JPH0540741Y2 - - Google Patents

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JPH0540741Y2
JPH0540741Y2 JP1987012947U JP1294787U JPH0540741Y2 JP H0540741 Y2 JPH0540741 Y2 JP H0540741Y2 JP 1987012947 U JP1987012947 U JP 1987012947U JP 1294787 U JP1294787 U JP 1294787U JP H0540741 Y2 JPH0540741 Y2 JP H0540741Y2
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JP
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rivet
knob
lid stopper
fixing plate
attached
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ランドセル等の各種鞄の蓋止め具
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ランドセル等の各種鞄の蓋止め具は、例
えば第6図及び第7図に示したように、摘部14
にリベツト16を取り付けて摘体9を構成すると
共に、前記摘体9のリベツト胴部21を固定板2
に挿通して端部をかしめ、回転自在かつ抜脱不能
にしていた。そして固定板2の内部に板バネ1
9,19を収容し、板バネ19,19相互間にリ
ベツト胴21を挿入していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の蓋止め具では、固定
板2の内部に板バネ19を収容しているため、固
定板2の全高が10mm程度必要となり、蓋止め具全
体として見ると非常に嵩が高く、重量も非常に重
いものとなつていた。
また、摘部14を回動させたときには、摘部1
4が受けたトルクをリベツト頭22で受けるの
で、リベツト頭22にトルクが集中し、強度的に
弱いものとなつていた。さらに、リベツト16が
固定板2より抜脱しないように、固定板2内でリ
ベツト胴21の端部をかしめしているが、かしめ
部分が回動するので、かしめ部分にもトルクが掛
かつて緩み、ガタが発生しやすくなつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記従来例の問題点を解決するた
めになされたものであり、その構成を、リベツト
16と摘部14で摘体9を構成し、前記リベツト
16のリベツト胴21の断面略四角形部分を板バ
ネ19,19で挟持する蓋止め具であつて、リベ
ツト胴21に摘部14を回動自在に取り付け、前
記摘部14の内部に板バネ19,19を収容し、
前記板バネ19,19相互間にリベツト胴21を
挿入し、リベツト胴21の端部を固定板2に固定
したものとした。
〔作用〕
上記手段を施した結果、この考案の蓋止め具
は、固定板2の内部に板バネ19を収容していな
いので、固定板2の全高を低くでき、材料の使用
量を少なくできる。
さらに、リベツト胴21に摘部14を回動自在
に取り付け、摘部14だけが回動するようにした
ので、摘部14を回動してもリベツト16に掛か
るトルクが小さく、固定板2に固定したリベツト
胴21の端部に掛かるトルクも小さくできる。
〔実施例〕
以下、この考案の構成を一実施例として示した
ランドセル用の蓋止め具に従つて説明する。
第1図は、ランドセル本体1の底部を示してお
り、固定板2は上板部3及び周壁4より形成さ
れ、周壁4下端にはフランジ部5を設けている。
上板部3の両端にはダルマ部6を取り付ける円
型凹部7が設けられており、さらに上板部3の中
央には蓋止め具8を取り付けている。
円型凹部7の底面は、前記周壁4下端に設けた
フランジ部5と略同一面としている。
そのため、この実施例の固定板2では、円型凹
部7の底面と、この固定板2を取り付ける鞄本体
の底部とが密着するようになつた。
蓋止め具8は、前記固定板2の中央部に摘体9
を取り付け、この摘体9をランドセル蓋10の延
長ベルト11端部に取り付けられた止板12の開
口13に係合させた構成としている。
摘体9は、ダイカストにより成形した摘部14
とこの摘部14の底蓋15、及び鋼鉄製のリベツ
ト16よりなる。摘部14の上面には支持溝17
を設け、さらに支持溝17に通穴18を設けてお
り、摘部14の内部には板バネ19,19を対向
させて設けており、中央に通穴20を設けた底蓋
15により摘部14の底部を閉じている。リベツ
ト16は、四角柱形状としたリベツト胴21と円
盤形状のリベツト頭22を有しており、前記摘部
14の通穴18に挿入し、支持溝17にリベツト
頭22を支持させ、板バネ19,19の間にリベ
ツト胴21を挟持させて、摘部14に回動自在に
取り付けている。
そして、この実施例の摘体9では、リベツト1
6が回動しないで摘部14のみが回動するので、
摘部14を回動しても、リベツト16に掛かるト
ルクが小さく、強度的にも優れたものとなる。
前記固定板2の裏側には、止板12をこの固定
板2に磁着させるための永久磁石23,23を、
ケース体24に保持させて設けている。又、ケー
ス体24の中央には通穴25を設けており、前記
リベツト16のリベツト胴21下部をこの通穴2
5に挿通し、ワツシヤー26を介しケース体24
にリベツト胴21下端をかしめている。
〔考案の効果〕
この考案の蓋止め具は、以上に述べたように構
成されているので、固定板2の周壁4の高さを非
常に低くすることができ、蓋止め具全体として見
ても非常に嵩の低いものとなり、又蓋止め具全体
が軽量化され、ランドセルの底部等に取り付けて
も邪魔になることなく、鞄の底部に密着させてし
つかりと固定することができる。さらに、摘部1
4を回動してもリベツト16に掛かるトルクが小
さく、強度的に強くなる等、優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の蓋止め具をランドセル本
体の底部に取り付けた状態を示す説明図。第2図
は、第1図中のA−A線による蓋止め具のみの断
面図。第3図は、第1図中のB−B線による蓋止
め具のみの断面図。第4図は、この考案の蓋止め
具の分解斜視図。第5図は、この考案の蓋止め具
の摘体のみの分解斜視図。第6図は従来の蓋止め
具をランドセル本体の底部に取り付けた状態を示
す説明図。第7図は従来の蓋止め具の分解斜視
図。 2……固定板、9……摘体、14……摘部、1
6……リベツト、19……板バネ、21……リベ
ツト胴、23……永久磁石、24……ケース体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リベツト16と摘部14で摘体9を構成し、前
    記リベツト16のリベツト胴21の断面略四角形
    部分を板バネ19,19で挟持する蓋止め具であ
    つて、リベツト胴21に摘部14を回動自在に取
    り付け、前記摘部14の内部に板バネ19,19
    を収容し、前記板バネ19,19相互間にリベツ
    ト胴21を挿入し、リベツト胴21の端部を固定
    板2に固定していることを特徴とする蓋止め具。
JP1987012947U 1987-01-30 1987-01-30 Expired - Lifetime JPH0540741Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987012947U JPH0540741Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987012947U JPH0540741Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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Publication Number Publication Date
JPS63120919U JPS63120919U (ja) 1988-08-05
JPH0540741Y2 true JPH0540741Y2 (ja) 1993-10-15

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ID=30801552

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987012947U Expired - Lifetime JPH0540741Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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JP (1) JPH0540741Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6335625Y2 (ja) * 1985-03-30 1988-09-21

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Publication number Publication date
JPS63120919U (ja) 1988-08-05

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