JPH0540691U - ホース継手 - Google Patents
ホース継手Info
- Publication number
- JPH0540691U JPH0540691U JP8876691U JP8876691U JPH0540691U JP H0540691 U JPH0540691 U JP H0540691U JP 8876691 U JP8876691 U JP 8876691U JP 8876691 U JP8876691 U JP 8876691U JP H0540691 U JPH0540691 U JP H0540691U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nipple
- sleeve
- hose
- annular groove
- joint
- Prior art date
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- Pending
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間の使用によりホース部にへたりを生じ
た場合でも、ニップルとスリーブとの結合部から液体が
漏れるおそれのないホース継手。 【構成】 ニップル30の外周表面に設けられた環状溝
31に環状パッキング32を埋設し、この環状パッキン
グ32を押圧するようにして環状溝31にスリーブ40
の基端を嵌着して、ニップル30とスリーブ40とが結
合されているので、長期間の使用によりホース部にへた
りを生じ、ニップル30とスリーブ40の結合部に流体
が浸入しても、ニップル30とスリーブ40との結合部
から液体が漏れるおそれがない。
た場合でも、ニップルとスリーブとの結合部から液体が
漏れるおそれのないホース継手。 【構成】 ニップル30の外周表面に設けられた環状溝
31に環状パッキング32を埋設し、この環状パッキン
グ32を押圧するようにして環状溝31にスリーブ40
の基端を嵌着して、ニップル30とスリーブ40とが結
合されているので、長期間の使用によりホース部にへた
りを生じ、ニップル30とスリーブ40の結合部に流体
が浸入しても、ニップル30とスリーブ40との結合部
から液体が漏れるおそれがない。
Description
【0001】
本考案は内燃機関の燃料流路等に用いられるホース継手に関する。
【0002】
従来、燃料流路等のホース継手としては、図2に示すようなものが、用いられ ている。図2においてホース継手は、目玉部10と、パイプ20とニップル30 およびスリーブ40とから構成されている。
【0003】 目玉部10はリング状をなし、中心に図示しないが内部に流路を設けたボルト が挿通される縦穴11が穿設されており、この縦穴11の内周面にはリング状の 溝12が形成されている。また、目玉部10の外側面からは軸方向が縦穴12と 交差する方向に横穴13が穿設され、溝12が外部と連通している。
【0004】 パイプ20の一端は、中心穴が横穴13と連通するように、目玉部10とろう 付け21により結合されている。また、パイプ20の他端には筒体からなるニッ プル30がろう付け22により固定されており、ニップル30の接続端の外表面 に環状溝31が設けられ、この環状溝31にはニップル30より径の大きいスリ ーブ40の基端面に設けた嵌着孔41が嵌着されている。
【0005】 このホース継手では、ニップル30がホースに挿入され、スリーブ40を縮径 させることにより、ホースとニップル30およびスリーブ40が一体的に結合さ れる。また、目玉部10の縦穴11には、銅ワッシャなどを介して内部に流路を 持つボルトが挿通され、そのボルトが流路をもつ被取付部に螺合されることによ り、目玉部が被取付部と結合される。
【0006】 そしてホース内の流体は、ニップル30およびパイプ20を通過し、横穴13 から溝12を介してボルト内に形成された流路を通じて被取付部の流路を流れて 、所定の部位に運ばれる。なお、ニップル30とパイプ20とは一体に成形され る場合もある。
【0007】
このようなホース継手の製造方法としては、パイプおよびニップルとスリーブ を最初から一体的に形成するものと、それぞれ別々に加工して組み立てるものと があるが、別体に構成して組み立てるものの方が安価であるので、別体構成によ り製造するのが一般的である。
【0008】 別体構成により製造するには、目玉部、パイプおよびニップルをそれぞれ切削 加工または深絞りなどで成形し、次いで目玉部、パイプおよびニップルをろう付 け部21、22にて結合した後、ニップルの接続端外周に設けられた環状溝31 にスリープ40の基端面中央に設けられた嵌着孔41を打ち込んで嵌着して組付 けている。なお、パイプとニップルは一体に成形されることもあることは、前述 の通りである。
【0009】 しかしながら、ホース継手のパイプ、ニップルおよびスリーブをそれぞれ切削 加工または深絞りなどで別々に成形し組付ける方法においては、ニップルとスリ ーブの結合は、環状溝31と嵌着孔41との単なる打ち込み等による嵌合である ため、長期間の使用によりホース部にへたりを生じた場合、ニップルとホースの 間の緊迫力が無くなり、その部分に流体が流れ込み、ニップルとスリーブとの結 合部から液体が漏れるおそれがある。
【0010】 本考案は燃料流路用のホース継手の前記のごとき問題点を解決すべくなされた ものであって、長期間の使用によりホース部にへたりを生じた場合でも、ニップ ルとスリーブとの結合部から液体が漏れるおそれのないホース継手を提供するこ とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】 考案者等はニップルとスリーブの結合部に液体が浸入しても、そこから液体が 漏れないようにする方法について検討を重ねた。その結果、ニップルとスリーブ の結合部にパッキングを介在せしめると共にニップルにスリーブを緊定すること を着想して本考案を完成した。
【0012】 本考案のホース継手は、内部が液体の流路となっている管体からなり外側にホ ースが嵌着されるニップルと、前記ニップルのホース嵌着端部外周表面に設けた 環状溝と、前記ニップルに嵌着されたホースをカバーし基端面中央に前記ニップ ルの前記環状溝に嵌着される嵌着孔を有するスリーブと、からなるホース継手に おいて、 前記ニップルの前記環状溝に環状パッキングを埋設し、該環状パッキングを押 圧するようにして前記環状溝に前記スリーブの基端を嵌着したことを要旨とする 。
【0013】
ニップルの接続端部に設けた環状溝に環状パッキングを埋設し、この環状パッ キングを押圧するようにして環状溝にスリーブの基端を嵌着してニップルとスリ ーブとが結合されているので、長期間の使用によりホース部にへたりを生じ、ニ ップルとスリーブの結合部に流体が浸入しても、ニップルとスリーブとの結合部 から液体が漏れるおそれがない。
【0014】
本考案の好適な一実施例を以下図面に従って説明する。 図1は本考案の一実施例のニップルおよびスリーブ部分の一部を切り欠いた部 分側面図である。ニップル30は内部が液体の流路となっている管体であり、外 側にホースが嵌着される。このニップル30のホース嵌着端部外周表面には環状 溝31が設けられ、さらにこの環状溝31には環状パッキング32が埋設されて いる。
【0015】 スリーブ40はニップル30に嵌着された図示しないホースをカバーする筒体 と中央に嵌着孔41を有し筒体の基端面を覆う底部42とからなる。ニップル3 0とスリーブ40を結合するには、スリーブ40の嵌着孔41を環状パッキング 32を介して環状溝31に当てがい、筒体の基端側43をかしめによって縮径す る。これにより、スリーブ40の嵌着孔41は環状パッキング32を押圧して環 状溝31に嵌着するので、長期間の使用によりホース部にへたりを生じ、ニップ ルとスリーブの結合部に流体が浸入しても、ニップルとスリーブとの結合部から 液体が漏れるおそれがない。
【0016】
本考案のホース継手は以上説明したように、ニップルの外周表面に設けられた 環状溝に環状パッキングを埋設し、この環状パッキングを押圧するようにして環 状溝にスリーブの基端を嵌着して、ニップルとスリーブとが結合されているので 、長期間の使用によりホース部にへたりを生じ、ニップルとスリーブの結合部に 流体が浸入しても、ニップルとスリーブとの結合部から液体が漏れるおそれがな い。
【図1】本考案の一実施例のニップルおよびスリーブ部
分の一部を切り欠いた部分側面図である。
分の一部を切り欠いた部分側面図である。
【図2】従来のホース継手の側断面図である。
10 目玉部 20 パイプ 30 ニップル 31 環状溝 32 環状パッキング 40 スリーブ 41 嵌着孔
Claims (1)
- 【請求項1】 内部が液体の流路となっている管体から
なり外側にホースが嵌着されるニップルと、前記ニップ
ルのホース嵌着端部外周表面に設けた環状溝と、前記ニ
ップルに嵌着されたホースをカバーし基端面中央に前記
ニップルの前記環状溝に嵌着される嵌着孔を有するスリ
ーブと、からなるホース継手において、 前記ニップルの前記環状溝に環状パッキングを埋設し、
該環状パッキングを押圧するようにして前記環状溝に前
記スリーブの基端を嵌着したことを特徴とするホース継
手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8876691U JPH0540691U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ホース継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8876691U JPH0540691U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ホース継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540691U true JPH0540691U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=13951989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8876691U Pending JPH0540691U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ホース継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540691U (ja) |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP8876691U patent/JPH0540691U/ja active Pending
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