JPH0541240U - 電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイヤルキーの数字により視覚的に着信音の
回数を知れるようにする。 【構成】 着信があった時、コントローラ１１では着信
音の回数をカウントし、その回数に応じた数のダイヤル
キー１２を点滅させる。従って、相手方が発信状態で待
っていた時間がわかるのでその状況に応じた電話応対が
できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は電話機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、電話機の着信を知らせる手段としては、電話機本体のスピーカからの着 信音によるもの若しくは着信を表す照明を点灯あるいは点滅させるものがあった 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、従来の電話機では使用者が電話機の着信状態に気付いた時、それが何 度目の着信音であるかが分からないため、相手の待ち時間に応じた電話応対がで きない場合があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記課題の解決を目的としてなされたもので、照明付ダイヤルキーと 、着信があった時、着信音の回数をカウントする手段と、該手段によるカウント 値に応じてダイヤルキーの照明を制御する手段とを備えるものである。

【０００５】

【作用】

上記の構成により、使用者は着信状態の電話機から受話器を取り上げる時、ダ イヤルキーの照明状態を見ることによりそれまでの着信音の回数を知ることがで きる。

【０００６】 従って、相手がどの程度発信状態で待っていたのか分かるのでその状況に応じ た電話応対ができる。

【０００７】

【実施例】 以下、図面に示した本考案の実施例における電話機について詳細に説明する。 図１は本考案の実施例における電話機のブロック図を示したものである。

【０００８】 １は電話回線からのジャック、２及び３はダイオードブリッジ、４は電話回線 との接続を行うフックスイッチ、５はスピーチネットワーク、６はレシーバアン プ、７はハンドセット ８は着信信号に応じてスピーカ駆動信号を出力するリン ガー回路、９は着信検出回路、１０は着信音を発するスピーカ、１１はコントロ ーラで、着信音の回数をカウントしその数に応じてダイヤルキーの照明をコント ロールするもので、１２は照明付ダイヤルキーである。

【０００９】 次に上記実施例の動作について説明する。

【００１０】 相手方から着信があった時、リンガー回路８は着信信号に応じてスピーカ駆動 信号を出力し、スピーカ１０より着信音を発する。そして、着信検出回路９で着 信信号が検出された時には、その情報はコントローラ１１に伝えられる。コント ローラ１１は着信音の回数をカウントし、その回数に応じた数のダイヤルキー１ ２の照明を制御する。例えば、２回目の着信音のときには「２」のダイヤルキー を点滅させ、３回目の着信音のときには「３」のダイヤルキーを点滅させる。 従って、使用者はハンドセット７を取り上げる時、点滅しているダイヤルキー１ ２を見ることによってそれまでの着信音の回数を知ることができる。

【００１１】

【考案の効果】

以上のように本考案の電話機にあっては、着信音の回数をカウントする手段と 、該手段よりのカウント値に応じてダイヤルキーの照明を制御する手段とを備え ているので、使用者は着信があって受話器を取り上げる時、点滅しているダイヤ ルキーを見ることにより着信音の回数を知ることができ、従って、相手方がどの 程度発信状態で待っていたかわかるので、その状況に応じた電話応対ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例における電話機のブロック図。

【符号の説明】 ４ フックスイッチ ５ スピーチネットワーク ７ ハンドセット ８ リンガー回路 ９ 着信検出回路 １０ スピーカ １１ コントローラ １２ ダイヤルキー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 照明付ダイヤルキーと、 着信があった時、着信音の回数をカウントする手段と、 該手段によるカウント値に応じてダイヤルキーの照明を
   制御する手段とを備えたことを特徴とする電話機。