JPH0540255Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0540255Y2
JPH0540255Y2 JP1987010184U JP1018487U JPH0540255Y2 JP H0540255 Y2 JPH0540255 Y2 JP H0540255Y2 JP 1987010184 U JP1987010184 U JP 1987010184U JP 1018487 U JP1018487 U JP 1018487U JP H0540255 Y2 JPH0540255 Y2 JP H0540255Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
passage
heat exchanger
temperature
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987010184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63118323U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987010184U priority Critical patent/JPH0540255Y2/ja
Publication of JPS63118323U publication Critical patent/JPS63118323U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0540255Y2 publication Critical patent/JPH0540255Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はエンジンの排気ガスの熱を利用するた
めの排気熱交換器のための制御装置に関する。
〈従来の技術〉 従来から、車輌用エンジンの排気系に設けられ
た熱交換器を用いて冷機時に冷却水を加熱するこ
とでエンジンを暖機する時間や車室ヒータが実質
的に効き始める時間を短縮することが行われてい
る。この種の装置として、例えば、実開昭61−
104216号或いは実開昭61−104217号公報には、エ
ンジンのウオータジヤケツトをラジエータとに設
けられた温度センサを用いて排気熱交換器の動作
を制御するための装置が開示されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかるに、エンジンのウオータジヤケツト或い
はラジエータの冷却水温度により排気熱交換器の
動作を制御した場合には、例えば暖機中に排気熱
交換器の冷却水出口に於ける冷却水温度が過大と
なる虞れがあり、排気熱交換器に接続する冷却水
通路用のホースに高い耐熱性が必要となり、部品
コストが高騰する不都合が発生する。また、排気
熱交換器とラジエータフアンとをラジエータ出口
に設けられた同一の温度スイツチにて制御してい
るため、ラジエータフアンが駆動される比較的高
い温度まで熱交換が行われ、ラジエータフアンの
使用頻度が高くなり、電力消費量が増大する不都
合があつた。
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の
主な目的は、最適な冷却水温度にて制御するよう
に改善された排気ガスと冷却水との間の熱交換を
行う排気熱交換器のための制御装置を提供するこ
とにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、ラジエー
タと、冷却水温度が第1の所定値以上であるとき
に作動するラジエータフアンとを有する冷却水系
を備えるエンジンの排気通路中に設けられ、選択
手段により、排気ガスと前記冷却水との間で熱交
換を行う第1の状態及び前記熱交換が実質的に行
われない第2の状態のいずれかをとり得る排気熱
交換器のための制御装置であつて、前記熱交換器
の冷却水流出路に設けられた冷却水温度の検出手
段が、前記第1の所定値よりも低い第2の所定値
以上の温度を検出したときに、前記選択手段によ
り前記第2の状態を選択するようにしてなること
を特徴とする排気熱交換器のための制御装置を提
供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、冷却水が必要以上に加熱さ
れることがなく、またラジエータフアンの不必要
な駆動を防止することが可能となる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
第1図は本考案が適用される車輌の冷却水系統
及び排気ガスの通路を図式化して示すダイヤグラ
ム図である。エンジン1のウオータジヤケツト
は、該ウオータジヤケツトから導出されサーモス
タツト7を有する冷却水通路2と、ラジエータ3
と、エンジン1のウオータジヤケツトに戻る側の
ウオータポンプ6を有する冷却水通路4とを有す
る冷却水の閉回路に接続され、ウオータポンプ6
が冷却水をエンジン1のウオータジヤケツトに向
けて圧送し、エンジン1を接して昇温した冷却水
をラジエータ3に送り出し、エンジンの冷却を行
う。ここで、ラジエータフアン27のモータ28
は90℃以上でONとなるサーモスイツチ29に接
続されており、冷却水温度が90℃以上となつたと
きラジエータフアン27が駆動されることとな
る。
サーモスタツト7は冷却水温度が82℃以上とな
つたときにのみ開弁するもので、その上流側とウ
オータポンプ6の上流側との間にバイパス通路5
が設けられている。従つて、エンジンの冷機時に
は、サーモスタツト7が閉じられているため、冷
却水がバイパス通路5を経てそのままエンジン1
に戻され、暖機が促進される。
エンジン1のウオータジヤケツトは、更に比較
的小径のヒータ通路8にも接続されている。ヒー
タ通路8は後記する排気熱交換器9の冷却水流入
口9aを介してウオータジヤケツト24に接続さ
れ、ウオータジヤケツト24から冷却水流出口9
bを介して導出された通路11は3方弁12を経
てヒータコア13に至り、このヒータコア13は
戻し通路15を介してウオータポンプ6の上流側
に接続されている。ヒータを使用しない場合に
は、3方弁12を切替え、通路11からの冷却水
がヒータコア13を通過することなくバイパス通
路14からそのまま戻し通路15を経てエンジン
側に戻されるようになつている。
エンジンから排出された排気ガスは、排気ガス
通路16を経て排気熱交換器9に導入され、切換
弁17の状態に応じて排気ガス中央通路18また
は排気ガス環状通路19を通過し、マフラ20を
経て大気に放出される。即ち、切換弁17の閉弁
時には、排気ガスは専ら排気ガス環状通路19を
通過し排気ガスとウオータジヤケツト24内の冷
却水との間で熱交換が活発に行われ、切換弁17
の開弁時には、排気ガスが比較的排気抵抗を受け
ることなく概ね排気ガス中央通路18を直進する
こととなる。
切換弁17は、負圧アクチユエータ21により
開閉駆動されるが、該負圧アクチユエータ21の
負圧室は、ソレノイドバルブ22を介してエンジ
ンの吸気管に接続されている。このソレノイドバ
ルブ22のソレノイド22aはECU25により
制御される。また、ウオータジヤケツト24の冷
却水流出口9bから導出された通路11に設けら
れた冷却水温度センサ23及び異常表示用デイス
プレイ26もECU25に接続されている。
第2図は、ECU25の機能を模式的に示すブ
ロツク図である。冷却水温度センサ23から送ら
れてきた信号は、レベル修正回路31及びA/D
コンバータ33を介してCPU30に送られる。
CPU30は、ROM34に記憶されたプログラム
に従い、同じくROM34に記憶されたデータと
RAM35に一時的に記憶された冷却水温度セン
サ23からのデータとを照合し、駆動回路36を
介して第1図に示されているソレノイド22aに
選択的に電力を供給し負圧アクチユエータ21を
介して切換弁17を開閉し、或いは必要に応じて
異常表示用デイスプレイ26を介して冷却水温度
の異常を運転者に告知することとなる。
次に、本実施例の作動の要領を第3図に示され
たフロー図に基づき説明する。第3図のステツプ
41に於てイニシヤライズ動作を行い、ステツプ
42に於て通路11の冷却水温度が107℃よりも
高いか否かを判別し、107℃よりも高ければ、ス
テツプ43へ進み、デイスプレイ26に異常を表
示しステツプ44に於てソレノイド22aへの電
力の供給を停止する。その結果、アクチユエータ
21にはソレノイドバルブ22より大気圧が供給
され、切換弁17に設けられた図示されない捩り
コイルばね等の働きにより切換弁17が全開状態
にされる。ここで排気ガス中央通路18は、排気
ガス環状通路19に対して比較的流路抵抗が少な
く排気ガスの大部分が排気ガス中央通路18を通
過しウオータジヤケツト24内の冷却水とは殆ど
熱交換を行うことなくそのままマフラ20を介し
て外気に放出されるようになる。
ステツプ42に於て冷却水温度が107℃よりも
低ければ、ステツプ45へ進み、冷却水温度がラ
ジエータフアン27が作動する90℃よりも低温の
設定値、例えば85℃よりも高いか否かを判別す
る。冷却水温度が85℃よりも高ければ即ちエンジ
ン1の暖機が完了していれば、ステツプ44に進
みソレノイド22aへの電力の供給を停止する。
ステツプ45に於て冷却水温度が85℃以下であつ
た場合、ステツプ46に進み、ソレノイド22a
に電力が供給され、エンジンの吸気負圧が負圧ア
クチユエータ21に供給され、切換弁17が作動
し、ウオータジヤケツト24内の冷却水が排気ガ
スにより加熱され早期に昇温し、ヒータコア13
が早期に暖房能力を有するようになる。また、ヒ
ータを使用しない場合にも冷却水が排気ガスによ
り加熱されることにより暖機を促進する働きも得
られる。この過程は所定のサイクルにて繰返さ
れ、冷却水温度が85℃以上になるまで熱交換が行
われる。
ここで、センサ23は冷却水温度が最も高温と
なる熱交換器9の冷却水流出口9b近傍にて温度
検出しているため、熱交換により通路11内の冷
却水が過剰に加熱されることがない。また、ソレ
ノイド22aへの電力の供給を停止する温度をラ
ジエータフアンが作動する例えば90℃よりも低く
設定していることにより、ラジエータフアンが不
必要に駆動され、或いは熱交換が不必要に行われ
る事態を回避することができる。
尚、本考案は上記に限定されず様々な応用が可
能であることは言うまでもなく、例えば第3図の
フロー図のステツプ42に於ける冷却水の設定温
度は、車輌による差異を考慮し任意の温度であつ
てよく、ステツプ45に於ける設定温度は、ラジ
エータフアンの作動温度に応じて適宜決定して良
い。また、ステツプ43に於ても異常を表示する
のみでなく冷却水温度を下げるような積極的動作
を行うようにしても良い。
〈考案の効果〉 このように本考案によれば、エンジンの冷却水
が必要以上に加熱されることがないため、排気熱
交換器に接続される冷却水通路用のホースに高い
耐熱性を必要とせず、部品コストの高騰化を抑制
し得る。また、ラジエータフアンの頻繁な使用を
防止し電力消費量を軽減し得るためその効果は極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に基づく排気熱交換器のための
制御装置が適用された車輌の冷却スイツチ系統を
示すダイヤフラム図である。第2図は第1図の要
部を拡大して示すブロツク図である。第3図は本
考案に基づく排気熱交換器の制御を示すフロー図
である。 1……エンジン、2……通路、3……ラジエー
タ、4……通路、5……バイパス通路、6……ウ
オータポンプ、7……サーモスタツト、8……通
路、9……排気熱交換器、9a……冷却水流入
口、9b……冷却水流出口、11……通路、12
……3方弁、13……ヒータコア、14,15…
…通路、16……排気ガス通路、17……切換
弁、18……排気ガス中央通路、19……排気ガ
ス環状通路、20……マフラ、21……負圧アク
チユエータ、22……ソレノイドバルブ、22a
……ソレノイド、23……温度センサ、24……
ウオータジヤケツト、25……ECU、26……
異常表示デイスプレイ、27……ラジエータフア
ン、28……モータ、29……サーモスイツチ、
30……CPU、31……レベル修正回路、33
……A/Dコンバータ、34……ROM、35…
…RAM、36……駆動回路、41〜46……ス
テツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ラジエータと、冷却水温度が第1の所定値以上
    であるときに作動するラジエータフアンとを有す
    る冷却水系を備えるエンジンの排気通路中に設け
    られ、選択手段により、排気ガスと前記冷却水と
    の間で熱交換を行う第1の状態及び前記熱交換が
    実質的に行われない第2の状態のいずれかをとり
    得る排気熱交換器のための制御装置であつて、 前記熱交換器の冷却水流出路に設けられた冷却
    水温度の検出手段が、前記第1の所定値よりも低
    い第2の所定値以上の温度を検出したときに、前
    記選択手段により前記第2の状態を選択するよう
    にしてなることを特徴とする排気熱交換器のため
    の制御装置。
JP1987010184U 1987-01-27 1987-01-27 Expired - Lifetime JPH0540255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987010184U JPH0540255Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987010184U JPH0540255Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63118323U JPS63118323U (ja) 1988-07-30
JPH0540255Y2 true JPH0540255Y2 (ja) 1993-10-13

Family

ID=30796248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987010184U Expired - Lifetime JPH0540255Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0540255Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270522A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Calsonic Kansei Corp 廃熱回収装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63118323U (ja) 1988-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3932035B2 (ja) 内燃機関の冷却系の異常診断装置
EP3128148B1 (en) Cooling liquid circulation device for internal combustion engine
JPH0968144A (ja) 車両用冷却水温度制御システム
JP2004360509A (ja) 内燃機関の冷却装置
US10647177B2 (en) Control apparatus of heat exchanging system
EP1164270A1 (en) Cooling device of liquid cooled internal combustion engine
JPH0540255Y2 (ja)
JPH1071837A (ja) 車両用内燃機関の冷却系装置
CN110214222B (zh) 发动机的冷却装置
JPH0541213Y2 (ja)
JPH064019Y2 (ja) 排気熱交換器のための制御装置
JP3767028B2 (ja) 車両用内燃機関の冷却系装置
JPH0211726B2 (ja)
JPS63160314U (ja)
JPH0540256Y2 (ja)
JP3957531B2 (ja) エンジンの冷却装置
JP2005533223A (ja) 内燃機関冷却媒体温度の制御方法および装置
JPH04292215A (ja) 車両用暖房装置
JP2002188443A (ja) 内燃機関の冷却装置
JPH02120119A (ja) 自動車用暖房装置
JPS63160316U (ja)
JP4572472B2 (ja) エンジンの冷却装置
JPH0715764Y2 (ja) 車両用暖房装置
JPH06104408B2 (ja) 水冷エンジン搭載車の暖房装置
JPS6231289Y2 (ja)