JPH0540676U - 配管カセツトを有するマニホールドバルブ - Google Patents
配管カセツトを有するマニホールドバルブInfo
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- JPH0540676U JPH0540676U JP9730791U JP9730791U JPH0540676U JP H0540676 U JPH0540676 U JP H0540676U JP 9730791 U JP9730791 U JP 9730791U JP 9730791 U JP9730791 U JP 9730791U JP H0540676 U JPH0540676 U JP H0540676U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用できる流体圧機器の範囲が広いマニホー
ルドバルブを提供する。 【構成】 バルブ3を設置したマニホールドベース2を
複数個連設し、隣接する任意のマニホールドベース2,
・・の出力口4a,・・と4b,・・に、配管カセット
5の挿入部16a,・・と16b,・・を挿入して、弾
性クリップ13,・・によってマニホールドベース2,
・・に取付ける。挿入部16a,・・と16b,・・に
設けた各入力ポート18aと18bが、連通路20aと
20bによって出力ポート19aと19bにそれぞれ連
通しているので、複数個のバルブ3,・・から出力した
圧力流体を集めて、配管カセット5の出力ポートから出
力させることができる。
ルドバルブを提供する。 【構成】 バルブ3を設置したマニホールドベース2を
複数個連設し、隣接する任意のマニホールドベース2,
・・の出力口4a,・・と4b,・・に、配管カセット
5の挿入部16a,・・と16b,・・を挿入して、弾
性クリップ13,・・によってマニホールドベース2,
・・に取付ける。挿入部16a,・・と16b,・・に
設けた各入力ポート18aと18bが、連通路20aと
20bによって出力ポート19aと19bにそれぞれ連
通しているので、複数個のバルブ3,・・から出力した
圧力流体を集めて、配管カセット5の出力ポートから出
力させることができる。
Description
【0001】
本考案は、バルブを設置したマニホールドベースを複数個連設したマニホール ドバルブに関するものである。
【0002】
複数個のバルブを集中して管理するために、バルブを設置したマニホールドベ ースを複数個連設したマニホールドバルブは、既に知られている。 この公知のマニホールドバルブは、1個のバルブが1個の流体圧機器に対応し ているために、バルブを流れる圧力流体の流量によって対応する流体圧アクチュ エータ等の流体圧機器の大きさや速度等が定まるので、大きさや速度が異なる多 数種類の流体圧機器に所望量の圧力流体を供給する場合には、各流体圧機器に応 じた多数種類のバルブやマニホールドベースを使用しなければならない。 しかしながら、多数種類のバルブやマニホールドベースを使用することは、コ ストアップになるばかりでなく、部品点数が多くなって在庫管理が面倒である。
【0003】
本考案が解決しようとする課題は、使用できる流体圧機器の範囲が広いマニホ ールドバルブを提供することにある。
【0004】
上記課題を解決するため、本考案の配管カセットを有するマニホールドバルブ は、圧力流体の出力口を有し該出力口に圧力流体を出力するバルブを設置したマ ニホールドベースを、複数個連設したマニホールドバルブにおいて、上記出力口 に取付けた配管カセットが、圧力流体の入力ポートを有し隣接する複数個のマニ ホールドベースの出力口に個別に挿入される複数の挿入部と、出力ポートを有す るチューブ取付部と、複数の入力ポートを集合して出力ポートに連通させる連通 路とを備えていることを特徴としている。 また、配管カセットの交換を容易にするため、マニホールドベースが略U字形 の取付溝を有し、配管カセットを、上記取付溝に挿着した弾性クリップによって マニホールドベースに離脱可能に取付けたことを特徴としている。 さらに、配管カセットの成形を容易にするため、配管カセットの各挿入部が、 弾性クリップに係止する係止鍔部と、出力口をシールするOリングと、該Oリン グの脱落を防止する鍔部とを備え、上記各係止鍔部と鍔部とが、いずれも型抜き を容易にするための切欠き部を有していることを特徴としている。
【0005】
複数個のバルブから出力された圧力流体を集合して、配管カセットの出力ポー トから出力させることができる。 したがって、配管カセットによって圧力流体の供給量を増加できるため、使用 できる流体圧機器の範囲を拡大することができる。 また、弾性クリップによって、配管カセットをマニホールドベースに簡単に着 脱することができるため、チューブの口径変更やメンテナンスが容易である。 さらに、配管カセットの各挿入部に設けた係止鍔部と鍔部とに切欠き部を形成 したことによって、鍔部を有し近接して配設された複数の挿入部を備えた配管カ セットを、簡単な構成の金型によって一体に成形できるので、配管カセットを安 価なものにすることができる。
【0006】
図は本考案の実施例を示し、このマニホールドバルブ1は、弁設置面2aにバ ルブ3を設置した同一種類のマニホールドベース2を、連設面2b,2bにより 複数個連設したものとして構成され、各マニホールドベース2の前面に、バルブ 3から出力される圧縮空気の出力口4aと4bが開設されており、隣接する任意 のマニホールドベース2,・・の出力口4a,・・と4b,・・に、後記する配 管カセット5が取付けられる。
【0007】 上記マニホールドベース2は、弁設置面2aに、バルブ3の各ポートに対応す る入力開口7、出力開口8a,8b及び排出開口9,9を備え、入力開口7と排 出開口9,9は供給流路10と排出流路11,11に、出力開口8aと8bは上 記出力口4aと4bにそれぞれ連通している。また、マニホールドベース2は、 底面2cから両側の連設面2b,2bにわたる略U字状の取付溝12を有し(図 3参照)、出力口4a,4bにおける拡径部の両側は連設面2b,2b側の取付 溝12の底面に開口し、底面2cに、取付溝12に装着された弾性クリップ13 の引出しを容易にする指掛け部14が形成されている。
【0008】 図4ないし図7に詳細を示す配管カセット5は、隣接する複数個のマニホール ドベース2,・・(図示の例においては2個)の各出力口4a及び4bに密に挿 入される挿入部16a,・・及び16b,・・と、チューブ取付部17a及び1 7bとを備え、挿入部16a,16a及び16b,16bに開設した入力ポート 18a,18a及び18b,18bと、チューブ取付部17a及び17bに開設 した出力ポート19a及び19bとは、連通路20a及び20bによってそれぞ れ連通している。したがって、配管カセット5の出力ポート19aと19bから は、2個のバルブ3,3から出力された圧縮空気を集合した圧縮空気が出力され る。 また、各挿入部16aと16bは、外周面に、弾性クリップ13に係止する係 止鍔部21と、Oリング溝22に嵌着され各出力口4aと4bをシールするOリ ング23と、このOリング23の脱落を防止する鍔部24とを備え、これらの係 止鍔部21,・・と鍔部24,・・は、各鍔部相互の対向部分に形成した切欠き 部21a,・・と24a,・・によって略半円状をなし(図6参照)、各チュー ブ取付部に、いわゆるワンタッチ管継手25が取付けられている(図1参照)。 しかしながら、本考案の管継手は上記継手に限定されるものではなく、他の構成 の管継手を取付けてもよく、或いは各出力ポートに直接管接続用のねじを設けて もよい。
【0009】 この実施例は、バルブ3を設置したマニホールドベース2,・・を、連設面2 b,・・によって所望の数連設し、その両端にエンドプレート26,26を取付 けて、これらを適宜の連結手段によって連結する(図8参照)。 次いで、隣接する任意のマニホールドベース2,・・の出力口4a,4aと4 b,4bに、配管カセット5の挿入部16a,16aと16b,16bを挿入す ると、Oリング23,・・によってこれらの挿入部がそれぞれ出力口に気密に装 着され、各取付溝12に弾性クリップ13を挿着して係止鍔部21,・・を係止 させることによって、配管カセット5がマニホールドベース2,・・に取付けら れ、各ワンタッチ管継手25に、図示を省略しているチューブが挿着される。な お、配管カセット5は、マニホールドベース2,・・の連設前または連設中に取 付けてもよい。
【0010】 上記実施例は、複数個のバルブ3,・・から出力された圧縮空気を集めて、配 管カセット5のチューブ取付部17a,17bに設けた出力ポート19aと19 bから出力できるので、同一種類のマニホールドベース2とバルブ3を連設した ものであっても、大きさや速度が異なる複数種類の流体圧アクチュエータ等の流 体圧機器(図示省略)に必要な量の圧縮空気を供給することができる。 したがって、単一種類のマニホールドベース2やバルブ3を使用できるので、 全体のコストを低下させることができ、部品管理も容易である。 また、メンテナンス等のために配管カセット5をバルブ3,3から抜き取る際 に、鍔部24,・・によってOリング23,・・の脱落や破損が防止できるので 、作業が簡単である。 さらに、各挿入部の係止鍔部21,・・と鍔部24,・・との相互の対向部分 に、それぞれ切欠き部21a,・・と24a,・・とを設けてこれらの鍔部の形 状ををいずれも略半円状としたことにより、近接して配設された各挿入部がそれ ぞれ鍔部を有していても無理なく型抜きができるため、配管カセット5を、簡単 な構成の金型によって一体に成形することができる。 したがって、複雑な金型を使用しなくても配管カセット5を量産することがで き、安価なものにすることができる。
【0011】
【考案の効果】 本考案は、配管カセットによって、複数個のバルブから出力する圧力流体を集 めて出力ポートから出力させるので、使用する流体圧機器の範囲を拡大すること ができる。 したがって、多数種類のバルブやマニホールドベースを使用する必要がないの で、マニホールドバルブを安価なものにすることができ、かつ部品管理が容易で ある。 また、配管カセットを、弾性クリップによってマニホールドバルブに離脱可能 に取付けたので、チューブの口径変更やメンテナンスが容易である。 さらに、配管カセットに設けた係止鍔部や鍔部に型抜きを容易にするための切 欠き部を形成したことにより、複雑な構成の金型を使用することなく、簡単な構 成の金型によって配管カセットを一体に成形できるので、配管カセットの量産可 能で安価なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部断面図である。
【図2】同じく底面図である。
【図3】取付状態を示す断面図である。
【図4】配管カセットの側面図である。
【図5】同じく正面図である。
【図6】同じく裏面図である。
【図7】図4のA−A断面図である。
【図8】マニホールドバルブの正面図である。
1 マニホールドバルブ 2 マニホールドベース 3 バルブ 4a,4b 出力口 5 配管カセット 12 取付溝 13 弾性クリップ 16a,16b 挿入部 17a,17b チューブ取付部 18a,18b 入力ポート 19a,19b 出力ポート 20a,20b 連通路 21 係止鍔部 21a,24a 切欠き部 23 Oリング 24 鍔部
Claims (3)
- 【請求項1】 圧力流体の出力口を有し該出力口に圧力
流体を出力するバルブを設置したマニホールドベース
を、複数個連設したマニホールドバルブにおいて、 上記出力口に取付けた配管カセットが、圧力流体の入力
ポートを有し隣接する複数個のマニホールドベースの出
力口に個別に挿入される複数の挿入部と、出力ポートを
有するチューブ取付部と、複数の入力ポートを集合して
出力ポートに連通させる連通路とを備えている、 ことを特徴とする配管カセットを有するマニホールドバ
ルブ。 - 【請求項2】 マニホールドベースが略U字形の取付溝
を有し、配管カセットを、上記取付溝に挿着した弾性ク
リップによってマニホールドベースに離脱可能に取付け
た、 ことを特徴とする請求項1に記載した配管カセットを有
するマニホールドバルブ。 - 【請求項3】 配管カセットの各挿入部が、弾性クリッ
プに係止する係止鍔部と、出力口をシールするOリング
と、該Oリングの脱落を防止する鍔部とを備え、 上記各係止鍔部と鍔部とが、いずれも型抜きを容易にす
るための切欠き部を有している、 ことを特徴とする請求項2に記載した配管カセットを有
するマニホールドバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991097307U JP2569572Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 配管カセットを有するマニホールドバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991097307U JP2569572Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 配管カセットを有するマニホールドバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540676U true JPH0540676U (ja) | 1993-06-01 |
JP2569572Y2 JP2569572Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=14188837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991097307U Expired - Fee Related JP2569572Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 配管カセットを有するマニホールドバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569572Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022525873A (ja) * | 2019-03-12 | 2022-05-20 | ドレッサ エルエルシー | 改善された弁制御アセンブリ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2024128699A (ja) * | 2023-03-10 | 2024-09-24 | カヤバ株式会社 | インレットハウジング |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0238140U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-14 | ||
JP3004985U (ja) * | 1994-06-06 | 1994-12-06 | 廣司 穂積 | 筆記具の指当材 |
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1991
- 1991-10-30 JP JP1991097307U patent/JP2569572Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2569572Y2 (ja) | 1998-04-28 |
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Legal Events
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