JPH0542368Y2 - - Google Patents

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JPH0542368Y2
JPH0542368Y2 JP16662688U JP16662688U JPH0542368Y2 JP H0542368 Y2 JPH0542368 Y2 JP H0542368Y2 JP 16662688 U JP16662688 U JP 16662688U JP 16662688 U JP16662688 U JP 16662688U JP H0542368 Y2 JPH0542368 Y2 JP H0542368Y2
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JP
Japan
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bending test
chucking rod
test piece
rotary bending
ceramics
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はセラミツクス用高温回転曲げ試験治具
に係り、さらに詳しくはセラミツクス等の低膨張
の試験片であつても高温回転曲げ試験に際して抜
け落ちず、高温における回転曲げ試験を可能にし
たセラミツクス用高温回転曲げ試験治具に関す
る。
[従来の技術] 従来、金属試験片について高温まで回転曲げ試
験を行ない、金属試験片の疲労強度を測定するこ
とができる装置として、例えば第1図および第2
図に示すものが知られている。
第1図は回転曲げ試験治具にて試験片を把持し
た状態を示す断面図、第2図は高速高温回転曲げ
試験装置の概要図である。
金属試験片1の両端部はテーパーブツシユ2に
より囲繞され、テーパーブツシユ2の回りはさら
にチヤツキングロツド3にて把持されている。ま
た、把持固定を確実ならしめるため、緩み止めビ
ス4がチヤツキングロツド3に設けられ、これで
テーパーブツシユ2を押さえつけることにより、
テーパーブツシユ2と金属試験片1の抜けを防止
している。上記のように、テーパーブツシユ2と
チヤツキングロツド3とから成る回転曲げ試験治
具は金属試験片1が把持固定された後、チヤツキ
ングロツド3の両端から、モーター5にて図上6
を支点とし、かつチヤツキングロツド3に所定の
荷重Pを負荷しつつ回転され、金属試験片1の疲
労強度、寿命が測定される。なお、7は加熱炉で
あり、加熱炉7内に第1図に示す金属試験片1を
把持固定した治具を収容し、所望の温度・雰囲気
下での試験を可能としている。
[考案が解決するための課題] しかしながら、上記した従来の回転曲げ試験治
具であつては、テーパーブツシユ2およびチヤツ
キングロツド3とも通常同材質の耐熱鋼や工具鋼
等の金属材料にて構成されているため、セラミツ
クスの如き低膨張の試験片を高温において回転曲
げ試験の実施をする場合、セラミツクスと金属材
料間の熱膨張差に基づいて試験片の締付片の締付
力が小さくなることから、高温回転曲げ試験が不
可能であるという問題があつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記従来の問題に鑑みて検討を行つた
結果、本考案に到達した。
即ち、本考案によれば、セラミツクス試験片の
両端部をテーパーブツシユにより囲繞し該テーパ
ーブツシユの回りをチヤツキングロツドにて把持
してなるセラミツクス用高温回転曲げ試験治具で
あつて、該チヤツキングロツドが前記テーパーブ
ツシユより低膨張の材質にて構成されていること
を特徴とするセラミツクス用高温回転曲げ試験治
具、が提供される。
また、本考案の高温回転曲げ試験治具において
は、チヤツキングロツドに緩み止めビスを設けて
テーパーブツシユを押さえつけるようにすると、
セラミツクス試験片の抜け落ちをより確実に防止
することができ、好ましい。
[作用] 本考案の高温回転曲げ試験治具によれば、チヤ
ツキングロツドの熱膨張係数がテーパーブツシユ
係数の熱膨張係数より低いため、高温における回
転曲げ試験に際し、テーパーブツシユの内径が広
がることが抑制され、従つて、低膨張のセラミツ
クス試験片であつても高温で試験が可能となる。
また、チヤツキングロツドに緩み止めビスを設
けるとより強固にテーパーブツシユを押さえつけ
ることとなる。
[実施例] 以下、本考案を図時の実施例に基づいて説明す
るが、本考案は実施例に限られるものではない。
第1図は、前記したように、高温回転曲げ試験
装置において回転曲げ試験治具にて試験片を把持
した状態を示す断面図である。第1図において、
従来用いた治具と異なる点は、テーパーブツシユ
2とチヤツキングロツド3を構成する材質を特定
の関係を有するように選択したことである。すな
わち、チヤツキングロツド3がテーパーブツシユ
2より低膨張の材質で構成した。
具体的には、例えばテーパーブツシユ2が高熱
膨張であり、オーステナイト系特殊鋼の場合に
は、それらより低膨張のマルテンサイト系もしく
はフエライト系の特殊鋼でチヤツキングロツド3
を構成する。その他、テーパーブツシユ2に耐熱
鋼を用い、チヤツキングロツド3にはより低膨張
であるチタン合金を用いたものが好適なものとし
て挙げられる。
また、第1図のように、チヤツキングロツド3
の緩み止めビス4を設けた。さらに、このように
構成された回転曲げ試験治具を、第2図に示すよ
う加熱炉7内に収容し、所望の温度・雰囲気下で
の試験を可能とした。
以上において、回転曲げ試験治具を用いてセラ
ミツクスよりなる試験片1の両端部を把持固定
し、チヤツキングロツド3に所定の荷重Pを負荷
しつつ回転することにより、試験片1の疲労強
度、寿命を測定したが、高温の回転曲げ試験にお
いてもチヤツキングロツド3によりテーパーブツ
シユ2の内径の広がりが抑制され、試験片1の抜
け落ちが生じず、適正に試験を行うことができ
た。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の高温回転曲げ試
験治具は、チヤツキングロツドをテーパーブツシ
ユより低膨張の材質にて構成したので、低膨張の
セラミツクス試験片であつても高温で抜け落ちる
ことがなく回転曲げ試験の実施が可能となるとい
う利点がある。さらに、チヤツキングロツドに緩
み止めビスを設けてテーパーブツシユを押さえつ
けるようにすると、セラミツクス試験片の抜け落
ちをより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転曲げ試験治具にて試験片を把持し
た状態を示す断面図、第2図は高速高温回転曲げ
試験治具の概要図である。 1……試験片、2……テーパーブツシユ、3…
…チヤツキングロツド、4……緩み止めビス、5
……モーター、6……支点、7……加熱炉、P…
…荷重。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) セラミツクス試験片の両端部をテーパーブツ
    シユにより囲繞し該テーパーブツシユの回りを
    チヤツキングロツドにて把持してなるセラミツ
    クス用高温回転曲げ試験治具であつて、該チヤ
    ツキングロツドが前記テーパーブツシユより低
    膨張の材質にて構成されていることを特徴とす
    るセラミツクス用高温回転曲げ試験治具。 (2) 該チヤツキングロツドに緩み止めビスを設け
    て前記テーパーブツシユを押えつける請求項1
    記載のセラミツクス用高温回転曲げ試験治具。
JP16662688U 1988-12-23 1988-12-23 Expired - Lifetime JPH0542368Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16662688U JPH0542368Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23

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JP16662688U JPH0542368Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23

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Publication Number Publication Date
JPH0288150U JPH0288150U (ja) 1990-07-12
JPH0542368Y2 true JPH0542368Y2 (ja) 1993-10-26

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JPH0288150U (ja) 1990-07-12

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