JPH0542381Y2 - - Google Patents

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JPH0542381Y2
JPH0542381Y2 JP1988033613U JP3361388U JPH0542381Y2 JP H0542381 Y2 JPH0542381 Y2 JP H0542381Y2 JP 1988033613 U JP1988033613 U JP 1988033613U JP 3361388 U JP3361388 U JP 3361388U JP H0542381 Y2 JPH0542381 Y2 JP H0542381Y2
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JP
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tunnel
signal
worker
control center
transmitting device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高圧送電ケーブル等を敷設するトン
ネル(人孔、洞道)内に立入つた作業員の確認を
行うための装置に関し、特に、作業員以外の人間
がトンネルに立入つた場合にその警報を出力出来
るとともに、作業員がトンネル内で作業している
こと等を、コントロールセンターで確認および監
視できるようにする装置に関する。
(従来の技術) トンネル(人孔、洞道……以下トンネルと称す
る)内に電力ケーブル等を敷設することは、都市
では一般行われていることであり、都市の美観上
の問題の解決のため等の目的の他に、空中に余裕
部分がなくなつている現状では、ますます増加す
る傾向になつている。そして、上記したようなト
ンネル内では、通常の送電線の他に高圧送電線等
が収容され、都市での電力需要に対応出来るよう
にされている。
ところが、そのような電力供給用のトンネルに
おいては、その給電線の保守管理等の作業は、自
動的に行う手段がないために、専ら、作業員がマ
ンホールから入り、トンネル内を歩いてその点検
等の作業を行うことが必要とされている。
上記したようなトンネル内での電力ケーブルの
保守点検の作業を行う場合には、該トンネルのル
ートに沿つて設けたマンホール等からトンネル内
に入るが、その際に、多くの場合には、マンホー
ルの入口部分には、その作業の表示を行うととも
に監視人をおいて、そのトンネル内に入る作業員
との連絡等を行うようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の作業方法
の場合に、監視人は常時そのマンホールの入口部
分に居ることはなく、その他に、別の作業を行う
ことや、その他の事情でその場を離れたりするこ
とがある。
そして、マンホールを開いた状態で、監視人が
居ない場合等に、他のものが立入つたりしても、
それを防止することが出来ないという問題が発生
する。
また、特別の場合に、作業員が単独でトンネル
内に立入つて作業を行うような事態が発生するこ
とがあり、そのような場合に、トンネル内に作業
員が入つていることを外部から確認する手段がな
く、専ら、マンホールの入口部分での表示等によ
る以外には、作業員の所在を確認出来ないという
欠点を持つている。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来方法の装置の欠
点を解消するもので、トンネル内に光センサー等
の検知手段を設けるとともに、作業員に対して
ID(識別可能な周波数等)信号を発信する発信器
を持たせることによつて、登録された作業員のみ
を正確に検知出来るようにする装置を提供するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本考案は、トンネル内に立入る作業員に微弱な
電波を発信する発信装置を携帯させ、前記発信装
置には作業員の識別コードが付加されたID信号
を発信するように構成し、トンネルの内部に前記
発信装置からの電波を受信する装置を設けるとと
もに、作業員の通過を確認する光センサー装置を
トンネル内に一定の間隔で配置し、前記2種類の
受信装置の受信信号をコントロールセンターに送
信し、作業員が光センサーにより検知される都
度、発信装置の信号の確認を行うことが出来るよ
うに構成したトンネル内立入り確認監視装置に関
する。
本考案においては、前記トンネル内に立入る作
業員が携帯する発信装置のID信号を、作業員が
トンネル内に立入る前に、作業予定情報とともに
そのID信号の周波数をコントロールセンターに
登録する手段と、前記コントロールセンターにお
いては、トンネル内に配置するセンサー装置によ
る検知信号と、発信装置から出力されるID信号
による検知信号とを対比する手段を設け、前記コ
ントロールセンターにおいて、特定の作業員がト
ンネル内での作業を行つている位置を確認可能に
するとともに、前記光センサーによる検知信号
と、ID信号とが一致しない場合には、警報信号
を出力させる制御手段を構成している。
そして、上記したようにして作業員の確認を行
うようにすることによつて、発信器を持たない人
がトンネル内に立入つた場合には、コントロール
センターでその状態の検知が可能であり、さら
に、作業員がトンネル内のどの位置に居るのか等
の情報を、コントロールセンターで容易に確認す
ることが出来る。
したがつて、本考案のトンネル内立入り確認監
視装置においては、作業員がトンネル内で安心し
て作業を行うことが出来るとともに、コントロー
ルセンター内で、作業員に対する連絡等を容易に
行うことが出来、その作業に際してその事故の防
止等の手段を取ることが出来る。
(実施例) 図示された例に従つて、本考案のトンネル内立
入り確認監視装置の構成を説明する。
第1図および第2図に示されるように、トンネ
ル1内に立入る作業員5には、その作業員に指定
された固有のID周波数の電波を発信する発信器
7を携帯させるようにする。この発信器7は、例
えば、トンネル内で作業を行う作業員に対して特
定の周波数を割り当てたり、その作業員の所属す
るチームに対するID周波数等でも良い。また、
上記した発信器7は、常時その設定された周波数
の電波を出力するような装置として構成するこ
と、または、間歇的に電波を出力するような装置
として構成することが出来る。
そして、該作業員がトンネル内に入る前に、そ
の発信器のID周波数を設定し、その周波数をそ
の作業予定等の情報とともにコントロールセンタ
ーに登録してから、トンネル内に入るようにして
おくものとする。
本考案の電力用高圧ケーブルを付設したトンネ
ル10内には、所定の間隔で発信器7からの電波
を受信する受信機と、その受信した電波を電気信
号に変換して送信するための装置15を設けてお
き、作業員5の発信器7からの電波を受信する
と、信号ケーブル17を介して、その信号をコン
トロールセンター20の中央処理装置に送信す
る。
また、トンネル1内には、所定の間隔(例えば
500m間隔)で、発光器11と受光器12とを、
トンネルの両側の壁部分に対向して設けた光セン
サ装置10を配置している。そして、この光セン
サ装置10の光通路を作業員が遮断した場合に
は、その検知光信号は、受光器12に設けた信号
変換手段を介して信号ケーブル13を通してコン
トロールセンター20に送信される。
なお、本考案の装置で、信号送信手段として用
いられる信号ケーブルは、通常の電気信号を送信
する信号ケーブルでも良いが、その信号が高圧送
電ケーブルによつて影響を受けないようにするた
めには、光フアイバー等のように、光信号として
送信するような手段で構成すると良い。
また、トンネル1内に多数配置した光センサ装
置には、その光センサ装置毎にコントロールセン
ターに向けて出力する信号が異なるようにする
と、光センサ装置からの信号の周波数等の情報に
よつて、作業員を検知した光センサ装置の位置が
特定出来、作業員の移動の状態を容易にコントロ
ールセンターで知ることが出来るものとなる。
上記したようにして構成した作業員の検知装置
において、光センサ装置10によつて作業員の通
過を検知した場合に、コントロールセンター20
においては、作業員の通過を検知するとともに、
その信号を出力した作業員5の特定を行うことが
出来る。
つまり、特定の作業員は、その割当てられた周
波数の電波を発信する発信器7を携帯しているの
であるから、該光センサ装置10の位置の近傍に
ある受信機15が発信器7からの信号を受信し、
その受信信号をコントロールセンターに出力する
ことになり、その発信器からの信号と、光センサ
装置からの信号とを対比することによつて、特定
の作業員がトンネル内のどの位置に居るのかが、
容易にコントロールセンターで確認することが出
来る。
これに対して、発信器を持たない作業員がトン
ネル内に侵入した場合や、周波数の登録を行つて
いない作業員がトンネル内に入つた場合には、光
センサ装置10からの検知信号がコントロールセ
ンター20に出力されても、その前後の段階で登
録された周波数の電波を検知した情報が入力され
ないことになる。
したがつて、上記したように、光センサ装置か
らの検知信号と、特定のID周波数の検出信号と
が同時に入力されない場合には、コントロールセ
ンターのコンピユータ等からそのことを知らせる
信号が出力される。
そして、その信号は、トンネル内に居る作業員
に対する警報の信号、呼掛けの信号等でも良く、
その他に、任意の警報信号として出力出来るもの
となる。
なお、上記した本考案のトンネル内立入り確認
監視装置において、発信器からの信号を受信する
受信機15は、発信器からの信号の周波数を特定
出来るとともに、その信号の強弱の程度を電気信
号に変換して出力出来るような装置でも良く、そ
のような装置として構成する場合には、受信機の
数を少なくしても、作業員からの信号を良好な状
態でコントロールセンターにすることが可能にな
る。
また、上記した信号処理の動作は、トンネル内
に常時各センサーを作動させるように構成するこ
とも可能であるが、作業員が入る場合にのみ、光
センサ装置や受信機を作動させるようにすること
等が可能である。
(考案の効果) 本考案のトンネル内立入り監視装置は、上記し
たような構成を有するものであるから、作業員が
トンネル内に立入る際に、あらかじめコントロー
ルセンターに登録しておいたID信号の周波数に
もとづいて、作業員の居る位置を容易に確認する
ことができる。また、トンネル内に所定の間隔で
光センサー装置を配置するとともに、ID信号を
受信する受信器をトンネル内に設けているので、
2つの信号を対比することにより、作業員の居る
位置の確認を容易に行うことができ、コントロー
ルセンター内で、作業内容等を常時把握すること
ができる。さらに、IDコードを登録していない
ものが、トンネル内に立入つた場合には、その侵
入者の位置を容易に確認することができるととも
に、警報を発信する等の対応策をとることによ
り、不測の事故等が発生することを未然に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトンネルの側面図であり、第
2図はトンネルの断面図である。 図中の符号、1……トンネル、7……発信器、
10……光センサ装置、11……発光器、12…
…受光器、13……信号ケーブル、15……受信
機、17……信号ケーブル、20……コントロー
ルセンター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トンネル内に立入る作業員に微弱な電波を発信
    する発信装置を携帯させ、前記発信装置には作業
    員の識別コードが付加されたID信号を発信する
    ように構成し、 トンネルの内部に前記発信装置からの電波を受
    信する装置を設けるとともに、作業員の通過を確
    認する光センサー装置をトンネル内に一定の間隔
    で配置し、 前記2種類の受信装置の受信信号をコントロー
    ルセンターに送信し、作業員が光センサーにより
    検知される都度、発信装置の信号の確認を行うこ
    とが出来るように構成したトンネル内立入り確認
    監視装置であつて、 前記トンネル内に立入る作業員が携帯する発信
    装置のID信号を、作業員がトンネル内に立入る
    前に、作業予定情報とともにそのID信号の周波
    数をコントロールセンターに登録する手段と、 前記コントロールセンターにおいては、トンネ
    ル内に配置するセンサー装置による検知信号と、
    発信装置から出力されるID信号による検知信号
    とを対比する手段を設け、 前記コントロールセンターにおいて、特定の作
    業員がトンネル内での作業を行つている位置を確
    認可能にするとともに、 前記光センサーによる検知信号と、ID信号と
    が一致しない場合には、警報信号を出力させる制
    御手段を構成することを特徴とするトンネル内立
    入り確認監視装置。
JP1988033613U 1988-03-14 1988-03-14 Expired - Lifetime JPH0542381Y2 (ja)

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JPH01137490U JPH01137490U (ja) 1989-09-20
JPH0542381Y2 true JPH0542381Y2 (ja) 1993-10-26

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5764887A (en) * 1980-10-07 1982-04-20 Tokyo Shibaura Electric Co Inlet outlet monitoring system for nuclear substance handling facility
JPS5946873A (ja) * 1982-09-10 1984-03-16 Meisei Electric Co Ltd 移動体の通過判定方式
JPS5999303A (ja) * 1982-11-30 1984-06-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 移動体上の搭載物絶対位置検出装置

Patent Citations (3)

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JPS5999303A (ja) * 1982-11-30 1984-06-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 移動体上の搭載物絶対位置検出装置

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