JPH0542565Y2 - - Google Patents

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JPH0542565Y2
JPH0542565Y2 JP8412388U JP8412388U JPH0542565Y2 JP H0542565 Y2 JPH0542565 Y2 JP H0542565Y2 JP 8412388 U JP8412388 U JP 8412388U JP 8412388 U JP8412388 U JP 8412388U JP H0542565 Y2 JPH0542565 Y2 JP H0542565Y2
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JP
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shade
light bulb
lighting device
heat
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机上等を照明するための照明装置に
係わり、詳しくは、照明方向の斜度を報知する機
能を備えた照明装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、照明装置には、机上等で手元を照明す
るために、机上等に載置もしくは取り付けて用い
られる机上照明装置等があり、通常、電気スタン
ドと呼ばれている。
例えば、机上等に載置して用いる電気スタンド
は、第4図に示すように、使用者が作業等を行う
机上等に載置するための本体16には、その後部
に電源コード17が設けられている一方、その上
面には、屈曲自在の自在可動部15aと固定部1
5bとで構成される支柱15が立設されており、
支柱15の先端には、取り付けられる電球に電力
を伝えるためのソケツト部14が回動自在に設け
られている。そして、上記自在可動部15aとソ
ケツト部14とで、照射方向を設定するための照
射方向設定手段が構成されている。
上記のソケツト部14には、光源として例えば
白熱電球13が取り付けられているとともに、白
熱電球13の周囲を覆うためのセード部であるセ
ード12が設けられている。
このセード12は、使用者が光源である白熱電
球13の照射光を直視しないようにするためのも
ので、セード12の先端側には、装飾用のセード
リング11が設けられている。
上記セードリング11はプラスチツク材料等で
形成されており、射出成形することで形成された
ものを、セード12の先端側に爪嵌合あるいはネ
ジ止めによつて取り付ける方法と、軟質硬化ビニ
ル等を押し出し成形することで形成されたもの
を、第5図に示すように、セード12の先端側に
巻き付けることで取り付ける方法とがある。
このような電気スタンドは、不適正な使用によ
る使用者の目の疲れを、可能な限り少なくするた
めに、室内照明との併用を勧めたり、光源を使用
者が直視しないように適正な照射方向を設定し
て、常に適正な照射方向をとるように、製造メー
カー等が使用者に注意を喚起している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の電気スタンドとしての照
明装置では、使用者の目にとつては最も疲れ難い
適正な光照射方向を決定することが困難であり、
その調整に多大の時間と労力を要する。
このため、多くの使用者は、上記の適正な照射
方向に照射光を設定しないまま使用しており、殊
に、小学生等のような低年令層には、電気スタン
ドを上記の適正な照射方向に設定することが困難
なために、不適正な照射方向で目に悪影響を及ぼ
している割合が高いという不都合を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る照明装置は、上記の課題を解決す
るために、光源であり点灯させることで熱の発生
を伴う電球と、電球に電力を伝えるためのソケツ
ト部と、電球の周囲を覆うためのセード部と、セ
ード部を装飾するためのセードリング部と、電球
による照射方向を設定するための照射方向設定手
段とが設けられた照明装置において、上記のセー
ドリング部に、温度によつて色が変化すること
で、設定された照射方向を知らせる斜度報知手段
が設けられたことを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成により、照明装置において、電球に
よる照射方向を照射方向設定手段によつて設定し
た場合に、セードリング部に設けられた斜度報知
手段の色が変化して、その照射方向が使用者の目
にとつて最も疲れ難い適正な照射方向になつてい
るかを容易に判断することができ、適正な照射方
向となつていなければ、これを斜度報知手段によ
る色の変化に基づいて、適正に調整することが可
能となる。したがつて、小学生等のような低年令
層にも、上記の斜度報知手段によつて適正な照射
方向になつているかどうかを容易に知らせること
ができる。
また、電球の照射方向によつて斜度報知手段の
色が変化することで、電気スタンドのデザインを
個性化することも可能となる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
本考案に係る照明装置である電気スタンドは、
第1図aに示すように、机上等に載置するタイプ
のもので、安定して机上等に載置するための本体
6には、その後端部に図示しない電源から電力を
供給するための電源コード7が接続されており、
本体6上面の後方寄りには、支柱5が立設されて
いる。この支柱5は、下側の固定部5bと屈曲自
在である上側の自在可動部5aとで構成されてお
り、自在可動部5aを屈曲させることで支柱5上
端側の高さおよび方向を設定することができるよ
うに成つている。
上記支柱5の上端側には、光源である電球の口
金を螺合させて電力を伝えるためのソケツト部4
が、回動自在に設けられており、このソケツト部
4と上記の自在可動部5aとで、電球による照射
方向を設定するための照射方向設定手段が構成さ
れている。
上記のソケツト部4には、光源であり点灯させ
ることで熱の発生を伴う電球として、白熱電球3
が螺嵌されるとともに、白熱電球3の周囲を覆う
ように、セード2が設けられている。
上記のセード2は、電気スタンドとしての照明
装置を使つている使用者が、照明光を直視して目
を傷めることがないように、遮光もしくは減光す
るためのもので、不透明または拡散透過性のある
プラスチツク材料等で形成されており、その下端
側に形成された段形部2aには、装飾用のセード
リング1が設けられている。
ここで、本実施例のセードリング1は、第3図
a,bに示すように、取付部1bをなす軟質塩化
ビニルと、45℃から50℃を境にして色が変化する
感熱部1aをなす感熱材料とを用いた二色押出成
形品から成つており、斜度報知手段としての感熱
部1aが帯状をなして、外側から視認できるよう
に形成されており、第2図に示すように、上記段
形部2aに巻き付けることで取り付けられてい
る。
なお、本実施例のセードリング1は、軟質塩化
ビニルと感熱材料とを用いた2色押出成形品であ
るが、これは、他のプラスチツク材料と感熱材料
とを用いたものでも良く、セードリング全体を感
熱材料で形成しても良いものであり、その成形方
法や、感熱材料の色が変化する境界温度も、これ
に限定されるものではない。また、セードリング
1の取付方法も、段形部2aに巻き付けるものに
限らず、爪嵌合やネジ止め等の構造を採用しても
良い。
上記の構成において、第1図aに示すように、
自在可動部5aを屈曲させるとともに、ソケツト
部4を回動させて、白熱電球3の照射光が、使用
者の目にとつて最も疲れ難い適正な照射方向に設
定した状態で、電気スタンドとしての照明装置を
点灯させた場合には、矢印C方向の正面は、第3
図aに示すように、白熱電球3の放射熱によつ
て、感熱部1aが上方から変色しはじめ、領域A
の部分だけが変色される。これは、上記の放射熱
が変色の生じる上方だけを約45℃以上に加熱する
ためであり、上記の領域Aより下方は、約45℃以
上には加熱されないので変色を生じない。
次に、第1図bに示すように、白熱電球3の照
射方向が鉛直方向に設定されている場合には、白
熱電球3の放射熱が感熱部1aを、約45℃以上に
加熱することはなく、感熱部1a全体にわたつて
変色は生じない。
また、第1図cに示すように、白熱電球3の照
射方向が、同図aの適正な照射方向よりも上方に
傾いて設定されている場合には、矢印D方向の正
面は、第3図bに示すように、領域Aに加えて、
その両側で増加分Bずつ変色が進行する。これ
は、白熱電球3の照射方向が上方に傾いているこ
とで、上記放射熱の及ぶ範囲が広がり、上方に位
置する領域範囲である増加分Bと領域Aとの広い
領域にわたつて約45℃以上に加熱されるためであ
る。
このように、本考案の照明装置では、その照射
方向によつて境界温度まで加熱される上記セード
リング1の領域範囲が変化する斜度報知手段を備
えている。このため、予め定められた適正な照射
方向において、感熱部1aが変色する領域範囲で
ある領域Aを表示しておけば、白熱電球3を点灯
させることで、その照射方向が適正であるかどう
かが判り、もし照射方向が適正でなければ、その
修正方向まで知ることができるので、容易に適正
な照射方向に設定することができる。
また、感熱部1aを変色させることで、電気ス
タンドとしての照明装置全体のデザインの個性化
が図られる。
〔考案の効果〕
本考案に係る照明装置は、以上のように、光源
であり点灯させることで熱の発生を伴う電球と、
電球に電力を伝えるためのソケツト部と、電球の
周囲を覆うためのセード部と、セード部を装飾す
るためのセードリング部と、電球による照射方向
を設定するための照射方向設定手段とが設けられ
た照明装置において、上記のセードリング部に、
温度によつて色が変化することで、設定された照
射方向を知らせる斜度報知手段が設けられた構成
である。
これにより、照明装置の照射光を、適正な照射
方向を確認して容易に設定することができるとと
もに、デザインの個性化を図ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図aは照射方向が適正な状態
にある照明装置の側面図、同図bは照射方向が適
正な照射方向より鉛直方向に傾いて設定されてい
る状態にある照明装置の側面図、同図cは照射方
向が適正な照射方向より上方に傾いた状態にある
照明装置の側面図、第2図はセードとセードリン
グとの取り付け構造を示す要部断面図、第3図a
は第1図aのC矢視正面図、同図bは第1図cの
D矢視正面図である。第4図および第5図は従来
例を示すものであつて、第4図は照明装置の側面
図、第5図はセードとセードリングとの取り付け
構造を示す要部断面図である。 1はセードリング、1aは感熱部(斜度報知手
段)、1bは取付部、2はセード(セード部)、2
aは段形部、3は白熱電球(電球)、4はソケツ
ト部、5は支柱、5aは自在可動部、5bは固定
部、6は本体、7は電源コードである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光源であり点灯させることで熱の発生を伴う電
    球と、電球に電力を伝えるためのソケツト部と、
    電球の周囲を覆うためのセード部と、セード部を
    装飾するためのセードリング部と、電球による照
    射方向を設定するための照射方向設定手段とが設
    けられた照明装置において、 上記のセードリング部に、温度によつて色が変
    化することで、設定された照射方向を知らせる斜
    度報知手段が設けられていることを特徴とする照
    明装置。
JP8412388U 1988-06-23 1988-06-23 Expired - Lifetime JPH0542565Y2 (ja)

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JP8412388U JPH0542565Y2 (ja) 1988-06-23 1988-06-23

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JP8412388U JPH0542565Y2 (ja) 1988-06-23 1988-06-23

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Publication Number Publication Date
JPH025220U JPH025220U (ja) 1990-01-12
JPH0542565Y2 true JPH0542565Y2 (ja) 1993-10-27

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