JPH054140B2 - - Google Patents
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- JPH054140B2 JPH054140B2 JP59008695A JP869584A JPH054140B2 JP H054140 B2 JPH054140 B2 JP H054140B2 JP 59008695 A JP59008695 A JP 59008695A JP 869584 A JP869584 A JP 869584A JP H054140 B2 JPH054140 B2 JP H054140B2
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- exchange resin
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Landscapes
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、硬水軟化装置においてイオン交換
樹脂の再生に用いる塩の改良に係るものである。
樹脂の再生に用いる塩の改良に係るものである。
ボイラー水や食品工業水等に使用される水道水
や井戸水は、見た目にはきれいで透明であるが、
その中には種々の不純物（例えばカルシウム・マ
グネシウム等の硬度成分）が含まれている。この
水道水や井戸水をそのまま使用するとスケールの
付着や腐食の原因となる。そこで、これら不純物
のうち硬度分を除去するために硬水軟化装置が使
用される。この硬水軟化装置では、一般に、Na
型の強酸性陽イオン交換樹脂を使用し、原水中の
不純物（例えばCa2+、Mg2+など）をNa+に置換
するようになつている。
や井戸水は、見た目にはきれいで透明であるが、
その中には種々の不純物（例えばカルシウム・マ
グネシウム等の硬度成分）が含まれている。この
水道水や井戸水をそのまま使用するとスケールの
付着や腐食の原因となる。そこで、これら不純物
のうち硬度分を除去するために硬水軟化装置が使
用される。この硬水軟化装置では、一般に、Na
型の強酸性陽イオン交換樹脂を使用し、原水中の
不純物（例えばCa2+、Mg2+など）をNa+に置換
するようになつている。
ところで、この硬水軟化装置を長時間使用する
と、イオン交換樹脂が順次Na型からCa型に変換
され、ついには全てのイオン交換樹脂がCa型に
変換される。そうなると、原水中の硬度分を除去
しきれなくなるので、硬水軟化装置のコントロー
ル装置により、適宜、イオン交換樹脂の再生操作
を行う必要がある。硬水軟化装置では、これらの
硬水の軟化とイオン交換樹脂の再生とが交互に行
われ、硬水の軟化が確実に行われるように構成さ
れている。
と、イオン交換樹脂が順次Na型からCa型に変換
され、ついには全てのイオン交換樹脂がCa型に
変換される。そうなると、原水中の硬度分を除去
しきれなくなるので、硬水軟化装置のコントロー
ル装置により、適宜、イオン交換樹脂の再生操作
を行う必要がある。硬水軟化装置では、これらの
硬水の軟化とイオン交換樹脂の再生とが交互に行
われ、硬水の軟化が確実に行われるように構成さ
れている。
このイオン交換樹脂の再生には一般に塩水が使
用される。従来、塩水は、専売公社から発売され
る粉状の並塩を用いて図１に示すような塩水装置
にて生成していた。図１について説明すると、図
中の１は塩水タンクで、この塩水タンク内を水平
に仕切るネット２が設けられてあり、ネツトの上
に粉状の並塩３が投入されている。水は、塩水タ
ンク下部に設けた塩水バルブ４を通つて、ネツト
上の湿潤部５の上部ラインまで供給される。浸潤
部の塩は水に溶解し、所定の濃度の塩水が得られ
るとともに、前記浸潤部には溶解した体積分だけ
上部の塩が自重で落下し、塩が補給される。
用される。従来、塩水は、専売公社から発売され
る粉状の並塩を用いて図１に示すような塩水装置
にて生成していた。図１について説明すると、図
中の１は塩水タンクで、この塩水タンク内を水平
に仕切るネット２が設けられてあり、ネツトの上
に粉状の並塩３が投入されている。水は、塩水タ
ンク下部に設けた塩水バルブ４を通つて、ネツト
上の湿潤部５の上部ラインまで供給される。浸潤
部の塩は水に溶解し、所定の濃度の塩水が得られ
るとともに、前記浸潤部には溶解した体積分だけ
上部の塩が自重で落下し、塩が補給される。
この塩水装置の塩水は、硬水軟化装置のコント
ロール装置（図示せず）の働きにより、塩水バル
ブ４から吸引されてイオン交換樹脂の再生に利用
される。再生動作が終了すると、水が塩水バルブ
を通つて塩水タンク内に補給される。
ロール装置（図示せず）の働きにより、塩水バル
ブ４から吸引されてイオン交換樹脂の再生に利用
される。再生動作が終了すると、水が塩水バルブ
を通つて塩水タンク内に補給される。
以上のような作用において、しばしば並塩が固
まり浸潤部上部に塩橋を形成し、塩が湿潤部に落
下、供給されず、所定の塩水濃度が得られないと
いう問題があつた。又、粉状の並塩では水の浸透
性が悪く、水と塩との接触が不十分で飽和溶解度
に達するのに長時間を要していた。又、硬水の軟
化時にイオン交換樹脂表面に付着した鉄分やマン
ガンは、塩水のみでは再生時に十分に除去するこ
とができず、イオン交換樹脂の早期劣化の原因と
なつていた。
まり浸潤部上部に塩橋を形成し、塩が湿潤部に落
下、供給されず、所定の塩水濃度が得られないと
いう問題があつた。又、粉状の並塩では水の浸透
性が悪く、水と塩との接触が不十分で飽和溶解度
に達するのに長時間を要していた。又、硬水の軟
化時にイオン交換樹脂表面に付着した鉄分やマン
ガンは、塩水のみでは再生時に十分に除去するこ
とができず、イオン交換樹脂の早期劣化の原因と
なつていた。
この発明は、上記の問題点を解消することを目
的とするものであつて、粉状の塩にキレート剤を
添加し、これをペレツト状に成形したことを特徴
とするものである。
的とするものであつて、粉状の塩にキレート剤を
添加し、これをペレツト状に成形したことを特徴
とするものである。
この発明の固形塩は、粉状の塩に活性剤として
作用するキレート剤を添加混合し、これを例えば
プレス等にて、図２に示すような球状イ、円筒状
ロ、楕円状ハあ いは多角柱状ニ等のペレツト状
に成形したものである。
作用するキレート剤を添加混合し、これを例えば
プレス等にて、図２に示すような球状イ、円筒状
ロ、楕円状ハあ いは多角柱状ニ等のペレツト状
に成形したものである。
この発明の固形塩を塩水装置に使用すると、固
形塩間の空〓部が非常に大きく、且つ固形塩間の
接触部の面積が少ないため、塩橋の発生を確実に
防止することができるとともに、水の浸透性が良
好で塩の溶解が容易となり、短時間で所定の飽和
溶解度（濃度）の塩水を得ることができる。さら
にこの発明によれば、塩水中にキレート剤が含ま
れることになるので、再生時に、イオン交換樹脂
に付着した鉄分やマンガンがキレート剤でマスキ
ングされ、容易に溶解除去される。従つて、イオ
ン交換樹脂の再生が確実となる。
形塩間の空〓部が非常に大きく、且つ固形塩間の
接触部の面積が少ないため、塩橋の発生を確実に
防止することができるとともに、水の浸透性が良
好で塩の溶解が容易となり、短時間で所定の飽和
溶解度（濃度）の塩水を得ることができる。さら
にこの発明によれば、塩水中にキレート剤が含ま
れることになるので、再生時に、イオン交換樹脂
に付着した鉄分やマンガンがキレート剤でマスキ
ングされ、容易に溶解除去される。従つて、イオ
ン交換樹脂の再生が確実となる。
この発明は、以上のような構成であるので、次
のような実用的効果を有し、硬水軟化装置の性能
の向上とイオン交換樹脂の長寿命化を図ることが
できる。
のような実用的効果を有し、硬水軟化装置の性能
の向上とイオン交換樹脂の長寿命化を図ることが
できる。
塩橋の発生を確実に防止することができる。
水の浸透性が良好で塩の溶解が容易となり、
短時間で所定の飽和溶解度（濃度）の塩水を得
ることができる。
短時間で所定の飽和溶解度（濃度）の塩水を得
ることができる。
塩水中に含まれるキレート剤の作用により、
イオン交換樹脂に付着した鉄分やマンガンをマ
スキングして、容易に溶解除去することがで
き、イオン交換樹脂の早期劣化を防止すること
ができる（イオン交換樹脂のイオン交換能力を
常に高い値に維持することができる）。
イオン交換樹脂に付着した鉄分やマンガンをマ
スキングして、容易に溶解除去することがで
き、イオン交換樹脂の早期劣化を防止すること
ができる（イオン交換樹脂のイオン交換能力を
常に高い値に維持することができる）。
図１は従来の塩水装置の縦断面図、図２はこの
発明における固形塩のペレツト形状例を示す斜視
図である。 １……塩水タンク、２……ネツト、３……塩、
４……塩水バルブ、５……湿潤部、６……塩橋。
発明における固形塩のペレツト形状例を示す斜視
図である。 １……塩水タンク、２……ネツト、３……塩、
４……塩水バルブ、５……湿潤部、６……塩橋。
Claims (1)
- １ 粉状の塩にキレート剤を添加し、これをペレ
ツト状に成形したことを特徴とする硬水軟化装置
の固形塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59008695A JPS60150841A (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 硬水軟化装置の固形塩 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59008695A JPS60150841A (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 硬水軟化装置の固形塩 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5326322A Division JP2518541B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 硬水軟化装置のイオン交換樹脂再生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60150841A JPS60150841A (ja) | 1985-08-08 |
| JPH054140B2 true JPH054140B2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=11700053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59008695A Granted JPS60150841A (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 硬水軟化装置の固形塩 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60150841A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100446444B1 (ko) * | 2002-03-21 | 2004-08-30 | 웅진코웨이주식회사 | 연수기용 이온교환 수지의 재생에 이용되는 재생제 및재생방법 |
| JP5007831B2 (ja) * | 2008-05-29 | 2012-08-22 | 株式会社ノーリツ | 軟水化システム及び給湯システム |
| JP5556046B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-07-23 | 栗田工業株式会社 | 粗イオン交換樹脂の精製用の処理液 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5315804U (ja) * | 1976-07-20 | 1978-02-09 | ||
| JPS5592143A (en) * | 1979-01-08 | 1980-07-12 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Method of regenerating cation exchange substance |
-
1984
- 1984-01-20 JP JP59008695A patent/JPS60150841A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5315804U (ja) * | 1976-07-20 | 1978-02-09 | ||
| JPS5592143A (en) * | 1979-01-08 | 1980-07-12 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Method of regenerating cation exchange substance |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60150841A (ja) | 1985-08-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |