JPH0542340B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0542340B2
JPH0542340B2 JP21050885A JP21050885A JPH0542340B2 JP H0542340 B2 JPH0542340 B2 JP H0542340B2 JP 21050885 A JP21050885 A JP 21050885A JP 21050885 A JP21050885 A JP 21050885A JP H0542340 B2 JPH0542340 B2 JP H0542340B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
heating
double
corrugated board
parallel plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21050885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6270033A (ja
Inventor
Toshihiro Toyofuku
Hiroyuki Takenaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP21050885A priority Critical patent/JPS6270033A/ja
Publication of JPS6270033A publication Critical patent/JPS6270033A/ja
Publication of JPH0542340B2 publication Critical patent/JPH0542340B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加熱装置の改良を図つたダブルフエ
ーサに関する。
〔従来の技術〕
第4図を参照して従来の技術を説明する。第4
図はダブルフエーサの全体構成を示す断面図であ
る。図中符号1は片面段ボールを示し、この片面
段ボール1は図示しない前工程としてのシングル
ブエーサにて作られ、ダブルフエーサに移送さ
れる。その際グルーマシン3によつて片面段ボー
ル1の波形芯紙の段項1Aに澱粉糊4が塗布され
る。一方図中符号5はライナであつて、このライ
ナ5はプレヒータ6により予熱され上記ダブルフ
エーサ内に移送される。すなわちダブルフエー
内にて上記片面段ボール1とライナ5を前記
澱粉糊4を介して装着して一体化する。
ダブルフエーサ内に入つた片面段ボール1と
ライナ5は、ヒーテイングパート7において、ロ
ール8で駆動されるベルト9とヒーテイングボツ
クス10とにより挾持され、ウエイトロール11
で加圧されて移送される。上記ヒーテイングパー
ト7を通過する際、内部に高温蒸気を有する上記
ヒーテイングボツクス10の加熱により澱粉糊が
糊化する。その結果片面段ボール1とライナ5と
が接着されて両面段ボール12となる。そしてこ
の両面段ボール12はクーリングパート13に
て、ベルト9、15と前記ウエイトロール11に
よつて挾持され図示しない次の工程に移送され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記構成において、ウエイトロール11は、両
面段ボール12に圧力を加えると同時にヒーテイ
ングパート7での加熱促進を図るためのものであ
るが、以下のような問題を有している。すなわち
澱粉糊4の糊化に必要な熱量は、ヒーテイングボ
ツクス10からライナ5を介しての熱伝導による
が、ライナ5の熱伝導率が小さいために、ライナ
5自体の温度を糊化温度以上にしておく必要があ
る。かかるライナ5の加熱のためにヒーテイング
ボツクス10内の供給蒸気動力の略7割が使用さ
れており、その改善が要求されていた。
また上記ウエイトロール11は、上述したよう
に加圧作用をもなすが、その際自重による線圧を
加えるため、その局部加圧によつて軟弱な段ボー
ルシートあるいは幅の狭い段ボールシートの場合
には、ウエイトロール11による線圧が大きくな
り第5図に示すようにいわゆる段つぶれ(図中符
号aで示す部分)が発生するおそれがあつた。
本発明は以上の点に基づいてなされたものでそ
の目的とするところは、加熱機構の改良を図つて
不経済な熱消費を無くし、ひいてはコストの低減
を図るとともに、段つぶれの発生を防止すること
が可能なダブルフエーサを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明によるダブルフエーサは、一方
の面に糊を塗布された片面段ボールとライナとを
導入して加圧しかつ加熱して接着し両面段ボール
とするダブルフエーサにおいて、上記片面段ボー
ルおよびライナを幅方向から挾持しかつ相互の間
隔を変更可能な一対の平行平板電極を配置し、こ
れら一対の平行平板電極に電圧を印加して電界を
発生させ、該電界による誘電加熱により前記片面
段ボールとライナを接着させるようにしたことを
特徴とするものである。
〔効果〕
したがつて糊化に必要な熱量のみを供給するこ
とができ従来ライナ加熱のために消費された熱量
が不要となり、エネルギ消費量の低減を効果的に
図ることができる。また従来のように加圧ロール
を使用していないので段つぶれの発生を防止する
ことができる。そして段ボールの幅に応じて電極
を移動させることができるので常に最適な電極配
置を提供することができる。さらに加熱機構の改
良により糊部のみの選択加熱が可能となり、その
結果段ボールシートの送り速度の高速化を図るこ
とができる。
〔実施例〕
以下第1図ないし第3図を参照して本発明の一
実施例を説明する。尚従来と同一部分には同一符
号を付して示しその説明は省略する。本実施例に
おけるヒーテイングパート107において、従来
のヒーテイングボツクスの代わりに一対の平行平
板電極121A、121Bを配置し、かつ従来の
ベルトの代りに絶縁ベルト122を設けている。
上記一対の平行平板電極121Aおよび121B
は、第2図および第3図に示すように段ボール
(片面段ボール1とライナ5)の幅方向に段ボー
ルを挾持するように配置されており、絶縁材より
なるベース123上に配置されている。そして
(+)極電極121Aと接地された(−)極電極
121Bとの間に高周波電圧を印加する。その際
発する電界による誘電加熱により糊部の加熱をな
す。
上記電極121Bには第2図に示すように段ボ
ールの幅方向に移動可能となつている。すなわち
上記電極121Bには2箇所にわたつて絶縁材1
31A、131Bが固着されており、これら絶縁
材131Aおよび131Bにはエアーシリンダ1
32A、132Bが連結されている。又前記ベー
ス123には溝133A、133Bが形成され、
これら溝133A、133Bに上記絶縁材131
Aおよび131Bより突設されたガイド134
A、134Bが摺動する。よつて前記エアーシリ
ンダ132Aおよび132Bを駆動することによ
り電極121Bを幅方向に移動させることがで
き、段ボールの幅に対応した電極配置を提供する
ものである。
以上の構成を基にその作用を説明する。平行平
板電極121A、121B間に高周波電圧を印加
する。それによつて第3図中矢印で示す方向に電
界が発生する。この電界による誘電加熱により段
ボールシート内にE2・ε・tanδ・に比例した
熱が発生する。
但し ε:比誘電率 tanδ:誘電損失係数 :周波数 E:電界強さ である。その際ε・tanδの値は、糊4中の水分と
段ボール紙とでは水分の方が20〜30倍と高いため
に、発生した電界が糊4の接着部124の水分に
集中することとなり、高効率の加熱、乾燥が可能
となる。又平行平板電極121A、121Bによ
りダンボール紙を挾むようにしているので、電界
の方向と糊部の方向とが一致し、その結果電解が
糊部に有効に作用する。
以上本実施例によると以下のような効果を奏す
ることができる。
(1) まず従来のヒーテイングボツクスによる蒸気
加熱の代りに、一対の平行平板電極121A、
121Bによる加熱機構としたことにより、糊
化に必要な熱量のみの供給が可能となる。よつ
て従来ライナ加熱に消費されていた熱が不要と
なり、エネルギ消費量の低減を図ることができ
る。
(2) また従来の加圧ロールを使用していないの
で、段つぶれの発生を防止することができる。
(3) 一対の平行平板電極121A、121Bはそ
の間隔を自由に変更することができるので、段
ボール紙の巾に応じた最適な電極配置を提供す
ることができる。
(4) さらに加熱機構の改良により糊部を選択的に
加熱することができるので段ボール紙の送り速
度を速くすることができる。また同じ送り速度
であれば、ライン長を従来より短くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す
図で、第1図はダブルフエーサの断面図、第2図
はダブルフエーサの電極配置を示す斜視図、第3
図は作用を示す図、第4図および第5図は従来例
を示す図で、第4図はダブルフエーサの断面図、
第5図は段つぶれの発生を示す図である。 1……片面段ボール、……ダブルフエーサ、
4……澱粉糊、5……ライナ、107……ヒーテ
イングパート、121A、121B……平行平板
電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方の面に糊を塗布された片面断ボールとラ
    イナとを導入して加圧しかつ加熱して接着し両面
    段ボールとするダブルフエーサにおいて、上記片
    面断ボールおよびライナを幅方向から挾持しかつ
    相互の間隔を変更可能な一対の平行平板電極を配
    置し、これら一対の平行平板電極間に電圧を印加
    して電界を発生させ、該電界による誘電加熱によ
    り前記片面段ボールとライナを接着させるように
    したことを特徴とするダブルフエーサ。
JP21050885A 1985-09-24 1985-09-24 ダブルフエ−サ Granted JPS6270033A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21050885A JPS6270033A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 ダブルフエ−サ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21050885A JPS6270033A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 ダブルフエ−サ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6270033A JPS6270033A (ja) 1987-03-31
JPH0542340B2 true JPH0542340B2 (ja) 1993-06-28

Family

ID=16590528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21050885A Granted JPS6270033A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 ダブルフエ−サ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6270033A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01136734A (ja) * 1987-11-25 1989-05-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ダブルフェーサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6270033A (ja) 1987-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106956470A (zh) 一种环保双瓦楞纸板的制备方法
US5600900A (en) Vacuum assisted web drying system
CN106739182A (zh) 三层预印瓦楞纸板生产线
JPH0542340B2 (ja)
JPH0542341B2 (ja)
US5160400A (en) Corrugating apparatus having a liquid filled seal roll
JPS6270032A (ja) ダブルフエ−サ
JPS62160232A (ja) ダブルフエ−サ
JPH0349876Y2 (ja)
JPS6270031A (ja) コルゲ−タ
JP2601908B2 (ja) シングルフェーサ
JPH0628932B2 (ja) ダブルフエ−サ
JPH01136734A (ja) ダブルフェーサ
JPS6268735A (ja) ダブルフエ−サ
JPS62268642A (ja) ダブルフエ−サ
JPS61267283A (ja) 帯状物の加熱装置
JPS62179934A (ja) ダブルフエ−サ
JPS62167035A (ja) ダブルフエ−サ
JP2002113799A (ja) 両面段ボールの製造方法及びその製造装置
JPS63120636A (ja) コルゲ−タ
JPH01202430A (ja) シングルフェーサ
SU855106A1 (ru) Клеильна часть машины дл производства многослойных полотен
JPH01136733A (ja) シングルフェーサ
JPH0576419B2 (ja)
GB1161990A (en) Adhesive Bonding apparatus and method