JPH0542554Y2 - - Google Patents
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- JPH0542554Y2 JPH0542554Y2 JP1987005474U JP547487U JPH0542554Y2 JP H0542554 Y2 JPH0542554 Y2 JP H0542554Y2 JP 1987005474 U JP1987005474 U JP 1987005474U JP 547487 U JP547487 U JP 547487U JP H0542554 Y2 JPH0542554 Y2 JP H0542554Y2
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- Japan
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- voltage
- light
- burn
- saturation
- flame
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- 230000006378 damage Effects 0.000 claims description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 7
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 7
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、金庫、自動預金機、自動支払機、保
管庫等の箱物を形成する壁体または扉の内部に設
けられて窃盗犯等による焼切り破壊を検出して警
報信号を発生可能にする焼切り破壊検出器に関す
る。
管庫等の箱物を形成する壁体または扉の内部に設
けられて窃盗犯等による焼切り破壊を検出して警
報信号を発生可能にする焼切り破壊検出器に関す
る。
従来、侵入者等により金庫、自動預金機等の箱
物の壁板、扉板が破壊されるのを検出する検知器
として焼切り破壊を検出する焼切り検出器が有
り、これはガラス板に導電性塗料を所定の形状に
塗布して回路網を形成し、リード線を設けたもの
が提案され、焼切り破壊行為がなされると、ガラ
ス板の破損に従つて回路網が作動してリード線経
由で警報器を作動させるようにしたものが実施さ
れている。又前記箱物の内部にマイクロフオンを
設置し、焼切り破壊や叩打破壊が行われるときに
発生する破壊音を検知する音声検出を介した検知
器も提案、実施されている。前者にあつては、箱
物内部における焼切り検出器の配設場所の形状に
適合させるための加工が脆いガラス板を使用する
ために非常に手間が掛り、更にガラス板を箱物内
部の壁面等に貼付ける場合、その板自体の重量に
貼付力が負けてガラス板が脱落し、検出不可とな
つていた事故等があつた。また、後者の場合に
は、箱物の周囲で使用されている機械の作動音、
自動車等の外来音等によつて誤動作が生じて警報
を発すること等が有つた。
物の壁板、扉板が破壊されるのを検出する検知器
として焼切り破壊を検出する焼切り検出器が有
り、これはガラス板に導電性塗料を所定の形状に
塗布して回路網を形成し、リード線を設けたもの
が提案され、焼切り破壊行為がなされると、ガラ
ス板の破損に従つて回路網が作動してリード線経
由で警報器を作動させるようにしたものが実施さ
れている。又前記箱物の内部にマイクロフオンを
設置し、焼切り破壊や叩打破壊が行われるときに
発生する破壊音を検知する音声検出を介した検知
器も提案、実施されている。前者にあつては、箱
物内部における焼切り検出器の配設場所の形状に
適合させるための加工が脆いガラス板を使用する
ために非常に手間が掛り、更にガラス板を箱物内
部の壁面等に貼付ける場合、その板自体の重量に
貼付力が負けてガラス板が脱落し、検出不可とな
つていた事故等があつた。また、後者の場合に
は、箱物の周囲で使用されている機械の作動音、
自動車等の外来音等によつて誤動作が生じて警報
を発すること等が有つた。
更に、バーナ等を使用して高熱炎で焼切りを行
う場合を考慮して、焼切り時に発生する炎光を検
出する検知器も提案されているが、これは検知す
る炎光の光量の増加分をのみ検知するもので、箱
物内部の隙間から入り込む周囲の外乱光や箱物内
部に組み込まれる内部光源、例えば照明ラインプ
等からの光、即ち焼切り炎以外の光源によつて誤
動作することがあつた。
う場合を考慮して、焼切り時に発生する炎光を検
出する検知器も提案されているが、これは検知す
る炎光の光量の増加分をのみ検知するもので、箱
物内部の隙間から入り込む周囲の外乱光や箱物内
部に組み込まれる内部光源、例えば照明ラインプ
等からの光、即ち焼切り炎以外の光源によつて誤
動作することがあつた。
本考案は、箱物に対してバーナ等の高熱炎を用
いて焼切り破壊をされる場合以外の光源要因に基
づく誤動作を防止する極めて信頼性の高い焼切り
破壊検出器を提供せんとするものである。
いて焼切り破壊をされる場合以外の光源要因に基
づく誤動作を防止する極めて信頼性の高い焼切り
破壊検出器を提供せんとするものである。
上述の考案目的に鑑みて、本考案は、箱の内部
に設けられ、前記箱体の焼切りによる破壊を焼切
り炎光が有する近赤外線特性の検知を介して検出
する焼切り破壊検出器において、前記焼切り炎光
を受光して該炎光の強度に対応した検出電圧を発
する受光部と、 前記受光部に接続され、前記焼切り炎光の光強
度の増加に伴い前記検出電圧が予め設定された電
圧れベル以上のときは、そのレベルを前記設定電
圧と該設定電圧より高い一定の飽和電圧との間で
比例的に変化する検出電圧に制限して出力する飽
和制限回路と、 該飽和制限回路に接続され、該飽和制限回路の
出力信号から焼切りの炎光の近赤外線光に特有の
交流電圧信号のみを取出し検出する検出部とを、
具備し、外乱光による誤動作を防止するようにし
た箱物の焼切り破壊検出器を提供するもので、焼
切り炎による光成分の検出能力を高めたものであ
る。
に設けられ、前記箱体の焼切りによる破壊を焼切
り炎光が有する近赤外線特性の検知を介して検出
する焼切り破壊検出器において、前記焼切り炎光
を受光して該炎光の強度に対応した検出電圧を発
する受光部と、 前記受光部に接続され、前記焼切り炎光の光強
度の増加に伴い前記検出電圧が予め設定された電
圧れベル以上のときは、そのレベルを前記設定電
圧と該設定電圧より高い一定の飽和電圧との間で
比例的に変化する検出電圧に制限して出力する飽
和制限回路と、 該飽和制限回路に接続され、該飽和制限回路の
出力信号から焼切りの炎光の近赤外線光に特有の
交流電圧信号のみを取出し検出する検出部とを、
具備し、外乱光による誤動作を防止するようにし
た箱物の焼切り破壊検出器を提供するもので、焼
切り炎による光成分の検出能力を高めたものであ
る。
本考案を添付図面に示す実施例を介して更に詳
細に説明する。第1図は本考案の焼切り破壊検出
器のブロツク構成図であり、第2図は本考案によ
る焼切り破壊検出器を自動支払機に取付けた状態
を略示した斜視図、また第3図は、フオトダイオ
ードと飽和制限回路の具体的回路例を示す回路図
であり、第4図は本考案による検出器における電
圧と炎光の強度との相関関係を示したグラフ図で
ある。
細に説明する。第1図は本考案の焼切り破壊検出
器のブロツク構成図であり、第2図は本考案によ
る焼切り破壊検出器を自動支払機に取付けた状態
を略示した斜視図、また第3図は、フオトダイオ
ードと飽和制限回路の具体的回路例を示す回路図
であり、第4図は本考案による検出器における電
圧と炎光の強度との相関関係を示したグラフ図で
ある。
本考案は、第1図に示すように窃盗意図等を持
つて侵入した侵入者が酸素バーナ等を使用して焼
切り行為を行うときに発生する特有な近赤外線領
域の炎光を受光するフオトダイオード10、該フ
オトダイオード10の出力電圧が一定レベルを越
えたときには或る一定の飽和電圧値を出力する飽
和状態に成つてしまうのを制限する飽和制限回路
12、上記飽和制限回路12の出力信号の内から
直流信号分及び所定周波数以外の交流電圧信号を
遮断して所定周波数の交流電圧信号だけを通過さ
せるバンドパスフイルター14、該バンドパスフ
イルター14から出力された交流電圧信号を検波
する検波器16、前記検波器16からの出力電圧
を予め設定した時間の間蓄積する蓄積加算器1
8、前記蓄積加算器18からの蓄積電圧と別に設
定した基準電圧とを比較する電圧比較器20、そ
の電圧比較器20による比較の結果、蓄積電圧が
基準電圧を越えたときには焼切りが有つたものと
して異常信号を出力する異常出力回路22等によ
り構成され、上記飽和制限回路12から異常出力
回路22までが、焼切り破壊の検出回路部24を
形成している。そして、フオトダイオード10に
よつて形成される炎光感知部と上記焼切り破壊の
検出回路部24とは第2図に1例を示すように、
自動支払い機等の箱物40の扉内面や壁内面にコ
ンパクトな検出ユニツトとして取付けられる。こ
の場合に、必要に応じて一つの検出ユニツトだけ
ではなく、破壊行為を受けそうな個所が例えば、
扉面と壁面というように2以上予想されるとき
は、2以上の検出ユニツトを取付けて置いても良
く、或いは1つの検出回路部24に対して複数の
炎光感知部を配線接続した形態で取付けるように
しておいても良い。
つて侵入した侵入者が酸素バーナ等を使用して焼
切り行為を行うときに発生する特有な近赤外線領
域の炎光を受光するフオトダイオード10、該フ
オトダイオード10の出力電圧が一定レベルを越
えたときには或る一定の飽和電圧値を出力する飽
和状態に成つてしまうのを制限する飽和制限回路
12、上記飽和制限回路12の出力信号の内から
直流信号分及び所定周波数以外の交流電圧信号を
遮断して所定周波数の交流電圧信号だけを通過さ
せるバンドパスフイルター14、該バンドパスフ
イルター14から出力された交流電圧信号を検波
する検波器16、前記検波器16からの出力電圧
を予め設定した時間の間蓄積する蓄積加算器1
8、前記蓄積加算器18からの蓄積電圧と別に設
定した基準電圧とを比較する電圧比較器20、そ
の電圧比較器20による比較の結果、蓄積電圧が
基準電圧を越えたときには焼切りが有つたものと
して異常信号を出力する異常出力回路22等によ
り構成され、上記飽和制限回路12から異常出力
回路22までが、焼切り破壊の検出回路部24を
形成している。そして、フオトダイオード10に
よつて形成される炎光感知部と上記焼切り破壊の
検出回路部24とは第2図に1例を示すように、
自動支払い機等の箱物40の扉内面や壁内面にコ
ンパクトな検出ユニツトとして取付けられる。こ
の場合に、必要に応じて一つの検出ユニツトだけ
ではなく、破壊行為を受けそうな個所が例えば、
扉面と壁面というように2以上予想されるとき
は、2以上の検出ユニツトを取付けて置いても良
く、或いは1つの検出回路部24に対して複数の
炎光感知部を配線接続した形態で取付けるように
しておいても良い。
次に上記の焼切破壊検出器の作用を第1図〜第
4図に従つて説明する。
4図に従つて説明する。
今、侵入者が金庫等の箱物40に対し、バーナ
ー等の焼切り手段による破壊行為をおこなつた場
合、焼切り時に発生する特有な炎光(近赤外線領
域)がフオトダイオード10に入射される。この
入射光を光電変換した電圧信号が予め選択、設定
した所定のレベル(例えば、2Vの電圧値)まで
は第3図の抵抗R1の両端に入射光に比例した電
圧が発生する。この出力電圧は飽和制限回路12
に入力される。ここで、本考案の焼切り破壊検出
器の直近位置に焼切り行為が加えられた場合、所
定レベル(即ち、2Vの電圧)以上の入射光があ
ると、第3図のツエナーダイオードZDの電圧閾
値として設定した2Vの電圧値を越え、抵抗R1,
R2の合成抵抗値R1+R2/R1・R2によつて決定す
る電圧が飽和制限回路12から出力される。つま
り、焼切り破壊検出器の直近で焼切り行為が行わ
れても、出力電圧がフオトダイオード10の電源
電圧Vcc(例えば3Vの電圧値)として設定した飽
和値まで達すること無しに、上記所定レベル
(2V)以上の分に就いては、第4図に示すように
炎光の強度に変化分に対応する出力電圧の変化分
をおさえる。つまり、第4図の図示では2V以上
の出力電圧の場合は、出力電圧の直線の勾配が小
さくなつている。従つて出力電圧が所定レベル値
以上に成るような入射炎光をフオトダイオード1
0が受光してもそれに対する電圧の増加は、抵抗
R1,R2の合成抵抗によつて飽和電圧値まで到達
してしまうことはない。この飽和制限回路12の
出力電圧が、次にバンドパスフイルター14に入
力される。バンドパスフイルター14では、焼切
り行為により発生する近赤外線の炎光の強弱変化
に対応した0.5〜80Hzの交流電圧信号だけは通過
し、これ以外の直流分及び交流分は遮断される。
つまり、焼切り破壊に独特な光情報としての近赤
外線光を予め考慮して、それ以外の外乱光等によ
る検出器の誤動作が防止されることになるのであ
る。前記バンドパスフイルター14の出力は検波
器16によつて検波され、蓄積加算器18に送出
される。ここで、所定時間に渡つて蓄積されるこ
とにより、連続的に発生する炎光のみを焼切り破
壊の光として判断する。
ー等の焼切り手段による破壊行為をおこなつた場
合、焼切り時に発生する特有な炎光(近赤外線領
域)がフオトダイオード10に入射される。この
入射光を光電変換した電圧信号が予め選択、設定
した所定のレベル(例えば、2Vの電圧値)まで
は第3図の抵抗R1の両端に入射光に比例した電
圧が発生する。この出力電圧は飽和制限回路12
に入力される。ここで、本考案の焼切り破壊検出
器の直近位置に焼切り行為が加えられた場合、所
定レベル(即ち、2Vの電圧)以上の入射光があ
ると、第3図のツエナーダイオードZDの電圧閾
値として設定した2Vの電圧値を越え、抵抗R1,
R2の合成抵抗値R1+R2/R1・R2によつて決定す
る電圧が飽和制限回路12から出力される。つま
り、焼切り破壊検出器の直近で焼切り行為が行わ
れても、出力電圧がフオトダイオード10の電源
電圧Vcc(例えば3Vの電圧値)として設定した飽
和値まで達すること無しに、上記所定レベル
(2V)以上の分に就いては、第4図に示すように
炎光の強度に変化分に対応する出力電圧の変化分
をおさえる。つまり、第4図の図示では2V以上
の出力電圧の場合は、出力電圧の直線の勾配が小
さくなつている。従つて出力電圧が所定レベル値
以上に成るような入射炎光をフオトダイオード1
0が受光してもそれに対する電圧の増加は、抵抗
R1,R2の合成抵抗によつて飽和電圧値まで到達
してしまうことはない。この飽和制限回路12の
出力電圧が、次にバンドパスフイルター14に入
力される。バンドパスフイルター14では、焼切
り行為により発生する近赤外線の炎光の強弱変化
に対応した0.5〜80Hzの交流電圧信号だけは通過
し、これ以外の直流分及び交流分は遮断される。
つまり、焼切り破壊に独特な光情報としての近赤
外線光を予め考慮して、それ以外の外乱光等によ
る検出器の誤動作が防止されることになるのであ
る。前記バンドパスフイルター14の出力は検波
器16によつて検波され、蓄積加算器18に送出
される。ここで、所定時間に渡つて蓄積されるこ
とにより、連続的に発生する炎光のみを焼切り破
壊の光として判断する。
蓄積加算器18の出力は、例えば基準電圧を
200mVとする電圧比較器20に入力され、該基
準電圧を越えた場合には焼切り行為が行われたも
のと判断して、異常出力回路22に出力信号を送
出する。従つて、該異常出力回路22は例えば、
別の警備システムにおける中央制御装置等に警報
発生を促すべく異常信号を発することができるの
である。尚、本実施例においては、焼切り感知部
を形成する素子として炎光感知能を有したフオト
ダイオード10を使用したが、同種のフオトトラ
ンジスタで形成してもよいことは言うまでもな
い。
200mVとする電圧比較器20に入力され、該基
準電圧を越えた場合には焼切り行為が行われたも
のと判断して、異常出力回路22に出力信号を送
出する。従つて、該異常出力回路22は例えば、
別の警備システムにおける中央制御装置等に警報
発生を促すべく異常信号を発することができるの
である。尚、本実施例においては、焼切り感知部
を形成する素子として炎光感知能を有したフオト
ダイオード10を使用したが、同種のフオトトラ
ンジスタで形成してもよいことは言うまでもな
い。
本考案によれば、焼切り破壊のときに発する光
のみを検出でき、従来から問題のあつた蛍光灯や
電灯の光、太陽光等の外乱光による誤動作を防止
でき、又、箱物内部に設けられた装置の発光源等
の点灯による誤動作も併せて防止することができ
極めて精度の高い焼切り破壊検出器を提出するこ
とができる。更に、焼切り検出器真近で行われた
焼切り破壊行為に対しても炎光強度が譬え高くて
も飽和制限回路12を組み込むことにより、炎光
強度の増加分を比例的に電圧信号として焼切り炎
光の近赤外線光としての特有な特性、つまり、
0.5〜80Hz範囲の周波数のチラツキを反映した電
圧信号として検出、出力するので検出部におい
て、確実に焼切り破壊による炎光として判断でき
るから、どのような形状、寸法の箱体に対しても
幅広く利用できる利点がある。
のみを検出でき、従来から問題のあつた蛍光灯や
電灯の光、太陽光等の外乱光による誤動作を防止
でき、又、箱物内部に設けられた装置の発光源等
の点灯による誤動作も併せて防止することができ
極めて精度の高い焼切り破壊検出器を提出するこ
とができる。更に、焼切り検出器真近で行われた
焼切り破壊行為に対しても炎光強度が譬え高くて
も飽和制限回路12を組み込むことにより、炎光
強度の増加分を比例的に電圧信号として焼切り炎
光の近赤外線光としての特有な特性、つまり、
0.5〜80Hz範囲の周波数のチラツキを反映した電
圧信号として検出、出力するので検出部におい
て、確実に焼切り破壊による炎光として判断でき
るから、どのような形状、寸法の箱体に対しても
幅広く利用できる利点がある。
第1図は本考案の焼切り破壊検出器のブロツク
構成図であり、第2図は本考案による焼切り破壊
検出器を自動支払機に取付けた状態を略示した斜
視図、第3図はフオトダイオードと飽和制限回路
の具体的回路例を示す回路図、第4図は本考案に
よる検出器における電圧と炎光の強度との相関関
係を示したグラフ図。 10……フオトダイオード、12……飽和制限
回路、14……バンドパスフイルタ、16……検
波器、18……蓄積加算器、20……電圧比較
器、22……異常出力回路、24……検出部。
構成図であり、第2図は本考案による焼切り破壊
検出器を自動支払機に取付けた状態を略示した斜
視図、第3図はフオトダイオードと飽和制限回路
の具体的回路例を示す回路図、第4図は本考案に
よる検出器における電圧と炎光の強度との相関関
係を示したグラフ図。 10……フオトダイオード、12……飽和制限
回路、14……バンドパスフイルタ、16……検
波器、18……蓄積加算器、20……電圧比較
器、22……異常出力回路、24……検出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 箱の内部に設けられ、前記箱体の焼切りによ
る破壊を焼切り炎光が有する近赤外線特性の検
知を介して検出する焼切り破壊検出器におい
て、 前記焼切り炎光を受光して該炎光の強度に対
応した検出電圧を発する受光部と、 前記受光部に接続され、前記焼切り炎光の光
強度の増加に伴い前記検出電圧が予め設定され
た電圧レベル以上のときは、そのレベルを前記
設定電圧と該設定電圧より高い一定の飽和電圧
との間で比例的に変化する検出電圧に制限して
出力する飽和制限回路と、 該飽和制限回路に接続され、該飽和制限回路
の出力信号から焼切りの炎光の近赤外線光に特
有の交流電圧信号のみを取出し検出する検出部
とを、具備したことを特徴とする箱物の焼切り
破壊検出器。 2 前記検出部は、前記飽和制限回路の出力信号
から所定の交流電圧信号成分を抽出するバンド
パスフイルターを具有したことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項に記載する箱物の
焼切り破壊検出器。 3 前記検出部は、前記飽和制限回路の出力信号
から所定の交流電圧信号成分を所定時間に亘つ
て蓄積する蓄積加算器と、 蓄積結果を予め決定された基準値と比較する
比較器とを有することを特徴とする実用新案登
録請求野範囲第1項に記載する箱物の焼切り破
壊検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987005474U JPH0542554Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987005474U JPH0542554Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63114390U JPS63114390U (ja) | 1988-07-23 |
JPH0542554Y2 true JPH0542554Y2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=30787091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987005474U Expired - Lifetime JPH0542554Y2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542554Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147794A (en) * | 1979-05-07 | 1980-11-17 | Furukawa Electric Co Ltd | Fire detecting system |
JPS59120177A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-11 | 株式会社竹中工務店 | 大空間用自動火災感知,消火システム |
-
1987
- 1987-01-20 JP JP1987005474U patent/JPH0542554Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147794A (en) * | 1979-05-07 | 1980-11-17 | Furukawa Electric Co Ltd | Fire detecting system |
JPS59120177A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-11 | 株式会社竹中工務店 | 大空間用自動火災感知,消火システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63114390U (ja) | 1988-07-23 |
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