されるようになっている。
【0018】 そして非平行窓枠3の後半分(図中右側)の上下幅の狭い部分にはスライド窓 ガラス4が前方の一点鎖線の位置までスライド自在に嵌め込まれ、前半分(図中 左側)の上下幅の広い部分には固定窓ガラス5が嵌め殺し状に嵌め込まれている 。
【0019】 更に詳細に説明すると、図3の縦断方向の図及び図4の横断面図(なお、図5 はその作動状態を示す)に示すように、アルミニウム製押出形材によって一体形 成される非平行窓枠3の断面は3つの大略凹状の溝部6,7,8が室内外に並列 した形状になっており、そのうち中央部の溝7にはその長手方向全域、即ち窓枠 3の全周に弾性樹脂またはゴムからなるランチャネル9が接着され、このランチ ャネル9を介してスライド窓ガラス4が前後方向にスライド自在に嵌め込まれて いる。また室内側の溝部6には、図2にも示すように窓枠3の略中央部分で若干 前傾状態にスライド窓ガラス保持用中桟10がその上端が上枠3aの溝部6にそ の下端が下枠3cの溝部6に嵌め込まれ、図3に示すように室内側からビス11 によって中桟10の両端がそれぞれ上下枠3a,3c(3c部分については図示 省略)に固着されている。更に室外側の溝部8には該溝部8に形成した段面8a に固定窓ガラス5の上下縁及び前縁を当て付け、溝部8に係嵌する押えゴム12 によってその3周縁を固定するようになっており、なお前記スライド窓ガラス保 持用中桟10に対向して室外側に補助中桟13が設けられ、その上端が上枠3a に、またその下端が下枠3cにそれぞれビス14によって固着され(なお3a部 分については図示省略)、図4に示すようにこの補助中桟13に設けられた溝部 15の段面15aに固定窓ガラス5の後縁を当て付け、溝部15に係嵌する押え ゴム16によってその後縁を補助中桟13に固定するようになっている。非平行 窓枠3の室内側周縁は車体等の取付け躯体1の開口周縁部に適当なスペーサを介 して装着され、更に図4に示すようにこの取付躯体1の周縁部と窓枠3の室内側 周縁とにわたって前述の室内側溝部6を利用して保護カバーであるオープニング トリム17が装着される。したがって室内側溝部6は、室内側中桟10を装着す るだけでなく、オープニングトリム17を装着するためにも設けられているので ある。
【0020】 また窓枠3の室外側周縁と取付躯体1との間には水切りゴム18が装着される 。
【0021】 図4に示すように、スライド窓ガラス保持用中桟10の室外面には樹脂植毛材 19が固着され、これに対向して補助中桟13の室内面に前後に幅広のリップ2 0a,20bを有するゴムパッキン20が固着されており、スライド窓ガラス4 は植毛材19とゴムパッキン20とに挟まれて前後にスライドするようになって おり、植毛材19はスライド窓ガラス4の室内面に付着する埃を除去し、ゴムパ ッキン20は当然に水密機能を有するものであるが、更に植毛材19とゴムパッ キン20の弾性作用、特に幅広なリップ20a,20bを有するゴムパッキン2 0の弾性保持作用によってスライド途上のスライド窓ガラス5を確実に保持する と共に、デザイン上の要望からスライド窓ガラス4が可視的に微妙に室外側に膨 出していても、この膨出量を植毛材19とゴムパッキン20との相乗作用によっ て吸収する機能をも併せ持つものである。
【0022】 図3及び図4に示すように、非平行窓枠3の下枠3cにその室内側長手方向に 沿ってガイド部材21が取付けられている。該ガイド部材21はガイドレール部 21aとこれより室外側にL字状に延びる取付部21bとガイドレール部21a の室内側に一体に延びる円弧状の駆動ケーブルガイド21cとからなり、取付部 21bが前記下枠3cの室内側溝部6を利用してこれに嵌め込まれ、取付躯体1 と適当なスペーサ22と共にボルト23によって下枠3cに固定され、また他の 部位においても(図2参照)ガイド部材21は取付金具24によって取付躯体1 に取付けられている。
【0023】 一方スライド窓ガラス4の下端部長手方向に沿って延びる長尺な摺動部材25 がその前後両端部がビス26及び取付金具27によってスライド窓ガラス4に固 定される。該摺動部材25は断面略U字状となって主に摩擦抵抗の少ない合成樹 脂本体25aにって形成されると共に金属帯板25bで補強され、合成樹脂本体 25aに形成したU字状摺動面25cが前記ガイド部材21のガイドレール部2 1aに係嵌し、これによってスライド窓ガラス4を下枠3cに沿ってスライド自 在に支持すると共に、好ましくはガイド部材21と摺動部材25との共働によっ てスライド窓ガラス4の下縁が窓枠3の下枠3cの底面、正確にはランチャンネ ル9の底面から若干浮き上がり状に、即ちスライド窓ガラス4を下枠3cに対し て宙吊り状に支持するようになっている。したがってスライド窓ガラス4は、そ のスライド途上でランチャンネル9の側部内面に摺接するのみで底面に摺接しな いからそれだけスライド時の摺動抵抗を軽減することができると共に、ランチャ ンネルの磨耗損傷を防ぎ、また下枠3cがデザイン上の要望から微妙に下方に膨 出状であっても、これに影響されることなくスライド窓ガラス4を円滑にスライ ドさせることができる。
【0024】 また前述の摺動部材25にはその長手方向の途中に取付部28が設けられ(図 2参照)、これに可撓性の駆動ケーブル29の前端部が取付金具30によって固 着され、この駆動ケーブル29はガイド部材21に設けた前述の円弧状の駆動ケ ーブルガイド部21c内に挿通され、図5に示すようにスライド窓ガラス4が摺 動部材25を介して駆動ケーブル29に押圧されて図中左側の終端位置まで移動 し、このとき駆動ケーブル29は上記駆動ケーブルガイド部21c内を移動して その移動端まで延び、外部には駆動ケーブル29が露出しないようになっている 。また図4に示すようにスライド窓ガラス4が図中右端の閉鎖時の位置において ガイド部材21に筒状のガイド金具31が取付けられ、且つこれに連通するガイ ドチューブ32が取付躯体1に沿って下方に延び(図2参照)、駆動ケーブル2 9はカイド金具31とガイドチューブ32内を挿通してモーターユニット等の駆 動源Mにつながれている。
【0025】 駆動ケーブル29はスパイラルチューブ等からなり、図2に示すようにその外 周に螺旋歯29aが形成されており、この螺旋歯29aが駆動源M側の歯車33 と噛み合うようになっている。
【0026】 したがって駆動源Mの駆動によって駆動ケーブル29が前後に伸縮駆動するこ とによって、これに摺動部材25を介して連結されたスライド窓ガラス4はガイ ド部材21と、これと共働しガイド部材21に案内されて摺動する摺動部材25 とに支持されて前後に移動し、非平行スライド窓2を開閉する。そしてスライド 窓ガラス4はそのスライド途上において室内側のスライド窓ガラス保持用中桟1 0と室外側の固定窓ガラス5、正確には補助中桟13とに挟まれて、且つガイド 部材21と摺動部材25との互いの係嵌により宙吊り状態に支持されて円滑にス ライドさせることができる。
【0027】
【考案の効果】
請求項1によれば、非平行窓枠を非常にシンプルに形成することができ、生産 性の向上に貢献することができると共に、非平行窓枠の非平行量が大であっても 、これに影響されることなくスライド窓ガラスを装着することが可能である。
【0028】 またスライド窓ガラスの破損時にはスライド窓ガラス保持用中桟を窓枠から撤 去するだけで簡単に取替えることができ、更に固定窓ガラスの取替えも簡単に行 うことができ、これがために補修が極めて容易である。
【0029】 更に、スライド窓ガラスの下縁とこれが嵌り込む窓枠下枠との間に多小の間隙 があってもこれに影響されることなく円滑にスライドさせることができる。
【0030】 スライド窓ガラスは、駆動ケーブルによって自動開閉することができると共に 、駆動ケーブルを案内するガイド部はガイド部材に一体形成されているため、駆 動ケーブルをガイドするための部材を特別に必要とせず、それだけ生産が容易で ある。
【0031】 請求項2によれば、請求項1の効果と相俟って、スライド窓ガラスを摺動抵抗 を最小限に軽減した状態でスライドさせることができると共に、窓枠、特にその 下枠のデザイン上の要望に可能な限り対応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の使用状態を示す図である。
【図2】同実施例の側面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】同横断平面図である。
【図5】同作動状態を示す横断平面図である。
【符号の説明】
2 非平行スライド窓 3 非平行窓枠 4 スライド窓ガラス 5 固定窓ガラス 6,7,8 溝部 10 スライド窓ガラス保持用中桟 13 補助中桟 21 ガイド部材 21c 駆動ケーブルガイド部 25 摺動部材 29 駆動ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 浩 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)考案者 稲葉 哲哉 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)考案者 浜田 寛 神奈川県川崎市中原区大倉町10番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社川崎事業 所内 (72)考案者 辻 幸男 神奈川県川崎市中原区大倉町10番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社川崎事業 所内 (72)考案者 木下 友孝 神奈川県横浜市磯子区丸山1丁目14番7号 株式会社大井製作所内 (72)考案者 弓削 正明 神奈川県横浜市磯子区丸山1丁目14番7号 株式会社大井製作所内 (72)考案者 加藤 幸弘 兵庫県尼崎市東難波町1丁目4番5号 ア ルナ工機株式会社内 (72)考案者 古田 輝幸 兵庫県尼崎市東難波町1丁目4番5号 ア ルナ工機株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠が略水平方向に延びかつ下枠が後方
    から前方に向い下傾して形成される非平行窓枠が同一断
    面形状の形材によって一体形成され、該形材には断面
    視において3つの大略凹状の溝部が形成され、そのう
    ち中央部の溝部にはスライド窓ガラスが、室内側の溝部
    にはスライド窓ガラス保持用中桟が、また室外側の溝部
    には固定窓ガラスがそれぞれ嵌め込んで取付けられ、更
    に下枠に沿って前後方向に延びるガイド部材が下枠に取
    付けられ、スライド窓ガラスの下端部に、ガイド部材と
    の共働によりスライド窓ガラスを下枠に沿ってスライド
    自在に支持する摺動部材が取付けられ、かつガイド部材
    にその長手方向に沿って駆動ケーブルガイド部が一体形
    成され、駆動ケーブルは該ガイド部に挿通されてその先
    端部が摺動部材に連結されてなる非平行スライド窓。
  2. 【請求項2】 上枠が略水平方向に延びかつ下枠が後方
    から前方に向い下傾して形成される非平行窓枠が同一断
    面形状の形材によって一体形成され、該形材には断面視
    において3つの大略凹状の溝部が形成され、そのうち中
    央部の溝部にはスライド窓ガラスが、室内側の溝部には
    スライド窓ガラス保持用中桟が、また室外側の溝部には
    固定窓ガラスがそれぞれ嵌め込んで取付けられ、更に下
    枠に沿って前後方向に延びるガイド部材が下枠に取付け
    られ、スライド窓ガラスの下端部に、ガイド部材との共
    働によりスライド窓ガラスを下枠から若干宙吊り状に保
    持しながらスライド窓ガラスを下枠に沿ってスライド自
    在に支持する摺動部材が取付けられ、かつガイド部材に
    その長手方向に沿って駆動ケーブルガイド部が一体形成
    され、駆動ケーブルは該ガイド部に挿通されてその先端
    部が摺動部材に連結されてなる非平行スライド窓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62107084U (ja) * 1985-12-25 1987-07-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62107084U (ja) * 1985-12-25 1987-07-08

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