JPH0540375U - つば付ソケツト - Google Patents

つば付ソケツト

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JPH0540375U
JPH0540375U JP8989891U JP8989891U JPH0540375U JP H0540375 U JPH0540375 U JP H0540375U JP 8989891 U JP8989891 U JP 8989891U JP 8989891 U JP8989891 U JP 8989891U JP H0540375 U JPH0540375 U JP H0540375U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
pipe
plate
waterproof layer
waterproof
Prior art date
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Pending
Application number
JP8989891U
Other languages
English (en)
Inventor
慎一郎 原口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Publication date
Application filed by Maeda Corp filed Critical Maeda Corp
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Publication of JPH0540375U publication Critical patent/JPH0540375U/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽1の吐出配管15のように、防止層11、13
貫通する配管15に沿って水が防水層11、13の外に漏れに
くいようにする。 【構成】 配管15の外周に取付けられるソケット25に
は、プレート27が密着固定されている。このプレート27
は防水層13に沿って延びる。漏れようとする水は、この
プレート27と防水層13との間で阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は浴槽の吐出配管などが防水層を貫通する部分の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
プール、浴槽、あるいは常水槽などで水流を導く吸込あるいは吐出配管が施さ れる際に、配管が防水層を貫通する部分が存在する。この部分では、配管に沿っ て水分が防水層から外に漏れないように特別の構造を設ける必要がある。
【0003】 図4に、浴槽に設けられた吐出配管が防水層を貫通する部分の断面図を示す。 この従来例では浴槽1の底部3の下にはコンクリートなどから成る幾つかの層5 、7、9が存在し、各層5、7、9の間には、アスファルトの防水層11、13が設 けられ、一次防水及び二次防水をおこなっている。この防水層11、13は配管15の 側面に沿って立ち上がり、配管15との間に隙間が形成されないようになっている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記図4の構造においては、アスファルトの防水層11、13による 防水性はあまり完璧ではなく水漏れが生じ易いものであった。
【0005】 この考案は以上の問題点を解決するために成されたもので、防水層を貫通する 配管の外周い取付けられて防水性をより高めることのできるつば付ソケットを提 供することを目的とする
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、この考案は、防水層を貫通する配管の外周に取 付けられるソケットと、ソケットに密着固定されて前記防水層に沿って延びるプ レートと、から成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】
配管に沿って水が漏れるためには、ソケットに密着固定されたプレートに沿っ て長い距離を水が流れる必要があるが、その間のいずれかの地点で防水層が水の 流れを阻止する可能性が高くなり、防水性を高めることができる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図1〜図3において説明する。 図1は浴槽の吐出配管の防水構造を示すものであり、従来例を示す図4に対応 する。浴槽1の底部3の下には、シンダコンクリート層5を設け、その下にはス ラブ層7が設けられ、更にその下に、建物を構成する躯体コンクリート層9が存 在する。
【0009】 浴槽1の水を導く吐出配管15は、これら3つの層5、7、9を貫通しピット17 へ続く。 配管15の先端、すなわち浴槽1の底部3の開口部17には、目皿19が設けられて いる。そしてシンダコンクリート層5とスラブ層7との間にはアスファルトの防 水層11(二次防水)が設けられ、更に配管15の側面に沿って立ち上がっている。
【0010】 また、配管15を通すために躯体コンクリート層9に開けられた孔20にはモルタ ル21が充填されている。この孔20の上部23は皿状に拡径されておりそして、この 部分に本実施例のつば付ソケット23が設けられている。
【0011】 すなわち、このつば付ソケット23は、配管15の外周に取付けられる円筒状のス テンレス(SUS304)製のソケット25と、このソケット25の側面に溶接によ り密着固定されたステンレス製で肉厚3mmのプレート27から成っている。このプ レート27の下面には回り止め用のリブ29が設けられている。このリブ29は、前記 孔20の拡径された上部23において、モルタル21中に埋め込まれ、つば付ソケット 23が配管15の回りを回転してしまうのを防止している。このプレート27の上面前 記にアスファルトの防水層13(一次防水)が設けられている。
【0012】 以下、本実施例の施行手順について説明する。 まず躯体コンクリート層9に孔20を開ける。次に、この実施例のつば付ソ ケット23を設置する。この設置位置は、目皿19の水平方向位置に合わせる。また スラブ層7の下まで、吐出配管15を配管し、ソケット25を挿入する。孔20にモ レタル21を注入し充填する。つば付ソケット23のプレート27の上に一次防水の ためのアスファルトの防水層13を接着する。その上にスラブ層7を設ける。 スラブ層7の上に二次防水のためのアスファルトの防水層11を接着する。その 上にシンダコンクリート層5を設け、浴槽1を設置する。
【0013】 図2及び図3につば付ソケット23の側面図及び平面図を示す。ソケット25の円 径は、配管15の外径に応じ決定され、プレート27の大きさは防水性をどれだけ高 めるかに応じて決定される。
【0014】 本実施例において、防水層11、13を通って漏れようとする水は、配管15の外周 及びソケット25の外周、更にはプレート27の上表面を通って流れねばならない。 そして、この水が流れる距離は、従来に比べプレート27の分だけ長くなる。そし て、配管15及びソケット25の表面のみならずプレート27の表面にも防水層13が設 けられており、前記長い距離を流れる間に水は防水層によって阻止される可能性 が高くなる。すなわち、水が漏れるためには、長い距離に渡って防水層を突破せ ねばならないものであり、その分だけ防水性能が高まる。以上のように防水性を 高めることにより、高い吐出水圧を有する水に対しても十分防水性能を高めるこ とが可能となる。
【0015】 尚、上記実施例においてはつば付ソケットの材質はステンレスとしたが、他の 実施例においては腐食に強い他の材質であってもよい。例えばプラスチックやセ ラミックなどであってもよい。
【0016】 またこの実施例は浴槽の吐出配管を例に説明したが、この考案は他の配管、例 えばプールや常水槽の吐出配管や吸込配管についても実施することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のつば付きソケットによれば、配管に沿って防 水層の外に漏れようとする水は、配管の外周に取付けられたソケットに密着固定 されるプレートに沿って長い距離を流れねばならず、その長い距離のいずれかの 地点で防水層によって水の流れが阻止される可能性が高まり、従って従来よりも 高い防水性を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すための防水層を貫通す
る配管の縦断面図である。
【図2】図1に使用される本実施例に係るつば付ソケッ
トの一部を断面にした側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】 1…浴槽 3…浴槽の底部 5…シンダコンクリート層 7…スラブ層 9…躯体コンクリート層 11、13…アスファルトの防水層 19…目皿 20…孔 21…モルタル 23…つば付ソケット 25…ソケット 27…プレート 29…回り止めリブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水層を貫通する配管の外周に取付けら
    れるソケットと、ソケットに密着固定されて前記防水層
    に沿って延びるプレートと、から成ることを特徴とする
    つば付ソケット。
JP8989891U 1991-10-31 1991-10-31 つば付ソケツト Pending JPH0540375U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8989891U JPH0540375U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 つば付ソケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8989891U JPH0540375U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 つば付ソケツト

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JPH0540375U true JPH0540375U (ja) 1993-06-01

Family

ID=13983560

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JP8989891U Pending JPH0540375U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 つば付ソケツト

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JP (1) JPH0540375U (ja)

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