JPH0540910Y2 - - Google Patents

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JPH0540910Y2
JPH0540910Y2 JP1987027868U JP2786887U JPH0540910Y2 JP H0540910 Y2 JPH0540910 Y2 JP H0540910Y2 JP 1987027868 U JP1987027868 U JP 1987027868U JP 2786887 U JP2786887 U JP 2786887U JP H0540910 Y2 JPH0540910 Y2 JP H0540910Y2
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suction
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pad
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は吸着テーブルの改良に関するもので、
特にその基板へセツトする加工材の位置決め用パ
ツトに係るものである。
〈考案の背景〉 本件出願人は、昭和62年2月25日提出の「吸着
テーブル」と題する特許願において、つぎの点を
要旨とする発明について出願した。
その要旨は、厚さ方向に多数の吸引孔をあけた
基板を吸着テーブルの真空室上に固定し、吸引孔
のうち吸引力と必要としない部分の吸引孔には閉
じ蓋を嵌合して閉じ、吸引力を必要とする部分の
吸引孔には吸着パツトを挿入立設し、この吸着パ
ツド上に加工材を載置して吸引固定することを特
徴とする吸着テーブルである。
ところで、この装置で加工材を基板上の定位置
にセツトするには、加工材を位置決めしなければ
ならないが、このためには位置決め用の定規が必
要となる。
〈考案の構成〉 本考案は、上記の必要に応じて提案した加工材
の位置決め用パツトで、つぎのように構成する。
すなわち中央に大径部を有する円柱体で、下端
には小径部があり、上端には突出端を設けた本体
と、該突出端への嵌合孔を中央に有し、且つ環状
部の幅がカツタの通路より大きい円板とよりなる
吸着テーブルにおける加工材の位置決め用パツト
である。
〈作用〉 本体の突出端へ円板を嵌合して一体としたもの
を、基板にセツトする加工材の外周部分の吸引孔
へ挿入固定する。セツトする部分の吸引孔へは、
加工材載置用の吸着パツト(後で説明する)を挿
入固定する。上記の準備ができたら、載置用の吸
着パツト上におく加工材の外周を上記円板に当接
させて位置決めする。
位置決めができたら、本体から円板を外す。さ
すれば加工材は定位置にセツトされるほか、加工
材の外周とパツト本体間には〓間ができ、これが
カツタの通路となつて加工材の外周加工ができ
る。また、残つたパツト本体は、閉じ蓋に代わつ
て吸引孔を開口する。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
本考案の説明に先立つて、背景となる吸着テー
ブルとその上に固定する基板について説明する。
第1〜3図において1は吸着テーブル2の真空室
3上に固定する基板で、その厚さ方向へ縦横格子
状に多数の吸引孔4をあける。吸引孔4は大径部
41(直径:28mm)と小径部42(直径:20mm)
とよりなる断面段状の立孔で、各吸引孔4間の間
隔は44mmとする。
吸引孔4のうち、主として加工材Wをセツトす
る部分には、内部に上下方向へ貫通する内部空間
5を有する筒状体で、下端には挿入端6を有する
吸着パツト7を挿入固定する。
この吸着パツト7上に加工材Wをおき、上開口
端8を吸着面とし、吸着テーブル2の稼働により
真空室3を真空状態とすることによつて生ずる吸
引力によつて加工材Wを吸引固定する。加工材W
より外れる部分および吸引力を必要としない部分
の吸引孔4には、閉じ蓋9を嵌合して閉口する。
本考案の加工材の位置決め用パツト10は、第
4〜5図に示すように本体Aとこれに嵌合する円
板Bとよりなる。本体Aは、中央に大径部11を
有する円柱体で、下端には小径部12があり、上
端には突出端13を設ける。一方円板Bは、中央
に前記突出端13への嵌合孔14を有し、且つ環
状部15の幅Wが、第4〜5図に示すようにカツ
タCの通路より大きい。そして、この円板Bを本
体Aの突出端13へ嵌合し、一体として使う。
つぎに使い方を説明する。まず第4図に示すよ
うに加工材Wの外周に相当する部分の吸引孔4へ
本考案の位置決め用パツト10を挿入固定する。
加工材Wの内側部分(外周部以外)の吸引孔4へ
は吸着パツト7を挿入固定する。加工材Wを吸着
パツト7上におき、その外周を位置決め用パツト
10に当接させて位置決めする。位置決めができ
たら、円板Bを本体Aから外す。さすれば第5図
のように加工材Wと本体Aとの間に〓間が残り、
ここがカツタCの通路となつて、加工材Wの外周
加工ができる。本体Aは、閉じ蓋の代わりとして
吸引孔4を閉じる働きをする。
なお、加工材Wが外周加工をせず、中央部のみ
の加工のときは、本体Aだけを吸引孔4に挿入
し、その突出端13で位置決めすることもでき
る。
〈考案の効果〉 本考案の位置決め用パツトは、以上説明したよ
うに中央部に大径部を有し、上端には突出端を設
けた本体と、該突出端への嵌合孔を有する円板と
で構成した。このため、加工材の外周に対応する
吸引孔に本体を挿入して立設すれば、円板に加工
材を当接させて位置決めできる。
位置決め後円板を外せば、本体と加工材との間
に間〓が生ずるから、ここをカツタの通路として
加工材の外周加工ができる。また、本体は吸着パ
ツトのような筒状体でないから、そのままおけば
閉じ蓋の代わりとして吸引孔を閉口できる。
なお、加工材が外周加工を要しない場合は、円
板をはめずに本体のみで使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は基板を示す平面図、第2図は同一部切
欠き正面図、第3図は吸着パツトの使用状態を示
す縦断面図、第4〜5図は本考案の位置決め用パ
ツトの使用状態を示す説明図縦断面図、第6図は
同平面図である。 10……位置決め用パツト、A……本体、B…
…円板、11……大径部、13……突出端、14
……嵌合孔、15……環状部、W……環状部の
幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に大径部を有する円柱体で、下端には小径
    部があり、上端には突出端を設けた本体と、該突
    出端への嵌合孔を中央に有し、且つ環状部の幅が
    カツタの通路より大きい円板とよりなる吸着テー
    ブルにおける加工材の位置決め用パツト。
JP1987027868U 1987-02-25 1987-02-25 Expired - Lifetime JPH0540910Y2 (ja)

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JP1987027868U JPH0540910Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25

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JP1987027868U JPH0540910Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25

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JPS63133946U JPS63133946U (ja) 1988-09-01
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JPS5720182B2 (ja) * 1977-12-27 1982-04-27

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JPS5720182U (ja) * 1980-07-09 1982-02-02
JPS60131335U (ja) * 1984-02-10 1985-09-03 ヤマハ株式会社 ワ−ク吸引保持装置

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