JPH0541900U - 塗料かくはん具 - Google Patents
塗料かくはん具Info
- Publication number
- JPH0541900U JPH0541900U JP10883891U JP10883891U JPH0541900U JP H0541900 U JPH0541900 U JP H0541900U JP 10883891 U JP10883891 U JP 10883891U JP 10883891 U JP10883891 U JP 10883891U JP H0541900 U JPH0541900 U JP H0541900U
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- JP
- Japan
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- paint
- plate
- viscosity
- check
- holes
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- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この考案は、塗装作業において、容器中の塗料
を作業性よくかくはんすることができ、かつ、かくはん
を終えた塗料の粘度が適正であるか否かを容易にチエッ
クすることができる塗料かくはん具を得ることである。 【構成】両端が開口した管体1の下端部に固定された板
状体2に、塗料を通過させる複数個の孔3が設けられて
いて、かくはん時に板状体2にかかる塗料抵抗を緩和し
て、かくはん操作を容易にしている。板状体2は管体1
に溶接で固定されているので、かくはん時にたわむこと
なく、塗料を周囲に飛散させるようなことがない。塗料
の粘度のチエックは、管体1をスポイト状にして塗料を
抽出し、互いに直径の異なる複数個のチエック孔5にな
がして塗料膜をつくらせ、どのチエック孔の塗料膜が弾
けるかを見て粘度が適正か否かを判定する。
を作業性よくかくはんすることができ、かつ、かくはん
を終えた塗料の粘度が適正であるか否かを容易にチエッ
クすることができる塗料かくはん具を得ることである。 【構成】両端が開口した管体1の下端部に固定された板
状体2に、塗料を通過させる複数個の孔3が設けられて
いて、かくはん時に板状体2にかかる塗料抵抗を緩和し
て、かくはん操作を容易にしている。板状体2は管体1
に溶接で固定されているので、かくはん時にたわむこと
なく、塗料を周囲に飛散させるようなことがない。塗料
の粘度のチエックは、管体1をスポイト状にして塗料を
抽出し、互いに直径の異なる複数個のチエック孔5にな
がして塗料膜をつくらせ、どのチエック孔の塗料膜が弾
けるかを見て粘度が適正か否かを判定する。
Description
【0001】
この考案は、塗装作業に際して塗料をかくはんし、かつ、塗料の粘度をチエッ クするのに用いられる塗料かくはん具に関するものである。
【0002】
塗装作業においては、容器に収納されている塗料を均一にかくはんすること、 および、かくはんを終えた塗料の粘度が適正であるか否かをチエックすることは 、極めて重要である。従来、この種の塗料かくはん具としては、短冊状のステン レス板の一端に木製の把手部を結合してなる、いわゆる、かくはんヘラと称する ものがあり、把手部を持ってステンレス板を動かして塗料をかくはんしていた。 また、塗料の粘度のチエックは、ステンレス板から流下する塗料の状態を見て、 経験に基いて判定していた。
【0003】
以上のような従来の塗料かくはん具では、厚さ1mm程度のステンレス板が容 易にたわみ、その復元力で塗料を周囲に飛散させるという問題点があった。また 、粘度のチエックも、単にステンレス板からの塗料の流下を観察するのであるた め、バラツキが大きいという問題点があった。
【0004】 この考案は、上記の問題点を解決するためになされたもので、塗料の飛散など の不具合を伴わずに円滑に塗料のかくはんができ、かつ、バラツキの小さい粘度 チエックができる塗料かくはん具を得ることを目的とする。
【0005】
この考案に係る塗料かくはん具は、複数の塗料通過孔のある板状体が管体の下 端部に固定されていて、この板状体の下部には塗料の粘度をチエックするための 互いに直径の異なる複数個のチエック孔が設けられている。管体の上端部に固定 された把手部材からは管体の上端が突出している。
【0006】
この考案においては、把手部材を持って板状体を塗料中で動かして塗料をかく はんする。このとき板状体に設けられた塗料通過孔が、板状体の動きの抵抗を適 宜に緩和する。粘度のチエックは、管体を塗料中に入れた状態で指先で管体の上 端を塞ぎ、そのままかくはん具を引き上げることで塗料を抽出し、ついで、抽出 した塗料を管体の下端からチエック孔の部位に流し、チエック孔に塗料膜をつく る。この塗料膜は、粘度による表面張力の違いから、大径のチエック孔にあるも のから先に弾ける。こうして粘度が適正であるか否かを判定する。
【0007】
図面はこの考案の一実施例を示し、図において、長さ400〜500mm、直 径約10mmのステンレスの管体1は両端が開口しており、その下端部に幅40 〜50mm、長さ110〜130mm、厚さ約0・8mmのステンレスの板状体 2が溶接により固定されている。板状体2には、かくはん時に板状体2の動きに 対する抵抗を和らげるために、適宜の大きさの複数個の塗料通過孔3が設けられ ている。板状体2の下部は小幅部4となっており、この小幅部4には互いに異な る直径3・5〜10mmの複数個の粘度チエック孔5が形成されている。チエッ ク孔5の上部には管体1の下端開口6が臨んでいる。また、管体1の上端部には 木製の把手部材7が固定されており、管体1の上端開口8が把手部材7からわず かに突出している。
【0008】 以上の構成により、まず、容器に収納されている塗料をかくはんするには、把 手部材7を持って、塗料中に入れた板状体2を駆動して塗料をかくはんするので あるが、このとき、板状体2に塗料通過孔3が設けられているので、板状体2を 円滑に操作することができる。また、小幅部4により、容器底部に溜っている濃 い塗料を容易にかき出すことができるので、極めて良くかくはんされた塗料を容 易に得ることができる。さらに、板状体2は管体1に固定されているので、たわ みを生じたり塗料を飛散するようなことがなく、作業能率が向上する。
【0009】 つぎに、かくはんを終えた塗料の粘度チエックであるが、管体1を塗料中に入 れると、塗料が管体1内に入る。この状態で管体1の上端開口8を指先で塞いで かくはん具をひきあげる。ついで、上端開口8を少し開けてやると、スポイト式 に管体1内の塗料がチエック孔5の部位に向かって流下し、チエック孔5にそれ ぞれ塗料の膜を形成する。これらの塗料膜は、塗料の粘度に対応した表面張力に よって、大径のチエック孔5の膜から弾け、小径の膜は保持される。したがって 、いずれのチエック孔5の塗料膜が保持されているかにより、塗料の粘度が適正 であるか否かを容易に判定することができる。
【0010】 なお、上記実施例における材質、寸法などは、上記実施例に限るものではなく 、適宜に選択することができることはいうまでもない。
【0011】
以上のように、この考案は、塗料通過孔のある板状体を管体に固定し、板状体 下部の粘度チエック孔に管体を利用して塗料を流下させて塗料膜を形成するよう にしたので、作業性よく塗料かくはんができ、かつ、簡単な操作で適正粘度のチ エックができる。
【図1】 図面はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
1 管体 2 板状体 3 塗料通過孔 4 小幅部 5 粘度チエック孔 7 把手部材
Claims (1)
- 【請求項1】 上・下端が開口した管体と、この管体の
下端部に固定され複数個の塗料通過孔と下部に互いに直
径の異なる複数個の粘度チエック孔とが形成された板状
体と、前記管体の上端部に前記管体を突出させて固定さ
れた把手部材とを備えてなる塗料かくはん具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10883891U JPH0541900U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 塗料かくはん具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10883891U JPH0541900U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 塗料かくはん具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541900U true JPH0541900U (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=14494853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10883891U Pending JPH0541900U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 塗料かくはん具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541900U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002126593A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-08 | Misawa Homes Co Ltd | 塗布装置及び塗布剤供給方法 |
WO2008018257A1 (fr) * | 2006-08-08 | 2008-02-14 | Kakujinkagaku Co., Ltd. | Tige d'agitation et machine d'agitation munie de celle-ci |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP10883891U patent/JPH0541900U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002126593A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-08 | Misawa Homes Co Ltd | 塗布装置及び塗布剤供給方法 |
WO2008018257A1 (fr) * | 2006-08-08 | 2008-02-14 | Kakujinkagaku Co., Ltd. | Tige d'agitation et machine d'agitation munie de celle-ci |
JP5224591B2 (ja) * | 2006-08-08 | 2013-07-03 | 株式会社カクジン | 撹拌棒およびそれを備えた撹拌機 |
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