JPH05422U - 熱融着用こて - Google Patents

熱融着用こて

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Publication number
JPH05422U
JPH05422U JP4798791U JP4798791U JPH05422U JP H05422 U JPH05422 U JP H05422U JP 4798791 U JP4798791 U JP 4798791U JP 4798791 U JP4798791 U JP 4798791U JP H05422 U JPH05422 U JP H05422U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
fixing material
tip
iron
welding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4798791U
Other languages
English (en)
Inventor
満 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05422U publication Critical patent/JPH05422U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱可塑性の固定材を加熱するとき加熱された固
定材が付着することがなく、かつ、上述した固定材の加
熱されている部分の視認性がよく固定材の加熱されてい
る部分を所望の形状に整形することが容易な熱融着用こ
てを提供する。 【構成】こて先2の先端部を覆う樹脂コーティング部8
を設ける。また、このようなこて先の先端部を有する熱
融着用こての温度を調節する温度調節機1を介して電源
から電力を熱融着用こて3に供給する。固定材を溶融す
るときには、樹脂コーティング部8を介して固定材を加
熱する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は熱融着用こてに関し、特に熱可塑性樹脂を加熱加工する熱融着用こて に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4(A)および(B)は従来のこの種の熱融着用こての一例と、この熱融着 用こてを使用して対象とする二つの部材間を固定する動作を説明するための説明 図である。
【0003】 第1の部材5には第1の貫通孔51が設けられ、また、第2の部材6には第2 の貫通孔61が設けられている。これら第1の貫通孔51と第2の貫通孔61と は同軸に置かれた状態で、たとえば、熱可塑性の樹脂から成り、頭部の外径が前 述した第2の貫通孔61の内径よりも大きな頭部を持ち、前述の頭部を除いては 直径が第1の貫通孔51および第2の貫通孔61の内径より僅かに小なる外径を 有するる固定材7の頭部とは反対側の先端部を、たとえば、図4に示されている ように、第2の部材6の第2の貫通孔61の下方から第1の部材5に設けられて いる第1の貫通孔51の内部を貫通させ挿入しておく。この固定材7の上端に、 はんだごて4の先端部を接触させて加熱し変形させて図4(B)に示されている ように変形させ、第1の部材5と第2の部材6の間を固定していた。
【0004】 あるいは、第1の部材5も固定材7と同じ材料を用いて固定材7をはんだごて 4で加熱するときに、同時に固定材7に接近している固定部材5の一部を加熱し て固定材7と一緒に溶融し、図4(B)に示す状態としていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の熱融着用こては、はんだ付けに使用されるはんだごてを流用し ていたので、固定材7を溶融するときに、はんだごての表面に固定材7の一部が 付着し、固定材7の溶融部分の形状が所望の外形に加工することが困難となる場 合が多いので、はんだごて4の先端部で固定材7の先端を溶融させた直後にガー ゼを固定材7の上部に当てて加圧して希望する形状に整形するか、または、はん だごての先端と固定材7との間にシリコン樹脂より成るシートを介在させた状態 で固定材7を加熱していた。しかしながら、ガーゼを固定材7の上に当てて加圧 しても所望の形状に固定材7の先端部を整形することは困難であり、また、シリ コン樹脂より成る前述のシートを介してはんだごてを固定材7に当てた場合には 、固定材7の溶融箇所を直接視認することができないので、固定材7の上部を所 定の形状に加熱して変形させることは困難であるという欠点があった。
【0006】 本考案の目的は、固定材の所望の部分を加熱する融着用こての先端部の外部を 前述した固定材の溶融温度より大なる溶融温度をもつ材料で、かつ、固定材が融 着しない材料によりコーティングしたコーティング部を設けておき、このような コーティング部を設けた融着用こてを用いて固定材を融着することにより、固定 材が融着用のこてに融着することを防止し、かつ、固定材の所望の部分を融着す るとき、融着部分を視認することができ固定材の所望の部分を所定の形状に容易 に加熱し加工することができる熱融着用こてを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の熱融着用こては、所定の形状に先端部が形成され熱可塑性の樹脂より 成る固定材の頭部を加熱し前記固定材により二つの部材間を固定する熱融着用こ てにおいて、前記熱融着用こての前記先端部を前記固定材より熱溶融温度の高い 材料によってコーティングしたコーティング部を備えて構成されている。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0009】 図1は本考案の熱融着用こての一実施例を示す斜視図であり、図2(A)は図 1中のA部の部分側面図であり、図2(B)はその正面図である。
【0010】 図1に示した実施例においては、電源と熱融着用こて3との間に温度調節機1 が挿入されている。温度調節機1は熱融着用こて3に流入する電流を制御して熱 融着用こて3のこて先2の温度を調節する。
【0011】 こて先2の先端部は図2(A)に示されているように、断面が円形で先端面が 内部に向かって凹の形状とされており、先端部部の外周には樹脂コーティング部 部8が設けられている。樹脂コーティング部8に使用される樹脂としては、たと えば、四フッ化エチレンを使用すればよい。このような樹脂コーティング部8を 設け、図4ですでに説明したはんだごて4の代りに図1に示した樹脂コーティン グ部8を持つ熱融着用こて3を用いて固定材7の所望の部分を加熱して部分的に 溶融させ所望の形状にこて先2の先端部によって加圧して整形し図4に示した第 1の部材5と第2の部材6とを固定させることができる。
【0012】 図3(A)は図1のA部についての図2とは別の実施例を示す部分側面図であ り、図3(B)はその正面図である。 図3(A)と(B)に示した実施例においては、こて先2の先端部が回転楕円面 の一部で切取られた凹面を形成している。 このような、こて先の形状は対象とする固定材の形状および熱融着により形成し たい形状を選定すればよい。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の熱融着用こては、こて先の先端部に樹脂コーテ ィング部を設け、この樹脂コーティング部を介して固定材を加熱するので、樹脂 コーティング部に使用する樹脂の材料として適切なものを設定することにより、 この樹脂コーティング部を介して固定材を加熱することにより固定材がこて先に 付着することを防止することができ、また、加熱しているときに、こて先の近傍 に位置する固定材の部分をを視認すことが可能となり、所望の形状に固定材の加 熱部の形状を整形することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の熱融着用こての一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示されたA部の一例を示す側面図とその
正面図である。
【図3】図1に示されたA部の図2とは別の実施例を示
す側面図とその正面図である。
【図4】従来のこの種のこての一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 温度調節機 2 こて先 3 熱融着用こて 4 はんだごて 5 第1の部材 6 第2の部材 7 固定材 8 樹脂コーティング部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の形状に先端部が形成され熱可塑性
    の樹脂より成る固定材の頭部を加熱し前記固定材により
    二つの部材間を固定する熱融着用こてにおいて、前記熱
    融着用こての前記先端部を前記固定材より熱溶融温度の
    高い材料によってコーティングしたコーティング部を備
    えたことを特徴とする熱融着用こて。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱融着用こてと、前記熱
    融着用こてと電源との間に挿入され前記熱融着用こてに
    流入する電流を制御して前記熱融着用こてのこて先の温
    度を調節する温度調節機とを備えたことを特徴とする熱
    融着用こて。
JP4798791U 1991-06-25 1991-06-25 熱融着用こて Pending JPH05422U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4798791U JPH05422U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 熱融着用こて

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4798791U JPH05422U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 熱融着用こて

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Publication Number Publication Date
JPH05422U true JPH05422U (ja) 1993-01-08

Family

ID=12790672

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JP4798791U Pending JPH05422U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 熱融着用こて

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JP (1) JPH05422U (ja)

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