JPH0540949Y2 - - Google Patents

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JPH0540949Y2
JPH0540949Y2 JP8541988U JP8541988U JPH0540949Y2 JP H0540949 Y2 JPH0540949 Y2 JP H0540949Y2 JP 8541988 U JP8541988 U JP 8541988U JP 8541988 U JP8541988 U JP 8541988U JP H0540949 Y2 JPH0540949 Y2 JP H0540949Y2
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compressed air
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air storage
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は圧縮空気式釘打機を作業者の腰ベルト
等に掛け止めておく際の暴発を防ぐための安全装
置に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に、作業者は釘打ち作業中に被釘打ち材料
を切断したり、釘打ち位置へ位置決めしたりする
ための作業を行なう必要があり、このため圧縮空
気式釘打機にベルトフツクを形成して釘打機の不
使用時に釘打機を作業者の腰ベルトに掛け止めて
携帯に便利なようにしたものが既に知られてい
る。
ところで、釘打機を腰ベルトに掛け止めるとき
に、釘打機をエアホースに接続したままの状態と
なつていることがしばしば見受けられる。釘打機
には通常手指の操作によつて操作する起動操作レ
バーを有していり、釘打機を腰ベルトに掛け止め
する際またはベルトから釘打機を取り外す際に手
指の一部が起動操作レバーに触れて釘打機を作動
させてしまう可能性がある。
しかも腰ベルトに掛け止めした釘打機の先端は
作業者にきわめて接近しており、釘打ちから発射
された釘は作業者自信に突き刺さり、重大な事故
を招くことになりかねない。
そこで、このような危険を防止するものとし
て、前記起動操作レバーと被釘打ち材料の表面に
押し当てる安全装置との両部材が同時に操作され
ることによつて初めて釘打機作動されるものが知
られている。しかし、その改良によつても、なん
らかの拍子で安全装置が作業者自信若しくは他の
作業者に触れて外された状態になる可能性を否定
することはできない。この場合も、作業者が釘打
ち作業にかかるために釘打機に手を掛けたとき、
指が起動レバーに触れて操作してしまうと、釘打
機は釘を射出口から発射し作業者自信や他の作業
者に釘が打ち込んで大事故を引き起こすという問
題がある。
(考案の技術的課題) 本考案は上記欠点を解消し、特に釘打機を作業
者の腰ベルト等に掛け止めたときに、釘打機に対
して圧縮空気の供給を遮断し、且つ釘打機本体内
の圧縮空気を大気に排気させて作動不可能状態と
することにより釘打機の暴発を防ぎ、作業者自身
や他人へ危険が及ばないようにする圧縮空気式釘
打機の安全装置を提供することをその技術的課題
とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案に係る圧縮空
気式釘打機に安全装置は、圧縮空気貯留室を内部
に形成したグリツプ部の端部開口部と圧縮空気供
給源への接続部との間に、上記グリツプ部に固定
された固定弁体と、該固定弁体に対して移動可能
な可動弁体とにより構成されて圧縮空気貯留室を
接続部と大気とい選択接続する安全弁機構を設け
る一方、作業者の身体等に掛け止めするためのフ
ツク部材を上記可動弁体と関連配置し、上記可動
弁体は固定弁体に対し、通常時は圧縮空気貯留室
を大気に対して遮断し接続部に対して連通するよ
うに付勢され、上記フツク部材を作業者の身体等
に掛け止めしたとき釘打機本体の荷重により上記
フツク部材とともに上記圧縮空気貯留室を接続部
と遮断し且つ大気に接続する位置に相対移動する
ことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 本考案によれば、釘打機使用時には可動弁体が
圧縮空気貯留室を接続部に接続し、大気に対して
遮断する位置にあるから、起動操作レバー等の起
動手段を操作することにより釘の打ち込み作動が
行なわれる。これに対し、釘打ち込み終了後に作
業者がフツク部材を腰ベルト等に掛け止めると、
釘打機本体の荷重によりフツク部材とともに可動
弁体が固定弁体に対して相対的に移動し、これに
より圧縮空気貯留室は接続部に対し遮断され、大
気の開放され、釘打機内の圧縮空気は排気されて
しまうから、起動操作レバー等の釘打ち込み作動
に必要な操作を行なつても釘打機は作動しない。
したがつて、暴発等の不測の事故が起こることは
なく、常に安全に作業を行なうことができる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
第1図において符号Aは圧縮空気式釘打機を示
す。この圧縮空気式釘打機Aは釘打機本体1と、
該釘打機本体1の一側に一体に形成されたグリツ
プ部2と、該グリツプ部2と上記釘打機本体1の
先端ノーズ部3との間に設けられたマガジン4と
から構成されている。
グリツプ部2内には圧縮空気貯留室5とトリガ
バルブ6が形成されているとともに、グリツプ部
2の端部開口部2aは圧縮空気供給源7との接続
部8と連結可能に形成されている。
釘打機本体1には釘打ち込みピストン9を摺動
自在に収容したシリンダ10と、トリガバルブ6
の作動に連動して上記シリンダ10内に上記圧縮
空気供給源7から供給された圧縮空気を供給、排
気させるメインバルブ機構11と、圧縮空気によ
り打ち込まれた釘打ち込みピストン9と釘とを案
内するノーズ部3とが設けられている。
なお、上述の各機構は公知のものである。
次に、上記圧縮空気貯留室5と接続部8との間
に、圧縮空気貯留室5を接続部8と大気とに選択
接続する安全弁機構12が形成されている。
この安全弁機構12は、釘打機本体1に固定さ
れた固定弁体13と、該固定弁体13に対して相
対移動可能な可動弁体14とで構成されている。
固定弁体13は筒状に形成され、第2図a,b
に示すように、一端にはグリツプ部2材の開口端
に螺合する連結部13aが、他端には圧縮空気供
給源7へ接続する接続部8(通常はエアホース)
に連結する連結部13bが形成されている。そし
て、上記固定弁体13の外周面には、3個のOリ
ング15,16,17が間隔をおいて周設され、
中央部のOリング16とグリツプ部2側のOリン
グ15との間、及び中央部のOリング16と接続
部8側のOリング17との間にはそれぞれ透孔1
9,20が貫通形成されている。なお、固定弁体
13の内部において透孔19と透孔20との間は
図示しない隔壁によつて遮蔽されている。
次に、可動弁体14は上記固定弁体13を外側
から嵌合する大きさの筒状に形成され、接続部8
側には外筒部21と内筒部22との二重構造とし
て形成されている。可動弁体14は固定弁体13
に対し、そのグリツプ部2側の端部と内筒部22
の端部とが固定弁体13の係合縁23,24に係
合する間を相対移動可能に嵌合している。可動弁
体14のグリツプ部2側の端部環状内壁25が固
定弁体13のグリツプ部2側のOリング15又は
中央部のOリング16に当接し、内筒部22の内
面は常時接続部8側のOリング17に当接するよ
うに設定されている。
これにより、第2図aに示すように、可動弁体
14のグリツプ部2側の端部環状内壁25が固定
弁体13のグリツプ部2側のOリング15に当接
する位置に移動するときは、固定弁体13の2個
の透孔19,20は固定弁体13と可動弁体14
との間の密閉空間内で連通し、このため圧縮空気
貯留室5は接続部8と接続し、大気に対して遮断
される。これに対し、同図bに示すように、上記
環状内壁25が中央部のOリング16に当接する
位置に移動するときは、グリツプ部2側の透孔1
9は外部に露出する。したがつて、圧縮空気貯留
室5は接続部8に対し遮断され、大気に開放され
る。また、可動弁体14の外筒部21と内筒部2
2との間にはバネ26が配置され、該バネ26の
接続部8側の端部は固定弁体13の係合縁24に
係合している。このため、可動弁体14は通常時
は圧縮空気貯留室5を接続部8と接続し、大気に
対して遮断する位置にある。なお、上記バネ26
は釘打機本体1の荷重により撓む程度の強さに設
定されている。
次に、上記可動弁体14には作業者の身体に掛
け止めするためのフツク部材27が固定されてい
る。
上記構成において、釘打機Aの使用時には可動
弁体14が圧縮空気貯留室5を接続部8に接続
し、大気に対して遮断する位置(第2図aの位
置)にあるから、起動操作レバー等の起動手段を
操作することにより釘の打ち込み作動が行なわれ
る。これに対し、釘打ち込み終了後に作業者がフ
ツク部材27を腰ベルト等に掛け止めると、釘打
機本体1の荷重によりフツク部材27とともに可
動弁体14が固定弁体13に対して相対的に移動
(同図bの位置)し、これにより圧縮空気貯留室
5は接続部8に対し遮断され、大気に開放され、
釘打機A内の圧縮空気は排気されてしまうから、
起動操作レバー等の釘打ち込み作動に必要な操作
を行なつても釘打機Aは作動しない。したがつ
て、暴発等の不測の事故が起こることはない。
なお、固定弁体と可動弁体の構造は、釘打機本
体の荷重により圧縮空気貯留室を接続部と大気と
に選択接続する構成であればよく、上述の例に限
定されない。同様に、フツク部材は作業者に掛け
止めたときに可動弁体が固定弁体に対して相対移
動するように可動弁体と関連配置されていればよ
く、上記実施例のように直接可動弁体に固定され
る例に限定されない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る釘打機の全体図、第2図
a,bは上記釘打機の安全装置の作動態様説明図
である。 符号A……釘打機、1……釘打機本体、2……
グリツプ部、5……圧縮空気貯留室、8……接続
部、12……安全弁機構、13……固定弁体、1
4……可動弁体、27……フツク部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮空気貯留室を内部に形成したグリツプ部の
    端部開口部と圧縮空気供給源への接続部との間
    に、上記グリツプ部に固定された固定弁体と、該
    固定弁体に対して移動可能な可動弁体とにより構
    成されて圧縮空気貯留室を接続部と大気とに選択
    接続する安全弁機構を設ける一方、作業者の身体
    等に掛け止めするためのフツク部材を上記可動弁
    体と関連配置し、上記可動弁体は固定弁体に対
    し、通常時は圧縮空気貯留室を大気に対して遮断
    し接続部に対して連通するように付勢され、上記
    フツク部材を作業者の身体等に掛け止めしたとき
    釘打機本体の荷重により上記フツク部材とともに
    上記圧縮空気貯留室を接続部と遮断し且つ大気に
    接続する位置に相対移動することを特徴とする圧
    縮空気式釘打機の安全装置。
JP8541988U 1988-06-28 1988-06-28 Expired - Lifetime JPH0540949Y2 (ja)

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JP8541988U JPH0540949Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28

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JP8541988U JPH0540949Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28

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JPH027981U JPH027981U (ja) 1990-01-18
JPH0540949Y2 true JPH0540949Y2 (ja) 1993-10-18

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