JPH0542120U - 紙 蓋 - Google Patents

紙 蓋

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JPH0542120U
JPH0542120U JP9591591U JP9591591U JPH0542120U JP H0542120 U JPH0542120 U JP H0542120U JP 9591591 U JP9591591 U JP 9591591U JP 9591591 U JP9591591 U JP 9591591U JP H0542120 U JPH0542120 U JP H0542120U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
peripheral wall
annular frame
rib
ribs
Prior art date
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Pending
Application number
JP9591591U
Other languages
English (en)
Inventor
伊藤  豊
Original Assignee
本州製紙株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本州製紙株式会社 filed Critical 本州製紙株式会社
Priority to JP9591591U priority Critical patent/JPH0542120U/ja
Publication of JPH0542120U publication Critical patent/JPH0542120U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状容器に被せる紙蓋に関し、構造簡単に
して強度があり低コストで量産可能な紙蓋を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 天板とこれを保持する環状枠体とからなり、
前記天板は天板本体とこの本体の外縁にケイ線を介して
周設され放射方向に多数のケイ線が刻設されたリブとを
有し、一方環状枠体は前記天板が嵌合される大きさで周
壁上端部には内側に巻込まれた内巻きリブと、下端部に
は折返し片が一体に形成され、前記天板のリブを各ケイ
線を介して下向きに折り曲げた上で環状枠体の周壁に配
設し、折返し片と周壁とで挟持させたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は円筒状容器の開口部に被せる紙蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
アイスクリーム等の容器として使用される円筒状容器の蓋体としては、環状枠 体と天板を別体に形成し、天板を環状枠体内に挿入して天板の外縁部を枠体の周 壁に糊づけしたり、外縁部を枠体の周壁に延設した折返し片で挟みこんで保持さ せる構造のものが知られている。そして前記従来形の蓋体を構成する天板は円盤 状本体の外縁に外周向きに多数の延長片を隣接方向に切り離して設け、これらの 延長片を下向きに屈曲させた上で、所定方法により環状枠体に固定するものであ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで前記従来形の紙蓋は以下に述べるような難点があり改善がのぞまれて いる。すなわち紙蓋を構成する天板が前記の通り本体の外縁に多数の延長片を隣 接方向に切り離して設ける構造となっているため、打抜き工程でロスが生じ、コ スト高となる。また前記天板の延長片が各々切り離し状態になっているので、こ れを折り曲げて環状枠体に取付けて紙蓋とした場合、紙蓋の周壁に横方向から荷 重がかかると前記切り離し部分(スリット)で内側に凹んでしまうなどの強度的 な問題点がある。 本考案は前記従来形の難点を排除するためになされたもので、その目的とする ところは、構造簡単にして強度がありしかも低コストで量産可能な紙蓋を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案の紙蓋は、天板とこれを保持する環状枠体と からなり、前記天板は天板本体とこの本体の外縁に周設され放射方向に多数のケ イ線が刻設されたリブとを有し、一方環状枠体は前記天板本体が嵌合される大き さで周壁上端部には内側に巻き込まれた内巻リブが、下端部には折返し片が一体 に形成され、前記天板のリブを各ケイ線を介して下向きにおり曲げた上で環状枠 体の周壁内側に前記リブを配設し、折返し片と周壁とで挟持させたものである。
【0005】
【実施例】
以下図示の実施例に基づき本考案を具体的に説明する。図1は本考案の一実施 例による紙蓋1を容器2に被せた状態を示す一部破断した斜視図である。 紙蓋1は天板3と環状枠体4とから構成されいずれも弾性板紙や防水加工紙を基 材としている。
【0006】 天板3は、容器2の開口を覆う大きさの円盤状本体5とこの外周に本体5と直 交するように垂下させたリブ6とを有しており、図2に示すように円盤状本体5 の外周にケイ線7を介してリブ6を周設しかつこのリブ6部分に多数の放射状ケ イ線8を刻設したシートから得ることが出来る。前記シートは板紙をポンチおよ びダイからなる打抜き装置で打抜く際に、前記ポンチあるいはダイのいづれかに ケイ線7、8刻設用の型を配設しておくことにより、容易に得ることが出来る。 さらに前記打抜き装置に簡易の折曲げ機を併設しておけば打抜きと同時にリブ6 を折曲げた天板3を得ることが可能で、リブ6の折曲げ作業を省略することが可 能となる。
【0007】 環状枠体4は天板3を嵌合させる大きさで、容器2の開口外側に嵌挿される周 壁9とこの頂部に内側に巻き込んで形成した内巻リブ10及び周壁9の下端部に 形成した折返片11とからなり、図3に示すような帯状シートをケイ線12で周 壁9と折返片11に区画し、周壁9の頂部に内巻リブ10を形成した上で、これ を環状に連結することによって得ることができる。なお前記周壁9の高さH1は 天板3のリブ6の高さH2とほぼ同一で、折返片11の高さH3は前記周壁9、 リブ6の高さより低く、しかも折返片11にはケイ線12に対して直交し、折返 し片11を折曲げた際生じるシワを吸収するためのケイ線13が多数刻設されて いる。
【0008】 前記構成の紙蓋1の組立てについて述べると、まず天板3の本体5外周に形成 したリブ6をケイ線7、8を介して下向きに折曲げておく。ついで環状枠体4の 内巻きリブ10を内側に巻き込んで形成し、内巻きリブ10、周壁9及び折返片 11を適宜の方法で互いに接着し天板3を嵌合する径の環状枠体4を形成する。 つぎに図4に示すように環状枠体4の下方から天板3が内巻リブ10に当接係止 するまで挿入すると共に、天板3のリブ6を環状枠体4の周壁9内側に当接させ る。しかるのち環状枠体4の折返片11を図4に矢印で示すようにケイ線12か らリブ6に重ね合わせた状態で内側に折曲げ、この折返片11と周壁9によって リブ6を挟持するものである。
【0009】 前記構成の紙蓋1は図1に示すように円筒状容器2の開口部に被せて使用する ものであるが、天板3の外周に設けたリブ6が全周に亘って一連状態となってい るので強度があり、周壁9に横方向の衝撃、荷重が加わっても凹んだりすること がない。
【0010】 なお本考案は前記実施例に限定されるものではなく、考案の主旨を変更しない 限度において種々の修正、設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0011】
【考案の効果】
本考案は前記の構成としたので、以下のような特有の効果を奏する。 天板に周設したリブが一連状態であるから強度がある。しかもリブには放射状 に多数のケイ線を入れたのでリブを下向きに折曲げる際に生じるシワをこのケイ 線部分で吸収することができ、ほぼ真円状にリブを形成することができる。 天板のリブにスリット、切り欠きがないので打ち抜き作業が容易であり、しか もロスがなく、コストダウンを計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による紙蓋を容器に被せた状
態を示す一部破断した斜視図である。
【図2】天板の展開図である。
【図3】環状枠体の一部省略した縦断面図である。
【図4】組立て状態を示す一部破断した分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 紙蓋 2 容器 3 天板 4 環状枠体 5 天板本体 6 リブ 7、8、12、13 ケイ線 9 周壁 10 内巻リブ 11 折返片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板とこれを保持する環状枠体とからな
    り、前記天板は天板本体とこの本体の外縁にケイ線を介
    して周設され、放射方向に多数のケイ線が刻設されたリ
    ブとを有し、一方環状枠体は前記天板本体が嵌合される
    大きさで周壁上端部には内側に巻き込まれた内巻リブ
    と、下端部には折返し片が一体に形成され、前記天板の
    リブを各ケイ線を介して下向きに折り曲げた上で環状枠
    体の周壁内側に配設し、折返し片と周壁とで挟持させて
    なる紙蓋。
JP9591591U 1991-10-28 1991-10-28 紙 蓋 Pending JPH0542120U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9591591U JPH0542120U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 紙 蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9591591U JPH0542120U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 紙 蓋

Publications (1)

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JPH0542120U true JPH0542120U (ja) 1993-06-08

Family

ID=14150580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9591591U Pending JPH0542120U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 紙 蓋

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JP (1) JPH0542120U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513940A (ja) * 2009-01-14 2012-06-21 キム,ヨン ル 紙蓋

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6091401A (ja) * 1983-10-24 1985-05-22 Mazda Motor Corp 自動車のコントロ−ル装置
JPS616890A (ja) * 1984-06-20 1986-01-13 三菱電機株式会社 チツプキヤリア実装構造
JPS61140891A (ja) * 1984-12-14 1986-06-27 株式会社日立製作所 原子炉の放射線遮蔽兼横振れ防止サポ−ト

Patent Citations (3)

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