JPH0540836Y2 - - Google Patents

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JPH0540836Y2
JPH0540836Y2 JP1988016868U JP1686888U JPH0540836Y2 JP H0540836 Y2 JPH0540836 Y2 JP H0540836Y2 JP 1988016868 U JP1988016868 U JP 1988016868U JP 1686888 U JP1686888 U JP 1686888U JP H0540836 Y2 JPH0540836 Y2 JP H0540836Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、そばやスパゲテイ等を茹でる茹麺
機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、営業用としてそばやスパゲテイ等を
茹でる茹麺機がある。茹麺機は、麺を入れた籠を
煮沸槽の中に所定時間入れ、麺が茹で上がると自
動的に籠を取出す構成になつている。
従来からある茹麺機の一例として、実公昭59−
31125号公報、特公昭58−36964号公報に開示され
たものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の茹麺機の場合、麺を入れる籠自
身が本体に回動自在に取付けられており、使用さ
れる籠も装置に合つた特殊な形状のものに限定さ
れる。このため、茹でる麺の種類や量に応じて、
籠の種類を変えることはできず、使い勝手が悪か
つた。
この考案の目的は、茹でる麺の種類や量に応じ
て、籠の種類を簡単に変えることができ、しかも
籠の種類を変えても麺を確実に茹でることができ
る茹麺機を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の茹麺機は、上向きに開口した煮沸槽
を有した本体と、この本体に設けられピストンロ
ツドが上下に伸縮するシリンダと、ピストンロツ
ドの上端に高さ調整部材を介して接続した支持棒
と、この支持棒の上端に設けられ上向き回動自在
の回動部を有した回動手段と、回動部の前面に基
端を螺合して設けられかつ籠を保持する籠受部を
有した籠ホルダとを備えたものである。
〔作用〕
この考案の構成によると、本体に設けた籠ホル
ダの籠受部で、麺を入れる籠を保持したので、籠
のみを簡単に取り替えることができる。しかも、
籠ホルダは、高さ調整部材ならびに回動手段を介
して本体に設けられており、かつ基端を回動手段
の回動部の前面に螺合して設けられているので、
籠ホルダの高さならびに水平位置を調整すること
ができ、籠の種類が変わつても正確に煮沸槽に収
まるように調整できる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を、第1図ないし第13図
に基づいて説明する。
第1図および第2図を用いて茹麺機の全体の構
成を説明する。図において、10は本体であり、
本体10には上向きに開口した煮沸槽11や煮沸
槽11に入れた水を沸かすヒータ(図示せず)等
が設けられている。また、本体10の側面には、
エアシリンダからなる3個の昇降手段12が設け
られている。また、煮沸槽11の上方には、各昇
降手段12にて昇降する3個の籠ホルダ13が設
けられており、籠ホルダ13と昇降手段12との
間には回動手段16が設けられている。さらに、
装置を操作するための操作部14ならびに制御部
15が設けられている。
次に、各部の構造を詳細に説明する。
まず、昇降手段12について説明する。第3図
に示すように、角筒状のステンレス製の外殻17
を本体10の側面に沿つて設ける。外殻17の上
端には、本体10の側壁に引掛かる引掛部18が
形成されており、引掛部18を本体10の側壁の
上端に引掛け、引掛部18のねじ孔20に固定ね
じ19を締結しかつ側壁内面に押圧して、外殻1
7を固定する(第4図参照)。なお、側壁の壁厚
に応じて引掛部18の先端の折曲げ位置を変え
る。外殻17内には、エアシリンダ21が設けら
れている。エアシリンダ21のピストンロツド2
2の先端は、第5図および第6図に示すように、
高さ調整部材23に固定されている。すなわち、
高さ調整部材23の下面にねじ孔50を形成し、
ピストンロツド22の先端に突設したねじ棒25
をねじ孔50に螺合し、ねじ棒25にあらかじめ
螺合しておいたロツクナツト24を高さ調整部材
23側に締付ける。また、高さ調整部材23に
は、上下一対の挿通孔28,29が明いており、
これら挿通孔28,29にそれぞれ支持棒26,
27が昇降自在に挿通してある。そして、高さ調
整部材23の側面から止めねじ30,31を螺合
し、止めねじ30,31の先端を支持棒26,2
7の外周面に押圧して、支持棒26,27を高さ
調整部材23に固定する。
次に、回動手段16について説明する。回動手
段16は、第7図および第8図に示すように、溝
形の固定部32と、固定部32の溝内に回動自在
に設けた回動部33とから構成されている。すな
わち、回動部33は軸35を介して固定部32に
上向きに回動自在に取付けられており、固定部3
2は支持棒26,27の上端に固定されている。
また、回動部33の前面にはねじ孔34が設けら
れている。
籠ホルダ13は、第9図に示すように構成され
ている。すなわち、一対の籠挿入孔36,37を
有したステンレス製の籠受部38と、この籠受部
38から突出した取付棒39とから成り、取付棒
39の基端にはねじ部40が形成されている。取
付棒39のねじ部40には、あらかじめロツクナ
ツト41を螺合しておき、ねじ部を回動手段16
のねじ孔34に螺合し、ロツクナツト41を回動
手段16側に締付けて、籠ホルダ13を固定す
る。なお、籠ホルダ13の籠挿入孔36,37に
挿入した籠42が煮沸槽11内に正確に出入りす
るように、高さ調整部材23に挿通した支持棒2
6,27の高さを調整したり、籠ホルダ13の取
付棒39の回動手段16内へのねじ込み深さを調
整しておく。
また、各エアシリンダ21には、ピストンロツ
ド22を短縮するための空気供給パイプ43と伸
長するための空気供給パイプ44とが接続されて
おり、空気供給パイプ43と空気供給パイプ44
の他端は制御部15内に設けた電磁弁(図示せ
ず)を介して空気圧縮機(図示せず)に接続した
送風パイプ45に連結されている。さらに、操作
部14には操作ボタン46が設けられており、配
管47にて制御部15へ接続され、制御部15に
は電源線48および空電リレーが接続されてい
る。空電リレーを設けた理由は、本体10の周囲
に電気配線をすると、水分等により絶縁不良とな
る恐れがあるので、安全上から操作部14と制御
部15間は空気配管のみとし、操作部14で送気
をオン,オフすることにより、制御部15に設け
た空電リレーにて電気回路をオン,オフさせてい
る。また、制御部15には、麺を茹でる時間を設
定するためのタイマつまみ49が設けられてい
る。
次に茹麺機の動作を、第11図および第12図
に基づいて説明する。
まず、スイツチSを閉じ、空電リレーの押しボ
タンスイツチを押して接点VRを閉じる。する
と、リレーRが自己保持され、タイマT1に電圧
が加わり、タイマT1のb接点は閉じている。タ
イマT1は限時動作形タイマであり、制御部15
のタイマつまみ49で時間を設定する。タイマ
T1に電圧が加わると同時に、電磁弁SVにも電圧
が加わる。電磁弁SVが作動すると、送風パイプ
45と空気供給パイプ43とが開通すると共に空
気供給パイプ44は閉じられ、エアシリンダ21
に空気が供給され、ピストンロツド22が短縮す
る。ピストンロツド22の短縮に伴い、籠ホルダ
13が下降し、籠ホルダ13で保持した籠42が
煮沸槽11内に入る。タイマT1の設定時間(本
体10の正面の表示パネルで表示している)の
間、麺が茹でられる。タイマT1の設定時間が経
過すると、タイマT1のb接点が開くと共にa接
点が閉じる。電磁弁SVには電流が流れず、弁は
復帰し、空気供給パイプ43は閉じられると共
に、空気供給パイプ44を通してエアシリンダ2
1内に空気が供給され、ピストンロツド22は伸
長し、籠42が煮沸槽11から出る。タイマT1
のa接点が閉じると、タイマT2に電圧が加わり、
ブザーBZが鳴り、茹上りを知らせる。タイマT2
も限時動作形タイマであり、タイマT2の設定時
間を調整することで、ブザーBZの鳴つている時
間を調整する。タイマT2の設定時間t2が経過する
と、タイマT2のb接点が開き、リレーRの自己
保持が解除されブザーBZが停止する。すると、
タイマT1のb接点が閉じると共に、タイマT2
b接点も閉じる。また、ピストンロツド22が伸
長して上限位置に達すると、急停止する。籠ホル
ダ13は、第1図の想像線で示すように、上向き
の慣性によつて、回動手段16の回動部33から
上向きに回動し、さらに籠42や籠ホルダ13の
自重によつて下向きに回動する。この一連の回動
動作によつてゆさぶりが生じ、籠42内の麺の水
切りが行なわれる。以下、この動作を繰返し行な
う。
なお、第13図に、エアシリンダ21の動作速
度を示す。横軸は時間、縦軸は動作距離を示して
おり、実線は最高速、破線は最低速を表わしてい
る。また、一点鎖線に示すように、エアーバルブ
の調整によつて、速度は自由に変えることができ
る。
このように構成された茹麺機によると、本体1
0に設けた籠ホルダ13の籠受部38で、麺を入
れる籠42を保持し、かつ籠42は一般に使用さ
れている形状のものが使われているので、麺の種
類に応じて籠42のみを簡単に取り替えることが
できる。
また、籠ホルダ13は、高さ調整部材23なら
びに回動手段16を介して本体10に設けられて
おり、かつ基端を回動手段16の回動部33の前
面に螺合して設けられている。したがつて、高さ
調整部材23に挿通した支持棒26,27の高さ
を調整したり、籠ホルダ13の取付棒39の回動
手段16内へのねじ込み深さを調整することで、
籠ホルダ13の高さならびに水平位置を調整する
ことができる。よつて、籠42の種類が変わつ
て、大きさ形状等が変化しても、正確に煮沸槽1
1に収まるように調整でき、麺を確実に茹でるこ
とができる。
〔考案の効果〕
この考案の茹麺機は、本体に設けた籠ホルダの
籠受部で、麺を入れる籠を保持したので、籠のみ
を簡単に取り替えることができる。しかも、籠ホ
ルダは、高さ調整部材ならびに回動手段を介して
本体に設けられており、かつ基端を回動手段の回
動部の前面に螺合して設けられているので、籠ホ
ルダの高さならびに水平位置を調整することがで
き、籠の種類が変わつても正確に煮沸槽に収まる
ように調整でき、麺を確実に茹でることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図
はその側面図、第3図はその昇降手段の部分斜視
図、第4図はその昇降手段の部分断面図、第5図
はその高さ調整部材の正面図、第6図はその高さ
調整部材の斜視図、第7図はその回動手段の斜視
図、第8図はその回動手段の回動状態の斜視図、
第9図はその篭ホルダの平面図、第10図は第9
図のX−X断面図、第11図はそのシーケンス
図、第12図はそのタイムチヤート、第13図は
エアシリンダの動作速度を示したグラフである。 10……本体、11……煮沸槽、12……昇降
手段、13……篭籠ホルダ、16……回動手段、
38……篭受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上向きに開口した煮沸槽を有した本体と、この
    本体に設けられピストンロツドが上下に伸縮する
    シリンダと、前記ピストンロツドの上端に高さ調
    整部材を介して接続した支持棒と、この支持棒の
    上端に設けられ上向き回動自在の回動部を有した
    回動手段と、前記回動部の前面に基端を螺合して
    設けられかつ籠を保持する籠受部を有した籠ホル
    ダとを備えた茹麺機。
JP1988016868U 1988-02-10 1988-02-10 Expired - Lifetime JPH0540836Y2 (ja)

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