JPH0540321U - 除塵機 - Google Patents

除塵機

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JPH0540321U
JPH0540321U JP8775891U JP8775891U JPH0540321U JP H0540321 U JPH0540321 U JP H0540321U JP 8775891 U JP8775891 U JP 8775891U JP 8775891 U JP8775891 U JP 8775891U JP H0540321 U JPH0540321 U JP H0540321U
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JP
Japan
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shaft
dust remover
water channel
dust
water
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Pending
Application number
JP8775891U
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English (en)
Inventor
吉資 長場
Original Assignee
吉資 長場
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸部分への摩擦を減らすとともに、腐食を防
ぐ。 【構成】 シャフト13をその軸方向が水路Aの流れ方向
Bと同一となるように、軸受12に軸支する。また、シャ
フト13を枠体17の円板部18に固着して、除塵機本体28を
掻上げ方向Cに回す。噴射孔31からの噴射水によりスク
リーン27に捕捉した塵芥,泥等をレーキ25に集め、受板
30に排出する。 【効果】 軸部分であるシャフト13が空気中に位置し
て、錆等の発生を防止できる。また、回動部分に対して
摩擦を生じることなく、長期間に渡ってその機能を維持
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、用水路並びに排水路等の水路に設けられた除塵機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用水路,河川等のごみ類を除去する除塵機として、例えば実公昭59− 34583号公報等のネットスクリーン式除塵機が知られており、この除塵機は 図7に示すように、水面上に回転軸1を介して駆動スプロケット2が設けられ、 水路A内に回転軸3を介して従動スプロケット4が設けられている。また、これ らスプロケット2,4に係架したチェーン(図示せず)を介してネットスクリー ン5が配置され、前記駆動スプロケット2に連結したモータ6により、ネットス クリーン5を回動して上流側の水のごみ等の通過を阻止しつつ下流側へ水を流出 し、ネットスクリーンに捕捉した塵芥,泥等を受部7に落下させて、除去するよ うにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、駆動スプロケット2に連結したモータ6によりチェ ーンを介してネットスクリーン5を回動させる構造のため、スプロケット2,4 に係架されるチェーン及びこのチェーンのガイド部材等に摩擦を生じてその寿命 は短くなり、頻繁にチェーン及びガイド部材を交換しなければならないという煩 わしさを生じる。しかも、軸部分である従動スプロケット4,回転軸3及びこの 回転軸3を軸支する軸受等がいずれも水に接するため腐食が起こりやすく、耐久 性に劣るばかりでなく、一旦腐食すると従動スプロケット4の回転が円滑に行わ れなくなるといった問題を有していた。
【0004】 そこで、本考案は前記問題点を解決して、回動部分に対する摩擦を減らして長 寿命化を図るとともに、軸部分の耐腐食性に優れた除塵機を提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は水路上に設けられた軸受と、この軸受に軸支しその軸方向が前記水路 の流れ方向と同一になるように設けられたシャフトと、放射状に形成され前記シ ャフトをその中心に固着した水平回動可能な枠体と、この枠体の側部にスクリー ンとレーキとを設けてなる除塵機本体と、横長スリット状の噴射孔を有し前記除 塵機本体に水を噴射する噴射管とを具備したものである。
【0006】
【作用】
前記構成により、スクリーン下端部と水路底面との間の塵芥は補助スクリーン により下流への流出が抑制されるとともに、回動するチェーンに装着されたレー キにより速やかに掻上げられる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明する。
【0008】 図1乃至図6は本考案の一実施例を示しており、水路A上を跨がるようにして 設けられた基台11上には一対の軸受12が配設され、この軸受12に軸支するシャフ ト13を、その軸方向が前記水路Aの流れ方向Bと同一となるように配設する。14 はシャフト13の側方に載置され減速装置を内蔵するシャフト駆動機構たる電動モ ータであり、その一側には回動可能な回転軸15が設けられる。そして、この回転 軸15の先端側と、前記シャフト13の一側とに設けられた一対のスプロケット16を 噛合させることで、電動モータ14からの回転力がシャフト13に伝達される。
【0009】 17は水路Aの幅方向に設けられ放射状に形成された水平回動可能な枠体であり 、この枠体17は、中心に設けられたリング状の円板部18をシャフト13に挿入し、 この円板部18を筒体19と押え部材20とによって密着することでシャフト13に固定 される。そして、前記円板部18と外周部材21とを放射状に設けられた複数の支え 部材22により連結するとともに、支え部材22の間に断面略コ字状の補強部材23を 配設し、この補強部材23と円板部18及び外周部材21とを所定間隔毎に配列された ボルト24によって強固に接続して構成される。25は長手方向に沿って屈曲部26を 形成したレーキであり、枠体17の水路Aの上流側に複数放射状に溶着される。ま た、枠体17の側部には網状のスクリーン27を張架して、枠体17と、レーキ25と、 スクリーン27とにより略円形状の除塵機本体28を構成している。
【0010】 除塵機本体28の前方、すなわち水路Aの上流側には断面L字状の鋼材を組付け てなるアングル29が設けられ、このアングル29上に受け板30を斜設する。また、 水路Aの下流側よりスクリーン27に対向して、横長スリット状の噴射孔31を形成 した噴射管32が配設される。この噴射管32は水平に対して僅かに上方に傾設され るとともに、その基端には送水管33が接続され、1台の原動機付ポンプ36の吐出 側36Aに接続されている。また、このポンプ36の吸込側36Bには吸込管37が接続 され、この吸込管37の先端は水路A内に配設されている。
【0011】 38は前記外周部材21の側方にボルト39及び座金40によって固設された仕切板で あり、この仕切板38と外周部材21とによりL字部41を形成する。そして、ボルト 42により、L字部41の内方に位置するコ字状の折曲台43を水路Aの底壁44に固着 する。
【0012】 次に、上記構成の除塵機による水路内の除塵作用を説明する。
【0013】 電動モータ14に所定の電圧を印加すると回転軸15は回転し、この回転力がスプ ロケット16を介してシャフト13に伝達されることにより、除塵機本体28は掻上げ 方向Cに回転し、水路A内の塵芥,泥等がレーキ25及びスクリーン27に捕捉され る。また、ポンプ36により水路A内の水を吸上げ、送水管33より噴射管32に圧送 すると、この噴射管32の噴射孔31から除塵機本体28に噴射水が噴射され、スクリ ーン27に捕捉された塵芥,泥等が下方に流れ出してレーキ25に集められる。こう して、レーキ25に集められた塵芥,泥等は、除塵機本体28の回転によって受板30 に排出される。
【0014】 このように本実施例においては、水路A上に設けた軸受12に、その軸方向が水 路Aの流れ方向Bと同一となるようにシャフト13を軸支し、シャフト13を枠体17 の円板部18に固着して、除塵機本体28を掻上げ方向Cに回転させたものであるか ら、軸部分たるシャフト13が常時空気中に位置して、錆等の発生を防止すること ができる。
【0015】 また、除塵機本体28は単に放射状に形成された枠体にスクリーン27を張架する とともにレーキ25を配設したものであるから、従来のネットスクリーンを回動す るためのチェーン及びチェーンのガイド部材は不要なため、回動部分への摩擦を 生じることなく長期間に渡ってその機能を維持することができ、しかも、除塵機 の小型化が容易に可能となる。
【0016】 さらに、噴射管32にスクリーン27に対向して横長スリット状の噴射孔31を形成 したことにより、ごみ等によって噴射孔31がつまることが極めて少なくなり、除 塵機本体28に対して十分な量の噴射水を供給できるとともに、噴射孔31から一様 に噴射する噴射水によって、スクリーン27に付着したごみ類を残すなく確実にレ ーキ25に集めることができる。
【0017】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で 種々の変形実施が可能であり、例えば、送水管33の途中に開閉弁を設け、必要に 応じて水を噴射管32に供給するようにしてもよい。また、除塵機本体の大きさ, 形状,寸法などは水路の流量及び堆積物の蓄積量などに応じて適宜選定すればよ い。
【0018】
【考案の効果】
本考案は水路上に設けられた軸受と、この軸受に軸支しその軸方向が前記水路 の流れ方向と同一になるように設けられたシャフトと、放射状に形成され前記シ ャフトをその中心に固定した水平回動可能な枠体と、この枠体の側部にスクリー ンを張架しレーキを設けてなる除塵機本体と、横長スリット状の噴射孔を有し前 記除塵機本体に水を噴射する噴射管とを具備するものであり、軸部分に対する摩 擦を減らして長寿命化を図るとともに、耐腐食性に優れた除塵機を提供すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同上正面図である。
【図3】同上要部の正面図である。
【図4】同上要部の断面図である。
【図5】同上要部の平面図である。
【図6】同上斜視図である。
【図7】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
12 軸受 13 シャフト 17 枠体 25 レーキ 27 スクリーン 28 除塵機本体 31 噴射孔 32 噴射管 A 水路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路上に設けられた軸受と、この軸受に
    軸支しその軸方向が前記水路の流れ方向と同一になるよ
    うに設けられたシャフトと、放射状に形成され前記シャ
    フトをその中心に固定した水平回動可能な枠体と、この
    枠体の側部にスクリーンを張架しレーキを設けてなる除
    塵機本体と、横長スリット状の噴射孔を有し前記除塵機
    本体に水を噴射する噴射管とを具備することを特徴とす
    る除塵機。
JP8775891U 1991-10-25 1991-10-25 除塵機 Pending JPH0540321U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8775891U JPH0540321U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 除塵機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8775891U JPH0540321U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 除塵機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540321U true JPH0540321U (ja) 1993-06-01

Family

ID=13923851

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JP8775891U Pending JPH0540321U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 除塵機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136672A (ja) * 1974-09-24 1976-03-27 Nippon Tetsudo Kensetsu Kodan

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136672A (ja) * 1974-09-24 1976-03-27 Nippon Tetsudo Kensetsu Kodan

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