JPH0541423B2 - - Google Patents
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- JPH0541423B2 JPH0541423B2 JP2235256A JP23525690A JPH0541423B2 JP H0541423 B2 JPH0541423 B2 JP H0541423B2 JP 2235256 A JP2235256 A JP 2235256A JP 23525690 A JP23525690 A JP 23525690A JP H0541423 B2 JPH0541423 B2 JP H0541423B2
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- forming
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Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車タイヤの成形方法および成
形装置に関するものである。
形装置に関するものである。
(従来の技術)
自動車用ラジアルタイヤの成形は、カーカスプ
ライやビードワイヤを円筒状に貼合せる一次成形
と、得られた円筒状の一次カーカスをトロイダル
状に変形し、その外面にベルトやトレツドを貼合
せる二次成形とからなつており、この二次成形で
は、ナイロン等の合成繊維糸条を多数本並べてゴ
ム引きし、これを上記の合成繊維糸条がタイヤ周
方向と一致するように上記ベルト上に積層してキ
ヤツププライを形成し、その上にトレツドキヤツ
プを貼合せている。しかし、この場合は、上記ベ
ルトとほぼ等しい幅を有するゴム引きした帯状の
キヤツププライ原反を斜めに切断し、この斜めの
切断端を重ね継ぎして無端状に形成するので、こ
の継ぎ目の存在によつて製品タイヤのユニフオミ
テイが低下したり、故障の原因になることが多か
つた。
ライやビードワイヤを円筒状に貼合せる一次成形
と、得られた円筒状の一次カーカスをトロイダル
状に変形し、その外面にベルトやトレツドを貼合
せる二次成形とからなつており、この二次成形で
は、ナイロン等の合成繊維糸条を多数本並べてゴ
ム引きし、これを上記の合成繊維糸条がタイヤ周
方向と一致するように上記ベルト上に積層してキ
ヤツププライを形成し、その上にトレツドキヤツ
プを貼合せている。しかし、この場合は、上記ベ
ルトとほぼ等しい幅を有するゴム引きした帯状の
キヤツププライ原反を斜めに切断し、この斜めの
切断端を重ね継ぎして無端状に形成するので、こ
の継ぎ目の存在によつて製品タイヤのユニフオミ
テイが低下したり、故障の原因になることが多か
つた。
そこで、最近では、上記の帯状のキヤツププラ
イ用原反を細幅、例えば1cm程度のリボン状に切
り取り、この数本のコードを含む細幅リボンを上
記ベルト上に小ピツチのコイル状に巻くようにな
つた。
イ用原反を細幅、例えば1cm程度のリボン状に切
り取り、この数本のコードを含む細幅リボンを上
記ベルト上に小ピツチのコイル状に巻くようにな
つた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、細幅のキヤツププライ用リボン
をコイル状に巻付けてキヤツププライを成形する
場合は、広幅のキヤツププライ用原反を巻付ける
場合に比べてベルト成形用ドラムの必要回転回数
が著しく多くなるため、キヤツププライの成形に
要する時間が長くなる。しかも、従来の二次成形
機は、一次カーカスの左右のビード部を保持し、
その間隔を狭めながら加圧空気を送つて一次カー
カスをトロイダル状に膨らませるためのシエーピ
ングドラムと、ベルト、キヤツププライおよびト
レツドキヤツプを順に積層して貼合せるためのベ
ルト成形用ドラムとを対にして双方の軸線が同一
水平線上に位置するように並設したものであつた
ので、上記ベルト成形用ドラム上のキヤツププラ
イ成形作業の長時間化によつてシエーピングドラ
ムの稼働率が低下し、二次成形タイヤ(グリンタ
イヤ)の生産量が大幅に減少するという問題があ
つた。
をコイル状に巻付けてキヤツププライを成形する
場合は、広幅のキヤツププライ用原反を巻付ける
場合に比べてベルト成形用ドラムの必要回転回数
が著しく多くなるため、キヤツププライの成形に
要する時間が長くなる。しかも、従来の二次成形
機は、一次カーカスの左右のビード部を保持し、
その間隔を狭めながら加圧空気を送つて一次カー
カスをトロイダル状に膨らませるためのシエーピ
ングドラムと、ベルト、キヤツププライおよびト
レツドキヤツプを順に積層して貼合せるためのベ
ルト成形用ドラムとを対にして双方の軸線が同一
水平線上に位置するように並設したものであつた
ので、上記ベルト成形用ドラム上のキヤツププラ
イ成形作業の長時間化によつてシエーピングドラ
ムの稼働率が低下し、二次成形タイヤ(グリンタ
イヤ)の生産量が大幅に減少するという問題があ
つた。
この発明は、シエーピングドラム1台に対しベ
ルト成形用ドラムを2台使用することにより、上
記シエーピングドラムの稼働率を向上して二次成
形タイヤの生産量を増大することが可能な自動車
タイヤの成形方法、およびこの成形方法に使用す
ることができる自動車タイヤの成形装置を提供す
るものである。
ルト成形用ドラムを2台使用することにより、上
記シエーピングドラムの稼働率を向上して二次成
形タイヤの生産量を増大することが可能な自動車
タイヤの成形方法、およびこの成形方法に使用す
ることができる自動車タイヤの成形装置を提供す
るものである。
(課題を解決するための手段)
第1発明に係る自動車タイヤの成形方法は、ベ
ルト成形用ドラム上でベルト、キヤツププライお
よびトレツドキヤツプを順に積層しながら貼合
せ、得られた積層体をシエーピングドラムに搬送
し、このシエーピングドラム上でトロイダル状に
変形されている一次カーカスの外面に貼合せる自
動車タイヤの成形方法において、回転中心に対し
て対称に配置された2台のベルト成形用ドラムを
上記回転中心の回りに180度ずつ回転しながら、
各ベルト成形用ドラム上に第1の位置でベルトを
成形し、次いで第2の位置で上記ベルト上にキヤ
ツププライ用リボンをコイル状に巻回してキヤツ
ププライを成形し、更に第1の位置で上記キヤツ
ププライ上にトレツドを供給して貼合せ、得られ
たベルト、キヤツププライおよびトレツドの積層
体をベルト成形用ドラムから外して上記のシエー
ピングドラムに搬送することを特徴とする。
ルト成形用ドラム上でベルト、キヤツププライお
よびトレツドキヤツプを順に積層しながら貼合
せ、得られた積層体をシエーピングドラムに搬送
し、このシエーピングドラム上でトロイダル状に
変形されている一次カーカスの外面に貼合せる自
動車タイヤの成形方法において、回転中心に対し
て対称に配置された2台のベルト成形用ドラムを
上記回転中心の回りに180度ずつ回転しながら、
各ベルト成形用ドラム上に第1の位置でベルトを
成形し、次いで第2の位置で上記ベルト上にキヤ
ツププライ用リボンをコイル状に巻回してキヤツ
ププライを成形し、更に第1の位置で上記キヤツ
ププライ上にトレツドを供給して貼合せ、得られ
たベルト、キヤツププライおよびトレツドの積層
体をベルト成形用ドラムから外して上記のシエー
ピングドラムに搬送することを特徴とする。
また、第2発明に係る自動車タイヤの成形装置
は、ベルト成形用ドラム上でベルト、キヤツププ
ライおよびトレツドキヤツプを順に積層しながら
貼合せ、得られた積層体をシエーピングドラムに
搬送して該シエーピングドラム上でトロイダル状
に変形されている一次カーカスの外面に貼合せる
ようにした自動車タイヤの成形装置において、上
記のベルト成形用ドラムを2台、180度ずつ間欠
的に回転する回転台上にその回転中心に対して対
称に配置し、静止位置の一方のベルト成形用ドラ
ムに対応してベルト原反供給用のサービストレー
およびトレツド供給用のトレツドフイーダをそれ
ぞれ設置し、静止位置の他方のベルト成形用ドラ
ムに対応して該ベルト成形用ドラム上のベルト表
面にキヤツププライ用リボンをコイル状に巻回し
てキヤツププライを成形するためのキヤツププラ
イ成形装置を設け、かつ上記静止位置の一方のベ
ルト成形ドラムと上記シエーピングドラムとの間
に上記積層体の搬送装置を設けたことを特徴とす
る。
は、ベルト成形用ドラム上でベルト、キヤツププ
ライおよびトレツドキヤツプを順に積層しながら
貼合せ、得られた積層体をシエーピングドラムに
搬送して該シエーピングドラム上でトロイダル状
に変形されている一次カーカスの外面に貼合せる
ようにした自動車タイヤの成形装置において、上
記のベルト成形用ドラムを2台、180度ずつ間欠
的に回転する回転台上にその回転中心に対して対
称に配置し、静止位置の一方のベルト成形用ドラ
ムに対応してベルト原反供給用のサービストレー
およびトレツド供給用のトレツドフイーダをそれ
ぞれ設置し、静止位置の他方のベルト成形用ドラ
ムに対応して該ベルト成形用ドラム上のベルト表
面にキヤツププライ用リボンをコイル状に巻回し
てキヤツププライを成形するためのキヤツププラ
イ成形装置を設け、かつ上記静止位置の一方のベ
ルト成形ドラムと上記シエーピングドラムとの間
に上記積層体の搬送装置を設けたことを特徴とす
る。
(作用)
第1発明によれば、2台のベルト成形用ドラム
の一方に第1の位置でベルトが成形されると、上
記2台のベルト成形ドラムが180度回転して位置
を交換し、第2の位置に移動した一方のベルト成
形用ドラムのベルト上にキヤツププライが成形さ
れ、第1の位置に移動した他方のベルト成形用ド
ラム上にベルトが成形される。次いで、再び上記
2台のベルト成形用ドラムが180度回転して位置
を交換し、第1の位置に戻つた一方のベルト成形
用ドラムのキヤツププライ上にトレツドが貼合わ
され、しかるのちこの一方のベルト成形用ドラム
からベルト、キヤツププライおよびトレツドの積
層体が外されてシエーピングドラムに搬送され、
続いてこの一方のベルト成形用ドラム上にベルト
が成形され、第2の位置に移動した他方のベルト
成形用ドラムのベルト上にキヤツププライが成形
される。以下、上記2台のベルト成形用ドラムが
180度回転して位置を交換する都度、第1の位置
では、トレツドが貼合わされ、得られた積層体が
外されてシエーピングドラムに搬送され、続いて
この空になつたベルト成形用ドラム上にベルトが
成形され、第2の位置では第1の位置で成形され
たベルト上にキヤツププライが成形される。そし
て、シエーピングドラムに搬送された上記の積層
体をシエーピングドラム上の一次カーカスに貼合
せることにより、自動車タイヤが成形される。
の一方に第1の位置でベルトが成形されると、上
記2台のベルト成形ドラムが180度回転して位置
を交換し、第2の位置に移動した一方のベルト成
形用ドラムのベルト上にキヤツププライが成形さ
れ、第1の位置に移動した他方のベルト成形用ド
ラム上にベルトが成形される。次いで、再び上記
2台のベルト成形用ドラムが180度回転して位置
を交換し、第1の位置に戻つた一方のベルト成形
用ドラムのキヤツププライ上にトレツドが貼合わ
され、しかるのちこの一方のベルト成形用ドラム
からベルト、キヤツププライおよびトレツドの積
層体が外されてシエーピングドラムに搬送され、
続いてこの一方のベルト成形用ドラム上にベルト
が成形され、第2の位置に移動した他方のベルト
成形用ドラムのベルト上にキヤツププライが成形
される。以下、上記2台のベルト成形用ドラムが
180度回転して位置を交換する都度、第1の位置
では、トレツドが貼合わされ、得られた積層体が
外されてシエーピングドラムに搬送され、続いて
この空になつたベルト成形用ドラム上にベルトが
成形され、第2の位置では第1の位置で成形され
たベルト上にキヤツププライが成形される。そし
て、シエーピングドラムに搬送された上記の積層
体をシエーピングドラム上の一次カーカスに貼合
せることにより、自動車タイヤが成形される。
第2発明によれば、2台のベルト成形用ドラム
を180度ずつ間欠的に回転し、静止位置の一方
(第1の位置)でベルト成形用ドラムにベルト原
反供給用のサービストレーからベルトを供給して
ベルトを成形し、静止位置の他方(第2の位置)
でキヤツププライ成形装置によりキヤツププライ
を成形し、しかるのち更に第2の位置でトレツド
フイーダからトレツドを供給してトレツドを貼合
せることにより、ベルト、キヤツププライおよび
トレツドの積層体が製造され、これを外し搬送装
置でシエーピングドラムに搬送することにより、
自動車タイヤが成形される。そして、この空にな
つたベルト成形用ドラム上にベルトを成形し、以
下これを繰返すことにより上記第1発明が実施さ
れる。
を180度ずつ間欠的に回転し、静止位置の一方
(第1の位置)でベルト成形用ドラムにベルト原
反供給用のサービストレーからベルトを供給して
ベルトを成形し、静止位置の他方(第2の位置)
でキヤツププライ成形装置によりキヤツププライ
を成形し、しかるのち更に第2の位置でトレツド
フイーダからトレツドを供給してトレツドを貼合
せることにより、ベルト、キヤツププライおよび
トレツドの積層体が製造され、これを外し搬送装
置でシエーピングドラムに搬送することにより、
自動車タイヤが成形される。そして、この空にな
つたベルト成形用ドラム上にベルトを成形し、以
下これを繰返すことにより上記第1発明が実施さ
れる。
(実施例)
第1図は、自動車タイヤの成形装置の平面図を
示し、1はシエーピングドラム、2はシエーピン
グ用ヘツドストツクであり、一次成形機(図示さ
れていない)によつて成形された一次カーカス
(図示されていない)をシエーピングドラム1に
取り付け、このシエーピングドラム1をヘツドス
トツク2で回転しながら一次カーカスの内側へ加
圧空気を送つてトロイダル状に変形するようにな
つている。3は回転台上に固定されたベルト成形
用ヘツドストツクであり、回転軸3aに対称に2
台のベルト成形用ドラム4a,4bを備え、ベル
ト成形用ヘツドストツク3が回転軸3aを中心に
して180度ずつ間欠的に回転して2台のベルト成
形用ドラム4a,4bの位置を交互に交換するよ
うになつている。そして、図の右側のベルト成形
用ドラム4aの位置(第1の位置)は、その軸線
が従来の成形装置と同様にシエーピングドラム1
の軸線と一致するように設定されている。
示し、1はシエーピングドラム、2はシエーピン
グ用ヘツドストツクであり、一次成形機(図示さ
れていない)によつて成形された一次カーカス
(図示されていない)をシエーピングドラム1に
取り付け、このシエーピングドラム1をヘツドス
トツク2で回転しながら一次カーカスの内側へ加
圧空気を送つてトロイダル状に変形するようにな
つている。3は回転台上に固定されたベルト成形
用ヘツドストツクであり、回転軸3aに対称に2
台のベルト成形用ドラム4a,4bを備え、ベル
ト成形用ヘツドストツク3が回転軸3aを中心に
して180度ずつ間欠的に回転して2台のベルト成
形用ドラム4a,4bの位置を交互に交換するよ
うになつている。そして、図の右側のベルト成形
用ドラム4aの位置(第1の位置)は、その軸線
が従来の成形装置と同様にシエーピングドラム1
の軸線と一致するように設定されている。
上記ベルト成形用ドラム4aの位置の上方にベ
ルト原反供給用のサービストレー5が設置され、
このサービストレー5からベルト原反(図示され
ていない)を供給しながら上記のベルト成形用ド
ラム4aを回転することにより、このベルト成形
用ドラム4a上にベルトが成形される。なお、第
1の位置に他方のベルト成形用ドラム4bが位置
する場合は、この他方のベルト成形用ドラム4b
にベルトが成形される。
ルト原反供給用のサービストレー5が設置され、
このサービストレー5からベルト原反(図示され
ていない)を供給しながら上記のベルト成形用ド
ラム4aを回転することにより、このベルト成形
用ドラム4a上にベルトが成形される。なお、第
1の位置に他方のベルト成形用ドラム4bが位置
する場合は、この他方のベルト成形用ドラム4b
にベルトが成形される。
上記第1図の左側のベルト成形用ドラム4b
は、上記右側のベルト成形用ドラム4aの位置
(第1の位置)に対して点対称の位置(第2の位
置)にあり、この第2の位置の下方にキヤツププ
ライ成形装置6が設置され、上記ベルト成形用ド
ラム4b上にあらかじめ成形されているベルト表
面にキヤツププライ用リボンをコイル状に巻回す
ることによりキヤツププライが成形される。な
お、第2の位置に一方のベルト成形用ドラム4a
が存在するときは、この一方のベルト成形用ドラ
ム4a上のベルト表面にキヤツププライが成形さ
れる。
は、上記右側のベルト成形用ドラム4aの位置
(第1の位置)に対して点対称の位置(第2の位
置)にあり、この第2の位置の下方にキヤツププ
ライ成形装置6が設置され、上記ベルト成形用ド
ラム4b上にあらかじめ成形されているベルト表
面にキヤツププライ用リボンをコイル状に巻回す
ることによりキヤツププライが成形される。な
お、第2の位置に一方のベルト成形用ドラム4a
が存在するときは、この一方のベルト成形用ドラ
ム4a上のベルト表面にキヤツププライが成形さ
れる。
このキヤツププライ成形装置6の右方、すなわ
ち右側のベルト成形用ドラム4aの下方にトレツ
ドフイーダ7が設置され、このトレツドフイーダ
7から第1の位置のベルト成形用ドラム4aに向
かつてトレツドが供給され、上記ベルト成形用ド
ラム4a上のキヤツププライ表面にトレツドが無
端状に貼付けられる。なお、第1の位置にベルト
およびキヤツププライが順に積層された他方のベ
ルト成形用ドラム4bが存在するときは、この他
方のベルト成形用ドラム4b上のキヤツププライ
表面にトレツドが積層される。
ち右側のベルト成形用ドラム4aの下方にトレツ
ドフイーダ7が設置され、このトレツドフイーダ
7から第1の位置のベルト成形用ドラム4aに向
かつてトレツドが供給され、上記ベルト成形用ド
ラム4a上のキヤツププライ表面にトレツドが無
端状に貼付けられる。なお、第1の位置にベルト
およびキヤツププライが順に積層された他方のベ
ルト成形用ドラム4bが存在するときは、この他
方のベルト成形用ドラム4b上のキヤツププライ
表面にトレツドが積層される。
上記右側(第1の位置)のベルト成形用ドラム
4aの右側に、このベルト成形用ドラム4aとシ
エーピングドラム1との間を往復する従来同様の
搬送装置8が配置され、かつ上記シエーピングド
ラム1の上方にトレツドステツチヤ9が設置され
る。そして、ベルト成形用ドラム4aから外され
たベルト、キヤツププライおよびトレツドの積層
体が搬送装置8によりシエーピングドラム1に搬
送され、シエーピングドラム1上のトロイダル状
の一次カーカス上に嵌め込まれたのち、この一次
カーカス上に上記の積層体がトレツドステツチヤ
9により貼合される。
4aの右側に、このベルト成形用ドラム4aとシ
エーピングドラム1との間を往復する従来同様の
搬送装置8が配置され、かつ上記シエーピングド
ラム1の上方にトレツドステツチヤ9が設置され
る。そして、ベルト成形用ドラム4aから外され
たベルト、キヤツププライおよびトレツドの積層
体が搬送装置8によりシエーピングドラム1に搬
送され、シエーピングドラム1上のトロイダル状
の一次カーカス上に嵌め込まれたのち、この一次
カーカス上に上記の積層体がトレツドステツチヤ
9により貼合される。
(発明の効果)
第1の発明によれば、1台のシエーピングドラ
ムに対して2台のベルト成形用ドラムを使用し、
一方のベルト成形用ドラムでキヤツププライ用リ
ボンのコイル状巻付けによるキヤツププライ成形
を実施しているとき、他方のベルト成形用ドラム
ではベルト成形およびトレツド貼付けを行い、か
つトレツド貼付けで得られた積層体をシエーピン
グドラムに搬送するので、シエーピングドラムの
稼働率が向上し、二次成形タイヤの生産量が増大
する。そして、回転中心に対して対称に配置され
た2台のベルト成形用ドラムを上記回転中心の回
りに180度ずつ回転しながら、その第1の位置お
よび第2の位置で上記の成形を行うので、ベルト
供給用のサービストレー、キヤツププライ成形装
置およびトレツドフイーダ等は、従来と同様に1
台ずつ設けるだけでよい。
ムに対して2台のベルト成形用ドラムを使用し、
一方のベルト成形用ドラムでキヤツププライ用リ
ボンのコイル状巻付けによるキヤツププライ成形
を実施しているとき、他方のベルト成形用ドラム
ではベルト成形およびトレツド貼付けを行い、か
つトレツド貼付けで得られた積層体をシエーピン
グドラムに搬送するので、シエーピングドラムの
稼働率が向上し、二次成形タイヤの生産量が増大
する。そして、回転中心に対して対称に配置され
た2台のベルト成形用ドラムを上記回転中心の回
りに180度ずつ回転しながら、その第1の位置お
よび第2の位置で上記の成形を行うので、ベルト
供給用のサービストレー、キヤツププライ成形装
置およびトレツドフイーダ等は、従来と同様に1
台ずつ設けるだけでよい。
また、第2の発明によれば、上記第1の発明を
実施することができる。そして、実施例に示すよ
うに、第1の位置のベルト成形用ドラムの軸線が
シエーピングドラムの軸線の延長上に位置するよ
うに上記第1の位置を設定することにより、ベル
ト、キヤツププライおよびトレツドの積層体の搬
送が従来の搬送装置によつて可能になる。
実施することができる。そして、実施例に示すよ
うに、第1の位置のベルト成形用ドラムの軸線が
シエーピングドラムの軸線の延長上に位置するよ
うに上記第1の位置を設定することにより、ベル
ト、キヤツププライおよびトレツドの積層体の搬
送が従来の搬送装置によつて可能になる。
第1図この発明に係る自動車タイヤの成形装置
の実施例の平面図である。 1…シエーピングドラム、2…シエーピング用
ヘツドストツク、3…回転台上のベルト成形用ヘ
ツドストツク、3a…回転軸(回転中心)、4a,
4b…ベルト成形用ドラム、5…ベルト原反供給
用のサービストレー、6…キヤツププライ成形装
置、7…トレツド供給用のトレツドフイーダ、8
…積層体の搬送装置、9…トレツドステツチヤ。
の実施例の平面図である。 1…シエーピングドラム、2…シエーピング用
ヘツドストツク、3…回転台上のベルト成形用ヘ
ツドストツク、3a…回転軸(回転中心)、4a,
4b…ベルト成形用ドラム、5…ベルト原反供給
用のサービストレー、6…キヤツププライ成形装
置、7…トレツド供給用のトレツドフイーダ、8
…積層体の搬送装置、9…トレツドステツチヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベルト成形用ドラム上でベルト、キヤツププ
ライおよびトレツドキヤツプを順に積層しながら
貼合せ、得られた積層体をシエーピングドラムに
搬送し、このシエーピングドラム上でトロイダル
状に変形されている一次カーカスの外面に貼合せ
る自動車タイヤの成形方法において、回転中心に
対して対称に配置された2台のベルト成形用ドラ
ムを上記回転中心の回りに180度ずつ回転しなが
ら、各ベルト成形用ドラム上に第1の位置でベル
トを成形し、次いで第2の位置で上記ベルト上に
キヤツププライ用リボンをコイル状に巻回してキ
ヤツププライを成形し、更に第1の位置で上記キ
ヤツププライ上にトレツドを供給して貼合せ、得
られたベルト、キヤツププライおよびトレツドの
積層体をベルト成形用ドラムから外して上記のシ
エーピングドラムに搬送することを特徴とする自
動車タイヤの成形方法。 2 ベルト成形用ドラム上でベルト、キヤツププ
ライおよびトレツドキヤツプを順に積層しながら
貼合せ、得られた積層体をシエーピングドラムに
搬送して該シエーピングドラム上でトロイダル状
に変形されている一次カーカスの外面に貼合せる
うにした自動車タイヤの成形装置において、上記
のベルト成形用ドラムを2台、180度ずつ間欠的
に回転する回転台上にその回転中心に対して対称
に配置し、静止位置の一方のベルト成形用ドラム
に対向してベルト原反供給用のサービストレーお
よびトレツド供給用のトレツドフイーダをそれぞ
れ設置し、静止位置の他方のベルト成形用ドラム
に対応して該ベルト成形用ドラム上のベルト表面
にキヤツププライ用リボンをコイル状に巻回して
キヤツププライを成形するためのキヤツププライ
成形装置を設け、かつ上記静止位置の一方のベル
ト成形ドラムと上記シエーピングドラムとの間に
上記積層体の搬送装置を設けたことを特徴とする
自動車タイヤの成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2235256A JPH03114737A (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 自動車タイヤの成形方法および成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2235256A JPH03114737A (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 自動車タイヤの成形方法および成形装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63240584A Division JPH0288224A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 自動車タイヤのキャッププライ成形装置 |
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JPH03114737A JPH03114737A (ja) | 1991-05-15 |
JPH0541423B2 true JPH0541423B2 (ja) | 1993-06-23 |
Family
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Family Applications (1)
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1990
- 1990-09-04 JP JP2235256A patent/JPH03114737A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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