JPH0540946Y2 - - Google Patents

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JPH0540946Y2
JPH0540946Y2 JP16847087U JP16847087U JPH0540946Y2 JP H0540946 Y2 JPH0540946 Y2 JP H0540946Y2 JP 16847087 U JP16847087 U JP 16847087U JP 16847087 U JP16847087 U JP 16847087U JP H0540946 Y2 JPH0540946 Y2 JP H0540946Y2
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pusher
spring guide
spring
guide rod
hole
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JP16847087U
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JPH0174077U (ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はホツチキスの綴針送り装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、例えば実公昭36−12509号公報に記載さ
れたような綴針をマガジンに装填する際に、マガ
ジンからばね案内部材とプツシヤとコイルばねと
からなる綴針送り装置を取外すようになしたホツ
チキスにあつては、綴針を装填するマガジンの後
端部に設けられた係止用部に係脱可能なばね受片
を後端部に有するばね案内杆にコイルばねを巻装
し、その前方にプツシヤを移動自在に嵌装したの
ちに、前記ばね案内杆の前端部につぶし加工を施
してプツシヤ脱出防止用の突起を両側方に張り出
させてなる綴針送り装置が最も一般的に用いられ
てきた。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上述の如き従来からのホツチキスの
綴針送り装置にあつては、組立ての際、ばね案内
杆にコイルばねとプツシヤを嵌装せしめたのち、
ばね案内杆の前端部にプツシヤ脱出防止用のつぶ
し加工などによる突起を設ける必要があつて、組
立てが面倒で時間がかかるという欠点があつた。
本考案は、上述の実状に鑑みてなされたもので
あつて、組立てに際し、つぶし加工などのプツシ
ヤ脱出防止用加工が不用なホツチキスの綴針送り
装置の提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記の目的を達成するために、中途
部にはプツシヤ組付け用の薄肉部を備えたばね案
内杆の前端部にはプツシヤ脱出防止用の鍔様膨出
部を形成し、後端部にはマガジンの後端部に設け
られた係止用部に係脱可能なばね受け片を装着し
てなるばね案内部材と、前記膨出部の外径よりも
内径が大きくて前記ばね案内杆に嵌装せしめたコ
イルばねと、前記ばね案内杆を挿通せしめる透孔
が中心部に前後方向に穿設され、前端部には綴針
押送部を有し、一側部には前記中心部の透孔の全
長にわたつて連通せしめられた前記薄肉部挿通用
のスリツトを開口せしめ、前記薄肉部をスリツト
を経て透孔内に挿入せしめたのち、前記コイルば
ねにて押圧せしめるようになしたプツシヤとより
なることを特徴とするホツチキスの綴針送り装置
である。
(作用) 本考案は、上述のように構成されているので、
組立ては、まず、コイルばねをばね案内部材の前
端部の鍔様膨出部側からばね案内杆に嵌装せし
め、後端部のばね受け片にて受止めせしめ、次い
でコイルばねを圧縮せしめてプツシヤ組付け用の
薄肉部よりも後端部寄りへ押し付けた状態で、薄
肉部をプツシヤのスリツトを経て透孔内へ挿入
し、最後にプツシヤをコイルばねにて押圧せしめ
ることによつて完了するのである。
以上のようにして組立てられるので、組立ての
際には、従来のホツチキスの綴針送り装置にあつ
ては必要不可欠であつたつぶし加工などのプツシ
ヤ脱出防止用加工が不用となるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面によつて詳細に説
明する。
図において、Xは本考案になるホツチキスの綴
針送り装置であつて、これはばね案内部材10と
コイルばね20とプツシヤ30とからなつてい
る。
ところで、上記ばね案内部材10は、中途部に
は両側部を段状に切欠してプツシヤ組付け用の薄
肉部11を備えたばね案内杆12の前端部にプツ
シヤ脱出防止用の鍔様膨出部13を一体に形成
し、後端部には後記するマガジン40の後端部に
設けられた係止用孔41,41(一方の図示省
略)に係脱可能な突起14,14が形成されたコ
字状弾性片からなるばね受け片15を装着してな
るものである。
また、上記コイルばね20は、その内径を前記
プツシヤ脱出防止用の鍔様膨出部13の外径より
も大きくなしてあり、該鍔様膨出部13側からば
ね案内杆12に嵌装し、ばね受け片15にて後端
部を受止めるようになしてある。さらに、上記プ
ツシヤ30は、中心部には前記ばね案内杆12を
挿通せしめる透孔31が前後方穿設され、前端部
には綴針押送部32,32を有し、下側部には前
記中心部の透孔31の全長にわたつて連通し、か
つ前記プツシヤ組付け用の薄肉部11を挿通せし
めるスリツト33を開口せしめ、後端部と下側部
とにわたつて、前記コイルばね20の前端部を受
止める切欠部34を形成してなるものである。
そして、その組立てにあたつては、前記コイル
ばね20をプツシヤ脱出防止用の鍔様膨出部13
側からばね案内杆12に嵌装せしめてばね案内杆
12の後端部のばね受け片15にて受止めせし
め、次いでコイルばね20を圧縮せしめてプツシ
ヤ組付け用の薄肉部11よりも後端部寄りへ押付
けた状態で、薄肉部11をプツシヤ30のスリツ
ト33を経て透孔31内へ挿入し(第4図参照)、
最後にプツシヤ20を第3図に示すように、ばね
案内杆12の周りに回動せしめて綴針押送可能な
状態となし、前記コイルばね20にて押圧せしめ
ることによつて、組立てが完了するのである。
なお、前記プツシヤ組付け用の薄肉部11とし
て、ばね受け部材10をマガジン40に装着した
際におけるばね案内杆12の対向する上下両面部
を段状に切欠してなるものを図示してあるが、前
記薄肉部11を形成するための切欠部の位置は図
示以外の箇所であつてもよく、またその切欠部の
数はばね案内杆12の片側の一個であつてもよ
い。
また、前記プツシヤ30の中心部の透孔31に
連通するスリツト33として、プツシヤ30の下
側部に開口せしめてなるものを図示してあるが、
該スリツト33の開口位置は図示以外の側部であ
つてもよい。
さらに、図において、40は図外の綴針を後端
開口部から装填するようになしたマガジンであつ
て、このマガジン40の後端部には前記ばね案内
部材10を構成するばね受け片15に設けた突起
14,14を係脱せしめる係止用孔41,41
(一方の図示省略)が形成してある。
50は前端部にはドライバーヘツド51を備え
たドライバーであつて、このドライバー50の後
端部は前記マガジン40の天板に形成した切起し
爪にて固着してある。
60は前端部にはクリンチヤーヘツド61を備
え、後端部には切起しばね62を押込み可能に形
成したクリンチヤーであつて、このクリンチヤー
60の後端部は前記マガジン40の底板に形成し
た切起し爪にて固着してある。
前記綴針送り装置Xとマガジン40とドライバ
ー50とクリンチヤー60とによつてホツチキス
が構成されている。
70は、ホツチキスの不使用時に、ドライバー
ヘツド51とクリンチヤヘツド61以外のホツチ
キスの大部分を収納せしめるケースであつて、こ
のケース70は、頂板の内面の両側部にはドライ
バー50の両側縁を案内する突起73,……を形
成した上ケース71と、底板の内面の両側面部に
はクリンチヤー60の両側縁を案内する突起7
4,……を形成し、底板には前記クリンチヤ60
の切起しばね62を係脱せしめる開口段部75
と、該開口段部75にプツシユボタン76を装備
してなる下ケース72とにて構成されている。
本考案になるホツチキスの綴針送り装置Xは上
述のように構成されているので、使用に際して
は、従来のこの種のホツチキスの綴針送り装置と
同様に、ホツチキスのマガジン40内にその後端
開口部から図外の綴針を装填し、次いで綴針送り
装置Xを第5図に示すようにマガジン40内に挿
入し、ばね受け片15の突起14,14をマガジ
ン40の後端部に設けてある係止用孔41,41
に係合せしめると、プツシヤ30の四側部は、第
3図にて鎖線に示すように、マガジン40に案内
されるので、プツシヤ30は薄肉部11から外れ
ることがない。
そして、綴針送り装置Xは前述のように組立て
られるので、組立ての際には、従来のホツチキス
の綴針送り装置にあつては必要不可欠であつたつ
ぶし加工などのプツシヤ脱出防止用加工が不用と
なり、組立てが容易で、組立ての所要時間を短縮
できるのである。
(考案の効果) 以上の説明によつて明らかであるように、本考
案によると、組立てに際し、ばね案内杆の前端部
につぶし加工などのプツシヤ脱出防止用加工が不
用であつて、組立てが容易で、組立ての所要時間
を短縮できるホツチキスの綴針送り装置の提供が
可能となつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は平面図、第2図は一部を切断して示す側面
図、第3図は第1図の−線に沿つて切断して
示す要部の拡大正面図、第4図は組立て要領の説
明図、第5図は本考案にかかるホツチキスの綴針
送り装置の使用状態を示すホツチキスの縦断側面
図である。 X……綴針送り装置、10……ばね案内部材、
11……プツシヤ組付け用の薄肉部、12……ば
ね案内杆、13……プツシヤ脱出防止用の鍔様膨
出部、14……突起、15……ばね受け片、20
……コイルばね、30……プツシヤ、31……透
孔、32……綴針押送部、33……薄肉部挿通用
のスリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中途部にはプツシヤ組付け用の薄肉部を備えた
    ばね案内杆の前端部にはプツシヤ脱出防止用の鍔
    様膨出部を形成し、後端部にはマガジンの後端部
    に設けられた係止用部に係脱可能なばね受け片を
    装着してなるばね案内部材と、前記膨出部の外径
    よりも内径が大きくて前記ばね案内杆に嵌装せし
    めたコイルばねと、前記ばね案内杆を挿通せしめ
    る透孔が中心部に前後方向に穿設され、前端部に
    は綴針押送部を有し、一側部には前記中心部の透
    孔の全長にわたつて連通せしめられた前記薄肉部
    挿通用のスリツトを開口せしめ、前記薄肉部をス
    リツトを経て透孔内に挿入せしめたのち、前記コ
    イルばねにて押圧せしめるようになしたプツシヤ
    とよりなることを特徴とするホツチキスの綴針送
    り装置。
JP16847087U 1987-11-05 1987-11-05 Expired - Lifetime JPH0540946Y2 (ja)

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JP16847087U JPH0540946Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

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Publication Number Publication Date
JPH0174077U JPH0174077U (ja) 1989-05-18
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JP6590643B2 (ja) * 2015-03-31 2019-10-16 リコーエレメックス株式会社 リング装着装置
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