JPS61277032A - 引張試験方法 - Google Patents

引張試験方法

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JPS61277032A
JPS61277032A JP11860685A JP11860685A JPS61277032A JP S61277032 A JPS61277032 A JP S61277032A JP 11860685 A JP11860685 A JP 11860685A JP 11860685 A JP11860685 A JP 11860685A JP S61277032 A JPS61277032 A JP S61277032A
Authority
JP
Japan
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tensile
specimen
sample
rod
metal round
Prior art date
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Pending
Application number
JP11860685A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Matsumoto
和久 松本
Junichiro Tokunaga
純一郎 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は材料の引張強さの試験方法に係り、特に従来引
張試験機を用いて試験を行なうことが困難であった中空
脆性材料及び中実脆性材料の強度を測定することを可能
とする引張試験方法に関する。
[背景技術とそのWI題点] 従来、標準的な引張試験機を用いて脆性材料の引張り強
度を測定する場合、材料の脆さ故に次のような問題点が
ある。中実材料の場合、試料支持部に応力集中が生じて
破壊に至る場合がある。このため試料と保持装置の間に
BN粉、アルミ箔などを介することにより密着させて、
応力集中を防ぐことが行なわれる。中空薄肉管の場合、
支持装置の締め付けにより破壊を起すことがあり、測定
は困難である。また、引張試験における荷重方向が試料
中心軸から僅かにずれていても曲げやせん断応力を生じ
、正確な強度の測定ができない、このため試料のひずみ
を測定する等の方法で、荷重方向と材料中心軸とのずれ
を防ぐための調整が必要である。
以上のように、脆性材料はその性質故に引張試験が難免
しいことから、曲げ強度のデータが主であった。しかし
、開発、設計の現場では引張り強度のデータがより有益
であり、また他の金属材料との比較も容易となるため、
標準的な引張試験機による引張り強さの測定が容易に行
なえる方法が求められていた。
[発明の目的] 本発明の目的は、標準的な引張試験機を用いて脆性材料
の引張り強さの測定を容易にする引張試験方法を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明は、
標準的な引張試験機による脆性材料からなる試料の引張
り試験において、試料両端の本来試験機に取り付けられ
る部分に靭性補助部材を接着剤を用いて接着し、この部
材を介して荷重を試料へ伝えることにより、試料の応力
集中による破壊を防ぎ、さらに靭性補助部材は試料と共
に回動自在とする接続機構、たとえば一方が自由に回動
可能な継手、他方がロープ等の可撓性細長部材を介して
引張試験機に接続され、引張荷重を加えた場合に荷重方
向と試料中心軸がずれるのを容易に防いで、前記目的を
達成しようとするものである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。こ゛
こにおいて各実施例の同一もしくは相当構成部分には同
一符号を用い、説明を省略もしくは簡略にする。
第1図は本発明の引張試験方法を中空薄肉管の引張試験
に適用した第1の実施例である0図において試料1は脆
性材料であるところのCVD法で製造されたセラミック
ス中空薄肉管であり、金属、丸棒2,3は靭性補助部材
であり、接着剤を用いて試料lの両端に接着される。金
属丸棒2の上端は試料lの下端の内径より僅かに小さい
径に加工され、試料lに充分深く挿入された形で接着さ
れており、下端にはピン4を介してシャックル5が取付
けられている。金属丸棒3の下端は試料1の上端の内径
より僅かに小さい径に加工され、試料lに充分深く挿入
された形で接着されており、上端は、固定を確実にする
ためのグリップフェイス6をもつチャック7によって締
付は固定されている。さらに、チャック7は自在継手8
を介して図示しない引張試験機に取付けられ、この自在
継手8以下シヤツクル5に至る一連の部分は自在継手8
にぶらさがる状態で自由に回動可能である。
一方、前記引張試験機と一体に設けられた基台9には固
定具lOが固定され、その固定具10に取付けられたビ
ン11とシャックル5には可撓性細長部材としての、両
端を通常の方法で輪に加工したロープ12が掛けられて
おり、引張試験機から基台9までが連結される。この際
、ロープ12の端末はクリップやクランプ等で輪状に加
工される。
このような構成において引張試験を行なうには、図示し
ない引張試験機の一方の引張力印加部に基台9を取り付
けるとともに、他方の引張力印加部に自在継手8を取り
付け、引張試験機を通常通り動作させればよい。
上述のような本実施例によれば1次のような効果がある
。すなわち、引張試験機を動作させる場合、自在継手8
以下の試料lを含む一連の部分はロープ12によって中
心軸と荷重方向が一致するように方向を定められ、試料
lの両端は金属丸棒2.3と広い面積でそれぞれ接着さ
れているため、試料1は端部での応力集中を受けること
なく一軸引張荷重を受けることになる。このため、今ま
で困難であった脆性材料の中空薄肉管の引張試験も可能
となる。
なお、本実施例の実施にあたり、試料lと金属丸棒2,
3との間の接着部分での応力集中を極力避けたい場合に
は、例えば第2図に示されるように金属丸棒2の先端を
カップ状にくり抜き、辺縁部分2Aでの変形が起こりや
すくしてやることで、応力集中を逃がすようにする。ま
た金属丸棒3についても同様である。
第3図は1本発明の方法を中実丸棒の引張試験に適用し
た第2の実施例である。
図において試料lは脆性材料の中実丸棒であり、金属丸
棒2,3は靭性補助部材である。金属丸棒2の上面は、
試料lの下端の外径より僅かに大きい径に加工され、試
料1が充分深く挿入された形で接着されており、下端は
ピン4を介して、図示しないが第1の実施例と同様なシ
ャックルが取付けられている。 金属丸棒3の下面は、
試料lの上端の外径より僅かに大きい径に加工され。
試料1に充分深く挿入された形で接着されており、上端
は1図示しないが第1の実施例と同様なチャックによっ
て締付は固定されている。
以下、第1図と同様に金属丸棒3はチャックと自在継手
を介して引張試験機に接続され、ピン4は、シャックル
、ロープ、ピン、固定具を介して基台に接続される。
このような本実施例によっても前記第1の実施例と同様
な効果が得られ、金属材料の引張試験データとの比較が
容易に行なえる。
第4図は、本発明の方法を中実丸棒の高温試験に適用し
た第3の実施例である。
図において、試料lの中央部には赤外線イメージ炉13
が設けられ、試料lの中央部を約1800度Cまで加熱
することが可能である。この赤外線イメージ炉13の上
下は開放されているので対流による放熱を防ぐため遮熱
板14.15が設けられている。さらに、試料1の温度
上昇による接着剤の劣化を防ぐた゛めに、試料lと金属
丸棒2゜3との接着部分を挟みこむように、2分割可能
な中空水冷管16,17が取付けられる。これには図示
しない冷水管が接続され、冷水が供給される。また、こ
の部分の温度上昇を避けるために、中空水冷管16.1
7と試料1の一部分を断熱材18.19で被う、・ これら以外の部材、すなわち、試料1.金属丸棒2,3
及びそれらに連なる装置の全体は第1図と同様である。
本実施例の方法によれば赤外線イメージ炉13による局
所的な加熱であり、加熱時間が短く、また装置も標準的
な引張試験機をそのまま用いることができ、セラミック
スなど高温での利用が考えられている材料の高温引張試
験が容易に行なうことができる0作業は極めて容易とな
る。
゛なお、前記各実施例に用いられ秦試料1は、前記各実
施例の形状に限定されるものではなく、たとえば第1の
実施例における中空薄肉管の代りに中空厚肉丸棒、中空
角柱などが試験可能であり、また第2の実施例における
中実丸棒の代りに中空厚肉丸棒、中実角柱などが試験可
能である。さらに第3の実施例においては、前記第1、
第2の実施例で試験可能な試料lはすべて試験可能であ
るが、試料lが中空である場合は、試料1内の中空部分
にも断熱材を充填して金属丸棒2.3との接続部に熱が
伝わるのを防ぐ。
また、WS2)第3の実施例において、試料1と金属丸
棒2,3との接続部は、第1の実施例のように、金属丸
棒2.3の先端部をテーパ状に形成して応力集中に対応
させることもできる。
さらに、前記実施例において可撓性細長部材としてロー
プ12を用いたが、これはチェーン、ベルト等他の部材
でもよく、要するに可撓性のある細長い部材であればよ
い。
[本発明の効果] 以上のように本発明によれば、標準的な引張試験機を用
いた脆性材料の引張試験が容易になる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の側面図、1s2図は第
1の実施例における要部の構造例を示す拡大断面図、第
3図は第2の実施例の側面図、第4図は第3の実施例の
側面図を示すものである。 l・・・試料、2.3・・・靭性補助部材としての金属
丸棒、4・・・ピン、5・・・シャックル、7・・・チ
ャック、8・・・自在継手、9・・・基台、lO・・・
固定具、ll・・・ピン、12・・・可撓性細長部材と
してのロープ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脆性材料からなる試料を引張試験機により引張り
    強さの測定を行なう引張試験方法において、試料の両端
    に靭性補助部材を接着材を用いて接着するとともに、そ
    の靭性補助部材を試料と共に自由に回動可能とする接続
    機構を介して引張試験機に装着することを特徴とする引
    張試験方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、試料と靭性補助
    部材が自由に回動可能とする接続機構として一端を自由
    継手、他端を可撓性細長部材を用いることを特徴とする
    引張試験方法。
JP11860685A 1985-05-31 1985-05-31 引張試験方法 Pending JPS61277032A (ja)

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