JPH0540567Y2 - - Google Patents

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JPH0540567Y2
JPH0540567Y2 JP1988157657U JP15765788U JPH0540567Y2 JP H0540567 Y2 JPH0540567 Y2 JP H0540567Y2 JP 1988157657 U JP1988157657 U JP 1988157657U JP 15765788 U JP15765788 U JP 15765788U JP H0540567 Y2 JPH0540567 Y2 JP H0540567Y2
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reflecting mirror
conductor plate
reflector
support column
parabolic antenna
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば衛星放送などの衛星通信受信用
アンテナとして用いられるオフセツトパラボラア
ンテナに関する。
[従来の技術] 一般に、オフセツトパラボラアンテナとして
は、第4図に示されるようなものが知られてい
る。第4図は一般的なオフセツトパラボラアンテ
ナの構成を示す側面図であり、図中11はオフセ
ツトパラボラ用の反射鏡、12は反射鏡11を取
付けるための取付け金具、13は反射鏡11を支
持するための架台、14は放射部、15は放射部
14を支持するための支持柱である。
すなわち、オフセツトパラボラアンテナでは、
放射部14を支持柱15によつて反射鏡11の放
物面の焦点位置に配置している。これにより、空
間を電波してきた衛星放送からの平面波が反射鏡
11の放物面で焦点を波源とした球面波に変換さ
れて放射部14に集められる。
ところで、この種のオフセツトパラボラアンテ
ナでは、例えば第5図に示すように角度120°〜
180°付近において、放射部14からのスピルオー
バが発生する問題がある。スピルオーバとは、放
射部14からの反射鏡11の側面および下部に漏
れる電波のことであり、このスピルオーバの発生
により広角指向性が劣化することになる。
そこで、従来、このような問題を解決すべく、
第6図に示すように反射鏡11に導体板16を第
7図のように取付け、この導体板16により上述
したような角度120°〜180°付近に発生するスピル
オーバを抑制する構成としていた。このような構
成によれば、第8図に示すように角度120°〜180°
付近での広角指向性が改善される。
しかしながら、従来、第7図に示すように遮蔽
用の導体板16を反射鏡11に直接取付けていた
ため、以下のような欠点があつた。
すなわち、スピルオーバを抑制するためには、
より大きな導体板16を必要とする。このため、
製造にかかる費用が高価になる。また、このよう
な大きな導体板16の設置により受風面積が広く
なる。このため、受風荷重が増加してしまい、反
射鏡11、取付け金具12、架台13等の各部品
をより強固に取付ける必要がある。
[考案が解決しようとする課題] 上記したように、従来、導電板を大きくする必
要があつたため、製造費が高価になり、また、受
風荷重の増加を招く等の欠点があつた。
本考案は上記のような点に鑑みなされたもの
で、安価にて構成でき、かつ受風荷重を増加させ
るこなく広角指向性を改善できるオフセツトパラ
ボラアンテナを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] すなわち、本考案に係るオフセツトパラボラア
ンテナは、反射鏡と放射部との間に、上記放射部
からの上記反射鏡の側面および下部に漏れる電波
を遮蔽するための導体板を設置したものである。
[作用] 上記の構成によれば、遮蔽板によつて、放射部
からの反射鏡の側面および下部に漏れる電波が遮
蔽されるため、スピルオーバが抑制されて広角指
向性が改善される。この場合、導体板は、反射鏡
と放射部との間に設置されているため、従来のよ
うな大きさを必要とせずに、その効果を発揮する
ことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例に係る
オフセツトパラボラアンテナを説明する。
第1図はその構成を示す側面図であり、オフセ
ツトパラボラ用の反射鏡21が取付け金具22を
介して架台23に支持されており、この反射鏡2
1の放物面の焦点に位置するように放射部24が
支持柱25に取付けられている。そして、支持柱
25には、第2図に示すような導体板26が反射
鏡21と放射部24との間に位置するように設置
されている。この導体板26は、放射部24から
の反射鏡21の側面および下部に漏れる電波を遮
蔽するためのものであり、スピルオーバを抑制す
る効果を有する。
第3図は上記遮蔽用として用いられる導体板2
6の設計方法を説明するための概念図である。な
お、第3図において、図中16は従来の導体板を
示す。また、Pは反射鏡21の放物面の焦点を示
し、この位置に放射部24が配置される。
すなわち、反射鏡21と放射部24との間に導
体板26を設置する場合において、焦点Pの位置
から同導体板26を投影したときに、従来の導体
板16とほぼ同じ形状および大きさになるように
導体板26を設計する。このような方法により導
体板26を設計すれば、焦点Pと導体板26との
間隔Lを短くする程、導体板26を小さくするこ
とができ、しかも、この場合に導体板26の効果
を損うこともない。
このようにして構成されるオフセツトパラボラ
アンテナにあつては、遮蔽用の導体板26によつ
て、放射部24からの反射鏡21の側面および下
部に漏れる電波が遮蔽される。したがつて、スピ
ルオーバが抑制されて広角指向性が改善される。
この場合、導体板26は、反射鏡21と放射部2
4との間に設置されているため、従来のような大
きさを必要とせずに、その効果を発揮することが
できる。したがつて、従来よりも小さな導体板2
6を用いて安価にて構成できると共に、受風面積
を小さくして、受風荷重の増加を抑えることがで
きる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、反射鏡と放射部
との間に、それも可能な限り放射部の近傍に、遮
蔽用の導体板を設置したたため、導体板の効果を
損うことなく、導体板を非常に小さくできる。し
たがつて、安価にて構成でき、また、受風面積を
小さくできることから受風荷重の増加もなく、広
角指向性を改善したオフセツトパラボラアンテナ
を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る構成を示す側
面図、第2図は同実施例の導体板の構成を示す斜
視図、第3図は同実施例の導体板の設計方法を説
明するための図、第4図は従来のオフセツトパラ
ボラアンテナの構成を示す側面図、第5図は第4
図の構成での広角指向性を示す特性図、第6図は
従来の導体板付きオフセツトパラボラアンテナの
構成を示す側面図、第7図は第6図の構成での導
体板設置部分を示す正面図、第8図は第6図の構
成での広角指向性を示す特性図である。 21……反射鏡、22……取付け金具、23…
…架台、24……放射部、25……支持柱、26
……導体板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付け金具を介して架台に支持された反射鏡
    と、この反射鏡の放物面の焦点に位置するように
    配置された放射部と、 上記反射鏡に取付けられ、上記放射部を支持す
    る支持柱と、 この支持柱に取付けられ、上記放射部と上記反
    射鏡との間の上記放射部近傍に配設されて、上記
    放射部からの上記反射鏡の側面および下部に漏れ
    る電波を遮蔽し、上記反射鏡の放物面の焦点から
    上記反射鏡に向けて投影したとき、上記反射鏡に
    取付けた場合とほぼ同等の形状および大きさを有
    するように設定された導体板とを具備したことを
    特徴とするオフセツトパラボラアンテナ。
JP1988157657U 1988-12-05 1988-12-05 Expired - Lifetime JPH0540567Y2 (ja)

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JP1988157657U JPH0540567Y2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05

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JP1988157657U JPH0540567Y2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05

Publications (2)

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JPH0279612U JPH0279612U (ja) 1990-06-19
JPH0540567Y2 true JPH0540567Y2 (ja) 1993-10-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52135245A (en) * 1976-05-07 1977-11-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Bent horn reflector antenna equopment

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6183315U (ja) * 1984-11-06 1986-06-02

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52135245A (en) * 1976-05-07 1977-11-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Bent horn reflector antenna equopment

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JPH0279612U (ja) 1990-06-19

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