JPH0540124U - 開閉包装箱 - Google Patents

開閉包装箱

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JPH0540124U
JPH0540124U JP9565391U JP9565391U JPH0540124U JP H0540124 U JPH0540124 U JP H0540124U JP 9565391 U JP9565391 U JP 9565391U JP 9565391 U JP9565391 U JP 9565391U JP H0540124 U JPH0540124 U JP H0540124U
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JP
Japan
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piece
box body
lid box
box
surface piece
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JP9565391U
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English (en)
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JPH0738126Y2 (ja
Inventor
好彦 河原
Original Assignee
河原紙器株式会社
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Publication date
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Priority to JP1991095653U priority Critical patent/JPH0738126Y2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体箱と蓋箱体とを簡単に連結でき、従来の
支持片を不要にして蓋箱体の開状態を保持できる安価な
開閉包装箱とする。 【構成】 前面片31,上面片32,背面片33,下面
片34及び補強片30,35とを連設し、内側に相互に
接着した補強片30,35を収容配置した四角筒の支持
筒3を設け、横にした支持筒3の前面片31に本体箱1
の背面11を接着すると共に、支持筒3の上面片32に
蓋箱体2の背面21を接着して成る。蓋箱体2の閉状態
では支持筒3が扁平状な折り込み状態となり、蓋箱体2
の開状態では支持筒3が四角筒に折り立てられるため蓋
箱体2を支持できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開いて展示に供するに最適な開閉包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、皿やグラス等の高級品は店頭で販売されるに際して、蓋箱体を備えた包 装箱に収容し、該蓋箱体を開いた状態で展示することが一般的である。しかしな がら、従来では、図11のように、本体箱と蓋箱体とを開閉可能に連結する連結 構成が面倒であり、且つ蓋箱体の開状態を保持するために支持片を取り付ける必 要があって組立てに手間のかかるものであり、コスト高となるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、本体箱と蓋箱体とを簡単に連結でき、従来の支持片を不要に して蓋箱体の開状態を保持できる安価な開閉包装箱を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、前面片,上面片,背面片及び下面片とを連設し折り立てて 四角筒になると共に扁平状に折り込みできる支持筒と、本体箱と、該本体箱の開 口上面に被着する蓋箱体とから成り、横にした該支持筒の前面片に本体箱の背面 を接着すると共に、該支持筒の上面片に蓋箱体の背面を接着した構成としている 。なお、前面片及び下面片に折目を介して相互に接着する補強片を連設し、折り 立てた際に両方或いは一方の補強片を、上面片と背面片との内角部にとどく巾と して折り立てた支持筒の四角筒状態を強く補強できるようにしてもよい。
【0005】
【作用】
支持筒の前面片に本体箱の背面を接着し、該支持筒の上面片に蓋箱体の背面を 接着することにより、蓋箱体を閉じて本体箱に被着している状態では支持筒が、 前面片と上面片とが直線状となると共に背面片と下面片とが直線状となって折り 返った扁平状な折り込み状態となり、一方、蓋箱体を開いた状態では、支持筒が 四角筒に折り立てられるため蓋箱体を支持でき、蓋箱体がそれ必要以上に開いて 倒れることを阻止できるのである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図示実施例について説明する。図1に示す皿の包装箱の 本例において、1は本体箱、2は本体箱1に被着できる蓋箱体であっていずれも 紙器で折曲形成され、夫々布による内装で皿の載置部を確保している。
【0007】 3は紙器製の支持筒であり、図2のように、折目を介して前面片31,上面片 32,背面片33及び下面片34とを連設し、さらに前面片31及び下面片34 に折目を介して補強片30,35を開放端に連設している。なお、前面片31の 巾は本体箱1の背面11の高さより小さく、上面片32の巾は蓋箱体2の背面2 1の高さより小さいものであり、背面片33は前面片31と同じ巾とすると共に 、下面片34の巾は上面片32と同じ巾としている。また、一方の補強片35の 巾は、折り立てた際に上面片32と背面片33との内角部にとどく巾とし、他方 の補強片30はそれより少し短い巾としている。この展開状態から夫々の折目で 折曲し補強片30,35を内側で相互に糊付け接着することで、四角筒に折り立 てできる支持筒3と成すのである。
【0008】 そして、図3のように、支持筒3の前面片31に本体箱1の背面11を接着す ると共に、該支持筒3の上面片32に蓋箱体2の背面21を接着して連設する。 なお、前面片31と上面片32の折目に近接して本体箱1及び蓋箱体2を接着す ることにより、本体箱1と蓋箱体2との間に間隙を生じないようにしている。
【0009】 次に、このように構成した本例の作用を説明する。蓋箱体2を閉じて本体箱1 に被着している状態では背面部の支持筒3は、図4のように、前面片31と垂直 状態の上面片32とが直線状となると共に背面片33と下面片34とが直線状と なって折り返った扁平状な折り込み状態となっている。また、蓋箱体2を徐々に 開いていくと、図5のように、蓋箱体2に接着した上面片32の変位につれ、背 面片33と下面片34とが対向する前面片31と上面片32に平行して折曲され るのである。
【0010】 そして、蓋箱体2がさらに開くと支持筒3が折り立てられ、図6及び図7のよ うに、背面片33の下端が接地すると支持筒3が90度以上開いた蓋箱体2を支 持し、蓋箱体2がそれ必要以上に開いて倒れることを阻止するのである。即ち、 背面片33の起立で蓋箱体2を支持するのであり、しかも本例では、相互に接着 した補強片30,35の開放縁が上面片32と背面片33との内角部に係止する ため、支持筒3が堅固になって背面片33の起立が補強されることから商品を収 容して重くなった蓋箱体2を充分支持できるのである。
【0011】 このように本例によると、背面部に固着した支持筒3によって蓋箱体2の開状 態を保持でき、しかも従来のような斜めの支持片の露呈がないことから良好な展 示状態となるのである。また、蓋箱体2を閉じた状態では、支持筒3が扁平状態 に折り畳まれることから突出状態とならないため運搬等に支障をきたすことがな い。さらに、支持筒3の取り付けによって本体箱1と蓋箱体2とが一体に連結さ れるのであり、手間のかからない作業となる。
【0012】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、本体箱が高くて蓋箱体が薄い場合は、図8及び図9のように、巾の短い支持 筒4にすればよい。また、蓋箱体が軽い場合は、図10のように、補強片のない 支持筒5としてもよい。補強片を備える場合は、折り曲げた一枚の補強片として 備えてもよい。なお、支持筒の長さは適宜である。また、本体箱及び蓋箱体の素 材、形状及び構成は任意であり、蓋箱体を単なる蓋とするものでもよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案によると、背面部に固着した支持筒によって蓋箱体の開状態を保持でき 良好な展示状態となると共に、蓋箱体の閉状態では支持筒が扁平状態に折り畳ま れることから外観に支障がなく、しかも、支持筒の取り付けによって本体箱と蓋 箱体とが一体に連結されるのであり、組立ての手間のかからない安価な包装箱と なる効果が大きい。また、請求項2では、補強片によって支持筒が堅固になるた め重い蓋箱体も充分支持できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部を破断した開状態
の斜視図である。
【図2】その支持筒の展開図である。
【図3】その蓋箱体を閉じた状態の斜視図である。
【図4】その蓋箱体を閉じた状態の要部拡大側面図であ
る。
【図5】その蓋箱体を少し開けた状態の要部拡大側面図
である。
【図6】その蓋箱体を開けた状態の要部拡大側面図であ
る。
【図7】その蓋箱体を開けた状態の背面からの斜視図で
ある。
【図8】別例包装箱の蓋箱体を開けた状態の要部側面図
である。
【図9】その蓋箱体を閉じた状態の要部側面図である。
【図10】支持筒の別例を示す蓋箱体を開けた状態の要
部側面図である。
【図11】従来の蓋箱体を開けた状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 本体箱、 11 本体箱の背面、 2 蓋箱体、 21 蓋箱体の背面、 3,4,5 支持筒、 31 前面片、 32 上面片、 33 背面片、 34 下面片、 30,35補強片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面片31,上面片32,背面片33及
    び下面片34とを連設し折り立てて四角筒になると共に
    扁平状に折り込みできる支持筒3と、本体箱1と、該本
    体箱の開口上面に被着する蓋箱体2とから成り、横にし
    た該支持筒3の前面片31に本体箱1の背面11を接着
    すると共に、該支持筒3の上面片32に蓋箱体2の背面
    21を接着して成ることを特徴とする開閉包装箱。
  2. 【請求項2】 折目を介して前面片,上面片,背面片及
    び下面片とを連設し、さらに前面片及び下面片に折目を
    介して相互に接着する補強片30,35を連設し、折り
    立てた際に両方或いは一方の補強片を、上面片と背面片
    との内角部にとどく巾とした請求項1の開閉包装箱。
JP1991095653U 1991-10-25 1991-10-25 開閉包装箱 Expired - Lifetime JPH0738126Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991095653U JPH0738126Y2 (ja) 1991-10-25 1991-10-25 開閉包装箱

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JP1991095653U JPH0738126Y2 (ja) 1991-10-25 1991-10-25 開閉包装箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0540124U true JPH0540124U (ja) 1993-05-28
JPH0738126Y2 JPH0738126Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=14143464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991095653U Expired - Lifetime JPH0738126Y2 (ja) 1991-10-25 1991-10-25 開閉包装箱

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JP (1) JPH0738126Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192220U (ja) * 1982-06-17 1983-12-21 舘 照男 内容物を展示可能な容器
JPS62197523U (ja) * 1986-06-05 1987-12-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192220U (ja) * 1982-06-17 1983-12-21 舘 照男 内容物を展示可能な容器
JPS62197523U (ja) * 1986-06-05 1987-12-16

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JPH0738126Y2 (ja) 1995-08-30

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