JPH0539977U - 投票カード保持具 - Google Patents

投票カード保持具

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JPH0539977U
JPH0539977U JP9677791U JP9677791U JPH0539977U JP H0539977 U JPH0539977 U JP H0539977U JP 9677791 U JP9677791 U JP 9677791U JP 9677791 U JP9677791 U JP 9677791U JP H0539977 U JPH0539977 U JP H0539977U
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mark
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JP9677791U
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一 中村
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一 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 馬券を購入するマークシート方式の投票カー
ドを折り曲げることなく保持し、マークをしやすくす
る。 【構成】 所定の位置にマーク部やマーク数字等を表示
した投票カードの各マーク部やマーク数字に対応する位
置にマーク孔20を穿設した透明なマーク板16と、こ
のマーク板16に面する下敷板17間にカードの収容空
間19を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中央競馬場において馬券を購入する際に使用する投票カードの保持 具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、競馬場あるいは場外馬券売場で馬券を購入するには、馬券売場窓口で口 頭で馬番号あるいは枠番号等を伝え、現金と交換で馬券を受け取っていた。 現在、日本中央競馬会が運営する全国10の中央競馬場で行われる競馬の馬券 を購入するには、全ての中央競馬場に共通する統一されたマークシート方式の投 票カードを使用している。
【0003】 図5は現在使われている投票カード1であり、実際のカードを拡大して示して いるが、現物の大きさは縦約8cm、横約12cmである。 このカード1は、カード1の左側に、「単勝・複勝・枠番連勝・馬番連勝」等 の式別欄2、全国10の中央競馬場の場名欄3、レースの番号欄4が縦に並べて 表示してある。これらは図6に拡大して示すように、式別欄2の「単勝・復勝・ 枠番連勝・馬番連勝」の下側に縦長円のマーク部5を設け、場名欄3の各競馬場 名の下側にも縦長円のマーク部6を設ける。レース番号欄4には1日に開催され る1〜12レースのマーク数字7が縦カッコにより囲まれている。
【0004】 カード1の中央部には枠や馬の番号を表す枠番・馬番欄8があり、更にその右 側には購入すべき馬券の枚数を金額で表示する金額欄9がある。 枠番・馬番欄8は、図7に拡大して示すように、上下5段に分けられており、 各段では1〜18までのマーク数字10が縦カッコで囲まれ、またゾロ目のマー ク部11が設けてある。尚、第2段から第5段までのマーク数字10やマーク部 11は図からは省略してある。
【0005】 金額欄9も上下5段に分けられており、各段には図8に拡大して示すように、 「30・20・10・5・4・3・2・1」のマーク数字12が縦カッコで囲ま れており、更に「万・千・百」の円単位欄13の下側には縦長丸のマーク部14 が表示してある。尚、第2段から第5段までのマーク数字12やマーク部14は 図からは省略してある。
【0006】 上記するカード1を使用して馬券を購入するには、カード1の所定の位置に多 数表示されたマーク部やマーク数字のうちから必要なマーク部5、6、11、1 4やマーク数字7、10、12等を鉛筆やボールペン等の筆記具で塗りつぶせば よい。 即ち、式別欄2で馬券の種類を、場名欄3で競馬場を、レース番号欄4で当日 のレースをそれぞれ指定する。また、枠番・馬番欄8では枠や馬を、金額欄9や 円単位欄13で馬券の枚数をそれぞれ支持する。
【0007】 更に具体的には、例えば「東京競馬場」で開催される競馬の内、7頭立ての第 3レースの馬券を複勝で購入する場合、式別欄2の複勝と表示された下側のマー ク部5を塗りつぶすとともに場名欄3の東京のマーク部6を塗りつぶし、更に、 レース番号欄4の「3」のマーク数字7を塗りつぶす。
【0008】 次に、馬番号を枠番・馬番欄8のマーク数字10によって選択する。枠番・馬 番欄8は上下5段に分けてあるので、第3レースの馬券は、5段全部を使用すれ ば5種類購入することができる。従って、第1段では「2−8」、第2段では「 3−8」、第3段では「2−11」、第4段では「3−11」、第5段では「5 −16」等のマーク数字10を塗りつぶし、5種類の馬券を指示することができ る。そして、これらの各段に対応する位置にある右側の金額欄9のマーク数字1 2を塗りつぶして購入金額数を表示し、円単位欄13のマーク部14を塗りつぶ す。尚、馬券は1枚百円であり、金額で枚数を限定することができる。
【0009】 例えば、第1段で表示した「2−8」の馬券を50枚購入したい時には、金額 欄9の「5」のマーク数字12と円単位欄13の「千円」のマーク部14をそれ ぞれ塗りつぶせばよい。また、第2段の「3−8」の馬券を10枚購入する時に は、「10」のマーク数字12と「百円」のマーク部14を塗りつぶせばよい。 上記のようにして必要箇所をマークしたカード1は、競馬場に設置してある機 械によってマーク位置を読み取り、自動的に馬券をプリントアウトする。 一枚のカード1では同一レースの馬券は5種類しか購入できないが、それ以上 の異なった馬券が必要の場合には複数枚のカード1を使用すればよい。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上記する馬券を購入するための投票カード1は薄い紙製であり、マーク部やマ ーク数字をマークする場合、通常は、片手に競馬新聞とカード1を持ち、他方の 手に鉛筆やポールペン等を持っていた。そして、カード1を掌の上に載せマーク 処理をするようにしていたが、掌は平でないためカード1が折れ曲がったり、マ ークする部分を筆記具の先で孔を開けてしまい、機械での読み取りができない結 果となる。
【0011】 カード1は競馬場や場外馬券売場で自由に手に入れることができ、一人で数十 枚のカード1を持つのが普通であるが、上着やズボン等のポケットに入れた状態 で所持しているので、あやまってカード1が折れ曲がったり、しわがよったりし て機械での読み取りに不適当な状態となり、無駄を生ずることがしばしば見られ る。
【0012】 また、カード1は無料で自由に手に入るので、粗末に扱われやすい。例えば、 競馬が終わって帰る時、カード1を所定の場所に返したり、持ち帰って再使用を せず、場内にまき捨てることが多く、捨てられた枚数が多い場合には不経済であ り、場内の清掃にも手数を要するものであった。
【0013】 競馬場では、馬券の研究や投票カードのマーク等のために鉛筆やボールペン等 の筆記具は必須の物であるが、芯やペン先を露出した状態で持っているので、鉛 筆の芯は折れやすく、また、そのまま衣類のポケット内に入れるので、芯やイン ク等で衣類を汚す原因となっていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記する従来の投票カードの取扱いの問題点に鑑み、馬券購入のた めに式別欄、場名欄、レース番号欄、枠番・馬番欄、金額欄、円単位欄等を表示 し、各欄には縦長丸のマーク部やマーク数字等を表示した馬券投票カードの各マ ーク部やマーク数字に対応する位置にマーク孔20を穿設した透明なマーク板1 6と、このマーク板16に面する下敷板17とからなり、両板体16、17間に は出入り開口部18を有するカード収容空間19を形成したことを特徴としてい る。 収容空間19内には1枚または複数枚のカードを収容可能としてある。 下敷板17の裏面側には板体22を固定し、下敷板17と板体22間には上面 を開口したカードの収容空間23を形成してある。 保持具本体1の片側側面には筆記具の筒状収容部24を取付けてある。
【0015】
【実施例】
以下、図面に従って本考案の実施例を詳細に説明する。 図1、図2は本考案投票カード保持具の一実施例を示し、符合15は保持具本 体である。この保持具本体15は、縦長の大きさを異にする2枚の合成樹脂製板 体を、両板体間の上面を開口し、両板体間にカードの収容空間を形成したもので ある。
【0016】 即ち、正面側に面する縦長の小さい板体は、透明なマーク板16であり、これ に面する縦長の大きい他の板体は透明あるいは不透明な下敷板17であり、両板 体16、17は両側と下側を接着剤や熱融着等により固定し、両板体16、17 間には上面に出入り開口部18を有するカード収容空間19を形成する。 そして、前面側のマーク板16には、前記投票カードの所定の位置に表示した マーク部やマーク数字に対応する位置に縦長のマーク孔20が穿設してある。
【0017】 投票カード21は、図2に示すように、2枚の板体であるマーク板16と下敷 板17間に挿入されるが、出し入れに便利なようにカード21の上端は3〜5m m位はマーク板16よりも突出している。また、下敷板17の上端部には半円状 の切り欠き22を形成し、カード20の引き出しを容易にしてある。
【0018】 保持具本体15を使用するには、マーク板15と下敷板16間に、カード21 のマーク面(表面)をマーク板16側にして挿入する。カード21に表示してあ る多数のマーク部や数字等とマーク板16に形成したマーク孔20は全て一致し ているので、各マーク孔20を通して鉛筆やボールペン等を使用してカード21 の必要箇所をマークをすればよい。尚、マーク孔20は単なる丸孔や四角孔であ ってもよい。 カード21は、2枚の板体16、17間に挟まれて保持されるので折り曲がる ことはなく、下敷板17によりカード21にはきれいなマーク痕を付けることが できる。
【0019】 上記の実施例ではマーク板16と下敷板17間に1枚の投票カード21を挿入 した場合であるが、これに限定されるものではなく、マーク板16と下敷板17 間の収容空間19の巾を大きく広げ、多数枚のカード21を収容できるようにし てもよい。 この場合には、マーク板16に面するカード21にマーク処理をして引き出し た後、次のカード21に順次マーク処理をすればよい。
【0020】 図3は本考案の他の実施例を示し、前記実施例と同じ部分は同じ符合を使用し ている。 本実施例においては、下敷板17の裏面側に、上面を開口した状態で他の板体 23を一体に設け、下敷板17と板体23間に多数枚のカード21の収容空間2 4を形成したことを特徴としている。 このような構成としたことにより、予備の多数枚のカード21を収容空間24 内に入れておき、必要に応じて収容空間24からカード21を引き出し、マーク 板16と下敷板17間の収容空間19内に移して使用すればよい。
【0021】 図4は本考案の更に他の実施例を示し、前記各実施例と同じ部分は同じ符合を 使用している。 本実施例においては、保持具本体15の縦方向側面のいずれか片側に、図示し ない鉛筆やボールペン等の筆記具の筒状の収容部25を取付けたことを特徴とし ている。 このような構成としたことにより筆記具を収容部25内に入れて持ち運ぶこと ができ、筆記具をその都度さがす必要がなく、鉛筆の芯も保護されて折れること がない。
【0022】 第1実施例においてマーク板16に形成したマーク孔20は、現在、中央競馬 場で使用している投票カード21のマーク部や数字に対応するように設けたもの であり、投票カード21の内容や体裁が変更されれば、マーク孔20は変更後の 投票カード21のマーク部や数字位置に合わせて作成すればよい。
【0023】 地方自治体が主催して開催する地方競馬(公営競馬)では、いまだに口頭によ る馬券購入が採用されているが、地方競馬でも日本中央競馬会と同様馬券投票カ ードを採用した場合には、この投票カードに合ったマーク板を有するカード保持 具を作成すればよい。 また、競馬に限らず、競輪、競艇等においてもマークシート方式の投票カード を制度化した場合、本考案保持具を適用できることは勿論である。
【0024】
【考案の効果】
本考案カード保持具は、マーク板16と下敷板17とからなり、マーク板16 には投票カード21に表示したマーク部や数字に対応する位置にマーク孔20を 穿設し、マーク板16と下敷板17間に投票カード21を挿入して保持可能とし たので、マーク板16のマーク孔20を通してカード21の必要なマーク部やマ ーク数字等をマークすることができる。しかも、カード21はマーク板16と下 敷板17間に挟持された状態で保護されるので、折り曲がったりしわがよること がなく、カード21を無駄にすることがない。
【0025】 下敷板17によってカード21は平に支持されるので筆記具でマークする際、 力を加えてもカード21が破けたり、マーク部分のカード21面に孔が開くこと もなく、しかもマーク孔20によってマーク位置が限定されるのでマーク痕が綺 麗に仕上がり、また、誤ってあるいはマーク痕がずれて他のマーク部やマーク数 字等をマークすることもない。
【0026】 マーク板16と下敷板17間の収容空間を大きく形成したり、あるいは下敷板 17の裏面に他の板体23を設けて収容空間24を形成したりすることにより、 多数枚の投票カード21を整列し、折り曲げることなく保管、所持することが可 能となる。競馬が終了した場合、複数枚のカード21は保持具本体1内に収容し たままで持ち帰ることができ、後日の競馬に使用できるので無駄を生ずることが なく、カード21を経済的に使用することができる。
【0027】 保持具本体1に鉛筆やボールペン等の筆記具の収容部25を設けたことにより 、筆記具を紛失することがなく、筆記具とカード21とを常に一緒に持ち歩くこ とができる。収容部25内に筆記具を挿入しておくことにより、筆記具は保護さ れるので、例えば鉛筆の芯が折れることがなく、また鉛筆の芯やボールペンのイ ンク等で衣類を汚すこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案投票カード保持具の位置実施例を示す正
面図である。
【図2】本考案投票カード保持具の要部を拡大して示す
中央断面図である。
【図3】本考案投票カード保持具の他の実施例を示す中
央断面図である。
【図4】本考案投票カード保持具の更に他の実施例を示
す一部の正面図である。
【図5】投票カードの正面図である。
【図6】式別欄、場名欄、レース番号欄を拡大して示す
正面図である。
【図7】枠番・馬番欄を拡大して示す一部を省略した正
面図である。
【図8】金額欄、円単位欄を拡大して示す一部を省略し
た正面図である。
【符号の説明】
1 投票カード 2 式別欄 3 場名欄 4 レース番号欄 5 マーク部 6 マーク部 7 マーク数字 8 枠番・馬番欄 9 金額欄 10 マーク数字 11 マーク部 12 マーク数字 13 円単位欄 14 マーク部 15 投票カード保持具本体 16 マーク板 17 下敷板 18 出入り開口部 19 収容空間 20 マーク孔 21 投票カード 22 切り欠き 23 板体 24 収容空間 25 収容部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 馬券購入のために式別欄、場名欄、レー
    ス番号欄、枠番・馬番欄、金額欄、円単位欄等を表示
    し、各欄には縦長丸のマーク部やマーク数字等を表示し
    た投票カードの各マーク部やマーク数字に対応する位置
    にマーク孔20を穿設した透明なマーク板16と、この
    マーク板16に面する下敷板17とからなり、両板体1
    6、17間には出入り開口部18を有するカード収容空
    間19を形成して成ることを特徴とする投票カード保持
    具。
  2. 【請求項2】 収容空間19内には1枚のカードを収容
    可能とした請求項1記載の投票カード保持具。
  3. 【請求項3】 収容空間19内には複数枚のカードを収
    容可能とした請求項1記載の投票カード保持具.
  4. 【請求項4】 下敷板17の裏面側には板体23を固定
    し、下敷板17と板体23間には上面を開口したカード
    の収容空間24を形成した請求項1、2および3に記載
    の投票カード保持具。
  5. 【請求項5】 保持具本体1の片側側面に、筆記具の筒
    状収容部25を取付けたことを特徴とする請求項1乃至
    5に記載の投票カード保持具。
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