JPH0540307A - プロジエクタ装置 - Google Patents
プロジエクタ装置Info
- Publication number
- JPH0540307A JPH0540307A JP3205514A JP20551491A JPH0540307A JP H0540307 A JPH0540307 A JP H0540307A JP 3205514 A JP3205514 A JP 3205514A JP 20551491 A JP20551491 A JP 20551491A JP H0540307 A JPH0540307 A JP H0540307A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- blue
- projection tube
- red
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Projection Apparatus (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 投写形プロジェクタ装置における投写スクリ
ーンの色純度を向上して総合画質の改善を図る。 【構成】 水平方向にインライン配置した３本の投写管
１，２，３の左右に位置する投写管１と投写管３とをそ
れぞれ蛍光面が赤Ｒ／青Ｂおよび青Ｂ／赤Ｒの２色に分
割発光する投写管とし、中央に位置する投写管２を蛍光
面が緑Ｇ単色に発光する投写管とすることを特徴として
いる。
ーンの色純度を向上して総合画質の改善を図る。 【構成】 水平方向にインライン配置した３本の投写管
１，２，３の左右に位置する投写管１と投写管３とをそ
れぞれ蛍光面が赤Ｒ／青Ｂおよび青Ｂ／赤Ｒの２色に分
割発光する投写管とし、中央に位置する投写管２を蛍光
面が緑Ｇ単色に発光する投写管とすることを特徴として
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】投写形プロジェクタ等投写管によ
り映像信号を表示する機器の投写スクリーン上の色純度
の向上に関する。
り映像信号を表示する機器の投写スクリーン上の色純度
の向上に関する。
【０００２】
【従来技術】背面投写形プロジェクタ装置は、図２に示
すように赤Ｒ，緑Ｇ，青Ｂ単色の投写管1R，２，3Bの映
像を反射ミラー５等の投写光学系で透過型スクリーン４
に投影して映像を合成し、透過光を観視する構造が一般
的であり、更に、赤，緑，青投写管1R，２，3Bは水平方
向にインラインに配置される。この場合、投写スクリー
ン４上には赤，緑，青の映像が水平の異なる３方向から
投影されることになる。即ち、スクリーン４に入射する
赤，緑，青の光の方向が異なるということは、光線の直
進性による出射方向もそれぞれ異なるということであ
る。従って、スクリーン４透過後の合成光は観視位置に
よって、赤，緑，青色光の強度に差（アンバランス）を
生じスクリーン４左右Ｘ，Ｙ部の色純度が悪化する。こ
の色純度の悪化はスクリーンが完全拡散に近い程軽減さ
れるが、投写形プロジェクタのスクリーン４は正面から
観視した場合の輝度を大きくするために指向性の高い構
造としているので、色純度の悪化がより顕著に認められ
る。また、赤，緑，青投写管1R，２，3Bが水平インライ
ン配置のため投写管面上でのラスタは台形の形状とな
り、映像の水平方向左右で倍率が異なることも色純度が
悪化する原因の一つである。さらに、ハイビジョンHDTV
ではラスタが横長であるため、この色純度の悪化傾向は
一層強くなる。
すように赤Ｒ，緑Ｇ，青Ｂ単色の投写管1R，２，3Bの映
像を反射ミラー５等の投写光学系で透過型スクリーン４
に投影して映像を合成し、透過光を観視する構造が一般
的であり、更に、赤，緑，青投写管1R，２，3Bは水平方
向にインラインに配置される。この場合、投写スクリー
ン４上には赤，緑，青の映像が水平の異なる３方向から
投影されることになる。即ち、スクリーン４に入射する
赤，緑，青の光の方向が異なるということは、光線の直
進性による出射方向もそれぞれ異なるということであ
る。従って、スクリーン４透過後の合成光は観視位置に
よって、赤，緑，青色光の強度に差（アンバランス）を
生じスクリーン４左右Ｘ，Ｙ部の色純度が悪化する。こ
の色純度の悪化はスクリーンが完全拡散に近い程軽減さ
れるが、投写形プロジェクタのスクリーン４は正面から
観視した場合の輝度を大きくするために指向性の高い構
造としているので、色純度の悪化がより顕著に認められ
る。また、赤，緑，青投写管1R，２，3Bが水平インライ
ン配置のため投写管面上でのラスタは台形の形状とな
り、映像の水平方向左右で倍率が異なることも色純度が
悪化する原因の一つである。さらに、ハイビジョンHDTV
ではラスタが横長であるため、この色純度の悪化傾向は
一層強くなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例に
鑑みてなされたもので、投写形プロジェクタ装置におけ
る投写スクリーンの色純度を向上することにより総合画
質の改善を図る。
鑑みてなされたもので、投写形プロジェクタ装置におけ
る投写スクリーンの色純度を向上することにより総合画
質の改善を図る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平方向にイ
ンライン配置した３本の投写管において、同配置の左右
に位置する投写管それぞれを蛍光面が赤／青および青／
赤の２色に分割発光する投写管とし、中央に位置する投
写管を蛍光面が緑単色に発光する投写管とすることを特
徴とする。
ンライン配置した３本の投写管において、同配置の左右
に位置する投写管それぞれを蛍光面が赤／青および青／
赤の２色に分割発光する投写管とし、中央に位置する投
写管を蛍光面が緑単色に発光する投写管とすることを特
徴とする。
【０００５】
【作用】図１に示す赤Ｒ／青Ｂの２色に発光する投写管
１、緑Ｇに発光する投写管２、青Ｂ／赤Ｒの２色に発光
する投写管３、投写スクリーン４、反射ミラー５の構成
からなるプロジェクタ装置において、インライン配置の
左右の投写管１および３それぞれを赤と青との２色に発
光する投写管とすることで、投写スクリーン４の左右
Ｘ，Ｙ部におけるＲ，Ｇ，Ｂの強度方向がバランスさ
れ、また、ラスタの台形補正のための倍率もＲ，Ｇ，Ｂ
で平均化され色純度が向上する。
１、緑Ｇに発光する投写管２、青Ｂ／赤Ｒの２色に発光
する投写管３、投写スクリーン４、反射ミラー５の構成
からなるプロジェクタ装置において、インライン配置の
左右の投写管１および３それぞれを赤と青との２色に発
光する投写管とすることで、投写スクリーン４の左右
Ｘ，Ｙ部におけるＲ，Ｇ，Ｂの強度方向がバランスさ
れ、また、ラスタの台形補正のための倍率もＲ，Ｇ，Ｂ
で平均化され色純度が向上する。
【０００６】
【実施例】図１に反射ミラーを有する投写管のインライ
ン配置による背面投写形プロジェクタ装置の原理図を示
す。但し、現実には投写管を出た光は反射ミラーで背面
方向に反射して投写スクリーン上に像を結ぶが、わかり
やすくするため透過式の原理図としている。 １は投写管の蛍光体を横長に見て面積を水平方向左右に
２分し、一方に赤Ｒの蛍光体、他方に青Ｂの蛍光体を施
し、赤Ｒ／青Ｂの２色に発光する投写管、２は３本の投
写管をインライン配置した中央に位置し緑Ｇ単色に発光
する投写管、３は１と同様に蛍光体を横長に見て面積を
水平方向左右に２分し、一方に青Ｂの蛍光体、他方に赤
Ｒの蛍光体を施し、青Ｂ／赤Ｒの２色に発光する投写
管、４は画像を投写する透過型のスクリーン、５は背面
投写形プロジェクタ装置の奥行きを小さくするため前記
投写管１，２，３前面それぞれの投写レンズ（図示せ
ず）とスクリーン４との間に設ける反射ミラー（奥行き
をより小さくするため複数枚使用）である。
ン配置による背面投写形プロジェクタ装置の原理図を示
す。但し、現実には投写管を出た光は反射ミラーで背面
方向に反射して投写スクリーン上に像を結ぶが、わかり
やすくするため透過式の原理図としている。 １は投写管の蛍光体を横長に見て面積を水平方向左右に
２分し、一方に赤Ｒの蛍光体、他方に青Ｂの蛍光体を施
し、赤Ｒ／青Ｂの２色に発光する投写管、２は３本の投
写管をインライン配置した中央に位置し緑Ｇ単色に発光
する投写管、３は１と同様に蛍光体を横長に見て面積を
水平方向左右に２分し、一方に青Ｂの蛍光体、他方に赤
Ｒの蛍光体を施し、青Ｂ／赤Ｒの２色に発光する投写
管、４は画像を投写する透過型のスクリーン、５は背面
投写形プロジェクタ装置の奥行きを小さくするため前記
投写管１，２，３前面それぞれの投写レンズ（図示せ
ず）とスクリーン４との間に設ける反射ミラー（奥行き
をより小さくするため複数枚使用）である。
【０００７】従来のインライン配置の左右に位置する赤
と青単色の投写管1R, 3B（図２）それぞれを、蛍光体を
２分割して２色に発光する赤／青投写管１と青／赤投写
管３とに置き換える。このとき、スクリーン４上で赤
Ｒ，緑Ｇ，青Ｂの映像が一致するように置き換え位置を
設定する。以上、インライン配置の左右の投写管１およ
び投写管３それぞれを赤と青との２色に発光する投写管
とすることで、投写スクリーン４上の左右Ｘ，Ｙ部にお
ける赤Ｒ，緑Ｇ，青Ｂの強度方向の左右のバランスが保
たれ、また、ラスタ（Raster）の台形補正のための倍率
もＲ，Ｇ，Ｂで平均化されることで色純度が向上すると
ともに、色純度の角度依存性も向上する。尚、投写管の
蛍光体を水平方向左右に青Ｂと赤Ｒとに２分した前記投
写管１と投写管３とは２種類としてもよいが、電気的に
制限がなければ１種類のものを上下逆にして使用するこ
ともできる。
と青単色の投写管1R, 3B（図２）それぞれを、蛍光体を
２分割して２色に発光する赤／青投写管１と青／赤投写
管３とに置き換える。このとき、スクリーン４上で赤
Ｒ，緑Ｇ，青Ｂの映像が一致するように置き換え位置を
設定する。以上、インライン配置の左右の投写管１およ
び投写管３それぞれを赤と青との２色に発光する投写管
とすることで、投写スクリーン４上の左右Ｘ，Ｙ部にお
ける赤Ｒ，緑Ｇ，青Ｂの強度方向の左右のバランスが保
たれ、また、ラスタ（Raster）の台形補正のための倍率
もＲ，Ｇ，Ｂで平均化されることで色純度が向上すると
ともに、色純度の角度依存性も向上する。尚、投写管の
蛍光体を水平方向左右に青Ｂと赤Ｒとに２分した前記投
写管１と投写管３とは２種類としてもよいが、電気的に
制限がなければ１種類のものを上下逆にして使用するこ
ともできる。
【０００８】
【発明の効果】以上のように本発明は、投写形プロジェ
クタ装置におけるインライン配置した３本の投写管にお
いて、同配置の左右に位置する投写管それぞれを蛍光面
が赤／青および青／赤の２色に分割発光する投写管と
し、また、中央に位置する投写管を目に対する比視感度
および分解能等輝度およびフォーカスに最も影響力のあ
る蛍光面が緑単色に発光する投写管とすることで、所期
の目的である投写スクリーンの色純度を向上し総合画質
の改善を図ることができる。
クタ装置におけるインライン配置した３本の投写管にお
いて、同配置の左右に位置する投写管それぞれを蛍光面
が赤／青および青／赤の２色に分割発光する投写管と
し、また、中央に位置する投写管を目に対する比視感度
および分解能等輝度およびフォーカスに最も影響力のあ
る蛍光面が緑単色に発光する投写管とすることで、所期
の目的である投写スクリーンの色純度を向上し総合画質
の改善を図ることができる。
【図１】インライン配置における左右位置の投写管を赤
と青との２色分割発光投写管とするプロジェクタ装置の
原理図である。
と青との２色分割発光投写管とするプロジェクタ装置の
原理図である。
【図２】従来のインライン配置のプロジェクタ装置の原
理図である。
理図である。
１ 蛍光面が赤／青２色に分割発光する投写管 1R 赤単色発光投写管 ２ 緑単色発光投写管 ３ 蛍光面が青／赤２色に分割発光する投写管 3B 青単色発光投写管 ４ 投写スクリーン ５ 反射ミラー
Claims (3)
- 【請求項１】 赤，緑，青の３色を反射ミラー等を介し
て透過型スクリーンに投写するプロジェクタの第１の投
写管、第２の投写管および第３の投写管を横一直線上に
同順序で配列し、同配列第１の投写管を赤／青の２色に
発光する投写管とし、第２の投写管を緑単色に発光する
投写管とし、第３の投写管を青／赤の２色に発光する投
写管としてなることを特徴とするプロジェクタ装置。 - 【請求項２】 上記横一直線上に配列した３本の投写管
において、中央に位置する投写管を緑単色に発光する投
写管としてなる請求項１記載のプロジェクタ装置。 - 【請求項３】 上記横一直線上に配列した３本の投写管
において、左右に位置する投写管をそれぞれ赤／青の２
色に発光する投写管および青／赤の２色に発光する投写
管とし対称投写をしてなる請求項１記載のプロジェクタ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205514A JPH0540307A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | プロジエクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205514A JPH0540307A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | プロジエクタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0540307A true JPH0540307A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16508132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3205514A Pending JPH0540307A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | プロジエクタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540307A (ja) |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP3205514A patent/JPH0540307A/ja active Pending
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